戦国BASARA/エロパロ保管庫

秘め事*3

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momo

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「…確かに今出てっても奥州に帰れる保証はない。お言葉に甘えさせて頂くとするか」
「まつは片倉殿を信じておりまする」
結局まつと朝まで一緒に居る事になってしまった。こうして夜が更けていく…。


雨が降る音の中、二人は小屋にあったワラを簡易布団代わりにして寝ていた。

火はまだかすかに残っており、小屋の中はうっすら明るい。まつは眠りについたらしく寝息が聞こえる。
それに対し、小十郎は今日の出来事を色々思い出しなかなか寝つけずにいた。
『前田の嫁…一緒に居ると調子を狂わされちまうな。いつもの俺らしくもない…』
いつもの小十郎は穏やかに笑う事など全くなくいつも恐い表情をして(生まれつき?)いる。必要時以外に余り口を開かない、いわゆる硬派というタイプだ。
それなのに…今日はまつと笑いあい、お互いの話を沢山した。今まで会話して笑いあう奴らの気持ちが理解できなかったが今日まつと会話してみて初めてその気持ちが分かった気がする。
『フッ…。久しぶりに楽しい時間だった。たまには雨に降られるのも悪くないな』
小十郎は心からそう思った。


『さて、俺も寝るとす「い、犬千代様ぁ…あ、あぁ…」


眠りにつこうとした小十郎を妨げたのは艶めいた声であった。


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