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ビターーーーン！！！
「・・・ケシゴム、落ちたよ？＾＾」
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「あー・・俺のケシゴム・・・」
「ケシゴム飛んでったよ？＾＾」
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- 優「消しゴム落ちたよー。奈落の底へなぁっっ！！！」
俺「・・・じゃあいいや。」
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俺「あぁ・・・そう・・・」
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ブォンッ・・・・ククー・・・ギュワアアアアアン！
「なッ・・きりもみ投法ッ・・・！」
「・・・ケシｇ＾＾」
「わかったよ」
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俺「・・・あ、ありが」
優「改造怪人に仕立て上げるよー」
俺「・・・君、何者？」
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俺「・・・あ、それ俺のじゃない」
優「食え。」
俺「・・・はい？」
優「食えー」
俺「い、いや、やめて、いや、あ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・ レモン味ぃ・・・・」
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「・・・報告ありがとうございます」
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俺「・・・それ、消しゴムじゃないだろ」
優「でも、２㍑あるよー」
俺「・・・リットルってなんだ、リットルって」
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俺「え？マジ？サンキュー」
優「ホラ、あそこに落ちてるよー」
俺「え？・・あぁ・・うん・・・」
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「・・・あ、ありが」
「もらうねー」
「・・・やめて」
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俺「・・・あ、ありが」
優「君も落ちるよー」
俺「・・・どういうことだ」
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俺「・・・あ、ありが」
優「どんどん逃げてくよー」
俺「・・・消しゴムじゃねーな」
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俺「・・・」
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優「なぁにー？」
男「や、やらないか」
優「そんなこと言われてもひょいひょい付いてかないよー」
男「わ、わかってるよ（汗）」
優「…私は女の子なんだよー？…」
男「…ん？今何て？」
優「…また消しゴム落ちてるよー」
男「ん？あぁ、ごめん、毎回」
優「二度と落ちないように接着剤しとくねー」
男「ちょｗｗｗｗｗｗｗｗ」
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- 優「八方美人って言われたから、優しくなくするのー」
男「ほほう」（コロッ）
優（うっ、消しゴム落ちたのー…）
男「ほーれほれ」（コロコロッ）
優（ああっ、シャーペンまで落とすのはずるいのー…）
優「……えいっ！」
男「ありがと。
なんだ、もう終わりか」
優「あ、あんたの為に拾ったんじゃ無いんだからねっ！」
男「……ツンデレ？」
優「これなら優しさじゃなくて、デレだから良いのー」
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男「あ、ありがと優」
優「えへへー」
優「消しゴム落ちてたよー」
優「落ちてたよー」
優「落ちてたよー」
男「ちょｗｗこんなに一杯どこから集めた！俺のじゃないし！」
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男「それお前の」
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俺「あぁ・・そうだな・・」
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俺「お前本当に消しゴム好きだな」
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男「ちょっやめ を な！あ ！ が える、 く……ぬ？」
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男「あ、あんがと」
優「ちっちゃくなってたから私の半分こあげるねー、角もちゃんとあるよー」
男「優しすぎるｗｗｗ」
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男「うるせーよ」
優「白くしてあげる」
男「うわなんで消しゴムもってんだよ！」
優「行くよー」
男「バ・・バカ！こするな・・・あ！」
～～～～～～～～～～～～～～～
男「って言う夢を見たんだ」
優「おはようー」
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男「ここ外だぞ、それにその消しゴムお前のだろう。」
優「ふふふ…ばれてしまったらしょうがない…実は私は消しゴム星からやってきた消しゴム星人だよー
この消しゴムで地球を征服すくあｑｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ;@」
男「暑さでおかしくなってる！頭から煙がー！」
数分後
男「しばらくそこの木陰に休んでな。何か飲み物買ってくるからさ。」
優「ありがとー…貴方ってやさしいんだねー。」
男「…………お前ほどじゃねえよ…これくらいならいくらでも…。」
優「へ？…何か言ったー？」
男「…いや、なんでもねえよ。」
