神奈川鉄道8000系
概要
この車両は神奈川鉄道本線の愛静高速線部分(小田原~名古屋・岐阜間 現愛静鉄道)の開業と同時に製造された高速快特型電車である。
また、民鉄では初めて320km/hの速度性能を持った車両である。
全てが8両編成で全電動車仕様だが、中間車のうち4両が0.5M仕様になっているため6M2T相当になっている。
設計は神奈川鉄道、製造は川崎重工・日立製作所と、ノックダウンで神奈川鉄道渋川工場で製造された。
また、民鉄では初めて320km/hの速度性能を持った車両である。
全てが8両編成で全電動車仕様だが、中間車のうち4両が0.5M仕様になっているため6M2T相当になっている。
設計は神奈川鉄道、製造は川崎重工・日立製作所と、ノックダウンで神奈川鉄道渋川工場で製造された。
主要諸元
起動加速度 | 2.7km/h/s(快特線)3.3km/h/s(高速線) |
営業最高速度 | 160km/h(快特線)320km/h(高速線) |
設計最高速度 | 460km/h |
減速度 | 5.5km/h/s(通常) |
6.4km/h/s(非常) | |
全長 | 18,500mm(先頭車) |
18,000(中間車) | |
全幅 | 2,830mm |
全高 | 3,710mm |
軌間 | 1,435mm |
電気方式 | 直流1,500V |
交流25,000V-60Hz | |
モーター出力 | 370kW |
編成出力 | 370kW×24=8,880kW |
駆動装置 | WN平行カルダン歯車形たわみ軸継手方式 |
制御装置 | IEGT-VVVFインバータ制御 |
ブレーキ方式 | 回生併用電気指令式空気ブレーキ(応荷重装置付き) |
うず電流ブレーキ(T車のみ) | |
保安装置 | 神鉄ATO,ATC-KL |
構造
角の立った流線型の先頭部に、アルミのハニカム構造の車体が組み合わさり、とてもなめらかな外観である。
また、窓は全てポリカーボネート製である。
ドアは全てプラグドアが採用されている。
また、窓は全てポリカーボネート製である。
ドアは全てプラグドアが採用されている。
台車は軸梁式軸箱支持方式のボルスタレス台車。先頭車にはフルアクティブサスペンション、中間車の台車にセミアクティブサスペンションの機能が装備されている。
また、車体を最大で3度傾ける車体傾斜装置が搭載されており、通常より最大20km/h速い速度でカーブを通過できる性能を有する。
車両間には全周ホロと車体間ダンパが装備されていて、安定した高速走行を実現している。
主電動機には最大出力370kWという強力なものを利用し、起動加速度3.3km/h/s、320km/hまで約2分半という驚異的な性能を誇る。
ちなみに、JR東海および西日本に所属するN700系は305kWのモーターを使用しており、これよりもモーター単位の性能が高いことになる。
また、車体を最大で3度傾ける車体傾斜装置が搭載されており、通常より最大20km/h速い速度でカーブを通過できる性能を有する。
車両間には全周ホロと車体間ダンパが装備されていて、安定した高速走行を実現している。
主電動機には最大出力370kWという強力なものを利用し、起動加速度3.3km/h/s、320km/hまで約2分半という驚異的な性能を誇る。
ちなみに、JR東海および西日本に所属するN700系は305kWのモーターを使用しており、これよりもモーター単位の性能が高いことになる。
車内設備
岐阜よりの1号車から6号車までが自由席、7号車と8号車が指定席である。
ただし、自由席については、着席券が必要な定員制となっている。
自由席は4列のリクライニングシートが装備されている。シートピッチは990mm。新開発のポリエステルクッションを採用、座面も新たなバネを採用し、従来の車両に比べて圧倒的な居住性を兼ね備えている。
指定席は自由席と同じ4列シートながら、肘掛けや背もたれの大幅な拡大を行なった「シンクロフィット構造(ゆりかごのように座席が倒れ、居住性の高いシート)」を採用した。レッグレストを装備し、シートピッチは1,030mmとなっている。
また、全ての座席にコンセントが装備されていて、ノートPCや携帯充電などに使用されることを想定している。
車いすスペースは、指定席の8号車、自由席の4号車、6号車にそれぞれ1カ所ずつ設置されている。
車内は全て禁煙だが、3号車の4号車側、7号車の8号車側に喫煙ルームが設置されている。
トイレは8号車のみ車いす・オストメイト対応で、そのほかは洋式偶数号車に設置されている。
また、全車両に無線LANの設備があり、漏洩同軸ケーブル(LCX)を通じて神奈川鉄道車内インターネット接続システムを利用することができる。
車内案内表示器はすべてワイドLCDで統一されている。
ただし、自由席については、着席券が必要な定員制となっている。
自由席は4列のリクライニングシートが装備されている。シートピッチは990mm。新開発のポリエステルクッションを採用、座面も新たなバネを採用し、従来の車両に比べて圧倒的な居住性を兼ね備えている。
指定席は自由席と同じ4列シートながら、肘掛けや背もたれの大幅な拡大を行なった「シンクロフィット構造(ゆりかごのように座席が倒れ、居住性の高いシート)」を採用した。レッグレストを装備し、シートピッチは1,030mmとなっている。
また、全ての座席にコンセントが装備されていて、ノートPCや携帯充電などに使用されることを想定している。
車いすスペースは、指定席の8号車、自由席の4号車、6号車にそれぞれ1カ所ずつ設置されている。
車内は全て禁煙だが、3号車の4号車側、7号車の8号車側に喫煙ルームが設置されている。
トイレは8号車のみ車いす・オストメイト対応で、そのほかは洋式偶数号車に設置されている。
また、全車両に無線LANの設備があり、漏洩同軸ケーブル(LCX)を通じて神奈川鉄道車内インターネット接続システムを利用することができる。
車内案内表示器はすべてワイドLCDで統一されている。