かっちゃん @Wiki

トイラジ・バイクをいじるぞ!

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kachan

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タイヨーのトイラジ・バイク改造記です。


2009/11/04
【久しぶりの新カテゴリースタート】

「たくみパパ」さんから頂いたタイヨー製のトイラジ・バイク。
専用バッテリーパックの販売が終了したため、激安で投売りされていたそうで・・・ (なんと280円!)
折角頂いたので、電池を用意して、とにかく走らせられるようにしなくっちゃ。


箱から取り出した「コイツ」は、でかいやら・重たいやらで、凄い存在感を醸し出しています。
SCALEは1/8らしいです。
狭い我が家では、とにかく置き場所を見つけるのがタイヘン。


専用電池パックを納めるスペースは結構広めです。
前後に、回転式の止め具が用意されているので、ふたを用意すれば、これを利用して止めることが出来ますね。


7.2V仕様ということなので、取り敢えず単三6本を納めてみると、随分と余裕があります。
この辺りは、ウレタンシートを切った貼ったして隙間を埋めてやれば何とかなるかな?


深さは、あまり余裕無し。
電池を下支えするふたの厚みは、せいぜい2mm厚程度にする必要がありそうです。

さぁーて、ここまで分かったら、とにかく準備準備!



2009/11/05
【確認作業と方針決定】
Ni-MH単三を買ってきたものの、今夜は充放電を繰り返す「起こし作業中」につき、仕事が進みません。


充電器&放電器が頑張ってくれている間、電源の引き込み方法などを考えることに。


どんどこどんどこ、要らぬところまで分解していき、こんなことに。
※ お人形さんは、ハンドルを持ったまま、テーブルの下で寝ています。


電池ケースに取り付けられている電極が基板に直接刺さっており、基板の支持体としても機能しています。
電池ボックス内で電極が露出したままというのは気分が悪いので、取り外してしまうつもりだったのに・・・


ステアリング・アクチュエータは、一見サーボみたいな凝った作り。
モータには130が使われているみたい。
そんなにパワーが必要なのかな?


駆動用のモータは、スイングアームのピボット部分に入っていました。


駆動伝達は、当然チェンなど使われておらず、7枚のギア駆動です。
んでっ、変速比は・・・  面倒くさいので数えていません。




モータは280っぽいですね。

ということはー。ピンッ! いいこと考えたぞ!



2009/11/06
【バッテリーパック完成】

いつもの100均Ni-MHを使って、AA(単三)6セルパックを製作します。
シャンテは、これまたいつものハンダ吸取線。


絶縁シート装備。シュリンクはいつもの100均チューブではなく、R/C用なので、見た目も良好。
これで、漸く動作テストができるようになりました。


バッテリーケースの収まり具合もいい感じ。
ここまで作業は順調に進んでいますが、実走するのは暫く先になりそうです。



2009/11/07
【デジプロ化】

いつもなら真っ先に取り上げる「基板ネタ」。
今回は、触れるつもりは全くありません。なぜなら・・・


「どうせ改造するのならば」と、お宝箱で長いこと眠っていた「ミニインファーノ」のレシーバ&サーボを組み込んでやろうと思います。


一番問題になりそうなステア周り。
元のアクチュエータをばらしてみると、遠心クラッチが仕込まれていました。
比例制御に拘らなければ、結線方法をチョット工夫する程度で、簡単に実現できそう。でも・・・
ミニインファのマイクロサーボを流用して、切れ角が調整できるようにした方が楽しいかな?
※ 強度的に少々不安を感じますが・・・
もう少し悩んでみることにします。



2009/11/09
【ステア機構のこと】

このバイクを方向転換させるアクチュエータには遠心クラッチが採用されていることは、先日書きました。
指先でつついただけで容易に移動する位、スルスルの状態です。
車のトイラジに良く見られる、ニュートラル用のリターンスプリングは、どこにも見当たりません。




ハンドル周りは、平行リンクで支持されており、アクチュエータが作動すると、移動範囲いっぱいまで「ガクン」と動きます。
但し、前輪の向きを見ると、右旋回のときは左を向き、左旋回の時には右向き。  ???

