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REV.3の情報はイフリート改を参照。

イフリート改 MS-08TX[EXAM]

イフリートにEXAMシステムを搭載した試作機。
機体が危機に陥るとシステムが発動する。

基本データ
兵種 前衛/格闘型
出撃可能地域 地上:○
宇宙:×
アーマー値 290
コスト 240・270
被撃墜時の-pt 57・72 pt
バランサー
着地硬直 ??
ブーストゲージ回復速度 約6cnt
支給ポイント イベント特別支給

REV.2.10にて追加された「コスト240格闘型機体」。ジオン初のEXAMシステム搭載機。
ただし先行支給キャンペーンが終了したため,現在は正式支給待ち。(2011/03/18現在)

最大6連撃による高い打撃力に加え、射撃戦も可能な点が特徴。
耐久力は優秀な部類だが武装の長所短所がはっきりしており、高い戦果を挙げるには熟練を要する。


《EXAMシステム》
アーマー値が一定値(最大アーマー値で変動)を切ると発動。
システム起動時には画面中央に「EXAM発動」と表示されてアラートが鳴り、「EXAMシステムスタンバイ」とボイスが流れる。Rev2.52にて音量の調整がされ戦闘中でも聞き取れる程度の大きさになった。
拠点で発動時を上回る一定の値まで回復すると「ストップ」と音声が流れシステムが停止する。回復の際には極力、EXAMを維持出来る値までの回復を努めたい。(最高で機動5で119、機動4で129、装甲3で199まで回復可能。)

EXAM発動後は全体的に運動性が良くなる。
原作ほどの劇的な向上はないが、ブースト速度が劇的に向上し、ブースト距離も伸びる。歩き速度も若干速くなる模様。
更にREV2.50で発動時はヒート・サーベルA/Bともに威力が大幅に上昇するよう調整された。
EXAM発動時にはQSを絡めた6連撃で最大で約260ダメージと圧倒的である。
これにより、本機におけるEXAMは「攻撃として積極的に用いることが可能なシステム」となった。(詳細は各武装項目参照)

システム起動中は常に画面左右が赤い透明度の高い六角形群に塞がれ視野がやや不明瞭になり、アラートが鳴り続ける。
またシステム発動中は噴射炎が赤くなる。特にバーニアからの噴射炎が赤く大きくなるので、ブースト・ジャンプすると非常に目立つ。
前述の通り発動中は高い爆発力を誇るが、その分非常に警戒されやすい。
発動後すぐに撃破されては元も子もないので、敵に狙い撃ちされないように注意しよう。

本機はEXAM発動後に真骨頂となるが、格闘型のEXAM搭載機の場合は機体特性上、発動したときにはすでに手遅れの状態になっていることがままある。
コストも決して低くないため、くれぐれもEXAM発動に囚われて立ち回りを見誤る事は避けたい。
EXAMの発動を特段意識せず、普段通りの格闘機の立ち回りをした方が良いだろう。


■メイン

武器名 弾数 ダメージ よろけ:
ダウン
リロード
速度
対拠点
能力
備考
グレネイド・
ランチャー
4/
単発
密着 25
最長 30
低 1:2発
中 1:2発
高 1:3?発
8.67cnt 青ロック??m
赤ロック119m?
射程169m
MMP-80
マシンガン
21/
3連射
密着 4
最長 4
低 3:7発
中 3:9発
高 4:?発
9.1cnt × 青ロック??m
赤ロック???m
射程155m

《グレネイド・ランチャー》

1トリガー1発発射、装弾数4発。
右腕に装備。
爆風あり。ロック外への置き撃ちに使いやすい。
内蔵式だが持ち替え動作があり、QD外しが可能。
発射時に小さいながら硬直があるので、ブーストが止まってしまう点には注意。QSはフワジャンから行う必要がある。
ジム・寒冷地仕様の同名武装と比較すると、こちらは弾速が速く誘導は低いバズーカのような性能となっている。

格闘機のメイン射撃としては割と高火力であり、置き撃ちも可能。ビームライフルほど硬直も発生しないため、QDやQSの用途に限らず、射撃戦でも使いやすい。
射撃戦が想定される場合はマシンガン装備ではなく、こちらを選択すると良いだろう。
特にEXAM発動中には敵機が孤立を避け、かなり距離を取ってくる事が多い。
本武装を装備しているか否かでは出来る事に雲泥の差が出てくる。

青ロック状態のジャンプのみで右前方への旋回外しを行うと、ややシビアだがノーマル設定でも外す事が可能。硬直は極めて軽微のため次の行動に支障はほぼ無い模様。ダッシュのみで外すと射撃硬着のため着地してしまうのでジャンプ外し推奨。
機動4以上に旋回性能を高めると難易度が下がる。
なお機動4以上では赤ロックからの格闘であっても外せるが、より高精度のペダルワークとレバー操作を要求される。