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「ふ、かかったな。それに触ったが最後、お前の精気は吸い取られてしまうのだ！」
俺「な、なんだって！？う、が、ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
オチなし
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「これで君の体も消してあげるよー」
俺「な、なんだって！？う、が、ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
オチなし
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「だが、それは改造怪人イレイザンだったのだー」
俺「な、なんだって！？う、が、ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
オチなし
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「ちゃんと、あっためて溶かしておいたよー」
俺「な、なんだって！？う、が、ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
オチなし
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「まかんこうさっぽうー」
俺「な、なんだって！？う、が、ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
オチなし
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「よく見たら、カレーにつけるインドのパンだったよー」
俺「な、ナンだって！？う、が、ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
オチなし
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「あ、それ地球を壊滅させるスイッチだったよー」
俺「な、なんだって！？う、が、ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
オチなし
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「それが・・・、悲劇の始まりだった・・・」
俺「な、なんだって！？う、が、ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
オチなし
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「そろそろ皆がキレ始めるころだよー」
俺「な、なんだって！？う、が、ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
おわり
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男「ここ男子トイレなんですけど･･･」
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「単位も落としてるよー」
俺「orz」
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俺「・・・あ、ありがとう」
数年後
優「財布落としたよー」
俺「ありがとう」
更に数年後
優「………落としたよー」
俺「…何を…？」
優「もう君…い……を落としたよー」
俺「もっとはっきり言ってくれよ。」
優「 も う 君 は 命 を 落 と し た よ ー ♪ 」
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男「こんな所に呼び出してなんの用だ・・・（ﾄﾞｷﾄﾞｷ）」
優「ごめんねー。男君に話があってね」
男「な、なんの話（ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ）」
優「消しゴム落としてたよー」
男「ちょｗｗｗｗｗｗｗｗ」
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俺「・・・あ、ありがとう」
優「全部使っちゃったけどー」
俺「ちょｗｗｗｗｗｗ」
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男「ん、なに？」
優「今日、誕生日だったよねー？」
男「え？そ、そうだったか？（覚えててくれたのか）」
優「それでね？渡したいものがあってー」
男「悪いな、ありがとう（なんだろうｗｋｔｋ）」
優「はい、消しゴム落としてたよー」
男「ちょｗｗｗｗｗｗ」
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俺「・・・ダメです」
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俺「・・・あ、ありが」
優「良い仕事してますねー」
俺「・・・鑑定しないで」
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男「え・・・あ、ありがとう」
俺はクラスではいつも一人で、女子から話し掛けられたことなんてあまりなかった。
だけどその日は少し違った、転校してきたその学校には、優しい女の子がいたんだ。
優「消しゴム大事に使ってるんだね、鉛筆も。かわいい形だねー」
男「ただもったいないだけだって…」
優「そっかぁ、私も見習うよー」
そういって彼女は俺に笑ってみせた。
それから数日間、似たような会話をして二人の時間を過ごしていた間、
俺はとても楽しくて仕方が無かった。彼女の優しさの中にずっといたかった。
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消しゴム「消しゴム落ちたよ・・・・」
DQN「まぁ・・・、来年も留年しちゃえばいいんじゃねｗｗ」
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「消しゴム落ちてたよー」
男「あっちか。おーい優ー」
男「……、あれ？渡辺さん、優見なかった？」
渡辺「あ、男。消しゴム落ちてたよー」
