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要塞戦シナリオ

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hachu

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要塞戦シナリオ


3行で要約。
予言によると近い未来悪神が降臨するらしいぞ
虎女はツンデレ
要塞作って守ったらどうよ?その要塞誰のものよ?そうだ強いギルドにやることにしよう。

今から300年前イスラムで生まれ、世の中を旅して世界の未来に対して研究をしたアサドという学者がいた。
世界の未来を予測することで子孫達により優れた未来を抱かせようとした冒険家兼予言者であったアサドは、未来に関する資料や噂を聞く場所へならどんなことでも命を懸けて探し出し、その秘密を明かした。
しかし彼が探し出したほとんどの資料は偽書や人の幻想によって作られた場所であり、本当に未来に関して記録された資料はほとんど無く、そのような偽りで空しいものを探す時間に費やしたアサドの年齢はいつの間にか60になっていた。
60になっても今まで何一つとまともなものを探し出せなかったことを悟り、自分がしていることに懐疑感を受けたアサドは、旅に出るようになってから一度もまともにしなかった誕生日に大きなパーティを開き、これ以上冒険をしないことを多くの人の前で話す決心をした。

いよいよアサドの誕生日が前日へと迫り、彼が知る多くの人々が誕生日を祝うためにアサドの家へと集まり、彼らはアサドが好んだ骨董品や珍しいものを誕生日プレゼントとして持ってきた。
これで冒険をやめるつもりであったのだが、それでも客が自分にくれた珍しいプレゼントを嬉しそうな表情で眺めていたアサドは、ふと誰がプレゼントしたのかは分からない古い本に視線が行った。
その本の内容を知りたいアサドは何かに導かれるように本を読み、数時間が経って本を全て読んだとき、彼は今まで自分が解決できなかった謎の全ての開放が盛られているその本と共にリュックを担いで旅に出ていた。

翌日アサドの家へと集まった人々は、アサドが残した手紙を読み、彼がまた旅に出たということに対していぶかしがったが、結局誰もその事情を知らずに家へと帰り、その後彼らの中でアサドの姿を再び見たものはいなかった。
アサドがプレゼントでもらい彼をまた旅へと繰り出したその本は、誰が書いたのかどこから出たのかもわからなかったが、アサドが一生の間悩み続けて結局解くことができなかった問題の解答が書いてあり、アサドは本について謎を解きながら自分の願った世界の未来に対する情報に向かって少しずつ近づいていった。

旅に出てから数日後、本に書かれていた暗示についてエジプトへと向かったアサドは、今まで自分が接したどのようなことも比べることができないほど巨大なものと出くわすことになった。
そしてそこで世界の未来に対して知ろうとしていた自分の目的すら忘れて何かに対して夢中で研究したアサドはそれからは影を潜めてしまい、彼がしていた研究はそれから数百年後に別の冒険家によって世間に知られるようになる。
バグダッド西部にある古い遺跡にて発見されたアサドの残した本は保存状態が劣悪であり、簡単には読めるものではなく、急いで書いた内容なのか文法と内容がごちゃまぜで一般的に見ては何の話なのか全く分からなかったが、なんとなく本の内容を見ようとすると薄気味悪い感じがし、何か重要な話が本に書かれているような気がした。
本に漂うすさまじい分意気のために本を見つけた冒険家はどうしても骨董屋へと本を売ることができずにイスラムのカリフ・サラディンに捧げ、その内容の知りたかったカリフは学者に本に対する研究を指示した。



数ヶ月が経ってイスラムの学者達が分析した本の内容とは、巨大な悪意の出現と世間の週末に対しての予言であった。
普通に見れば虚構であり信じられない話であるが、アサドの本に書かれている悪の出現前の兆候や終末へと向かう過程が詳しく書かれてあり、またその中のいくつかは既に世間へと現れていた。
そして決定的なことは巨大な悪が出現すると予言されている時期がそう遠くない未来だということであった。
世界の東西を横切る貿易路の誕生、各種化け物の出現など多くの部分が本に書かれていることと一致しているのを確認したサラディンは緊急会議を開き、対策を議論した。自分達の力だけではこの事態を解決できないことを認知した彼らの出した結論は、世界各国の支配者達に使いを送り、この事実を知らせて協力を要請するというものであった。
結論が下されると直ちに世界中へと使いが派遣され、その中には中国や東欧のような巨大な国家へと派遣される使いもいたが、小アジアを支配するキャプテンアイビーや飛賊團を統治する虎女のような人類の敵だと思われる存在に送られる使いもいた。
イスラムの統治者らしくサラディンは大きな事態に対して過去の感情などは無用だと思っていた。
この事態は理念の差や対立の関係とはかまわずに世界中に住んでいる全人類にかかわる問題だと思い、たとえ善良な人々をいじめる盗賊集団であっても彼らに一緒に戦う義務があると思って使いを送ったのである。

