東鷹アクセント
株式会社東鷹アクセントは、1997年(平成9年)に設立された東鷹快速鉄道グループの鉄道車両メーカー・デザイン会社である。主に東鷹快速鉄道の車両開発・製造を担当。少量ではあるが他社への納入も行っている。
鉄道車両製造専門ではなく、GKインダストリアルデザインのように様々な工業デザインも手がけており東鷹快速バスグループの塗装やバスのデザインなどグループ内外問わず様々なデザインを行っている。
株式会社東鷹アクセントは、1997年(平成9年)に設立された東鷹快速鉄道グループの鉄道車両メーカー・デザイン会社である。主に東鷹快速鉄道の車両開発・製造を担当。少量ではあるが他社への納入も行っている。
鉄道車両製造専門ではなく、GKインダストリアルデザインのように様々な工業デザインも手がけており東鷹快速バスグループの塗装やバスのデザインなどグループ内外問わず様々なデザインを行っている。
概要
基本的に東鷹快速グループ内の車両設計を担当しているが、TS2300系の成功以来、他社からの発注も受けるようになった。
車両デザインでは定評があるが、大手の車両メーカーと比べると1から独自で設計した車両ではいまひとつな節もある。基本設計がある程度できているものに対し、「味付け」的なデザイン・チューニングが得意である。
また生産力は小規模で、1度に大量の車両を製造することができない(TS2300系の場合、元々ローペースで製造することになっていたが投入初年度・2004年は1年間で5編成程度であった)そのため東鷹アクセントで設計を行った車両は東急車輛など他のメーカーでも製造することがある。
ステンレス車とアルミ車で開発チームが分かれており、グループ各社にはそれぞれの車両が並行して納入される場合もある(例:東京新都心高速の4000系と6000系)。
武蔵野車輌製造との共同開発も行われており、武鉄ブロック工法を用いたTS5100系やM300系の設計も手がけた。ステンレス車体を得意とする東鷹アクセントと精度の高いステンレス車体を製造できる武鉄ブロック工法の相性はなかなかである。
会社概要
社名 | 株式会社東鷹アクセント |
英文社名 | Totaka Accent Co.,Ltd. |
種類 | 株式会社 |
略称 | 東アク、東鷹車輌 |
本社所在地 | 181-0012 東京都三鷹市上連雀 |
設立 | 1984年3月21日 |
業種 | 輸送用機器、デザイン |
事業内容 | 鉄道車輌の製造・整備・改造、各種デザイン |
代表者 | 代表取締役社長 九条仁和 |
資本金 | 9億5000万円(2007年3月31日現在) |
売上高 | 100億6200万円(2007年3月期) |
従業員数 | 93名(2007年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 東鷹快速鉄道株式会社 100% |
車両設計上の方針
電装品は東芝、車体はE231系・E233系をベースとしたステンレス車体というのが基本であるが、各社の要望や必要とする性能に応じてアルミ車体、東芝・三菱・東洋をうまく使い分ける。
ステンレス車体においては、外板をE231系等の標準である1.5mmに対し、1.7~2.1mmと厚めのものを採用することが多い。これは、軽量化よりも美しさや車体剛性の強化(=快適性・静粛性の向上)を重視しているからである。
インバーター等の電装品は特に指定の無い場合、東芝製を用いることが多い。
これは、工場のある三鷹から近い府中に工場があることで昔からの付き合いがあること、不具合があった場合部品の供給やサポートがスムーズに行えるという理由からである。
これは、工場のある三鷹から近い府中に工場があることで昔からの付き合いがあること、不具合があった場合部品の供給やサポートがスムーズに行えるという理由からである。
性能に関しては、あまり細かく指定せずとも高性能な車両を設計するため大体のイメージのみ伝えてあとは適当に、という会社もある。
代表的な車両
- 東鷹快速鉄道
- 東京新都心高速交通
- 麻帆良電鉄
その他の事業
バス
最近では東鷹快速鉄道がバス事業にも力を入れているため、富士東鷹バス製造でバス車体の架装もするようになった。
そのバス車体のデザイン・設計に東鷹アクセントも参加している。
そのバス車体のデザイン・設計に東鷹アクセントも参加している。
車体塗装・ラッピング
車両デザインの一環として、車両の塗装・ラッピング・帯貼り等も行う。
東鷹快速バスのラッピングを主に行っている。
東鷹快速バスのラッピングを主に行っている。