B_SS06

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だれでも歓迎! 編集

総合名簿VS赤月の瞳


これまでのあらすじ
赤月「うちは一族でも無い低俗な忍がその乳首を見せびらかすなぁ!」
総合名簿「なんて攻撃スピードだ。万華鏡で飛ばさなければやられていた」
赤月「まさかうちはでも無いあんたが万華鏡を開眼してたとはな」
総合名簿「分かるってばよ。俺たちは一流の忍びだから一緒に死ぬってばよ」

色々あって、第7次ハルマゲドンで決着をつけようと言う事で合意に至った宿命のライバル「赤月」と、この俺「総合名簿さん」。
学生時代、常に(カンニングで)成績トップだった赤月。あの時の俺はまだ一流じゃ無かったから、お前の気持ちなんて分かんなかったってばよ。
大学受験に失敗して、自暴自棄になってブラック企業に就職しちゃった赤月。あん時の俺もまだ一流じゃ無かったから、お前の気持ちが分かんなかったってばよ。
そのあと、死んだ兄貴のバイト先の先輩にそそのかされてマルチにハマった赤月。クラス中の奴に電話掛けまくっといて、俺に電話くれないのは何でだってばよ。
そしてとうとう殺人事件の容疑者として指名手配を受けちゃった赤月。過呼吸で倒れるこの俺、総合名簿さん。
何だか、(浪人4年目の)今の俺にはお前の気持ちが分かるってばよ。ひょっとしたら、俺が「むしゃくしゃして」お前の立場になってたかもしれねぇ。
落ちこぼれだった俺も、漸く憧れだったお前と同等、一流の忍になれったって事だよな。

とにかくお互い一流の忍である俺とお前が戦えば二人とも死ぬ事になるけど、一緒に死んで生まれ変わって分かり合うってばよ。
その為には、二人とも第7次ダンゲロスハルマゲドンの精鋭部隊に選ばれなければならないけど、俺たちは一流だから、精鋭部隊入り間違いなしだってばよ。
いつも乳首丸出しのお前の事を思うと……眠れないってばよ……!
「はぁはぁ、赤月……はぁはぁ。一緒に逝くってばよぉ」

総合名簿さんが布団の中でもぞもぞしている時、赤月の名前は選抜候補から真っ先に消されていた。


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