かっちゃん @Wiki
防塵対策
最終更新:
kachan
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シャシの組み上げに続き、ラリー仕様の鍵となる防塵(防砂)対策を行います。
2008/03/14
【防塵対策の検討】
これまでに、問題が明確になっているのは・・・
1)リアギヤBox内への砂の進入によるギヤの噛み込み。
ということと、
2)バスタブシャシ内への小石進入&排出不良によるプロペラシャフト周りのダメージ&噛み込み。
の2点。
※ 何故フロントギヤBoxは無問題なの? 理由は後述。
砂の上を走らせるのだから、ある程度進入してしまうのは仕方が無いことだけど、原因系はしっかりと押さえて、被害が最小限になるように対策しておきたい。
というわけで、まずはリアギヤBox内の砂の進入経路を探索します。
シャシを上から下からグルグルの眺め回していると、何かキラッと光るものが・・・
なんと、ギヤBoxとスパーギヤカバーとの接合面に0.5mm強の隙間があり、ベアリングが見えています。
組み付けの問題なのかと思い、ギヤカバーを押してみたりしたものの解決せず。
結局、設計上の問題であることが分かりました。
ギヤカバーとギヤBoxとの間は元々接合しない(できない)設計になっており、おまけにギヤカバー側には無意味な三角の窪みが3箇所成形してあって、これが砂の導入路になっているとは!!
要するに、リアギヤBox内の故障は、未対策の砂導入ルート(隙間)があったため、成るべくして成った・・・
ということのようです。 さてどうしましょう。。。
1)コーキング材で目止めする?
→ 効果は抜群だろうけど、メンテをする度に除去したり、再処理するのは面倒。
2)スポンジを挟み入れる?
→ 砂の進入は抑えられるけど、スポンジの目に溜まった砂が取り除き難いし、
ばらしたときに、砂がこぼれ落ちるのはイヤだなぁ。
3)シート状のものを差し入れて目止めする?
→ 砂の進入は抑えられるし、刷毛で掃えば砂の除去も容易?
PETシートやウレタンシートなど、適度な厚みの材料が有りさえすれば、3)が一番効果的かも・・・
2つ目の問題点である「シャシ内への小石進入&排出不良」について・・・
カーボンシャシなら隙間だらけなので、小石が侵入しても、入ったそばからこぼれ落ちていくんだろうけど、バスタブは溜め込む一方だし、だからといってシャシを穴だらけにするわけにもいかないし・・・
結局、シャシ全体をすっぽり覆ってしまう策が一番有効?
TB系のUC(アッパーカバー 1835088)が流用できると聞いたので入手してみたけど、アッパーフレーム&スタビがあると上面の形状が全く合わず、そのままでは取り付けられません。
結局、チョキチョキしながら現物合わせで対応することにしました・・・
※ 青の部分が追加カットしたところです。
フロント側の開口は、タイロッドの稼動範囲を避けるため、どうしても開口が大きくなってしまいます。
なんか手を考えないとマズイよなぁ・・・ というわけで一考。
1)ロッドをスポンジなどの柔らかいもので、すっぽり包み込んでみる?