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- 優「大丈夫！消しゴムって落ちるものだから今回に限ったことじゃないよー」
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- もうこれジャンルやさしいじゃなくて消しゴムじゃねえかｗｗｗｗｗｗ
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真っ先に8つの角削られた私なんて…」
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「消しゴム落としたよー」
「ありがとう。」
ちょっと先
「バレンタインのチョコだよー」
「ありがとう。」
もうちょっと先
「ネクタイ曲がってるよー。」
「ありがとう。」
もっと先
「クリスマスプレゼントだよー」
「あ…ありがと//」
もっともっと先
「子供生まれたよー」
「ありがとう」
「男君と一緒で良かったよー」
「…ありがとう。」
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男「おっありがとう」
優「友ちゃん…ダメだよ。男君に優しくしていいのは私だけなんだから
あのメスブタ自分の立場をわきまえて無いわ。再調教しなきゃ」
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俺「え？俺のじゃないぞ
優「消しゴム落としたよー
俺「それ佐藤のじゃん
優「消しゴム落としたよー
俺「ちょｗｗｗｗｗ消しカスｗｗｗｗｗしかも俺のじゃないしｗｗｗｗｗ
優「消しゴム落としたよー
俺「なんでわざわざ新品の消しゴム買ってまで俺に渡すんだ・・・・・・・？
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俺「・・・それ、消しゴムじゃないよな」
優「えー？でもほら、クール、ニッキ、パッションってあるよー」
俺「・・・それ、浅田飴だよな」
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俺「・・・それ、消しゴムじゃないよな」
優「えー？でもほら、せき、こえ、のどにって書いてあるよー」
俺「・・・それ、浅田飴だよな」
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優「あ、ありがとう」
男「えへへー」
優「消しゴム落としたよー」
男「はっ……夢か」
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∧ ∧
(・∀ ・) ＜ 消しゴムおとしたよー
ノ( )ヽ
＜ ＞
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男「お前が寝てどうすんだよ…。毛布かけろ。風邪ひくぞ」
優「ﾑﾆｬﾑﾆｬ…消しゴム落としたよ…」
男「夢の中でもそれか。まったく…ZZZｚｚｚ」
優「ZZZｚｚｚ」
男「ZZZｚｚｚ」
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男「またか。さんきゅ」
優「ついでにあげるよー」
男「こ、これはクッキー」
優「昨日作ったんだけど余ったんだよー」
男「お前料理できたのか…」
優「意外ー？ひどいよー」
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- モーガン「ハーイ、トム。あんらぁ、消ぇしゴム落としてるわよぅ」
トム「やぁ、モーガン。ありがとう、拾ってくれるだぁなんて僕に気でもあるのかぁい？」
モーガン「やぁねぇ、あなたとデートする位ならモアイ像と結婚した方がマシよぅ」
トム「Hmmmm」
優「これだ。」
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男「ありがとう」
優「宿題見せたげるー」
男「ありがとう」
優「掃除当番代わってあげるー」
男「やさしい・・・・・やさしすぎる・・・・・・・（ﾋﾞｸﾋﾞｸ）」
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男「ハン、これが消しゴムというものか」
ハン「ヘェ！そうでげぜぇます、おやびん！」
男「ほとんど手下に消させておる故にわからなかったのだな」
ハン「そ、そんな恐れ多いことぉっ！
わしらおやびんに消しゴムの塵たりとも持たせる気はねぇ！
てめぇ！このアマ！おやびんにこんなもん持たせようとしやがって！」
優「きゃっ」
男「まぁよいハン、この小娘のお陰でわしを消せる道具を一つ知ることが出来たのだからな」
ハン「ヘ、ヘェッ！おやびん様ぁ！おやびん様の心はなんて深く広くやさしいんだぁっ！
おらっ！アマッ！てめーも頭下げろ！」
優「え？あ、あ、
ははー、」
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男「はいはい拾いますよー」
優「いや、男君の消しゴム」
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優「斧はあげるよー
男くんが落としたのは金の消しゴム、銀ｎ
男「か、カドケシ！」
優「嘘ついたから消しゴムは返さないよー」
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優「宿題見せてあげるーよ」
優「一緒のはんになるだーよ」
伸ばす位置かえると変だよ～
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
俺「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く俺から離れろ！！」
優｢お、男君・・・？くっ・・・！……ヘヘ、久しぶりに外に出られた。この小娘は優しすぎて困るぜ（笑」
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男「あーごめー」
ﾊﾟｼﾝｯ！
優「い、いつまでも甘えないでよ」
男「へ、へ？」
優「あなたがそうやって消しゴムを落とす度に私がいなきゃあなたは消しゴムをとれないの？ねぇ」
男「いや、あの」
優「甘えないでよ！」
ｶﾞﾗｶﾞﾗﾋﾟｼｬﾝｯ
…ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ…
男「といい夢を見（ｒｙ」
優「あながち間違いでもないよー」
