序論

英語論文において第一の関門、「序論」です。
論文の書き方というより、使える言い回しを見ていく感じになります。
スペル、文法等のミスはご指摘頂けると幸いです。



この研究の目的は~~である


The purpose of this study is to develop the intelligence home robot.
訳)この研究の目的は知的なホームロボットの開発である。

特に難しいことはありませんが、「study」「resurch」「paper,article」等をかき分ける必要がありそうだ。
studyは自分がカバーしている研究全体。
resurchは研究の中で行われた一つもしくはいくつかの調査とその結果。
paper,articleは読者が現に読んでいる論文だけを指し示す。


~~に関して多くの研究がなされている


Many studies have been made on the home robot.
ホームロボットに関して多くの研究がなされている。

完了形はいまだに理解しきれません(笑)
実際ここら辺は理解するというより使い倒して慣れるしかないのかも。
研究を「する」っていうのは make on を使うのですね。

ちなみに、論文を書く上では受動態は嫌われる傾向にあるそうです。
この例文も使ってるジャン!と思われますが、
具体的には研究が「される」というより
「多くの研究者が」という主語が抜けて簡略化されているのでしょう。

逆にホームロボットを主語にして、研究が「されている」という受動態を用いると
アウトになるのかもしれませんね。


~年代


in the 1950s
1950年代には

1950~1959年までの「1950年代」を示すには語尾にsをつける。
また、冠詞は特定の年代を指しているのでtheを用います。



~に焦点を当てる、注目する


&color(blue){We focused on the subject's leg.}
我々は被験者の足に注目した。→ 我々が注目したのは被験者の足である。

自分の研究において、どの部分に重要性を見出したかを示します。
オリジナリティにも関わってくる部分なので効果的に使いたいですね。


制御手法の元ネタを明かす


This method is baced on impedance controlling.
この手法はインピーダンス制御法に基づいている。

完璧に新しい手法というものはなかなか存在しません。
多くは既に存在する手法を改良したものや、
それに基づいて自分の手法を織り込んだものを提案しています。
そういった際に、自分の手法を理解しやすくするためにも
どの手法に基づいているかを明確にしておいた方が良いでしょう。


~~といったことが想定されている


It is assumed that human acts with robot in same area.
訳)人間とロボットが同じ場所で活動すると想定されている。

未来の展望があるなかで、クリアすべき課題はいくつもあるでしょう。
そういった状況で上記センテンスが使えます。
が、「It is supposed to」との使い分けが重要です。
こちらは「~~することになっている」という決定の意味が非常に強いからですね。
























最終更新:2011年01月26日 17:03