あらすじ


前作でAT-XメンバーがDCや七大時空起源やジンルイの化身達を相手に戦っていた頃・・・
別の星系に位置する惑星ガイアースではそれとは根源を別とする銀河の存亡に纏わる大戦が勃発していた。

この惑星ガイアースには地球やサイバートロン同様にオリジン・ローを起源として誕生した
機械生命体が反映してその歴史を紡いで今日まで発展してきた一つ存在とも言えよう。

この惑星には大別にして3つの代表的な時代が存在する

  • 修羅界と呼ばれ、争いを生業とする修羅達が繁栄した太古期。

  • 治世とテクノロジーが発展しその副作用による二律背反を抱えた混乱の現代期。

  • 時間の流れさえも支配する術を手に入れ、本作の舞台となる時代から未来に位置する時期。

これは、過去と、現在と、未来・・・三つの交わるはずのない時間軸が交錯してZEROから新たなる未来を掴むべく為の、始まりであり、終わりの戦い。
その序章は、舞台である惑星ガイアース・新西暦2015年の時代から綴られる事となる。

そして、2015年現在の惑星ガイアース全土。「秘密結社PsyArk」を中心に平穏に飽々とした反社会的秘密結社が続々跋扈し、後世の歴史から「混乱の時代」と呼ばれる不穏な治世を迎えていた。
だが、歴史に記された史実のそれを遥かに上回る混乱がこの時代を起因として発生することになろうとは・・・その物語を「今」より解き明かそう。



  • Past side:太古期(SRX NEO)
新西暦:015年

宇宙から太古の惑星ガイアースへと落下して来た謎の固形型隕石。
それは自立した意志を持ち合わせ自らを「モノリス」と称した。

モノリスは、自らの中に封じていたベリアルと呼ばれる不死身の怪物たちを
解き放ち、その姿を何処へと消す。

ベリアル達はこのガイアースで当時「修羅」と呼ばれていた原住民たちを襲撃。
戦いの最中、修羅王ヴィルダークや修羅界期待の新生・凱皇達修羅の面々は
このベリアルやモノリス達の戦いの間で・・・


  • Now side:現代期(SRX COMPACT)
新西暦:2015年

特務組織ガイアセイバーズに所属する若き戦士コンパチブルカイザー。
彼は、共に肩を並べる仲間達と共に首領ダークブレインとその幹部達が率いる
PsyArkの打倒に向けてその命を燃やしていた。

ある日、ガイアセイバーズはPsyArk側が「バルドナ・ドライブ」と呼ばれる2015年現在では
未知のテクノロジーで建造された基地設備を建造していることを察知。
急いで急行するコンパチカイザー達だが・・・


  • Future side:未来期(SRX 24)
新西暦:2424年

時の流れを管理する時空警察カイザース。
その中の特命係に所属するコンパチカイザーの末裔にして
時空刑事であるエクスカイザーと彼と相棒を組む特命係の面々。
長きにわたりの宿敵のソルリアスとその相棒デスサイズが時空振動弾なる危険物資を有る時代へ持ち込んだ
という一報を受けて直ちにその時代へ急行する。

そこは、ガイアセイバーズとPsyarkが相対しているあの時代でもあり・・・

本来ならば、独立した事象に有る3つの交わら無かった筈の無かった物語が
タイムパラドックスという触媒を通じてクロスする事で新たなるZERO2の物語が幕を開ける。

「ZERO 2」

このタイトルは一体何を意味するのだろうか。その真実はキミの手で確かめろ! 



設定集


シネマティック・ユニバース
SRXタイムZEROシリーズの世界観を形容する単語。
それまでのシリーズにおける「次元銀河」を指す言葉と同義。
時系列は前作でAT-Xの面々が奮闘していた同時期において惑星ガイアースという
地球やサイバートロンと遠くかけ離れた惑星における物語が語られる。
次元銀河との差異は数多の平行世界を内包する事を前面に押し出されないのがの
特徴。即ち、別平行世界からの干渉と言うシステムは今回廃止されている。
シネマティック・ユニバースの本来の意味は劇中劇。


新西暦015年(修羅界)
新西暦015年頃の惑星ガイアースを取り巻く時代環境の俗称。
当時、修羅と呼ばれる闘争に己の命の意義を見出す蛮族達がその時代に幅を利かせていたことに起因して
修羅達の世界・・・それを略して修羅界と呼称されていた。
修羅達の闘争に次ぐ闘争が繰り返されていた事やそれに伴う技術発展の乏しさから惑星全体が荒廃していたとされている。


修羅
新西暦015年頃ガイアースにおいて中心となっていた機械生命体の一種族。
「闘争こそが次なる進化への道標。現状維持は衰退の始まりである」という不文律を抱えながら
彼等は「修羅王」と呼ばれる種族の頭領を中心に戦いだけを生業としており忠実な闘争本能の赴くまま
闘争に次ぐ闘争を重ねる内に種族そのものが滅亡したとその後の時代に伝えられる文献に記されている。


