ザクII  MS-06F

ザクIをベースに改修された機体で扱いやすい。
非常に多くの派生機体を生み出している。

基本データ
兵種 前衛/近距離戦型
出撃可能地域 地上:○
宇宙:○
アーマー値 261
コスト 120
バランサー/よろけ/基礎バランサー 低/60/180
着地硬直
オーバーヒート時の回復速度
再出撃レベル LV6
支給ポイント -(初期配備機体)

最低コストながらも武装は充実しており、高い汎用性を持つ。
ジオン機体の主兵装であるマシンガンとクラッカーを備える。
まず、この機体で戦いの基本を覚え、後に支給される様々な機体の運用に活かそう。


エクストラタイプ
詳しくはエクストラタイプ参照。
  • 第一次量産型ザク(MS-06A)
    • 「機動戦士ガンダム 戦場の絆 REV.2.50 Tactics Guide」購入特典によるキャンペーンコードにて配備。
      ザクIに似たカラーリングに変化し、両肩のアーマーがザクIと同型のものになる。
  • リアルタイプカラー
    • 公式携帯サイトに登録されたパイロットに配備。
      通常より機体カラーが濃くなり、頭部にブレードアンテナが追加される。
  • ザクII(指揮官機)
    • 頭部にブレードアンテナを備えた指揮官機。
      別機体だったものがREV.3.12にて本機体に統合された。
      2010、2011年に行われたオフィシャル全国大会予選で一定の条件を満たしたパイロットに支給された。


■メイン

武器名 弾数 ダメージ ダウン値
よろけ
:ダウン
リロード
速度
対拠点
能力
備考
ザク・
マシンガン
A
30/5連射 密着 8
最長 6
[1HIT]
20/1発
低3発:9発
中4発:12発
高5発:15発
6.7 cnt × ロック距離 215m
射程距離 235m
ザク・
マシンガン
B
24/3連射 密着 9
最長 7
[1HIT]
33/1発
低2発:6発
中3発:8発
高3発?:9発?
5.0 cnt × ロック距離 215m
射程距離 235m
ザク・
バズーカ
6/単発 密着 18
最大 31
160
低1発:2発
中1発:2発
高1発:2発
8.5 cnt ロック距離 200m
射程距離 245m
爆風有り

前線維持・支援と、そつなくこなせるザク・マシンガンが扱いやすい。

《ザク・マシンガンA》

REV4より1トリガ5発発射の、間隔を空けた
フルオート連射が可能な武器に変更



《ザク・マシンガンB》

REV4より1トリガ3発発射の武器に変更



《ザク・バズーカ》

1トリガー1発発射、装弾数6発。
全バランサー1発よろけ、2発ダウン。

ロック可能距離はマシンガンと同等であるが、最長射程が245mとマシンガンと比べて長い。
トリガーを引いてから発射までの遅延が0.3カウントとかなり反応が良く、連射間隔は1.3カウント。
前弾が着弾した頃に次弾が発射される感じになり、バズーカ系としては短い。

赤ロック時に敵機の足元に着弾して爆風を発生させる特性を持つ。
直撃と爆風で同等の威力を持つ。
誘導性能はそれほど高くはないが、距離が130m以上であれば横歩きしている敵機に爆風が命中する。
なお、130m未満では誘導はあっても弾速が足りずに歩きを取りづらいのだが、それ以下の距離であればクラッカーでカバーできるので特に問題は無い。

連射間隔が短いため「1発目で敵を飛ばせ、2発目で着地を取る」といった使い方も可能。
なお、目標地点で地面に落下する特性のため、後退する敵機には当たりづらい。
逆に青ロックの場合には「地面に落ちにくく」なるため高い位置から撃てば後退する敵機に命中する。

遮蔽物の少ないマップでは有効な武装。
ただし、射撃型機体のバズーカとは特性が異なる点には注意が必要。

ミサイルポッドを装備した場合はメイン・サブともに横歩きへ刺さるようになるため敵を一方的に飛ばす事ができる。
ジムには歩きに当たるサブがないので、本機の長所の一つと言える。

移動しながら撃つと移動が停止する。
僅かな隙ではあるが、弾速の速い武装や誘導の強い武装で攻撃を受けている場合は、発射時の硬直で被弾してしまう。
攻撃を受けている時は避けることに専念し、敵の攻撃の合間に反撃するように心掛けたい。