低バランサー機体に対し、1発ヒットからの格闘は1撃ダウンなのでタックル推奨。

QS表
低 1発→1撃ダウン
中 1発→4連撃
高 1発→6連撃

《MMP-80マシンガン》

1トリガー3連射、装弾数21発。
ドム・トローペンのものとほぼ同性能な模様。
低・中バランサー機体に対して3HITでよろけさせて「3連撃+QD」はもちろんヒート・サーベルBを用いた6連撃も可能。
3連射で12、単発でのダメージは4。距離減衰はない。

グレネイドランチャーがある程度の射撃戦を想定した武装なのに対し
こちらはQSを主体に6連撃を生かす武装と言えるだろう。
グレネイド・ランチャーと比べ、硬直が無く機敏な動作が可能な点
低バランサー機にもQSから6連撃が可能な点を考えると利点も多い。
現状では連邦の主力前衛機は低・中バランサー機が多いので、QSを重視するなら一考の余地があるだろう。

しかし最後に支給される武装にしては、対となる連邦のB.D.2号機のマシンガン全般と比べ大きく劣る。
QSを重視する立ち回りをする場合は機動力で勝るケンプファーの使用も考慮したい。

■サブ

武器名 弾数 ダメージ よろけ:
ダウン
リロード
速度
対拠点
能力
備考
6連装
ミサイル
・ポッド
3/
単発
密着 15
最長 15
1発
ダウン
14.2cnt 白表示114m
射程121m
ヒート・
サーベルB
- 26→27→27
(35→36→39)
(REV.2.50)
5回 - ? コスト+30
合計威力80(110)
追尾距離59m
※()内はEXAM発動時の値

《6連装ミサイル・ポッド》

1トリガー1発発射、装弾数3発。
近距離機体の3連装ミサイル・ポッドと同様に発射時、完全に足が止まる。
射出も早くQD外しには全く向かない性能。青ロック時に左レバーを左に、右レバーを前に倒せば一応外せる。
性能的にはズゴッグEの魚雷Aに近く、高い誘導性を持つ。
威力の距離減退は無い模様。

牽制には向くものの足が止まってしまい、命中後には敵もダウンしてしまうため格闘戦時には使い勝手が悪い。
サーベルBのセールスポイントである高威力を失い、引き換えに射撃戦能力が上がるが、ロック距離は短く射程も短いBR装備の機体と対峙するときは、こちらの射程外から撃たれる事になるので、とりあえずでは無くよく考えて装備しよう。

ちなみにグラフィック上は6連装のボッドを両脚に装備しているのだが、装弾数はなぜか3発。

《ヒート・サーベルB》

装備時、コスト+30。連撃モーションはAと同様。
本武装の3撃目を当てると強制ダウン。QD入力をしても持ち替え動作のみとなる。
Aと組み合わせることで6連撃まで可能になる。
本武装を装備する事でメインに射撃武装を持ちながら6連撃が可能。
これはREV2.51現在で両軍で本機のみ。積極的に活用しよう。

REV.2.50より、EXAM発動時に連撃威力が上がるように上方修整された。
※EXAM発動時の運用はヒート・サーベルAを参照

他の別トリガーに格闘武装を持つ機体と同様に、空振り防止用に
現在構えているサーベルとは別のサーベルで斬り掛るようにすると良い。
ただしB始動の場合、BBAAABでしか6連撃出来ない。慌ててBからすぐにAに繋げるとダメージが激減するため注意が必要。

通常時の連撃のみでの最大ダメージはAAABBAの172となる。
EXAM発動時の連撃のみでの最大ダメージはAAABBBの230となる。
EXAM発動時には最大ダメージの出し方が変わるが、EXAM発動時のAAABBAで229ダメージと1しか変わらないため、無理に意識する必要はない。
B始動の場合は共にBBAAABで169、EXAM発動時に226となる。

1~2QD外しを行った場合の最大連撃回数は5回まで。
A3撃からではなくA1撃及び2撃からでもBに移行可能。
5連撃からの外しも可能で、そこからタックルを当ててダメージの底上げが可能である。

連撃タイミングがAよりもシビアになっている模様。
いきなり実戦投入すると入力失敗により4連や5連で止まる事が多いので、トレモで慣れてからの使用を推奨する。

※低、中バランサー機に対して
AとB共に切り替えを2回すると強制ダウン。(トレモのジム、アレックスを相手にて確認)
AAABBAやBBAAABは可能だが、AAABAやBBAABやABAやBABで強制ダウン。
高バランサーに対しては要検証(バランサー値は無関係?)。