ベリアル(太古期よりの敵勢力)
修羅界と呼ばれていた時代のガイアースへと落下して来た
謎の固形型隕石「モノリス」より産み出されし修羅達と異なる機械生命体の総称。
一度倒してもモノリスの体内へと還り再生を果たすので実質的に不死身とされている。
そしてその根源となるモノリスは「如何なる手段を果たしても破壊することは出来なかった」
と、後世の記録に遺されていたことからこのベリアル達の根絶が果たされた事自体が謎である。
そして、修羅滅亡の原因は一説によればこのベリアルの存在との衝突にあったとされている。

どうしてベリアルが不死身で居られたのか。
それは全てのベリアルたる存在がオリジン・ローの内奥に潜む生命の起源の光を
生命の源として共有していたこと。つまり、オリジン・ローがある限り彼等の生命維持は保証されていたという
極めて単純なロジックが答えであった。

生命の起源モノリス
新西暦015年に墜ちて来た謎の固形型隕石にしてベリアルを誕生させた根源となる存在。
ガイアースの歴史上これが出現したのは新西暦015年における一年間のみとされておりこの星の機械生命体達が
モノリスの正体について解明された事は新西暦2424年の未来を迎えた時代であっても何一つ実現していない。

そしてその正体は物語の進行によって前作SRXタイムZEROに登場した
生命の起源オリジン・ローと同一の存在であることが発覚する。


新西暦2015年
新西暦2015年の惑星ガイアース。
惑星全土をガイアース連邦政府が統治している。
本作の主な舞台で2015年現代の現実社会と同様の建築技術が立ち並んだ機械生命体の生息環境が築かれている
ただ、ここ数年は「秘密結社PsyArk」を中心に平穏に飽々とした反社会的秘密結社が続々跋扈する
後世の歴史から「混乱の時代」と呼ばれる不穏な治世を迎えている。


特務機関ガイアセイバーズ(現代期における味方組織)
ガイアース連邦政府が結成した治安維持を目的とする特務機関。
正規軍や一部の民間協力者の有志から成り立っており、政府とは独立した指揮系統をもつ。
その中に身を投じる若き雄姿、コンパチカイザーの視点からこの時代におけるガイアセイバーズの存在が描かれる。


秘密結社PsyArk(現代期における敵組織)
2015年、後の治世に「混乱の時代」と称されるその中心的存在を担った反社会的秘密結社。
首領ダークブレインをトップに「マスターハンド」と「クレイジーハンド」のコードネームを有した二体の幹部が控えている。
ダークブレイン自身が科学者であった前歴を活用してかガイアセイバーズや世紀の連邦政府軍ですら保持していない
最先端テクノロジーを駆使して開発された独自の軍事兵器が特徴的。
その中でも「自己再生・増殖・進化」を具現化したナノマシンであるアルティメットセルを基板にして開発した
「メタルビーストシリーズ」や全てが謎に包まれた「パルドナ・ドライブ」等戦力的な圧倒的格差を最先端テクノロジーによってカバーしている特徴がある。


新西暦2424年
この世界の年号は「新西暦」の年号で換算されている。
タイムトラベルに必要なタイムホールが発見されたのは、24世紀に初頭である2402年に、
そして歴史上初のタイムトラベルに成功したのは2410年、それから徐々にタイムトラベルの技術が発展・普及していく反面、
タイムトラベルの技術を悪用した時空犯罪者達の存在も現われ始めた。
そして2424年・・・増加する時空犯罪者を摘発する為に時空警察カイザーズが結成されることになる。


時空警察カイザース(未来期における味方組織)
時空犯罪者達を摘発する為に未来の権力者たちによって組織された秘密警察。
各時代に跋扈する時空犯罪者に対して時空刑事達は彼等の身柄を確保するためにの場所から
各自に与えられたタイムマシンを使って現場へ急行する仕組みになっている。
本拠地は時空間の狭間に浮遊しているターミナルステーションという基地で時空刑事たちは
職務においての絶対原則は『過去を変えてはならない』『過去に痕跡を残さない』の二つの事項が定められているが、
今回の事件はその絶対原則を根底から揺るがす時空史上に残る大事件が発生する・・・。


時空犯罪者(未来期における敵集団)
未来においてタイムトラベルの技術が確立されたことによってそれを悪用する者たちの総称。
その動機は様々で、未来の犯罪者が過去の時代へ逃亡するケースや過去に干渉することによって
タイムパラドックスを発生させることを目的とした事例、中には未来の技術で悪行を行うものや
未来の記録を元に過去の時代で不正に利益を得ようとする者など枚挙に暇がない。


タイムマシン
過去や未来へ行くための唯一の手段。
存在するタイムマシンは殆どの場合が乗り物を模しており、
時空警察も時空犯罪者もこれに乗り込んでタイムトラベルを行うという点では共通している。
また、機械生命体はタイムマシンを介さず単独でタイムトラベルを試みた場合、永遠に時の狭間でに彷徨うと言われている。

「Superiall Road Xross Gate 通称SRX ゲート」 
惑星ガイアースの無人島・神根島の洞窟内部に存在している
黄金神スペリオールが眠る仮想空間へと交錯する道への門。
この名前は便宜上諸葛亮孔明の発案によって名付けられた。
恐らくはスペリオール本人が創造したものだと思われるが・・・ここで眠りについた意図も含め
全ては神のみぞ知るとしか言い様が無い。

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最終更新:2016年01月12日 01:32