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人狼

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匿名ユーザー

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人狼

●8点

原作はかの押井守なので見た。
舞台は戦後。戦後の混乱期反体制勢力が跋扈する中、政府は首都警なる
治安部隊を設置。その主力部隊、突起隊。その突起隊の1人の男が主人公。
反政府組織の少女の死、その姉との出会いで男は。。。
全体的に低いトーンで物語は進むが政治抗争、男と女、対反政府組織戦など
多面的な展開で面白い。アニメーションも秀逸。。。とまぁ上手く言えないが
良かった。たまにはハードボイルド調アニメを見たい人は是非。


●10点
あらすじ:現実とは異なる歴史をたどった昭和30年代の日本。続発する反政府組織の過激な活動に対抗するため、政府は警察・自衛隊とは違う組織、「首都警」を結成。その中心部隊である特機隊は反政府組織と激しい戦いを繰り広げていた。特機隊の隊員、伏一貴(ふせかずき)は、任務中、反政府組織の少女を追いつめるが、目の前で自爆され、ショックを受ける。伏が出会ったのは少女の姉、圭(けい)。共に孤独を抱える二人は惹かれあっていく。一方、反政府活動の沈静化に伴い、「首都警」解体の動きが裏で進む。その中で「首都警」内部にある謎の部隊「人狼」の存在がささやかれていた。 レビュー:アニメのリアル路線を突き詰めたような作品。作画が素晴らしく、キャラの動きはとてもリアルかつ味があり、地味な場面でも見事な芝居を見せてくれる。「イノセンス」や「劇場板パトレイバー2」でも見られる、I.Gのリアル調作画の神髄といえる。戦いのシーンでは、全身に黒い防護服を着込んだ特機隊の迫力のある姿が見所。実在する銃器が使われているので、この辺はミリタリー好きの人に良さそう。ストーリーは、男女のラブストーリーを主軸に、組織間の争いや陰謀をからめて進む。斬新ではないが、ぐっとくるポイントもおさえてあるし、テーマも露骨過ぎない程度に明確。ハードボイルド調の乾いた抒情が好きな人には特に良いと思う。声優や音楽も問題なし。映画全体の完成度が高く、細かい描写にまで伏線が作り込まれていて、何度も見返す楽しみがある。個人的にはラスト辺りの台詞回しにやや残念な部分がありましたが、そこ以外は文句なし、絶賛です。リアルな絵が苦手という人には合わないでしょうが、とにかくよく出来てます。あと、かなり血が出るのでそこは注意。アニメファンだけでなく映画好きの人にも見てほしい一本。
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