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撒き

最終更新:

gg2sir

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ver1.46

『撒き』は、発売から一年ぐらい経ってから流行りだした戦術で
CPU相手は勿論、動画を漁っても過去のものは全く行っていない場合があります。
‥‥が、現状は撒きは強力な行動であり、ほぼ必須戦略です。
当初は「撒きゲーしてれば勝てる」というクソゲー戦術扱いされてもいました。
しかし流行りだしてから数ヶ月で対策も取られており、
現状はプレイヤ間の撒き対策情報が充実してきているので、撒きゲーでは勝てません。
どちらかと言うと「撒き」より「撒き対策」が重要であり、
特に2on2は撒き対策は重要でも序盤以外撒かない方が大抵良いとさえ言われています。

撒き

撒きとは

サーヴァントを回収し、ブラストドライブで走る、
そして手薄な相手ゴーストに再召還する使い方。

たった一匹を置くだけでゴーストが支配できればリターンが高い。
撒く
↓
敵サーヴァントが奪い返しに来る
↓
その敵はゴースト補正が切れてるのでそれを倒す
という撒き⇔殲滅の流れが上手くできれば更に理想的。
実際は毎度上手くいく訳なく使い捨てなことも多いですが、
鯖のコスト並の働きは大抵できます。

+ いつ撒くのか?
いつ撒くのか?

後述の
  • 開幕~序盤の『撒き』
  • 中盤以降の『撒き』
を参照。
+ どこに撒くのか?
どこに撒くのか?

主に相手色の空きゴーストに置くことになります。
(相手鯖が多い場所に撒いても全く意味がありません)
(鯖相性が有利なら、例えば近接一匹の場所に装甲一匹置くといった戦法なら有効でしょう)

特に開幕は、相手MGの横かその近くに撒きましょう。
キャプチャーと鯖の足止めができます。開幕のキャプチャーは滅茶苦茶仕事をしています。

開幕に拘らず、なるべく相手MG側を走り空きゴーストに撒きましょう。
相手鯖がそろそろ進軍するだろう場所に撒くと一見無駄のように見えますが、実は高リターンが望めます。
『攻めてきた鯖複数のゴースト補正が切れてるので一気に殲滅する』という鯖処理に繋がります。

中盤以降は無人ゴーストの場所が限られるのですが、
その無人ゴーストも、どこでも高リターンが望めるって訳でもなくなってきます。
ただし、『ラウンドの終わり際』に『裏取り』目的で行う場合は、取り合えず相手の防衛線の裏側に撒けばいいです。
+ どいつを撒くのか?
どいつを撒くのか?

主に下級近接と下級装甲を使いますが、
どのサーヴァントが有効かは相手トライブによります。

しかし撒けば良いと分かっても、鯖は使い捨て前提な訳でどこかの戦力が削れます。
いざ初心者がプレイして思い返してみると「前線の戦力を減らすべき?」「それとも新しくMGから取るべき?」と疑問に思うでしょう。

まず、目の前にいるサーヴァントを回収しましょう。
例え前線にいる鯖でも、元々守ったほうが有利なので鯖1~2匹が減ってもなんとかできます。
前線が足りないなら同時に援軍送れば良いです。
序盤なら近接量産で良いし、中盤以降なら同じ兵種を固めすぎても良いことはあまりありません。
特に序盤は相手に攻められたら奪われても良いんです。鯖だけで攻めてきたらゴースト補正切れるし鯖処理のチャンスと思う気持ちで。

そして、なるべくゴースト補正が付いたもの、体力が残っているものを回収が推奨。
体力減ってる鯖は自軍ゴーストで放置して回復させても良いじゃない。
体力が減っている鯖はレベルが上がっている事も多いので色んな意味で勿体無いです。

開幕~序盤の『撒き』

開幕にサーヴァントを回収し運搬する、これは序盤の安定行動です。
 初心者は相手マスターに対面することなく、これの効率差だけで圧倒的不利になります。
敷居の高い「マスター戦」と違い上手い人の真似を失敗しないで行うだけで良いので、まず練習しましょう。