普通なら、ありえないこの動き。
どうやら、前輪の舵によって右に曲がろうとする車体に対し、ジャイロの直進しようとする力が後ろから働き、その結果、車体は左側に引き倒され、カウンターを当てるような形で左旋回するということのようです。
重心移動の出来ないお人形さんが、ひらひらと自在に回転方向を変えられる秘密は、こんな絶妙のバランスで成り立っているみたいです。

とても良く研究されているものだと感心しました。
(2009/11/21 記述修正)

・・・で、前置きが長くなりましたが、結局ステア制御には、元のアクチュエータではなく、ミニチュアサーボを採用することにします。


アクチュエータを固定していたベース部分を削って平らにし、サーボ取付用のベースを作りました。


サーボホーンの先端を割って、軟質の樹脂シートを挟みこみ・・・


サーボに取り付けるとこんな感じになりました。
樹脂シートの持つ柔軟性を利用し、無理にリンクを抑えることなく、元のアクチュエータの様なルーズさを再現したつもりです。
先端部はシートの厚みしかありませんので、ニュートラルにしたときには、相当のガタがあります。
試走してみて、ガタつきが大き過ぎるようなら、厚みを持たせてやろうと思います。



2009/11/11
【部品配置】

シャシの加工が終わったので、メカを配置してみました。
レシーバアンプとサーボだけなので、至ってシンプル。大きなお腹はまだまだスカスカしています。


サーボの取り付け状態はこんな感じ。
動作テストの際に、ベースの捻れが認められたことから、追加補強は必須。
サーボの固定方法にも一工夫必要そうです。



2009/11/12
【完成間近だと思っていたのに・・・】
家に帰るとかっちゃんがションボリしていました。
何でも、組み立て中のバイクを弄っていたら、「バキッ!」といってハンドルがぶらぶらになってしまったそうで。。。 加工したサーボホーンが根元でポッキリいっていました。
元々材質的に心配していたことだったので、遅かれ早かれ折れていたことでしょう。

怒らず騒がず、急遽、別の材料を探すことに。


写真のものは、幼き頃かっちゃんが遊んだ、「仮面ライダー」の武器を収める、ガンホルダーの残骸。
こういうガラクタが役に立つんです。


がっちり固定していたので、修復作業は多少面倒でしたが無事復活。
ついでに、宿題だったサーボベースの補強も行いました。



2009/11/13
【最後の仕上げ】
いよいよ作業も終盤。最後の仕上げに取り掛かります。


バッテリーケースとパックとの隙間は、ウレタンシートでL型に埋めました。
押さえのフタは、1.7mm厚のプラ板を切り出したものです。


残る隙間にコネクタを収めてピッタリ。


アンプの出力にモータ用のコネクタを追加し、パワースイッチは配線を付け替えて延長。


元のスイッチがあった位置を生かして、手持ちのスイッチを取り付けました。


各部の組み上げ具合を確認しつつ、一気にフィニッシュ。
アンテナ線は、送信機のアンテナを支柱に流用。
ゼッケンプレートのネジが丁度いい所にあったので、無加工で固定できました。
少々前寄り過ぎのような気もしますが、ウィリーすることを想定しているので、これ位でいいでしょう。



<実走前の動作確認>
スロットルをガバッと開けると、ジャイロの回転が追従せず、長いことスリップしてしまいます。
ハーフスロットルで固定し、ジャイロの回転数がある程度まで上がったところで、そこからじわじわと握っていくと・・・ぴゃぁー!!
ちょっと想定外の回転数まで上がりました。
実走させるのが楽しみです。
※ ジャイロと後輪の間に存在するスリップ機構。
長期間楽しむためには、この部分のメンテナンスが重要な課題になる気がします。
>>> という言い訳を考えつつ、ストックの手配中です。



2009/11/15
【試走してきました】

公園で、ちょこっとだけ試走させてきました。

ギューン リアホイールは勢いよく回り出し、ジャイロの回転も上昇。それいけー!

こてん・・・  失敗失敗。

もう一回。それいけー!

ふらふら・・・ ずでんっ!

???

ずでん。ずでん。



くるくる


くるくる(スピンターン&アクセルターン)  こんなんばっかしで、まともに走れません。

やはり懸念していたステアのガタが大きすぎたみたいで、公園のフラットな路面でも、直進を維持するのが難しく・・・

なんとなく左に曲がりたがる癖もあるようで、常にチョンチョンと右に舵を当てていないといけない有様。

思ったほど速度も伸びないし。

うーんこれは・・・  大失敗だぁぁぁぁ !

という訳で、トイラジ・バイク弄りは、まだまだ続くのだ・・・












トイラジ・バイクをいじるぞ!2 に続きます・・・
















































































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