登場人物

  • 味方組織
+ はぐれ修羅
『真道へ歩む者 凱皇』
新西暦015年における轟級修羅神の戦士であり、高みを目指す為に日々鍛錬を行っている。
しかしそれは己の世界でベリアルを倒す為の真道を歩む為であり、別の世界を侵害してまで行う事では無いと思っている。
故に、修羅王の行っている事に疑念を抱くようになり、それぞれの時代の者達と力を合わせる為、新たな真道へ向かうのであった。
コンパチカイザーやエクスカイザーよりパワータイプであり、メンバーの中では一番の破壊力を誇っている。
機神拳『朱雀猛撃』は彼の必殺技であり、闘気を炎に変え拳に宿す事で、そこから繰り出される猛撃は全てを粉砕する。


『真道を切り拓く者 凱皇』
怒りを力に変え、その命を阿修羅大宝玉へと変化させた凱皇の神化へ至った姿。
阿修羅大宝玉は想いの強さを力に変換させる命の力であり、その力の増幅に実質限界は無い。
これにより天級修羅神同等の力を得た凱皇は、更なる実力者の高みへと上り詰めた。
そして阿修羅大宝玉による力で『覇王究拳術』に到達し、ありとあらゆる拳法を行えるようになった。
新たな可能性を込めた一撃、覇王究拳術究極奥義『真道拳』は、その拳を叩き込んだ対象に無限の可能性を体験させる。


+ 特務組織ガイアセイバーズ
『Gバトラー・コンパチカイザー』
新西暦2015年における機械生命体で、特務組織ガイアセイバーズのG(グレイト)バトラー。
その性格は一直線であり、仲間想いでもあれば、許されない悪に対しては己の信念を懸けて戦う。
同じ仲間であるD-3、ヴァルホーク、そして部隊長のAGE-2の事を信頼しており、共にPsyArkと戦う日々が続いている。
凱皇やエクスカイザーに比べたらまだ未熟であり、今回の物語は彼の成長を描かれる事となっていく。
必殺技『カイザー・コンビネーション』はそれぞれの仲間達と特訓した際に体得したものであり、全ての力を連撃で叩き込んでいく。


『太陽闘士コンパチブルカイザー』
モノリスにより与えられた力『太陽の輝き』により発動する力『カイザーアーマー』による、コンパチカイザーの新たな姿。
このアーマーを装着する事で太陽のように闘志が燃え上がり、一時的に全体能力値が飛躍的にアップする。
そしてこの状態でしか出せないカイザー・コンビネーションがパワーアップした『カイザートルネード』は絶大な力を誇る。


『友情合体 Gコンパチブルカイザー』
バードマンと和解した事により、友情合体を果たした姿。
そして太陽の輝きによる力で、新たなる装甲『Gカイザーアーマー』を装着する事でその姿に至る事が出来た。
バードマンと合体した事で、カイザー・スキャナ―を行う事が可能となり、相手を分析する事が出来るようになった。
大張ノ太刀の真の力、『オーバー・カイザーソード』は相手を切り裂くと共に、次元をも両断する力がある。


『電脳戦士D-3』
古くからのコンパチカイザーの悪友で彼と共に特務組織ガイアセイバーズで後方支援を行うメンバー。
明るくフランクな性格のムードメーカーでストイックなまでに一直線のコンパチカイザーを窘める役割も担う。
舞台開始の二年前、PsyArkの画策した無差別テロで同様に親友の一人であったバードマンを喪ってしまい
犠牲となった友の仇討ちをするために同調したコンパチカイザーやヴァルホークと共にAGE-2が隊長を務める
当時のガイアセイバーズに3人で入隊したという過去を秘めている。

+ 時空警察カイザース
『時空警視エクスカイザー』
新西暦2424年において時間の流れを守護する目的で結成された時空警察カイザーズのリーダー。
本人のシニカルな性格に代表される透徹した知性と剣戟を主体とする卓越とした戦闘術の両面を体得した傑物。
彼の相棒であるT-260Gは過去の時空犯罪絡みの事件に巻き込まれた際に「自分が持っていない何か」を見出して
エクスカイザー本人が自らの相棒に選出した程の入れ込みようである。
今回のバルドナ・ドライブの一件では、並み只ならぬ因縁の時空犯罪者ソルリアスの関与や
新西暦2015年の時代に到着した時に気付いた「ある事実」にいち早く察知して問題解決までこの時代への滞在を決意。
AGE-2の不在によって空席となったガイアセイバーズの隊長のポストを代わりに勤め上げる。