■格闘

武器名 ダメージ ダウン補正値 備考
ヒート・サーベルA 29→30→31
(38→40→42)
(REV.2.50)
4回 合計威力90(120)
追尾距離59m
タックル 50 1発
ダウン
機動:40(-10)
装甲:50?(±0?)
※()内はEXAM発動時の値

《ヒート・サーベルA》

モーションは、左手のサーベルで右袈裟斬り→右手のサーベルで左袈裟斬り→空中で斜めに回転しながら左のサーベルを叩き付ける独特なモーション。
左手は常時抜刀状態でサーベルを肩に担いでいる(ただし格闘切り替え時POD内からだと両手に構えて見える)がメイン射撃への持ち替え動作はイフリート同様発生するので切り払いを行う際には注意。

REV.2.50
EXAM発動時に連撃威力が上がるように上方修整された。
EXAM発動中に6連撃を決めると230ものダメージを与える(高バランサー機にQSを仕掛けると最大で約260のダメージ)。
連撃失敗もしくは障害物・地形による干渉が無い限り確定で入り、セッティングにもよるが殆どの機体をHPフル状態からワンチャンスで撃破or瀕死状態にすることが可能。
このため、1vs1の状況であえて格闘を多用しタックルカウンターを受け、EXAM発動(+無敵)状態を作って攻めるという強引な立ち回りも可能である。

1撃目のダウン値が非常に高く、1撃後にQD外しを行い再び格闘すると1撃目でダウンする。1~3連撃でQD外しした場合や、途中でカットされた際などに再び本武装を使用しても一撃でダウンするため注意が必要。
そのため、本機2機による双連撃を行う際に、サーベルAに同じサーベルAを被せると強制ダウンしてしまう。サーベルBの場合は問題はないが、味方との連携の際には注意。

《タックル》

サーベルを持ったまま左拳で殴打。少しばかりの溜め動作がある。
モーションはイフリートと同様である模様。


■セッティング

セッティ
ング名
アーマー
旋回
速度
ダッシュ
性能
ダッシュ
距離
ジャンプ
性能
備考
機動重視5 253(99) +3 +4 84m(93m) +4 ブースト消費率28%
機動重視4 263(109) +2 +4 ??m(??m) +4 ブースト消費率25%
機動重視3 271(???) +1 +3 ??m(??m) +2 ブースト消費率??%
機動重視2 277(???) +1 +2 ??m(??m) +3 ブースト消費率??%
機動重視1 283(159) +1 +1 72m(??m) +1 ブースト消費率22%
ノーマル 290(???) 0 0 70m(74m) 0 ブースト消費率21%
装甲重視1 297(???) -1 -1 ??m(??m) -1 ブースト消費率??%
装甲重視2 305(???) -1 -3 ??m(??m) -2 ブースト消費率??%
装甲重視3 315(180) -1 -2 ??m(??m) -3 ブースト消費率??%
()はEXAM発動時のダッシュ距離、発動耐久値。

《ノーマル》

全体的に鈍重。
近距離戦機のイフリートよりやや優秀な程度。

《機動重視》

機動4→機動5では旋回が+1され、耐久力が10下がる。
また、ブースト持続時間(ダッシュ距離)がわずかに延びる(ブースト消費量が増加する)。
基本的に機動4で良いが、用途と好みによって使い分けよう。

機動重視でもダッシュ速度は遅めで、機動5でB.D.2号機のNセッティング並み。
機動5でもB.D.2号機の歩行速度に付いていけないほどの鈍足である。
EXAM頼みの立ち回りの場合は思いきって装甲重視にしてしまうのも手。

ダッシュ性能はコスト240帯の格闘機の中でも最低クラスだが、ジャンプ性能はギャン程ではないにしろ、そこそこ優秀な模様。


《装甲重視》

装甲1で旋回性能、装甲2でジャンプ性能、装甲3でダッシュ性能を重視。

装甲セッティングにすると歩行速度が上昇するので、射撃戦や、ミノフスキー粒子50%の状況など、歩くことを基本とする戦術で行くのならば、一考の余地はある。しかし装甲セッティングは格闘機の持ち味である急接近しての連撃が難しくなるため持ち味を殺す事が多い。本機は射撃性能が高いとは言いがたく、元々低い機動力が装甲セッティングのためさらに悪化する、たとえEXAMが発動状態であっても、敵機を振り切って撤退することは難しいだろう。安易に装甲重視を選ぶ事は避けよう。