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男「あぁ、ありがと」
優「でも返してあーげない、だよー」
男「ちょwwww意地悪wwwwww」
優「好きな異性にはついつい意地悪しちゃうものなんだよー」
男「ちょwwwww萌え wwwwww」
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優「でも枕ないよー？」
男「マジかよ、どうしようかな・・・」
優「膝枕してあげようかー？」
男「本当か？悪いな、頼むよ」
優「うん、頼まれたよー」
ガッ
優「消しゴム落としたよー」
男「お前が落とすなよ」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「ああ、ありがとう」
優「ついでに君の鞄の中に落ちてたよー」
男「ちょｗｗ妹汁ｗｗｗｗｗ」
優「きき君ってこここういうのす、すす、好きなのかなー」
男「ちょｗｗｗｗｗｗｗｗ」
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優「そのくらい自分で拾えよこの豚ー
俺「・・・・・・・・・・・
優「アンタみたいなバカお仕置きしてやるー
俺「・・・・・・・・・・どうした？
優「友達が君の事Ｍだって言ってたから
俺「・・・・・・・・・・・・
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優「拾うよー」
男「（ちょｗｗｗパンツ見えそうｗｗｗ）」
これでなんか作って
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優「拾うよー」
男「（ちょｗｗｗパンツ見えそうｗｗｗ）」
優「あ、もっと奥に転がっていっちゃった」
男「（うはｗｗｗｗ見える見えるｗｗｗｗ）」
優「はい。拾えたよ」
男「あ、ありがとう。それとさ…」
優「なに？」
男「パンツはいてないんだね」
優「一生ノーパン主義です」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
優「消しゴム落ちたよー」
男「あぁ、ありがぶっ！！・・・下着見えてる」
まで買いて
見せてるんだよーとしか書けない詰みにあったからやめた
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「え？マジで？」
優「嘘だよー」
男「嘘つきかよ！」
バキィッ
男「いた！何すんだよ！」
優「隙だよー」
男「武闘派かよ！」
優「あっ消しゴム落ちてる！どっち拾おうかなー」
男「優柔不断かよ！」
優「募金してー」
男「あぁ。偉いな街頭募金なんて。なんの募金？」
優「ゴルフ場建設募金ー」
男「悪党かよ！
いい加減にしろ、」
優&男「どうもー、ありがとうございましたー」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
優「あ。消しゴム 落 ち た よー」
男「………………………」
保守代わりとは言え陳腐過ぎるぜ
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「あぁ、ありがとう」
優「（ｼﾞｰ」
男「？」
優「かまって欲しいんだよー（ﾃﾚ」
男「ちょｗｗｗｗｗｗ可愛い奴めｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
優「えへへー」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「あ、ありがとう」
男「オチなし？」
優「オチないよー」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
優「け、消しゴム落としたよー…」
男「………」ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ
優「ごはん作ったよー？」
男「………」ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ
男「…あ、寝ちったのか……毛布？」
ｶｻｯ
優《今日はもう帰るよー。体に気をつけてねー》
男「（´；ω；｀)」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
優「ｶﾞｰﾝ！ そうだったのかー
俺「あれ？今日は消しゴム拾ってくれないのか？
優「ピリピリしたテスト中に笑いながら人の消しゴムを拾うとかそんな空気読めないことしないよー
俺「それなんか違うし
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
俺「・・・そう」
優「はい、どうぞー」
俺「・・・自分の消しゴムくらい分かれよ」
優「え？あ、これ私のだよー」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「いいえそれはトムです」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「頼んでもねーのにワザワザ拾うなんて、お前も暇人だな」
優「だってー、消しゴム無かったら、男君困るでしょー？」
男「消しゴムぐらい自分で拾うよ」
優「そっかー、そうだよねー」
男「…でも…まぁ………ありがとう(ﾎﾞｿｯ」
優「？どういたしましてー」
男「用事が済んだならさっさと行けよ///」
優「変な男君ー」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「やべっ赤点とっちまった」
優「消しゴム…落ちてたよ？」
男「………………」
優「………………ﾆﾔﾆﾔ」
男「そういうのは、めーなの」
優「えー」
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優「スレは落とさないでよー」
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優「男君の消しゴムを盗って来て欲しいんだよー」
スネーク「了解。作戦を開始する。」
数時間後
ピンポーン！
男「はーい！って、優か、何？」
優「はい、消しゴム落ちてたよー」
男「え？マジで？ありがとう、無くて困ってたんだよ。何処で拾ったの？」
優「学校だよー」
男「そっか、ありがとう。あがってくか？」
優「うん！お邪魔します。えへへー」
スネーク「消しゴムの奪取、大佐の護衛。任務終了。これより離脱する