時間が経ってバグダッドを出た使いが一人二人と帰ってきて、ゲルマン族の侵入で自国を守ることに必死である大部分のヨーロッパの国々とまだ勢力が大きくなくて役に立てないと判断した東の一部の国々を除き、多くの国家と集団が戦闘に参加するという嬉しい知らせを伝えてきた。
その中には大きく期待しなかった盗賊集団も含まれていたので、サラディンの喜びはより一層大きくなったが、彼らと手を結ぶことが正しいことなのか憂慮する者達にはあまり良くはない知らせであった。
全ての使いが帰ってきて戦闘に参加する人々が集まると、サラディンは直ちに会議を開いて参加することにした支配者を招待した。
招待を受けた大部分の国家や集団がその要請に応じ、一ヵ月後史上最大の会議がイスラムのテヘランにて開催される。

会議が始まった数週間はお互いの理念と敵対関係のためにまともに会議が進まなかった。
ウルチやアイビーのような盗賊団の長と同じ場へ座っていることだけでも不快だという人のために会議はいつも無駄に進み、サラディンはそんな人々を直接話をして、自分の意を納得させるために多くの時間を消費したからである。
サラディンのそのような努力のおかげで数週間後全ての指導者達が一つの場に集まって会議を開催することができ、その場で彼らはアサドの残した本によってもう一度悪意の神の降臨に対する内容を確認した後、巨大な悪意の存在の前で理念と思想を超えて力を合わせて対抗することを約束した。(紀元598年、第一次テヘラン協定)

それからの会議は早く進行した。指導者達は神と争うために自分達に何が必要なのかを絶えず討論し、彼らの下ろした結論とは、その強さを見積もることのできない強い敵と争うためには、こちらが先に攻撃するよりも丈夫な砦を基盤に防衛しながら弱点を把握し、不意打ちにて崩す方式の戦闘が今の自分には最善であると判断した。
そして指導者達は自分達の都市や本拠地があまりにも不始末だという考えに同意し、より一層強くて丈夫な建物である要塞を建設することに合意し、一応始めは長安と飛賊団要塞を建設して要塞に必要な部分と問題点を把握することにした。
それまで全てのものが順調に進行さているようであった。
こうして会議のほとんどが終える頃、誰かが要塞に対する所有権について問い、いくつかの指導者達が当然作った人のものではないかと答えたが、もし要塞が国家間の戦争に利用された場合はどうするのかという憂慮の声が一つ二つ現れ始めた。
もしそのような事態が起こった場合、要塞を先に所持していた方が有利になるはずであり、もし世界中全ての国が要塞を持っていた場合は簡単に終わらない長い戦争になるかもしれなかったのである。

そこまでまだ考えていなかったサラディンも明らかな解決策を出すことができずに悩みに陥り、会議はとげとげしい雰囲気に流れていった。
投票によって、一つの国家に絶対的な所有権を与えるという意見、そのまま作った勢力が持つという意見、また他の勢力に任せるという意見等要塞の所有に対して多くの意見が出たが、各々考えや意図することが違ったので意見が一つの統一できず、指導者達はますますお互い不信して対立することになり、最初に持っていた信頼と約束が壊れていった。

状況を見たサラディンはこのままだとかろうじて心を集めた指導者達がまた瓦解されるかもしれないと思い、彼は投票にて多数決で決めることにした。
意見を集めて投票が進行され、一番多くの票を獲得した意見は、第三の勢力にそのまま所有権を与えようということであった。
決まった周期ごとに要塞を利用した戦闘によって要塞を占領して管理することができるギルドを餞別し、選別されたギルドは要塞の所有権と共に大きな恩恵を与えることで意見はまとまった。(西暦599年第2次テヘラン協定)

こうして長きに亘った会議によって悪意の神に対抗するあらゆる計画が樹立し、会議に参加した指導者達は各自の勢力へと戻って急いで要塞にかかわる内容を公布した。
世間に押しかける大きな悪意との戦闘に備えて多くの国々が力をあわせて要塞を製作することにしたという内容と共に、要塞は国家の所有ではなく、ギルドと同盟単位の争奪戦によって勝利したギルドへと所有権が移り、要塞の所有者には大きな利益と権力が与えられるということが公布の主な内容であった。
それが世間に知られると、世間に作られている多くのギルドはざわめくようになった。
今までまともな戦場も無くただ金を賭けてお互いに争ってばかりだったギルド間の戦争が、要塞というフレームの中でまともな戦闘ができるようになり、勝者には大きな富と名誉が与えられるので、今まで力を蓄積しても使いどころが無かったギルドには朗報であった。
世間には多くのギルドと同盟が存在しており、彼らの中で要塞戦に参加する者たちの目的は同じであったが、動機は多様である。

ある者は世間の人々を悪意から守るための使命感にて要塞を占領しようと思っており、またある者は要塞を占領して富と名声を得るために要塞をむさぼり、またある者は純粋に熾烈な戦闘によって自分を発展させ、本当の英雄になるために要塞戦に参加しようと思っているなど、本当に多様な人々が要塞戦に参加する意志を燃やした。

しかし、動機が何であれ結局は一番強いギルドだけが残るはずであり、彼らの運命は悪意の神から世界を守ることになることは明白な事実である。
いよいよ最初の要塞が長安に荘厳な姿を現して世界に公開される。
各地で数多くの英雄達が要塞を占領するために中国へと集まり、各自の戦いで勝者になるための熾烈な戦争が始まろうとしている。
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