ただし、装甲3はダッシュ性能をある程度維持しつつEXAMが180程度で発動する。
現在の最大の持ち味であるEXAM発動時の格闘威力を早々に発揮できるために護衛の際や、かなり強引な立ち回りが予想される場合等には選択してみるのも良いだろう。
また、装甲3の場合はEXAM発動後、拠点で回復すると199までEXAMを維持出来る。
最大の持ち味であるEXAMを耐久値に余裕がある状態で活用出来る為、選択時には積極的に生かしたい。


■支給(コンプリートまで12300)

順番 武装名 ポイント
初期 グレネイド・ランチャー
6連装ミサイル・ポッド
ヒート・サーベルA
-
1 セッティング1 400
2 セッティング2 500
3 セッティング3 800
4 セッティング4 900
5 ヒート・サーベルB 2500
6 セッティング5 700
7 セッティング6 900
8 セッティング7 900
9 セッティング8 900
10 MMP-80マシンガン 3500
イフリート同様、支給レベルが進むにつれて次のポイントも高くなるのではなく、武装支給のポイントが異常に高くなっていて、武装の後のセッティング支給のポイントが一旦低くなってから段々高くなって行く。


まとめ

メイン射撃を持ちながら6連撃可能と魅力的な機体だが、サーベルBを選択する際はメイン射撃の扱いが非常に重要。

グレネイド装備時は高バランサー機には1HITから6連撃まで繋げる事が出来るため、かなりの大ダメージを叩きだす事ができるが、連邦の主力に高バランサー機が出てこないため機会が少ない。しかも、サブにミサイルポッドを装備する機会がないため1発でダウンさせられる武装を持たない。そのため枚数不利や敵のカットが頻発する状況に陥るとコストの割に何も出来ない御荷物と化すため、扱いには注意を要する。

連撃時間の長さも考慮すると、少人数による戦闘か味方の援護がある状況、つまり敵機からカットされる可能性が低い状況にならないと本機の性能を十分に発揮できないだろう。射撃を繰り返し見せてタックルをためらわせたり、カットされる前にQDCで離脱するなど、メインの積極的な活用が求められる。
敵の孤立が減る6vs6以上の戦闘では性能を発揮できない場合が多く、せっかくコスト+30してサーベルBを装備しても、4連撃以上を一度も使わずに戦闘が終了してしまう事もあるだろう。最近は障害物や段差を利用して連撃を外そうとするパイロットも多いため、可能であれば連撃を仕掛けるタイミングに地形も考慮し、必要な場面以外ではQD離脱などを用いて慎重に運用しよう。

無理に6連撃を仕掛けようとして、カットされたりカウンターを貰って撃破されては元も子もないばかりか、2落ちもすれば敗北に直結してしまう。EXAMにこだわり過ぎず、回復できるときには回復し、状況に応じてEXAMを維持するか、しないかを判断する必要がある。自身がゲルググ(S)並の高コストになることをしっかりと自覚しておきたい。特に、EXAMが発動している状況では、敵も本機が極めて高火力MSであることは理解しているため、積極的に撃破を狙ってくる。無理な突撃はせず、EXAM発動時の高い機動力と高火力をプレッシャーに連撃を決めるチャンスを狙おう。


EXAM発動条件も緩和されたため、両軍通しても屈指の打撃力を備えるに至ったが、状況により「あえて自らダメージを受ける」「あえて拠点回復を抑える」という異色な側面を併せ持つ点には注意したい。

重要

サーベルAのダウン値は特殊(特に1段目が非常に高い)で6連撃中に味方からの射撃・格闘、いわゆる「被せ」をされると、連撃が最後まで入らずに敵機がダウンしてしまう(ダウン値の低い射撃・ズゴックのメガAなどの1掃射などは大丈夫だが)。
味方機は、本機が連撃をしている場合は「被せ」には、タイミングを計る等十分注意して欲しい。特に格闘機同士はダウン値が合算するので、即ダウンしてしまう。ただし、ギャンのサーベルBはダウンせず、全段ヒットする。


その他

REV.2.10にて、二戦中最低一勝する事で先行支給のクジが一回引け、当たると即支給された。
クジが引けた期間は10/02/14まで。

各セッティングの支給ポイントが少ないため、トレーニングモードだとセッティングを手に入れやすくなっている。先に支給を受けながら感覚を掴んでおくのが、お財布にも他プレイヤーにも優しい。
要となるヒート・サーベルBも2500と実戦で消化するには厳しい数値なので、せめてトレーニングモードで機動4とサーベルBを入手した上で実戦に投入したい。

作中での設定等はWikipedia:イフリート改を参照。

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最終更新:2011年07月28日 18:55