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「消しゴム消す気かｗｗｗ」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「それはやらしいじゃなくて下衆！ありがとう」
優「君が毎晩オ（ｒｙ」
男「だから！」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
優「ありがとうだよー」
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店員｢ｻｰｾﾝwwwww｣
店員｢…｣
店員｢消しゴム落としたよー｣
店員｢ありgいらっしゃいませー｣
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名雪「ありがとうだよ～
」___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「それ、俺のに似てるけど、違くね？」
優「ううん、君のだよ、ほら机に無いでしょ」
男「！！！？、な、何だとっ！
お、俺はついさっき俯せになりながらお前と消しゴムを見ていたっ！
だがっっ！！今！俺は！その物体が消しゴムではなく！
ただの“木片”だったことに驚いている
い、いや、“消しゴム”だったことはきっとお前もっ！！？
お前っ！その机に不自然に出来たっ！“四角い空間”はっ！」
優「クカカッ！
いつから付いていたのか“知らない”なぁ？？」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「お、さんきゅ」
ｶﾘｶﾘ…
男「…ん？紙が挟まってる…何だろ」ｶｻｶｻ
『寝癖すごいよー 優』
男「え、嘘」
『と言うのは嘘だよー 優』
男「…」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
- 優「ま、まさか男君どう見てもまったく使いこなせてねえのにまとまるくんを！？
MONOはサイズが値段が安い分コンパクトだし素人から玄人まで幅広く使われている消しゴム。
対してまとまるくんは見た目なんかはMONOと変わらねぇがあえて折れ易い用に重量と値段をかなり高くした玄人好みの扱いにくすぎる消しゴム。
使いこなせねえとねりけしより使いにくいただの消しカスみたいなのになんで男君は…
消しゴム落ちてたよー」
男「もう突っ込むことすらままならない…」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
優「男くんって言うんだーよろしくねー」
優「次は移動教室だよー」
優「消しゴム落としたよー」
男「なぁ」
優「なに？」
男「お前ウザイ。一々構わないで欲しいんだけど」
優「え………」
男「…………」
優「…………」
男「…………」
優「…………」
男「……悪かったよ」
優「……え？」
男「ウザイとか言って、ゴメン」
優「……（ぱぁぁ）あ！ 消しゴム落としたよーっ！」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「…寝てるのか…」
優「…」ｽｰｽｰ
男「…いつも、消しゴム拾ってくれてありがとう…」
優「…」ｽｰｽｰ
男「…いつもやさしくしてくれてありがとう…」
優「…それだけー？…」
男「！」
優「…チョコ好きなら…もっとかけなさーいー…ﾑﾆｭﾑﾆｭ…」
男「…そうだな…」
ﾁｭｯ
優「…」ｽｰｽｰ
男「…今はこれくらいしかできん…おやすみ…」ﾊﾟﾀﾝ
優「…/」
優「…///」
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男｢……ホントに行っちまうのか…??｣
優｢うん｣
男｢………………｣
優｢消しゴム落としちゃダメだよー??｣
男｢……あぁ…｣
優｢じゃあ私は行くねー｣
男｢………行っちゃったか……｣
優｢忘れてたー｣
男｢?!｣
優｢涙、こぼしちゃダメだよー｣ﾌｷﾌｷ
男｢……バカ…｣
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「そうだな」
優「楽しかったねー」
男「・・・何泣いてんだ」
優「だって・・・もう会えないんだよ？」
男「優・・・」
―ドアが閉まります。ご注意ぐださい
俺「ずっと好きだった」
優「男くん・・・」
男「ずっと好きだった」
優「私も・・・好きだったよぉー」
俺「お前が拾ってくれた消しゴム・・・大切にするから」
電車は走り出す。
優は涙を拭いて、いつもの笑顔を見せてくれた。
それが、俺が最後に見た優のやさしさだった。
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
彼女が消しゴムを拾ってくれたときー！
やさしいときー！
彼女が弁当を作ってきてくれたときー！
やさしいときー！
彼女がみんなにやさしくしたくて困っているのを見たときー！
やさしいときー！
自分へのやさしさだけに『特別』を感じたときー！
やさしいときー！
彼女にやさしくしてあげたいと思ったときー！
やさしいときー！
ヌクモリティで1000まで満たされるときー！
やさしいときー！
やさしいときー！
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男｢そうだな…なぁお前が最初に消しゴム拾ってくれたときの事覚えてるか？｣
優｢うん覚えてるよー。｣
男｢俺あの時からお前の事好きだったんだ。｣
優｢…まだそれ言うのは早いよー。このスレの最後の最後に言うもんだよー。｣
男｢そうだな…じゃあ生まれ変わってもまた会えるといいな。｣
優｢それも…まっまだ早いよぅ…ｴｰﾝ｣
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男｢…………｣ﾎﾟﾄｯ
男｢…………消しゴム…落ちたぞ…??｣
男｢………なぁ……拾ってくれよ…｣
男｢……ちくしょう…｣
男｢…??消しゴムの…ケースの隙間に…紙??｣
優｢いつかきっとまた会えるよー｣
男｢……………あぁ…きっとまた…な…｣
___________________＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
男「俺一人の妄想みたいになってしまったな」
男「…消しゴムは絶対落とさない…」
男「…もうお前の世話にはならない…」
男「…だから」
ﾎﾟﾛｯ
男「…早速、かよ」
「はい、消しゴム落としたよー」
男「…」
男「また会おうな」
最終更新：2006年08月24日 22:48
