「こーみえて実は一途だったりすんの、信じてくれなくてもいーけどさ」
照れているのを見せたくないのか、また茶化したような態度に戻り、甘える子猫のように
すりすりと身体を寄せる。
照れているのを見せたくないのか、また茶化したような態度に戻り、甘える子猫のように
すりすりと身体を寄せる。
「ねえ、答えてよ…、真面目にさぁ」
かすがは目線を下に落として申し訳なさそうに答える。
「…すべてを謙信様に捧げると決めてる」
「うん、だけど愛しの謙信様の御心はもう、うちの大将のもんだよ」
「…そんなこと、わかっている…だが、それでも私には大切なお人なんだ…」
かすがは目線を下に落として申し訳なさそうに答える。
「…すべてを謙信様に捧げると決めてる」
「うん、だけど愛しの謙信様の御心はもう、うちの大将のもんだよ」
「…そんなこと、わかっている…だが、それでも私には大切なお人なんだ…」
「その気持ちも知ってるさ。で、俺がかすがを好きじゃ迷惑?」
「ま、まあその…別に、おまえを嫌いなわけじゃ、ないが…」
「んー、はっきり言わなきゃだーめ」
「ちょ、調子に乗るんじゃ…うあっ!?」
指がかすがの女のなかにぷちゅりと進入する
「ま、まあその…別に、おまえを嫌いなわけじゃ、ないが…」
「んー、はっきり言わなきゃだーめ」
「ちょ、調子に乗るんじゃ…うあっ!?」
指がかすがの女のなかにぷちゅりと進入する
「いたずらしちゃうよ、待つのはそんなに得意じゃないんでね」
「ふ、ふたりの、見張りを…」
「ほっときゃいーじゃん、あっちも楽しんじゃってるし」
どうせ見張りなんて口実。
「細かいことなんかさ、気にすることないって」
「ふ、ふたりの、見張りを…」
「ほっときゃいーじゃん、あっちも楽しんじゃってるし」
どうせ見張りなんて口実。
「細かいことなんかさ、気にすることないって」
指を三本に増やす。内側の肉が、太くなった指達にきゅうっと食いつく。
「まったく、武田は強引な奴ばかりだな…くそっ…ん、ん…」
「へへっ、悪くないっしょ」
「ふん、勝手にしろっ……うあ…」
「…ほーら、声が漏れてる……こらえて…」
「まったく、武田は強引な奴ばかりだな…くそっ…ん、ん…」
「へへっ、悪くないっしょ」
「ふん、勝手にしろっ……うあ…」
「…ほーら、声が漏れてる……こらえて…」
望遠鏡がかすがの手から落ちる。男の包み込むような優しい愛撫に溺れていく。