【海峡を越えて―韓国短期旅行】
第2話)関釜フェリーはビジネスウーマンでいっぱい

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国内線とJRを乗り継いで下関に到着。駅から5分程歩くと、韓国行きの国際フェリーターミナルが現れた。

釜山行きフェリーのパンフレットには、
 1)広々としたエントランス、
 2)レストラン、バー併設、
 3)ゆったりした個室etc とある。

なんだかちょっとしたクイーンエリザベス気分じゃないか。

さて、ターミナルの中に入ると、ん? 

 ほんのーりと何か香るぞ。。。クン クン

  おお! 

   キムチの香りだぁぁぁぁ。

下関のフェリーターミナルはもうそこから韓国そのもの。待合室の乗客を観察すると8割以上がハングル語を話している。そして驚くことに、そのほとんどが日韓バイリンガルのビジネスウーマンだ(=行商のおばちゃんとも言う)。みんな巨大なキャスターバックに非課税額ギリギリの商品を山のように詰め込んでいる。


夕方6時、フェリーに乗り込む。さあ、「広々としたエントランス」が待っているハズだ、、、

 あれっ、

  どこにそんなところがあるんだ?

   んっ、

    もしかして荷物で一杯のこのスペース?

「広々としたエントランス」は夥しいおばちゃんたちの荷物でうめ尽くされていた。


夕食を済ませて、「バー」を捜してみる。

 あれ~これもどこにあるんだろう?

  まさか

   あの韓国カラオケが響く一角?

    なーんか場末のスナック状態じゃん


「ゆったりした個室」もそれは1等客用。9,000円の下層カースト客には大部屋しかあてがわれない。しかし、そんな部屋でも熟睡してしまう僕であった。


ところで、国際フェリーのパンフレットには「ソウルとピョンヤンの鉄道が復活すれば、日本からロンドンまで電車で行けます」とも書いてあった。

 誰が行くか、

  電車でロンドンまで!!

   いやっ、

    いたいた。

     電車大好き某共和国の●総書記が。

(続く)


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最終更新:2016年08月26日 23:59