共通主要諸元
全長 | 20,000mm |
全幅 | 3003.2mm |
全高 | 4,090mm |
車体長 | 先頭車:19,570mm 中間車:19,500mm |
車体幅 | 2,950mm |
車体高 | 先頭車:3,690mm 中間車:3,630mm |
床面高 | 1,120mm |
軌間 | 1,067mm |
電気方式 | 直流1,500V |
主電動機 | かご形三相誘導電動機(M-MT106A-G2) |
主電動機出力 | 連続定格:270kW(1時間定格時459kW) |
制御装置 | 2レベルPWMIGBT-VVVFインバータ M-PC15A-G2(1C2M) |
駆動装置 | WN平行カルダン歯車形たわみ軸継手方式 |
台車 | 軸梁式軽量ボルスタレス台車(セミアクティブ制振装置・ヨーダンパ付) |
歯車比 | 1:6.53 |
固定軸距 | 2,100mm |
車輪径 | 860mm |
ブレーキ方式 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ (応荷重、遅れ込め制御、直通予備、救援、耐雪、抑速、駐車ブレーキ付き) |
製造メーカー | 近畿車輛・川崎重工業 |
概要
構造
車体
搭載機器
電源・制御装置
空気供給装置
台車
設備
形式
- クモハ2500形 (Mc)
- クモハ2400形 (M'c)
- モハ2500形 (M,M3,M5)
- モハ2400形 (M')
編成表
沼津総合車両所所属車
←内宿 熱海→ | ||||||||
0番代1次車 | > クモハ2500 -0 (Mc) |
モハ2400 -0 (M') |
モハ2400 -0 (M') |
> モハ2500 -500 (M5) |
モハ2400 -0 (M') |
モハ2400 -0 (M') |
> モハ2500 -300 (M3) |
クモハ2400 -0 (M'c) |
> クモハ2500 -0 (Mc) |
モハ2400 -0 (M') |
> モハ2500 -0 (M) |
クモハ2400 -0 (M'c) |
|||||
0番代2次車 | > クモハ2500 -100 (Mc) |
モハ2400 -100 (M') |
モハ2400 -100 (M') |
> モハ2500 -600 (M5) |
モハ2400 -100 (M') |
モハ2400 -100 (M') |
< > モハ2500 -400 (M3) |
クモハ2400 -100 (M'c) |
> クモハ2500 -100 (Mc) |
モハ2400 -100 (M') |
< > モハ2500 -100 (M) |
クモハ2400 -100 (M'c) |
沼津総合車両所品川支所所属車
←蓮田 小田原→ | ||||||||
6000番代 | > クモハ2500 -6000 (Mc) |
モハ2400 -6000 (M') |
モハ2400 -6000 (M') |
> モハ2500 -6500 (M5) |
モハ2400 -6000 (M') |
モハ2400 -6000 (M') |
> モハ2500 -6300 (M3) |
クモハ2400 -6000 (M'c) |
> クモハ2500 -6000 (Mc) |
モハ2400 -6000 (M') |
モハ2400 -6000 (M') |
> モハ2500 -6000 (M) |
モハ2400 -6000 (M) |
クモハ2400 -6000 (M'c) |
|||
> クモハ2500 -6000 (Mc) |
モハ2400 -6000 (M') |
> モハ2500 -6000 (M) |
クモハ2400 -6000 (M'c) |
綾瀬総合車両所成田支所所属車
←東京 銚子・成田空港→ | ||||||
5000番代1次車 | クモハ2500 -5000 (Mc) |
モハ2400 -5000 (M') |
モハ2500 -5000 (M) |
クモハ2400 -5000 (M'c) |
||
5000番代2次車 | クモハ2500 -5100 (Mc) |
モハ2400 -5100 (M') |
モハ2500 -5100 (M) |
クモハ2400 -5100 (M'c) |
||
クモハ2500 -5100 (Mc) |
モハ2400 -5100 (M') |
モハ2400 -5100 (M') |
モハ2500 -5100 (M) |
モハ2400 -5000 (M') |
