ライン上げ(戦術)

ラインとは戦線で、それを前に進ませることをライン上げと呼ぶ。目的は主に以下の2つ
  • 自軍タンクの敵拠点攻撃ポイント確保のため等で戦場を敵側へ押し上げる。(護衛)
  • 敵軍タンクが自拠点に対する攻撃ポイント確保を防ぐため戦場を押し上げる。(アンチ)

ここでは戦線を上げることのテクニックを記す。

ライン上げ定番テクニック

  • メインやサブ射による弾幕牽制。マシンガン系はロックしないでバラ巻きで複数の相手を攻撃するのもよい。弾幕で相手の前進を止めるか、あわよくば後退させる。
  • ごり押し。正面突破が無理ならわざとタックルで転び、無敵時間を使って相手の背後まで移動して敵集団を味方と前後から挟み囲む。主に低コストの機体や高装甲値の機体が取る戦法。
  • 回り込み。高機動の機体が主に行う。遠回り以外に空中を使った立体的な回り込みもある。
  • 敵が多数いる時に一番奥の機体に斬りかかる。敵の仲間が助けるには横か後ろを向けば、こちらの味方に対し無防備になる。(バックダッシュはやや時間が掛る)

  • ごり押し例:ザクIIなど低コスト機。ラインが停滞しやすい箇所(GC序盤山頂付近など)でロックしないでクラッカーやハンド・グレネイドを投げ、マシンガンなど硬直の少ないメイン武装を威嚇で撃ちながらダッシュする。とにかく相手の後方を取ることが優先のため、格闘でかち合いそうならタックルを。ダウンしたら起き上がってすぐ斬らず無敵時間を最大限利用しながら敵部隊を突破するようにする。連携によっては当然成功しないため退却の見切りも大事。
  • 回り込み例:ジム・カスタム高機動型ゲルググ等、高機動型機。戦線が停滞している箇所へブースト移動で回り込んで敵集団の背後、または側面から攻める。敵は両面からの対応を強いられるため、一度その箇所から離れ後退する事がある。ただし、この場合も単機で飛び込んだ場合格闘機などに返り打ちに合う可能性があるため注意。危険なら機動力を生かし即座に退却(複数機を釣りながらできれば上出来)。
  • サブ射・弾幕牽制例。障害物の陰に隠れ待機。ブーストを使い一瞬踊り出てクラッカーやハングレを投げすぐに戻る。射撃での弾幕もあり。踊り出るのもつらいなら死角から斜めにハングレなどを投げる。狭い通路なら跳ね返りを利用する。

  • トリントンは立体的地形を使うと敵を挟みやすいステージ。建物内部に入った敵に対し高機動MSは、外部を使った階移動を行い背後を取ろう。戦闘箇所への上空からの落下による背面への強襲も有効。戦闘箇所によっては敵はその場から離散するだろう。

ライン上げ注意点

  • 拠点砲撃地点が一番前になるようなライン上げではタンクが攻撃を受けやすく、拠点攻撃が厳しくなる。拠点砲撃地点より前に上げることが理想。
  • タンクにシンボルチャットで「○ルート」「ラインを上げる」「よろしく」と言われたらタンクより前に出てラインを上げてほしいという意味がある。砲撃ポイントについては主な砲撃地点を参考に各MAPのルートごとの砲撃ポイントを予習しておくことが理想。
  • 引き撃ちばかりしているとライン上げにはならない。ジム・ライフルなど射程が長めの武装を装備時のライン上げには注意が必要。
  • ビーム・ライフルやバズーカ系武装は単独ではライン上げに貢献しにくい。射撃機が牽制される要因の一つである。とはいえ集団の背後や仲間とは違う方向から攻撃出来る位置取りをすればこちらに敵が向かってくることが多い。当然単独行動はリスクが高まり、リスタに背後から攻撃される可能性も高いためレーダーをきっちり見て動くこと。仲間と違う方向から攻撃することを意識しよう。的確に運用すれば射撃機もライン上げに貢献出来る例だが、編成や武装のバランスも注意しよう。
  • ラインを上げすぎると撤退する距離が増えて無駄に撃破されることがある。拠点攻略が真近に迫ったらラインを下げるなど調整が望ましい。

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最終更新:2010年08月10日 15:51