• atwiki
  • 日本語入力法「かえであすか」まとめWiki

日本語入力法「かえであすか」まとめWiki

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

ご覧頂きありがとうございます。

ここは、日本語入力法の一つである「かえであすか」についてのWikiです。
記述基本方針に反しない限り、自由に解説を追加することができます。
編集方法については、atwikiの使い方をご覧ください。
ページの編集メニューは、各ページの一番下にあるプルダウンメニューから選択してください。
ページを削除する必要がある場合は、この日記の適当なコメント欄にてお知らせください。

【お知らせ】

 2014年6月15日正午をもって、 「かえであすか」を評価打鍵してくださる、タイパーさんを募集中です。 での募集を終了しました。


このWikiへと導入する可能性があるテキストについての、記述者による許可リスト。



『かえであすか』って、何?

 かつて、2000年から2010年までの間に「飛鳥カナ配列」という、ちょっと変わった(一言で言うと「JISキーボード用親指シフト」)入力法が製作されていました。


 そんな中で私(相沢かえで)は、2005年に公開された「飛鳥カナ配列 21世紀290版」という途中版を、しばらく使っていました……これは言葉で説明するよりも、tomoemonさんによるタイプウェルXA動画をご覧いただくほうが早いですね。

 その後、2007年には「覚えやすさ・忘れにくさ」よりも「使ったときの速さ」を優先し始めた21世紀-356版という途中版が公開された……のですが、これを使ってみて、ふと『私が欲しいと思う方向とは違う!方向に進化し始めている』ことが気になりました。
 (実際、その後の飛鳥は「制御キー(Backspace/Enterなど)を、より手元へと近づける」方向に進化しました。私自身もこういった制御配列の近接化について、実際に評価打鍵を行ってきましたが、結果的には『誤打鍵癖が付きやすくなる』デメリットの影響が予想以上に大きく、これはあえて採用しないことにしました。)


 そこで、「飛鳥カナ配列」の完成を待つことなく、『356版の構造を、290版風に巻き戻しつつ、より覚えやすく&忘れにくい方向に振ろう!』と考えて、これを調節することにしました。
 結局、49日間掛けて細々と入れ替えを行い、結果2007年10月07日に出来上がったのがこの『かえであすか』というわけです。
 文字類をいくつか入れ替えたとはいえ、飛鳥カナ配列が持っていた「段系配列という考え方」はそのまま引き継いでいて、配列の基本的な性質は変わっていません。その範囲内で、とくに「一旦覚えたら、使う機会が少なくても忘れにくい」特性となるよう、使用頻度の低い文字について配字位置を工夫しています。


 ちなみに、私自身は『鈍足タイピング動画 親指シフト系の「かえであすか」で打ってみた』の速度でしか使っていないので、速く入力したときにどうなるか、という点についてはまったくテストできていません。
 冒頭に挙げた『タイパーさんを募集中!』という話は、ここから始まっています。
 東方新着マイリストさんによるタイプウェル動画と、たのんさんによるタイプウェル動画をご覧頂くことで、『かえであすか』の操作感をイメージいただけるかと思います。



かえであすかをパソコンで使うための設定方法

【ヒント】かえであすかを使用するためには、特別に対応したソフトウェアを用意する必要があります。
【ヒント】キーボードには、ごくごく普通の「ありふれたJISキーボード」か「ノートPCに付いているJISキーボード」を使ってください(親指シフトキーボードとかはつかっちゃダメ!です)。
【警告】会社・公共施設・共有機材などで使用する場合には、管理者による明示的な許可が出るまでは“絶対に”これらのソフトウェアを利用してはいけません。

Windows

Macintosh

Linux

BTRON(超漢字V)


かえであすかを練習するための方法

【ヒント】一つの練習方法にはこだわらず、自身にとってやりやすい方法を「組み合わせて」練習してみましょう。

50音引き早見表

基本的な練習方法



分からないことは?



