日本語入力法「かえであすか」まとめWiki

左利き用と、右利き用──2つの「かえであすか」があります。

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匿名ユーザー

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 【警告:以下のページで解説するもののうち、「かえでライティあすか」については2007年10月25日から約2年間の評価打鍵を行っていますが、この左右反転配列である「かえでレフティあすか」については、私自身が左利きではないために評価打鍵を行えずにいます。実際に使用される場合には、事前にお知らせいただけますと助かります。】


 【注:このページは、作者の「主観」をそのまま示したものです。日本語入力法が「必ずこうあるべきだ!」という強制の意図を示しているわけではなく、日本語入力法が「こうあってもいいのでは?」という提案の意図を示すために記述しています。】

 近年設計の「日本語入力法」についてご存じない方にとっては「利き手と日本語入力って、関係あるの?ピンと来ないよ……」という感触をもたれる可能性はあるかもしれません……が、「かえであすか」を作った作者自身としては、これは「関係がある」という風に、主観的にはそう感じています。

 日本語入力法は、かつて洋包丁のように「利き手に使い勝手が左右されない」ものが多かったと記憶していますが、21世紀を迎えた以降の近年では、和包丁のように「利き手の能力を相応に活用しよう」というものが増えているように感じています。
 和包丁には「左利き用」と「右利き用」にそれぞれ最適化された刃の付け方がなされています。それと同じように、日本語入力法についても「左利き用」と「右利き用」にそれぞれ最適化された手指の使われ方があってもいいのではないか……と、そういう考えから、利き手ごとに配列を変えるという方針を採用しました。
 「全ての人にとって最適な、ただ一つのけん盤配列なんて存在しない!」というのが私の考えでして、それを実際の配列で示した例が「かえであすか」だったりする……というわけです。


 「かえであすか」では、「かえでレフティあすか」と「かえでライティあすか」という2つの入力法を提示することによって、利き手の別に対するフォローを試みています。
  • かえであすかでは「和文で使う記号類について、数字がある段を使わなくても多くが出せる」様になっていますので、これらは実用上無視しても差し支えありません。
  • 以下の太字は「中指で打鍵するキー」を指しています……が、これは強制ではないので、打ちやすい方法を適当に採用していただいて構いません。


【かえでレフティあすか】──左利きの方・左手が器用な方のための、日本語入力法。

【アンシフト】
 12345 6 7890-^¥
  ばは・─  %ぶー「」[
  たかんゆ  ぎてしきけ]
  ゅっゃ ぢ にみぴめ…
D5は【──】、B11は【……】

【右シフト】──大抵は「変換」キーと一緒に文字キーを押します。
 !”#$% & ’()+=~|
  !ふぃぇ  ぅぁせぜ)「
  でまるず  ぉりさだげ」
  。がや ヴ びねざ?未

【左シフト】──大抵は「無変換」キーと一緒に文字キーを押します。
 !”#$% & ゛<>゜却却却
  ごこぞ~  &ぱぷ(ぽ{
  ほつくぬ  づらおわろ}
  もをむ * ぐへぺぼ未

【小指シフト】
 !”#$% & ’()却=~|
  QWRT  YUOP@{
  ASFG  HJL;:}
  ZCV B NM./未
【@;:,./】は英字アンシフト側、ほかは英字シフト側。

【かえでライティあすか】──右利きの方・右手が器用な方のための、日本語入力法。

※太字部は中指で打鍵するべきキーを指し示す。

【アンシフト】
 12345 6 7890-^¥
  「ーぶ%  ─・はば」[
  きしてぎ  ゆんかたけ]
  ぴみに ぢ ゃっゅめ…
D6は【──】、B11は【……】

【右シフト】──大抵は「変換」キーと一緒に文字キーを押します。
 !”#$% & ゛<>゜却却却
  (ぷぱ&  ~ぞこごぽ「
  わおらづ  ぬくつほろ」
  ぺへぐ * むをもぼ未

【左シフト】──大抵は「無変換」キーと一緒に文字キーを押します。
 !”#$% & ’()+=~|
  ぜせぁぅ  ぇぃふ!){
  ださりぉ  ずるまでげ}
  ざねび ヴ やが。?未

【小指シフト】
 !”#$% & ’()却=~|
  QWRT  YUOP@{
  ASFG  HJL;:}
  ZCV B NM./未
【@;:,./】は英字アンシフト側、ほかは英字シフト側。


 ……と、こういった形で、「かえであすか」には、2つの形があります。
  • 「左右の負荷を均衡にすることこそ、利き手の別による有利・不利の問題を引き起こさない最善の策だ」
という考え方がある一方で、私は
  • 「利き手に応じて選択肢を複数用意することこそ、利き手の別による有利・不利の問題を引き起こさない最善の策だ」
と考えています……これはどちらが正解かという問題ではないと考えています。

 そして私は、「大勢いる集団の平均でも中央でもなく、【ある一人の個人】にフォーカスしたときに、どうあるべきか」というアプローチで物事を考えるようにしています……その結果として、2つ以上の選択肢があることは《絶対に必要だ》と考えました。
 今後の日本語入力法がどうあるべきか……というところを考えていただく上で、これが私なりの提案……というわけです。


 ……ちなみに、個人的には「人の数だけ、けん盤配列も多種多様であるべきだ」という風にすら考えています。
 JIS規格に「沢山のけん盤配列を、自由に設定して切り替えできる仕掛け」が載ってくれれば、このあたりの問題はスッキリ解決しそうなのですが……。

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