『超時空勇者Gエクスカイザー』
なんとコンパチカイザーは彼の祖先であってエクスカイザーは彼の子孫であった。
コンパチカイザーが死を迎えたことでタイムパラドックスにより一度は消滅したエクスカイザー。

しかし、SRXゲートによって繋がる黄金神に眠りし仮想空間で目を覚ましたエクスカイザーは
その体内にかつて黄金神が散布していた黄金の粒子の光がその体内に眠っていた。
その黄金粒子光を媒介にして自身のタイムマシン・ドラゴンジェットと超時空合体を遂げた新たなる姿。
その彩りはGコンパチカイザーと対となるカラーリングが為されている。

新たにドラゴンアーチェーリーという遠距離戦闘用の武器が追加され、
これとカイザーソードを合体させる事により超巨大剣『グレートカイザーソード』を出現させる。
このグレートカイザーソードによって使用可能となる最強の必殺技『グレートサンダーフラッシュ』で
あらゆる敵となる存在は一撃で消え去るに運命となる。


『相棒 T-260G』
新西暦2424年における機械生命体で、時空警察カイザースの一員。そしてエクスカイザーの相棒である。
かつて事件に巻き込まれた際にエクスカイザーに助けられ、そこから彼に協力し現在に至る。
このメンバーの中では元々民間機であった為、非戦闘員であり自ら戦う事は行わない。
主な行動はエクスカイザーやその仲間達のサポートであり、裏方から仲間達を助けていく事となる。


  • 敵勢力
+ 修羅の民
『修羅王ヴィルダーク』
かつて、惑星ガイアースが修羅界と呼ばれていた新西暦015年。
その世の覇権を握っていた修羅と呼ばれる蛮族を統率していた修羅王と呼ばれる天級修羅神の侠。
「天級修羅神に「拳」のヴァイシュラバ、「脚」のヴィルダーク、ここにあり」と呼ばれ
四肢を用いた武術中で最も奥義の体得が難しいとされる両脚を用いたその剛脚を自由自在に操る闘技で
凱皇とアシュラの父であり、修羅の王の座に最も相応しいとされた聖帝エクスティムを破って修羅王の座に即位した。

今回、未来から招来したデスサイズとの接触でそう近くない未来に修羅の民が滅亡するという事実を聞かされ
修羅の民を滅亡の危機から逃れるべくバルドナ・ドライブより新西暦2015年に種族全てをまとめて出現。
この時代を第二の修羅界とすべく侵攻による制圧を行う宣言を行った。


『強きを喰らいしヴァイシュラバ』
新西暦015年における天級修羅神であり、唯一ヴィルダークと互角に渡り合える存在。
本来ならばヴァイシュラバも修羅王に成り得る存在であったが、友であるヴィルダークへ譲ったのである。
何よりも強き相手を好み、そして拳を以て喰らう事で更なる高みを目指している。
自分が認めた強き者しか相手をする事はなく、弱き存在は天級修羅神の前では、その闘気だけで意識を失うと言われている。


『極級修羅神 ヴァイシュラバ』
暗黒大将軍との死闘の最中で、ついにヴァイシュラバ、そして天級修羅神をも越えた極級修羅神となった姿。
極級修羅神はこれまで伝説であり、北斗修羅神であるヤルダバオトにしか至れなかったとの言い伝えが存在する。
しかし膨れ上がり過ぎた力に耐えきれず、肉体崩壊を起こしながらも暗黒大将軍と命を懸けた戦いを行った。
その最期は満足のいく戦いを行えたのか、死闘の果てに共に息絶えた。


『鮮血のアシュラ』
修羅の民の一人で修羅王の参謀を務める超級修羅神。
凱皇と実兄であり聖帝エクスティムの遺児「双子の修羅神」としてその名を知られている。
参謀格であるだけに冷静沈着な性格からこの時代への侵攻は修羅の民をやむを得ない判断と
修羅王の決断を支持。真道を掲げて修羅から離反した凱皇とは血を分けた兄弟でありながら殺しあう運命を迎えることとなる。