→ 下手にやるとステアリングの動きをスポイルしそうだなぁ。
薄くて・柔らかくって・腰があって・滑りもいいなんて材料が調達できたら
手がけてみましょうか。
2)完全密閉でなくても、ある程度の進入が抑えられればいいと割り切る。
→ バスタブ内部に衝立を立てる程度でも、かなりの抑止力があることはインファ
君たちで既に経験済み。第一お手軽だし・・・
今回は、2)で行くことにしましょう・・・
リア側も、カバー形状がかなり違っていたため、バッサリ切り落としてしまいました。
無理にチョキチョキするより、PETシートで改めて作り直した方が仕事が早いですし。。。
シャシとの固定は、サイドの直線部をベルクロ止めとして、R部分の隙間はスポンジで埋めてやることにしました。
2008/03/15
【小物の製作】
大物カバーの現物合わせをザックリと終え、小物の製作に移ります。
まずはリアギヤBox部分。
古いシャシを使って、リアギヤBoxの砂進入経路を再確認します。
スパーカバー側の丸穴よりも、遥かに大きく開口しています。
軸の貫通部分を逃がして、メイッパイ奥までシートを差し入れます。
この部分に用いるPETシートは、少し厚手のものにしないと隙間ができてしまい意味がなくなってしまいます。
※ ゆっきーから「かわいいはなちゃん」の衣装が入っていたブリスターパックを略取しましたが、これがJustFITでした。
上部は、中央部をセンターフレームの下面で押さえ込むようになります。サイド部分は、UCの屋根に沿ってテーパー状に下げていきます。
下部は、バスタブの淵に沿わせ、UCの重ね合わせで押さえ込むことにして、接着はしません。
フロント周り
シャシには、センタードライブシャフトが通る分しか開口がありません。
組み上げてみれば・・・
これなら、余程の事が無い限り、Box内に砂が入ることはなさそうです。
フロント側は、ワイパーを支持するためのリブを利用して、衝立を固定しています。
ワイパーの形状およびセンターシャフトを回避するため、少々複雑な形状となりました。
センターシャフト部分には、四角に切り出した薄めのPETシートでアーチを作くり、トンネル状にしました。
左上がフロント、左下がリアのカバーです。
アッパーカバーのリア側開口部分のシートも加え、3ピースとなりました。
※ 厳密には、センターシャフト部のトンネルシートもあるので4ピースです。
2008/03/16
【取り敢えず・・・完成形】
こんな感じで、全体をカバーすることになりました。
防塵性はかなり上がったと思いますが、流石にやりすぎ?
これからの季節、排熱処理をしてやらないと、モータやメカ類が相当やばくなりそうな予感・・・
あっ!それから、シャシ裏面の処理も残っていたなぁ・・・
ステアリング周りの処理もイマイチだし・・・
実車みたいなフェンダー処理にしたら、UCであんな風に覆わなくても良くなるかな?
もう少し考えてみることにします。
以下編集中です。
2008/03/14
【防塵対策の検討】
これまでに、問題が明確になっているのは・・・
1)リアギヤBox内への砂の進入によるギヤの噛み込み。
ということと、
2)バスタブシャシ内への小石進入&排出不良によるプロペラシャフト周りのダメージ&噛み込み。
の2点。
※ 何故フロントギヤBoxは無問題なの? 理由は後述。
砂の上を走らせるのだから、ある程度進入してしまうのは仕方が無いことだけど、原因系はしっかりと押さえて、被害が最小限になるように対策しておきたい。
というわけで、まずはリアギヤBox内の砂の進入経路を探索します。
シャシを上から下からグルグルの眺め回していると、何かキラッと光るものが・・・
なんと、ギヤBoxとスパーギヤカバーとの接合面に0.5mm強の隙間があり、ベアリングが見えています。
組み付けの問題なのかと思い、ギヤカバーを押してみたりしたものの解決せず。
結局、設計上の問題であることが分かりました。
ギヤカバーとギヤBoxとの間は元々接合しない(できない)設計になっており、おまけにギヤカバー側には無意味な三角の窪みが3箇所成形してあって、これが砂の導入路になっているとは!!
要するに、リアギヤBox内の故障は、未対策の砂導入ルート(隙間)があったため、成るべくして成った・・・
ということのようです。 さてどうしましょう。。。
1)コーキング材で目止めする?
→ 効果は抜群だろうけど、メンテをする度に除去したり、再処理するのは面倒。
2)スポンジを挟み入れる?
→ 砂の進入は抑えられるけど、スポンジの目に溜まった砂が取り除き難いし、
ばらしたときに、砂がこぼれ落ちるのはイヤだなぁ。
3)シート状のものを差し入れて目止めする?
→ 砂の進入は抑えられるし、刷毛で掃えば砂の除去も容易?