クモハ2400 -5000 (M'c) |
番代別概説
0番代1次車
0番代2次車(100番代)
- 前面デザインを2700系や3500系3次車と同様のものに変更した。ただし、高速走行時の安全性を考慮して前面窓ガラス高さを1次車と同サイズとしたため、窓ガラス形状はそれらの車両と異なっている。
- 1次車までは準備工事に留めてきたデジタル伝送制御システムを搭載し、非常ブレーキ用を除く全ての引き通し線を廃止した。これにより、1次車に比べて1.3t - 1.5t程度の軽量化が図られている。また、基幹伝送速度が1次車までの10Mbpsから100Mbpsと大幅に向上している。
- これまで幕式を採用してきた種別表示器、並びに3色LED式を採用してきた行先表示器を統合し、フルカラーLED式の種別・行先表示器に変更した。フォントは種別表示はオリジナル字体、行先表示はMSゴシックである。ただし、先頭車前面の種別・行先表示器についてはフルカラーLED化は実施されているものの、表示エリアが小さいため従来通り分離させている。また、前面の運行番号表示器は廃止した。
- 走行に必要な機器類の二重系統化を実施し、片側が故障してももう片側の系統で運転が続行できるように配慮した。これに伴い、モハ2500形0・300番代のパンタグラフは2基搭載に変更されている。
- 車椅子スペースの名称を「車椅子・ベビーカースペース」に変更し、外部に表示しているサインにもベビーカーマークを追加した。
- 省電力化のため、これまで蛍光灯を使用していた室内灯をLED照明に変更した。また、東名首都圏電気鉄道の車両としては初となる、走行時間帯等の条件に合わせて照明の色が変わるシステムを採用している。
- 戸挟み対策として、従来からの戸締め力弱め機構に加えて戸先ゴム内の空気圧力変化を検知し、挟んでいる事を警報や表示灯で乗務員に知らせる戸挟み検知装置を追加した。
- 1次車に乗務した乗務員からの要望を踏まえ、主電動機の高速域での出力特性を1次車よりも更に高めた。これによって、高速域での加速性能と回生ブレーキ性能の両方を更に高めている。
0番代3次車(100番代2次車)
- 前部標識灯およびフォグランプをHIDからLEDに変更した。これにより、フォグランプの色合いは黄色から橙色に変更されている。
- 車両制御装置をIGBT素子VVVFインバータからフルSiC-MOSFET素子VVVFインバータに、主電動機を全閉式かご形三相誘導電動機に変更し、低騒音化を図った。主電動機出力は以前と変わらず連続定格270kWである。これにより、従来車で妻面に設けられていた主電動機冷却風取入口が廃止されている。
- 電動空気圧縮機をスクリュー式から三菱電機製スクロール式に変更した。
- 座席腰掛けおよび肘掛けの形状を変更し、より着席時の快適性を向上させた。
- フリースペースは近年の流行を反映せず、従来通り両先頭車のみに設置している。なお、東名首都圏電気鉄道関係者は「本当はクモハ2500形のフリースペースも2300系以前のように座席に戻したい」と鉄道雑誌で発言している。
起動加速度 | 3.3km/h/s |
営業最高速度 | 160km/h |
設計最高速度 | 180km/h |
減速度 | 5.6km/h/s(常用最大) 6.2km/h/s(非常) |
編成定員 | 1,123名(8両編成) 835名(6両編成) 547名(4両編成) |
車両定員 | 133名(クモハ2500) 126名(クモハ2400) 144名(モハ2500・2400) |
車両質量 | 41.6t/40.2t(クモハ2500・1次車/2次車) 41.8t/40.5t(クモハ2400・1次車/2次車) 39.0t - 39.5t/37.5t - 38.0t(モハ2500・1次車/2次車) 38.6t/37.1t(モハ2400・1次車/2次車) |
編成出力 | 270kW×2×8=4,320kW(8両編成) 270kW×2×6=3,240kW(6両編成) 270kW×2×4=2,160kW(4両編成) |
台車 | 動台車:M-DT63A 付随台車:M-TR246B・M-TR246C |
保安装置 | ATS-SW2・東名CS-ATC・ATC-IM 列車防護無線装置・EB・TE装置 |
5000番代1次車
5000番代2次車(5100番代)
起動加速度 | 3.0km/h/s |
営業最高速度 | 140km/h |
設計最高速度 | 160km/h |
