パワーアシスト

最近は日本でも世界でもパワーアシスト系の研究が盛んですね。

パワーアシスト系の論文で使えそうな言い回しを書いていきます。



操作者の意思を反映する


reflect operator's intention
操作者の意思を反映する

パワーアシストというのは人間に追従しなけりゃなりませんよね。
人間がどちらの方向にどれくらいのスピードで動きたいのか、
という「操作者の意思」をマシンはくみ取らなければなりません。
それをなんらかの方法で計測したのち、
パワーアシストマシンに「reflect(反映)」するわけですね。

OperatorとSubjectの違いは?
実験を行うに当たり、この差は明確にしておきましょう。
マンマシン系の実験をする際は、操作者でも被験者でもあまり変わらないように思いますが、
重要なのは「完成版」なのかどうか、と言う事になります。

Operator(操作者)はもっと広義です。
何かを操作さえしていればOperatorになるというわけ。
その操作対象を実験等に用いて、その際の操作者をSubjectと呼ぶわけですね。

ではなぜ上記の例文ではOperatorになっているかというと、
将来的にマシンを「完成」させて実用化して普及させることを考えているからです。
いつまでも使う人がSubjectでは困るってこと。


操作力を加えるという表現

The subject imposed operation torque on the manipulator's handle.
被験者は操作トルクをマニピュレータのハンドルに加えた。

操作力を加えるからといって「add」でもないし、
操作力を与えるからといって「give」でもないのですねぇ。

参考:"Human Extenders"(H.Kazerooni)

最終更新:2009年08月15日 23:53