最初の数匹はただの使い捨てのキャプチャーの足止めが主目的となります。
開幕のキャプチャーは無茶苦茶仕事をしています。

他にやりたい戦術がある時は、例えば開幕から中央のゴーストを占拠するのも戦術なのですが
キャプチャーの働きに差を生んだ状況で、相手マスターと対面して足止めをお互いにし合うと
その時は一見五分五分の状況に見えて数分後にはゴースト数が超不利になります。
GG2初心者ワカラン負けの一つですので、
相手にキャプチャーを塞がれていないかは警戒しときましょう。

開幕の1~4匹に止まらず、余ったサーヴァントは回収して空きゴーストに撒き続けます。

開幕行動?』のページも参考に。

中盤以降の『撒き』


ただ突っ立てるよりは撒いた方が良いですが、大抵は撒くよりも優先したいことが出てきているはず。
撒いてれば、『ラウンドの終わり際』の『裏取り』に繋がって戦線を下げる結果になります。
相手マスターを釣れる期待もあり、上手く立ち回ればクリティカルダウンを奪えるかもしれません。

ブラストドライブでマップを走ることで、相手陣営の偵察にもなります。
宝箱、ゴースト補正が切れた(盾マークが付いてない)鯖、
上級法力のような乱戦以外で倒したい鯖を見つけるキッカケにもなるでしょう。

また、1on1と2on2だと1on1の方が撒きは有効です。
2on2は撒き対策がとてもしやすいので、ゴースト数が多いイリュリア辺りを除いて撒いても微妙かもしれません。

マップや使うマスターによって頻度はかなり変わってきます。あまり行わないかもしれません。
 が、相手は撒くかもしれません。
後述する『撒き対策』は、撒きそのもの以上に重要かつ必須なテクニックです。

撒き対策

撒き対策について

初心者は『撒き』に弱い傾向があります。
なぜなら気付けないから。唐突に行えるしミニマップやオルガン見ないと分からない。
結果的に放置してしまいそのまま負けてしまいがち。

必須対策としては、まず早く撒きに気付くこと。
ミニマップやオルガンを見よう。
序盤は対策関係なく撒き合いを主軸に立ち回ろう。
中盤以降は余分な戦力を前線に投入しないで、幾つかのゴーストに一体待機させてみよう。
それ以外はキャラの得意不得意によっても話が変わります。

『撒き対策』STEP1:撒きへのアンテナ

『ミニマップの変化を見逃さないこと』これに限ります。
ミニマップにて、ゴースト支配が変化したら輪っか?が表示されます。
どうなるのか一回トレモで見ておくといいです。

また、相手マスターが何処にいるのか分からない時に集中して見ると効果的。

『撒き対策』STEP2:撒きへの対応

1.取りあえずこっちも回収し、空きゴーストに撒く
 ブラストドライブで事故らないことが重要。
 マスターの殲滅能力は、単体処理に関しては大した差はない(?)。
 撒き合えるサーヴァントの性能や、唐突に出会うタイマン戦での有利不利なども重要要素。
 撒かれた単体サーヴァントを見つけたら処理しても良いが、
 相手ゴースト支配下のサーヴァントは防御高いから無視して次のゴーストへ行くのもアリ。
 撒きそのものが強行動のソル、イズナ向け。
 また、1on1序盤はどのキャラもお互いにこれを行ったほうが良い。

2.気付いてすぐにマスターが走り、撒き処理をする
 相手マスターを追いかけてる点で、マスター戦の能力に大きく依存する。
 単騎で走り回っている相手マスターをCDさせることも狙い。
 体力が低い鯖を撒かれたなど一瞬で処理できれば問題ないが、状況によっては鯖は放置しよう。相手マスターが帰ってくることもある。
 ゴースト奪い返すために鯖持つと便利。中盤以降なら上級兵のポケモンが有効。
 マスター戦を重視すれば残りは鯖が頑張れるカイ、レイヴン向け。
 ドクター、ヴァレはこの手で事故るようにCDを奪われる為、撒きに向いているとは言えない。