より快適にご活用いただくために。

 一般的なキーボードは、(特に小柄な)日本人にとっては大きすぎると感じられることが多いと思います。
 たとえば、かえであすかの作者は身長169cmですが、作者自身はローマ字入力をするときに使いやすいキーボードを探し求めた末、最終的には15mmピッチ(キーに指を置いたときの、指同士の間隔のこと)という極小キーボードにたどり着いてしまいました。
 でも、そんなキーボードはそこらじゅうにあるというわけもなく、選択肢は極めて少ないというのが実情です。

 ……そこで作者は考えました。
 『キーボードを小さくするのではなく、文字の割り当て位置をぐっと中央につめれば良いじゃん!』……と。
 いろいろテストしていくうちに、かなり近い解として『飛鳥カナ配列』というのが見つかったので、それを使ったうえで調整し、結果として『かえであすか』が出来上がりました。

 市場に存在するほとんどのキーボードは、キーピッチが16~19mmの範囲で設計・製造されています。かえであすかでは、この範囲に「ほとんどの女子」と「小学生以上~中身長の成人男子」があてはまるようにすることを目指し、身長169cmの作者が18.5mmピッチのキーボードを使って調節してきました。
 そのため「かえであすか」では、以下の表に掲げたキーピッチを持つ、超ありふれたJISキーボードでお使いいただくことを、強くお勧めします。
ユーザーの身長 かえであすかの利用に適切と思われるキーピッチ
132~147cm 16~17mmピッチ
148~162cm 17~18mmピッチ
163~177cm 18~19mmピッチ
 こういった「体格×ピッチ」の対応表は、入力法ごとにそれぞれ値が異なる(作者の場合、ローマ字入力では15.0mmピッチ・「かえであすか」では18.5mmピッチと、かなり適合サイズが異なっていた)ことにご注意ください。
 また、「かえであすか」以外の入力法における適合ピッチについては、この表とは異なる可能性が高いため、それぞれの入力法を設計した作者にお問い合わせください。

 ちなみに「かえであすか」の利用者像としては、以下のような仮想ユーザー(左は身長169cm・右は身長154cm)を想定しています。
 おおむね、「小学生ならB5ノートPC、成人女性はA4コンパクトノートPC、成人男性はA4フルサイズPC」を選択したときに、ほぼ適合するキーボードが付いてくるはず……と、そういったあたりを狙って設計しました。
 高級なキーボードを用意する必要はありません……というか、そこらへんに転がっている、ありふれたJISキーボード(パソコンの付属品とか、ノートパソコンのとか)で丁度使いやすいように狙って設計しています。今まで使っていた入力法では高級なキーボードを使っていた!という方も、かえであすかを使うときには「ありふれたJISキーボード」を使って練習&使用してみてください。

 それから……左利きの人は「かえでレフティあすか」を、右利きの人は「かえでライティあすか」を、それぞれ使ってみてください。
 利き手の左右別については「左右反転配列を作る」ことで対応し、手の大きさの差については「多彩で安価な選択肢から好みのものを選べるよう、普通のキーボードで使いやすいように作る」ことで対応しました……それが「かえであすか」流の、ユーザーインターフェースに対するひとつの答えです。

 なお、かえであすかをお使いになる場合、事前に「10年間程度のキーボード使用暦」があることが好ましいです……というのも、この入力法自体はそう難しくないものの、将来的に「Qwertyローマ字入力か、JISかな入力のうち、どちらかしか使えない環境」が一般的となった場合には「もともと使っていた入力法に、すぐ戻す必要がある」のですが、それを実現するには10年程度の使用期間が、どうしても必要と考えられるからです。
 かえであすか自体はもともと、私自身が苦しんだ経験を基に作っています。実際には「小学生か中学生の頃からキーボードに馴染み始め、そこから10年以上経って、指の速度低下に苦しみ始めたときに移行するためのもの」として作ったので、これを始めるかどうかと迷う方ならば、ほぼ「10年間程度のキーボード使用暦」という条件はクリアしていると思われますが……そうではないかたもいらっしゃるかもしれないため、念のため注記しておきます。


責任者…というか有責者

雑記/えもじならべあそび@かえで(yfi)
注:このページの色使いが見づらい場合、その旨お知らせいただければ標準的な色使い(モノクロ系の配色を使うもの)へと変更いたします。


関連するWiki



同じ方針で編集されている、入力法に関するWiki。

 以下のWikiは、類似のコンテンツで構成されています。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

添付ファイル
目安箱バナー