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ドッグボーン

最終更新:

kachan

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屋外走行で砂が入ったり、社外モータを搭載してマシンパワーをアップしたりすると、ユニバーサルジョイントが悲鳴を上げてしまいます。
チープなドライブシャフト(ドッグボーン)は、カスタマックスのアキレス腱ですよね。
というわけで、ドラシャの強化改造をしてみました。


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上段はNormalのもの
中段は19mmパイプ ビス頭無し
下段は20mmパイプ試作品 ピス頭無し 首細加工


フロントアクスルを分解して、カップ部分をじっとみつめること3秒。M2のナットがピッタリ入りそうです。L=30のM2なべネジの首下までナットを捻じ込み、カップに挿入するといい感じです。

Φ3*2のアルミパイプを19.0mmに切り出してカラーとして挿入。
その先を別のナットで締め上げれば金属製ドッグボーンの完成です。

  • ナット緩み防止のため、組みつけの際にはネジロック材や、瞬接を流し込む。
  • 雄ネジ部分はペンチ等で潰して、ネジ緩みをさらに防止する。
  • ビス頭は、切除しても、そのまま残してもOK。残した場合は、差込量が浅くなるので注意が必要。
  • ナットの角は、結構バリがあるので、ダイヤモンドやすりで丁寧に面取りする。
  • ナットの六角の各面は、鼓型に面取りされており、このままではカップ内壁に対して、点接触となってしまうため、長方形に仕上げる。
  • Φ3mmパイプのまま車体に組み込むと、フルステア/フルボトムしたときに、カップの淵部分と干渉するので、特にホイール側は、Φ2.5mm程度まで細く切削すると良い。

ドッグボーンの金属化を行う際には、併せてカップ部分の補強を行う事をお勧めします。  (フロントアクスル項を参照)




【 改良版の製作 (Ver3) 】
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カップとの干渉および、カップの底突き対策を施しました。
左:Ver2(改) 右:Ver3



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カップ淵との干渉部分は、最小限の逃げを作っています。
また、ビスの切端がカップ底を削らないように、瞬接を表面張力で盛り上げて塗りつけ、ビスの切断面を覆い隠す様に丸みを持たせました。





















































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