全バランサー1発よろけであることからバズーカ発射→即タックルが非常に強力である。
マシンガン→タックルとは違い隙が少なくタックルにつながるため敵機からの反撃を受け辛い。
特に装甲セッティングの場合、瞬間68ダメージを敵機に与えることができるため乱戦時に非常に強力である。
本機の低コスト機であることを利用してうまく活用していきたい。

対拠点攻撃力はごくわずか。
4vs4の場合、6発1セットで拠点の耐久力を約8%削れる(REV.2.08現在)。
タックルを併用しても拠点撃破まで120カウント以上かかるため、CPU戦以外ではおすすめできない。

QS表
低バランサー機→1発命中から1撃まで(タックル推奨)
中バランサー機→1発命中から2連撃まで
高バランサー機→1発命中から3連撃

■サブ

武器名 弾数 ダメージ ダウン値
よろけ
:ダウン
リロード
速度
対拠点
能力
備考
クラッカーA 2/単発 直撃 20
爆風 20
1発ダウン 7.8 cnt × 射程 120m
威力固定
3連装
ミサイル
・ポッド
3/単発 密着 20
爆風 20
1発ダウン 10.0 cnt 射程 166m
赤ロック165m
爆風有り
クラッカーB 3/単発 12 60
低1:3発
中1:-発
高1:-発
8.9cnt × ロック距離
持ち替え前の武装と同じ
射程距離 120m
強制よろけ


《クラッカーA》

1トリガー1発発射、装弾数2発。1発20ダメージ。

上手から投擲する手榴弾。1発でダウンを奪うことができる。
トリガーを引いてから投擲までに0.4カウントかかる。着弾までに時間がかかるため慣れないうちは当たりにくく感じる。
連投間隔は2.2カウント。投擲後に必ずメイン武装に持ち替える。

敵機に対しての牽制、味方機に対する即カット、追ってくる敵機に対してダウンを取っての自衛、逃げる敵機のダウンを取り味方が追いつくまでの時間稼ぎ―など様々な用途で重宝される。
爆風で複数機にHITさせる事も可能。
乱戦中に投げれば複数機に命中する可能性は高いが、敵の起き上がりには最大3cnt程度の無敵時間があるため逆に味方の迷惑になる場合が多いので、投げる状況を見極める必要がある。

敵機の頭上へ向けて投げるため障害物の影響を受けにくく、どのマップに出撃しても有効に活用できる。
空中の敵機には強く、特に上空から迫る格闘機に対する防御にも最適である。
また、障害物越しや曲がり角、通路の出口等での不意討ちにも有効。

敵機に回避された場合、最大射程距離まで爆発しないため地面に落ちてワンバウンドしてから爆発することもある。
そのため、壁や建物の天井等に跳ね返らせて敵機にぶつける運用も可能。

敵機をロックしている場合とロックしていない場合ではクラッカーの弾道が異なる。
ロック時は発射時の敵機の位置により放物線が歪むため、敵機が上にいる場合は通常より高めに投げ、また敵機が下にいる場合は通常より低めに投げる。
ロックしていない場合では、自機から半円状の放物線を描き、丁度発射時の高度まで落下した瞬間に爆発する(障害物などに跳ね返った場合を除く)。
そのため、自機より下にいる敵機に対しては敵機をロックしていないと当たらない。
つまり、偏差クラッカーや置きクラッカーの場合は敵機ロックしていないため自機より低空の敵機に対しては当たらない。
また、ロックしていない場合はクラッカーの弾道が一定であるため、1発空撃ちして爆発する場所を確認しておいてから微調整して投げるなどして、置きクラッカーの精度を上げることに非常に役立つ。

初期装備ながら非常に有用な装備である。
また、ジオンにはこの装備を持つ機体が多く必然と使う場面が多いので、使い込んでおいて損はない。

《3連装ミサイル・ポッド》

1トリガー1発発射、装弾数3発。REV4より追加コスト削除。

1発ダウン。爆風でもダメージ&ダウン。
連射間隔は1.0カウントと短い。
トリガーを引いてからの発射遅延は0.3カウントと平均的。
100m付近を最高点とする低い放物線を描いて飛ぶ。

誘導性はそこそこ高く、真横以外に歩いている敵機に命中するので敵機の硬直に当てることは容易。
ジャンプ中の敵機に発射しても命中する。
クラッカーに比べると、発射遅延が短く、連射が利き、有効射程も長い。
しかし発射硬直はやや大きい。