PETシートやウレタンシートなど、適度な厚みの材料が有りさえすれば、3)が一番効果的かも・・・
2つ目の問題点である「シャシ内への小石進入&排出不良」について・・・
カーボンシャシなら隙間だらけなので、小石が侵入しても、入ったそばからこぼれ落ちていくんだろうけど、バスタブは溜め込む一方だし、だからといってシャシを穴だらけにするわけにもいかないし・・・
結局、シャシ全体をすっぽり覆ってしまう策が一番有効?
TB系のUC(アッパーカバー 1835088)が流用できると聞いたので入手してみたけど、アッパーフレーム&スタビがあると上面の形状が全く合わず、そのままでは取り付けられません。
結局、チョキチョキしながら現物合わせで対応することにしました・・・
※ 青の部分が追加カットしたところです。
フロント側の開口は、タイロッドの稼動範囲を避けるため、どうしても開口が大きくなってしまいます。
なんか手を考えないとマズイよなぁ・・・ というわけで一考。
1)ロッドをスポンジなどの柔らかいもので、すっぽり包み込んでみる?
→ 下手にやるとステアリングの動きをスポイルしそうだなぁ。
薄くて・柔らかくって・腰があって・滑りもいいなんて材料が調達できたら
手がけてみましょうか。
2)完全密閉でなくても、ある程度の進入が抑えられればいいと割り切る。
→ バスタブ内部に衝立を立てる程度でも、かなりの抑止力があることはインファ
君たちで既に経験済み。第一お手軽だし・・・
今回は、2)で行くことにしましょう・・・
リア側も、カバー形状がかなり違っていたため、バッサリ切り落としてしまいました。
無理にチョキチョキするより、PETシートで改めて作り直した方が仕事が早いですし。。。
シャシとの固定は、サイドの直線部をベルクロ止めとして、R部分の隙間はスポンジで埋めてやることにしました。
2008/03/15
【小物の製作】
大物カバーの現物合わせをザックリと終え、小物の製作に移ります。
まずはリアギヤBox部分。
古いシャシを使って、リアギヤBoxの砂進入経路を再確認します。
スパーカバー側の丸穴よりも、遥かに大きく開口しています。
軸の貫通部分を逃がして、メイッパイ奥までシートを差し入れます。
この部分に用いるPETシートは、少し厚手のものにしないと隙間ができてしまい意味がなくなってしまいます。
※ ゆっきーから「かわいいはなちゃん」の衣装が入っていたブリスターパックを略取しましたが、これがJustFITでした。
上部は、中央部をセンターフレームの下面で押さえ込むようになります。サイド部分は、UCの屋根に沿ってテーパー状に下げていきます。
下部は、バスタブの淵に沿わせ、UCの重ね合わせで押さえ込むことにして、接着はしません。
フロント周り
シャシには、センタードライブシャフトが通る分しか開口がありません。
組み上げてみれば・・・
これなら、余程の事が無い限り、Box内に砂が入ることはなさそうです。
フロント側は、ワイパーを支持するためのリブを利用して、衝立を固定しています。
ワイパーの形状およびセンターシャフトを回避するため、少々複雑な形状となりました。
センターシャフト部分には、四角に切り出した薄めのPETシートでアーチを作くり、トンネル状にしました。
左上がフロント、左下がリアのカバーです。
アッパーカバーのリア側開口部分のシートも加え、3ピースとなりました。
※ 厳密には、センターシャフト部のトンネルシートもあるので4ピースです。
2008/03/16
【取り敢えず・・・完成形】
こんな感じで、全体をカバーすることになりました。
防塵性はかなり上がったと思いますが、流石にやりすぎ?
これからの季節、排熱処理をしてやらないと、モータやメカ類が相当やばくなりそうな予感・・・
あっ!それから、シャシ裏面の処理も残っていたなぁ・・・
ステアリング周りの処理もイマイチだし・・・
実車みたいなフェンダー処理にしたら、UCであんな風に覆わなくても良くなるかな?
もう少し考えてみることにします。
以下編集中です。