3.撒きを無視して攻める
 つまり進軍。
 相手マスターに撒くよりも防衛に戻らざるを得なくさせる。
 撒かれたサーヴァントはオルガンやミニマップで気付いて、しっかりサーヴァントに任せること。
 中盤以降の話なので、各ゴーストに一匹づつ鯖を置いておくと効果的。
 乱戦が得意なシン、ドクター、ヴァレ向け。

4.サーヴァントを撒かれた場所に走らせる
 つまりは2.と3.の裏の考え。2.や3.と同時進行で行う。
 相手マスターに粘着、もしくは進軍によって相手マスターを呼び込むことで、そのサーヴァントを
 相手マスターに処理されないようにするのが重要。
 前線以外の幾つかのゴーストに鯖を置いておき、その鯖を走らせるのが手っとり早いはず。
 サーヴァントのレベルも上がります。上級兵を使うも手。
 (序盤以外は)できる限りこれを行って、マスターは自由に動きたい。

キャラ別考察

キャラの向き不向きに縛られちゃうのも考え物。

ソル
1on1撒きキャラ筆頭。
体力だけは高いドリル撒き。相手の近接撒きに強いブレイド撒き。
両者とも使い捨ててもドラインのリソースは溜まる。撒いてた方がどんどん溜まる。
マス戦は拒否可能、相手が撒き処理してる間にドライン殲滅、相手に撒かれてもクィーンと対策の対策も完備。
初心者同士の対決なら只管撒いてドライン殲滅してるだけでも戦えてしまうレベル。

シン
あんまり撒きに向かない。(序盤やラウンド終了時はする)
トライブの関係上、序盤凌ぐ意味では好都合。
ただブラストドライブを定期的にする撒き行動と、テンション依存なマスター性能が全く噛み合わない。
撒き・殲滅合戦をするとお互いにマナを蓄えにくいかつ、テンションも周囲の鯖もない状況でマスター戦も増えてくる。
相手に撒かれるだけでテンションが足りなくなってくるが、鯖で対応しきれない序盤はマスターで対応(=自分も撒く)するしかない。
どちらかと言うと序盤にやらざるを得ないといった感じ。シンの序盤はそんなに甘くない。

イズナ
そつなく撒きも強力。
下級サーヴァントの頭数を揃えやすいので、●▲■で不必要な分を撒ける雰囲気。
特に早期展開から出せるなまはげが使いやすい。近接しかいない状況での装甲兵撒きと前線の装甲近接複合部隊の同時攻めは強力。
他にも撒きに向いた面としてスロットが余りやすかったり、マス戦拒否しやすかったり、覚醒が使いやすかったり。
各下級のタイマン性能はコスト相応に低い為、相手サーヴァントが守っているゴーストに撒く際は注意。
鯖1vs1、相性が良いからと言って、ゴースト補正やレベル補正のある相手を潰すのは厳しかったりする。
河童は撒きに向いてないが、序盤低レベルならコスト相応で他近接との差も少しなので全然撒いて良い。
どれだけ高レベルでも、ゴースト補正付いても単体処理されやすい点がネック。

インコ
あんまり撒きに向かない。(序盤やラウンド終了時はする)
撒けば撒くほどマスター戦のリスクが増えてくる。
テンションをどんどん減らしたインコが単騎で走っているとか相手にとって好都合でしかない。
ただし1ラウンド目は撒いてて良い。というか蛙の数とガンナーから撒きが強行動。
後半は、下級一匹の性能の低さから撒きが厳しくなってくる。
アイテムスキル依存型で元々スロットも埋まってくる。強力な十三計ともアンチシナジー。
亀もいるけど期待してはいけない。