弾速が速いので連撃カットにも有効。
飛び上がった状態で撃つと誘導性があがる(検証済み)。
敵機にこちらの射撃を意識させやすく、ブーストを誘ってその硬直後にメイン射撃を撃ちこむ戦法が有効。

対拠点能力は僅かだが砲台なら2発で壊せるので、敵拠点付近で戦う場合は破壊しておこう。

《クラッカーB》

高機動型ザク(R-1A)(3S)のクラッカーBのような使用感。驚くべき点は弾数が3発もあること。クラッカーB → マシンガン → タックルのような使い方もできる。


■格闘

武器名 ダメージ ダウン値
連撃回数
対拠点能力 備考
ヒート・ホーク 20→20→20
(理論値20→25→32)
60→50→ダウン
3回
× 合計威力 60
追尾距離 59m
タックル 30/40/50 1発ダウン × セッティングによりダメージ値変動

《ヒート・ホーク》

合計60ダメージと、コスト相応の威力。

ザク・トレーナータイプで3連撃を練習し、こちらでも問題無くだせるようにしよう。

タックルと違い連撃中は隙だらけとなるため、どちらで攻撃するか見極めるのもポイント。

《タックル》

タックルセッティングのみ50。

■セッティング


セッティング名 アーマー
ダッシュ
速度
ダッシュ
時間
ダッシュ
距離
ジャンプ
速度
旋回
速度
硬直
時間
タックル
ダメージ
歩行
速度
備考

(旋回)
261 199km/h 2.3cnt ?m 159km/h 12.0rpm 49f 30 100km/h

(硬直減)
263 197km/h 2.2cnt ?m 158km/h 10.3rpm 45f 30 100km/h

(歩行)
270 195km/h 2.3cnt ?m 156km/h 10.3rpm 49f 40 120km/h

(ジャンプ)
255 191km/h 2.2cnt ?m 179km/h 10.3rpm 50f 30 100km/h

(ダッシュ)
240 216km/h 2.4cnt ?m 152km/h 10.3rpm 51f 30 100km/h

(機動)
235 208km/h 2.3cnt ?m 171km/h 10.6rpm 50f 30 100km/h

(ブースト)
273 186km/h 2.5cnt ?m 148km/h 10.0rpm 49f 40 100km/h

(タックル)
275 180km/h 2.2cnt ?m 144km/h 9.7rpm 49f 50 100km/h

(装甲)
310 174km/h 2.2cnt ?m 136km/h 9.7rpm 49f 40 100km/h



旋・硬・歩セッティング




跳・走・機セッティング




推・突・装セッティング





+ REV.3.38まではこちら
REV.3.38まではこちら(この白文字テキストは折り畳みによって生じる改行の位置を調整するためのものですのでこのまま残してください)

■セッティング


■セッティング

セッティ
ング名
アーマー
旋回
速度
ダッシュ
性能
ダッシュ
距離
ジャンプ
性能
備考
機動重視4 240 +2 +4 147m +4 エネルギー伝達
を高効率化
機動重視3 250 +1 +3 140m +2 推力バランス調整
でダッシュ強化
機動重視2 255 +1 +2 131m +3 推力バランス調整
でジャンプ強化
機動重視1 265 +1 +1 127m +1 装甲の一部を
削って軽量化
ノーマル 270 0(1.00) 0(0.92) 123m 0(59) 支給時の状態
装甲重視1 275 -1 -1 114m -1 装甲間に緩衝
材を追加
装甲重視2 282 -1 -2 ???m -2 装甲裏面に強化
リブ装着
装甲重視3 290 -1 -3 ???m -3 装甲の一部を溶接
モノブロック化
装甲重視4 300 -2 -4 ???m -4 装甲を部分的に
二重化
※()内は旋回速度(度/フレーム)、ダッシュ速度(メートル/フレーム)、ジャンプ性能(メートル)を示す

《ノーマル》

上位機種のザクII(F2)と比較してアーマー値が10低く、コスト相応に鈍足。

《機動重視》

タックルのダメージが減り30になるが、戦場を軽快に動き回れるようになる。

機動4にするとアーマー値は240と相応に低くなる。
その分、足は速くなるので逃げるのも楽になる。
釣りやカット等、マシンガンやバズーカ、サブを駆使して遊撃手のように立ち回ると良いだろう。

