TS5100系 Tc5111
概要
車体は武鉄ブロック工法を用いたステンレス製、20m4ドア幅広車体。
臨海急行線では特に必須とされてはいないが、前面には非常用貫通扉を設けてある。
前面デザインは何度かの試行錯誤の末、角型ヘッドライトを下部に配した大人しいスタイルとなった。
臨海急行線では特に必須とされてはいないが、前面には非常用貫通扉を設けてある。
前面デザインは何度かの試行錯誤の末、角型ヘッドライトを下部に配した大人しいスタイルとなった。
制御装置は、東芝製IGBT-VVVFインバータ制御を採用している。編成中の電動車 (M) と付随車 (T) の構成(MT比)は10両編成で7M3Tとしている。これは、一部地下区間に存在する急勾配での故障編成の押し上げや電動車2ユニットカット時の運転継続を考慮しているためである。
クーラーは屋根上に2基搭載するがかなり大型もののため、通常時は片側1基のみ使用する。
国展対策
夏・冬の巨大イベントを中心とした強烈な混雑に対する対策が各所に施されている。
車体は強度の高い武鉄ブロック工法で、客室のスペースを最大限に取るため乗務員室はTS2300系などと比べると若干狭い。
窓は上部が内側に開く換気窓、下部が下降窓。クーラーは集中型に匹敵するほど大型の分散クーラー2基を屋根上に搭載。
車内は手すり等の角を全て丸く処理。押し付けられても痛くないよう配慮している。
スピーカーはBOSE製サブウーファー付を1両につき3基搭載。
窓は上部が内側に開く換気窓、下部が下降窓。クーラーは集中型に匹敵するほど大型の分散クーラー2基を屋根上に搭載。
車内は手すり等の角を全て丸く処理。押し付けられても痛くないよう配慮している。
スピーカーはBOSE製サブウーファー付を1両につき3基搭載。
当初、ドアもワイドドアにする計画があったが国際展示場まではノンストップにするためあまり効果が無く、戸挟みが起きる可能性が増えてしまうためドア幅は通常のものになった。
主要諸元
起動加速度 | 3.3km/h/s |
設計最高速度 | 140km/h |
減速度 | 4.5km/h/s(常用)、4.9km/h/s(非常) |
車両定員 | 先頭車148/中間車167 |
全長 | 20,000mm |
全幅 | 2,940mm |
軌間 | 1,067mm |
電気方式 | 直流1,500V |
モーター出力 | 205kw |
編成出力 | 205kW×14=2870kW |
歯車比 | 1:6.78 |
駆動装置 | TD継手平行カルダン駆動方式 |
制御方式 | IGBT-VVVFインバータ制御 |
ブレーキ方式 | 回生併用電気指令式空気ブレーキ |
保安装置 | ATS-M,ATC-NS,ATS-SW/PW,武鉄ATS |
編成組成
7M3Tの10両固定編成。
乗車率200%の状態で1ユニットが故障しても営業運転を続行可能である。
乗車率200%の状態で1ユニットが故障しても営業運転を続行可能である。
Tc 5110 | M 5120 | M' 5130 | T 5140 | M1 5150 | M2 5160 | M3 5170 | M 5180 | M' 5190 | Tc' 5100 |
ATS IR | Pt VVVF | CP SIV | Pt VVVF | SIV | CP | Pt VVVF | CP SIV | ATS IR |
添付ファイル