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駆動系改良

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kachan

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前後のアクスルシャフト部分は、既にプラベアリングからボールベアリングに換装済みですが、更なるメカロス低減を図るため、駆動系の改良を行おうと思います。





【 ギヤボックス内 】

【 整備前の状態 】

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購入したままの状態では、かなり硬めのグリースがベッタリと塗り付けられていて、大きな駆動ロスとなっています。
グリースを綺麗に拭い取り、パーツクリーナ等で洗浄した上で、シリコンオイルを散布するだけでも、目に見える改善効果があります。


【 レイアウト 】
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モータピニオン->カウンタギア->スパーギア(ファイナルギア)->2/4WD切替用スパーギア->ベベルギアの順に駆動伝達されます。


【 カウンターギアの加工 】

【 組立図1 】(現状)
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一段目のカウンターギヤは、金属シャフトにて直受けしています。円筒とシャフトの摩擦のほかに、スラスト方向の接触抵抗も無視できません。


【 組立図2 】(改造後)
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カウンタギアはメタル(はとめ)で2点支持にして、メカロスの低減を図ろうと思います。スラスト方向もメタルで受けます。
シャフト径は2.5mmから2.0mmに変更。ダンガンレーサのスキッドローラ用シャフトを流用しています。5mmほど長いので、14.1mmになるように切断しました。


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ギヤケース側の受け穴にもメタルを挿入しています。穴径は、2.5mmのまま無改造です。

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【 ベベルギアの加工 】
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ベベルの1枚目もシャフト直受けですが、ここをフローティングするため、ボールベアリング(630)を仕込むことにしました。
平歯側に段穴加工(径6mm深さ3mm)を施し、ベベルの先端側は3mm穴部分を2mmほど残して、4mmまで口径を大きくしています。


ベベルギアのシャフト径は、2.95-3.00mmありました。このためベアリング(630)との「はめあい」が非常にきつく、このままでは組み込みの際の位置決めに苦労しそうです。
そこでベアリングがスルスルになるところまで、磨いて細くしておきました。これでギアの歯当たり調整も最小限で済ませることが出来ると思います。


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【 歯当りの改善 】
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平歯同士の当りを和らげるため、歯の角部分を斜めに面取りしています。
(ミニ四駆などで用いられる技ですが、どの程度効果が有るかは良く分かりません。強度低下を起こさない範囲であれば、悪いことではないと思うので、取り敢えず加工しておくことにします)
この時、切りカスがギアの間に残らない様に、丁寧に除去しておかないと逆効果になってしまいますので、注意が必要です。





【 プロペラシャフト周り 】
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フロント側ベアリング支持部分630ZZ組み込みスラスト方向の支持は、ステアリングサーボのケースを利用

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リア側ベアリング支持部分630組み込み・脱落防止のため、背板追加


改造前のペラシャは、前後のベベルギヤの差込み軸部分を、フレームで支持する構造になっていました。
そこで、ベベルの軸部分を0.5mm残して切除し、ベアリングでシャフトを支持する構造に変更しました。(630を組み込んでいます)
ベベルの調整を楽にするため、敢えてガッチリとは組まず、ベアリングとシャフトの間にはガタを持たせ、逃げを作っています。

(とはいえ、ノーマルのシャフトのままでは630との嵌め合いがガタガタ。そこで「ワイルドミニ四駆」のドライブシャフト(対辺3mm)を転用すると、いい感じの嵌め合いになります)

ベベルギヤの先端には、オヘソの突起があり、ペラシャ全体の、スラスト方向の位置を保持しているようです。この仕組みはそのまま残しています。


★購入時、ペラシャ支持部分にはグリースなどの給脂がされておらず、長く走らせていると、樹脂同士が擦れ合って、削れていきます。
当りをつける意味では、少々の削れは歓迎ですが、磨耗が酷くならないうちに給脂しておかないと、ガタガタになってしまいます。




【 フロントデフギヤ周り 】 まだ未加工です。



デフの出力軸は、ユニバーサルのカップ部分で支持しています。左の出力軸(カップ)はデフユニットと密着しているため、ベアリングを入れるようなスペースは有りません。いっそリジット(デフ無し)にして、シャフトを通してしまった方が良さそうです。(モンスターならではの割り切りということで…)



















































































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