コストが120とは言え、無意味に3回も4回も撃墜されては元も子もない。
立ち回りには注意を払おう。
また、4落ちでD以下が確定し、敗北or引分はE判定となり、5落ちで仮に勝利したとしてもE判定となってしまうので注意する事

《装甲重視》

タックルのダメージが増え50となる。

装甲1は機動力の低下を最低限に抑えつつ、タックルダメージを増やす事ができるため、比較的よく使われるセッティング。

装甲4にすれば、機動力と引き換えに手にできるアーマー値は300。
味方を逃がす盾になったり、逆に敵陣に穴を開けるために突っ込む事も可能になる。
また、体力を利用してわざと敵機に斬られることでカットをしてもらい、味方の火力を生かすという使い方も。
いざ倒そうとすると固くて時間が掛かり、近付いて格闘で仕留めようとして、喰らわされたタックルダメージは通常よりも高い50。
苦労して撃墜しても、減らしたコストゲージはたったの120か140のみ。
代償として機動力は絶望的なまでに低くなり、格闘戦に持ち込まれやすくなる。
装甲セッティングでは機動力が低下するため仲間と連携を取りたいところだが、足の遅さが災いして味方に追いつけなくなりがち。
しかも落ちた後、戦線復帰までの時間も長くなる。
どちらかというと上級者向けであり、ボイチャ・シンチャなどでしっかり連携が取れる者向けのセッティングかもしれない。


■支給(コンプリートまで7200)

順番 武器名 バトルスコア
初期 ザク・マシンガンA
クラッカー
ヒート・ホーク
旋回セッティング
-
1 ザク・マシンガンB 100
2 硬直減セッティング 300
3 歩行セッティング 300
4 ジャンプセッティング 300
5 ザク・バズーカ 400
6 ダッシュセッティング 400
7 機動セッティング 500
8 ブーストセッティング 700
9 3連装ミサイルポッド 700
10 タックルセッティング 1000
11 装甲セッティング 1000
12 クラッカーB    1500

+ REV.3.38まではこちら
REV.3.38まではこちら(この白文字テキストは折り畳みによって生じる改行の位置を調整するためのものですのでこのまま残してください)

■支給(コンプリートまで5700)

順番 武器名 支給バトルスコア
初期 ザク・マシンガンA
クラッカー
ヒート・ホーク
-
1 ザク・マシンガンB 100
2 セッティング1 300
3 セッティング2 300
4 セッティング3 300
5 ザク・バズーカ 400
6 セッティング4 400
7 セッティング5 500
8 セッティング6 700
9 3連装ミサイルポッド 700
10 セッティング7 1000
11 セッティング8 1000

■まとめ

初期に配備される機体であり、扱いやすく癖もないので基本を学ぶにはうってつけである。
初心者用の機体という事もあってか、ブーストを切らしてオーバーヒートしても回復が非常に早いという利点がある。

最低コスト機だがそれなりの火力と機動性を兼ね備え、コストパフォーマンスが高い機体。
機体特性を理解した上で乗りこなせばコスト以上の活躍ができ、頼もしい存在となるだろう。

セッティングを変えるだけで有効にこなせる役割や立ち位置も変わってくる。
メイン武装も戦場、部隊の編成によって使い分けると良い。

□基本的には、タンクの護衛、前線の押し上げ、カット・削りなどに適しているザクマシンガンで安定
□味方にマシンガン装備の近距離機体が多く、タクラマカン砂漠?ジャブロー地上など射線が通る戦場ならバズーカもあり

各武装については
□硬直取りからカットや援護まで幅広く扱える標準的なマシンガン
□近~半中距離支援に大いに役立つバズーカ
□簡単にダウンを奪えるクラッカーやミサイルポッド
□標準的な格闘とタックル
と充実している。

バズーカは確かに強力な武装だが、その誘導性からそればかり使っていても近距離戦機の腕前は上達しない。
まずはマシンガンでしっかり硬直を取る事をまず覚えよう。
尚、バズーカを装備した場合は着弾時のよろけを活かす為、格闘機寄りの立ち回りも考慮すると運用の幅が広がり、QSタックルも強力。

攻撃、防御の技術から部隊全体のための立ち回りまで、ザクIIで学ぶべき事は非常に多い。
スランプに陥ってしまった人、自分の立ち回りを改めて見直したい人も乗ってみよう。
改めて何か気づく事も多いだろう。


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最終更新:2019年08月21日 21:45