減速度 | 4.9km/h/s(常用最大) 5.4km/h/s(非常) |
編成定員 | 1,134名(8両編成) 554名(4両編成) |
車両定員 | 134名(クモハ2500) 130名(クモハ2400) 145名(モハ2500・2400) |
編成出力 | 270kW×2×8=4,320kW(8両編成) 270kW×2×4=2,160kW(4両編成) |
台車 | 動台車:M-DT63A 付随台車:M-TR246D・M-TR246E |
保安装置 | ATS-SW2・ATC-IM 列車防護無線装置・EB・TE装置 |
6000番代
起動加速度 | 3.3km/h/s(東名首都圏電気鉄道・東京新都心高速線内) 3.0km/h/s(武蔵野鉄道線内) |
営業最高速度 | 160km/h(東名首都圏電気鉄道・東京新都心高速線内) 130km/h(武蔵野鉄道線内) |
設計最高速度 | 180km/h |
減速度 | 5.6km/h/s(常用最大・東名首都圏電気鉄道・東京新都心高速線内) 4.0km/h/s(常用最大・武蔵野鉄道線内) 6.2km/h/s(非常) |
編成定員 | 1,123名(8両編成) 835名(6両編成) 547名(4両編成) |
車両定員 | 133名(クモハ2500) 126名(クモハ2400) 144名(モハ2500・2400) |
編成出力 | 270kW×2×8=4,320kW(8両編成) 270kW×2×4=2,160kW(4両編成) |
台車 | 動台車:M-DT63A 付随台車:M-TR246B・M-TR246C |
保安装置 | ATS-SW2・ATC-IM・武鉄ATS 列車防護無線装置・EB・TE装置 |
運用線区
0番代(沼津総合車両所)
5000番代(綾瀬総合車両所成田支所)
- 京葉縦断線:東京駅 - 銚子駅間
- 空港線:成田駅 - 成田空港駅間
- 東京環状線:東京駅 - 東京駅間
- 副都心線:池袋駅 - 新宿駅間
- 九十九里線:銚子駅 - 外川駅間
- 神宮線:佐原駅 - 鹿島神宮駅間
6000番代(沼津総合車両所品川支所)
- 東名本線:東京駅 - 品川駅間
- 京浜相模線:品川駅 - 小田原駅間
- 副都心線:新宿駅 - 品川駅間
- アーバンメトロ新都心線:新宿駅 - 八潮市駅間
- 武蔵野鉄道岩槻線:八潮市駅 - 赤城駅間
その他
本形式を使用した試験
車体ラッピング
アイドル名 | 8両編成 | 4両編成 |
ときのそら | I1編成 | U4編成 |
ロボ子さん | I5編成 | U8編成 |
さくらみこ | I8編成 | U1編成 |
星街すいせい | I9編成 | U2編成 |
AZKi | I10編成 | U9編成 |
miComet | I12編成 | U5編成 |
東名首都圏電気鉄道の鉄道車両 | |||
電車 | 近距離用 | 200系 - 600系 - 800系 - 1000系 - 1300系 - 1500系? | |
中距離用 | 直流用 | 300系 - 700系 - 2000系 - 2300系 - 2500系 - 2700系 - 3000系 - 3300系 | |
交直両用 | 3500系 | ||
遠距離用 | 直流用 | 400系(運用終了) - 500系(運用終了) - 20000系 - 21000系 - 22000系 - 23000系 - 24000系 - 25000系 - 26000系? - 27000系 | |
交直両用 | 10000系 - 12000系 - 13000系 | ||
事業用 | MR3000系(運用終了) - MR5300系 - MR7150系 - MR9000系 | ||
展示用 | 名鉄1600系 - 名鉄7000系 | ||
気動車 | キハ100系(運用終了) - キハ150系(運用終了) - キハ1000系(運用終了) - キハ1500系(運用終了) - キハ10000系 | ||
客車 | M10系(運用終了) - M15系(運用終了) - M20系(運用終了) - 20系(展示用) | ||
貨車 | チキ5200M形 - チキ5500M形 - チキ6000M形 - チキ7000M形 - ホキ800M形 | ||
蒸気機関車 | C62形(展示用) | ||
電気機関車 | EF100形(運用終了) - EF150形(運用終了) - EF200形(運用終了) - EF250形(運用終了) - EF20000形 | ||
ディーゼル機関車 | DE10M形 - DD51M形 - DF200M形 |