ヴァレ
あんまり撒きに向かない。(序盤やラウンド終了時はする)
乱戦下のマスター性能はインコより高くても、タイマンでの逃げられなさはインコより下。
キャンディが余ったら撒こう。それ以外は乱戦してれば良い。
キャンディの過剰な集団は殲滅のマトになりやすいので、回収しなくても固めすぎないように。

カイ
撒きも強力。(だけど選択肢の一つ)
シンとの最大の違いはテンション依存度の無さ。
テンションがなくても単体処理やマスター戦は全然できる。
ブラストドライブはテンションを減らすことが多いけど100%にすることもあり、カイの覚醒は最強なのもポイント。
ただし同時に相手に撒き・殲滅をされると(お互いの)戦力が整いにくく、
更に処理速度でも負けやすい傾向なので、相手マスターを追いかける方が良い場合も多い。

レイヴン
撒きも強力。(だけど選択肢の一つ)
撒くよりも相手のマスターを追いかけたい。
戦況を見ないで只管撒いてるだけだと、相手に法力射撃を殲滅されてしまう。

TIPS

ブラストドライブ中に撒こう

豆知識』にもあるネタ。
「ブラストドライブ中に相手キャプチャーを潰すと、次にドリフトするまでスロットから再召還が可能」
というものを、撒きでは使いましょう。

  • 相手陣地のゴーストに撒くのでキャプチャーが飛んでいて潰しやすい。
  • 戦地への運搬と違い、そのゴーストでは何もしない。
  • 何匹も抱えていると、ブラストドライブ停止→再度ブラストドライブのテンション効率が悪い。
  • 相手マスターに追いかけられてる可能性アリ。止まっていると相手ゴーストで戦うことになる。
  • 単なる時間の節約。
という辺りが理由。理由も多くて割と必須?な感じ。

(注意!)
サーヴァントの回収と再召還』でも触れていますが、
自軍ゴーストに指定してあったサーヴァントは「退却モード(その場を無視して自軍へ退却)」になっているので
その場合は停滞指示が必須です。

ただし、「退却モード」になっていないサーヴァントは目の前に敵やゴーストがあれば殴るのが基本なので、
その場合はスロットから再召還したら放置でも問題ありません。
(例えば、開幕のサーヴァントは全て無人ゴーストを進軍先にしたので、「退却モード」ではありませんね)
それでも長い時間放置してるとゴーストを確保してから移動してしまうので
とりあえず一通り撒き終わったらオルガンを開き、再指定をしましょう。

+ ブラストドライブ中に停滞指示はできるの?
ブラストドライブ中に停滞指示はできるの?

まず、ブラストドライブ中だろうが「十字キーを使った停滞、撤退、進軍指示」は可能です。
どんどんやってください。減るもんじゃありません。

ただし停滞指示をしたつもりが、サーヴァントを出した瞬間すぎて伝わってなかった場合や
サーヴァントとマスターの距離が遠すぎて伝わらなかった場合もあります。
俗に言う「停滞ミス」ですね。

このミスを起きないようにする工夫として。
「あらかじめオルガンで撒く場所を指定する(慣れた人の開幕向け)」というものや
「サーヴァントを退却モードにさせない状態で撒き、その後にオルガンで指定する」というもの、
「停滞指示をする前にブラストドライブを減速しておく」というものがあります。

『撒き』と退却進軍

退却進軍については『豆知識』参照。

ブラックなようなグレーなようなネタではありますが、
これを意図的に利用するために撒きを行うプレイヤーもいます。

対策は、まずは気付くことです。
集結されると怖いなら集結を止める、
もしくは、集結されてもその次の攻めができないように守りを固める、
前線の鯖を下げて集結した鯖を殲滅する、など対応を取りましょう。
もし無視して前線を上げるのなら、一気にMGを落とさないと危険です。

つまり「撒き」の対策と一緒です。
ミニマップやオルガンを見て気付くことが大切。


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