『阿修羅の拳 マンダレーラ』
アシュラに仕える修羅であり、階級は轟級修羅神である。
しかしその実力は超級にも匹敵するものであり、彼の流派『阿修羅神拳』こそがその高みへ登らせている。
アシュラに忠誠を誓っており、その拳を振るうのは彼の命令がなければ無意味に振るう事は無い。
その内に秘める意志は、ヴィルダークではなくアシュラこそが修羅の真道を切り拓く者と信じている。


『阿修羅明王マンダレーラ』
殺意の波動の先、全ての力を解放したマンダレーラの『神化』を果たした姿。
通常時よりも身体能力が遥かに上がっており、その力は正に鬼神の名に相応しい。
阿修羅神拳の全てをGエクスカイザーに叩き込み、轟級修羅神でありながらも彼を圧倒していた。

+ 秘密結社PsyArk
『開明の創世者ダークブレイン』
秘密結社PsyArkの首領。一人称がワイでエセ関西弁が特徴的な口調。
元々世界十大頭脳の一角として数えられる程優秀な科学者であったのだが
「自己再生・進化・増殖」の三大原理を兼ね揃えたアルティメット・セルを開発する過程で
人権を蔑ろにした違法な実験内容が発覚したことに起因してその姿を世の表舞台に隠すが、
己の狂気から醸しだされる世論に対する復讐としてアルティメット・セルを軍事転用した
秘密結社PsyArkを組織して配下のマスターハンド&クレイジーハンドとともに軍事テロ行動に進出する。


『創世王ダークブレインⅡ』
ダークブレインがモノリスを手中に収めた事で禍々しく変貌したその姿。
モノリスに触れた影響か本来の人格も大いに歪められたのか憎悪の感情を前面に出す言動が多く見受けられた。
自分の存在を認めようとしなかった旧き世界を贄として自らが望む新世界をその手で創成すべく
その先駆けとしてモノリスのエネルギーを本源としたジェネシスの光でガイアースの一大都市ペンタゴンを灰あ燼に帰す。
最期は、同様にモノリスからの力を受けたコンパチブルカイザーの一撃により脳を損傷。
意識が定かで無い状況下味方諸共ガイアセイバーズをジェネシスの光で殲滅を企むものの
我が身可愛さに裏切ったソルリアスやアシュラ達の支援とガイアセイバーズメンバーの一斉放火を受けて創世の野望を露と消えた。


『真紅の翼人・バードマン』
本編開始の二年前のPsyArkのバイオテロに巻き込まれて死亡したコンパチカイザー達の過去の友人。
そのショックは彼等に計り知れない痛みを与え、その仇討ちのためにガイアセイバーズへの入隊を決意させる程のものであった。
しかし、当の本人は死を迎えたどころか実はその淵から生き返っていたのだ。
その真相は、二年前のバイオテロで散布されたアルティメット・セルには「適合したものにはさらなる進化を、不適合者には死を以って排除」
という危険な特性が秘められておりその多くはアルティメット・セルに適合せすること無く死亡していった・・・唯一の適合例を除いては。
同時にアルティメット・セルの効果を用いて新種の機械生命体、機械新種への進化を果たしたものにはダークブレインに代わって組織を
導く使命が細胞単位に記されていた。それ故、ダークブレイン亡き後の新たなるPsyArk首領として蘇ったバードマン相手に、
コンパチカイザーは戦いを強いられる苦難の運命を享受することとなる・・・。


『凶気の腕 黒魔神』
新西暦2015年における機械生命体であり、秘密結社PsyArkの一員。
ダークブレインに仕える『クレイジーハンド』という存在であり、変幻自在の腕を駆使して相手を翻弄する。
語尾に『ゲス』と言うクセがあり、基本的にここの連中はどこか抜けている。


『戦士アレクサンダ』
秘密結社PsyArkの兵士。基本はアサルトライフルで攻撃し、死が迫ると特攻自爆をしてくる。
その中で一人のアレクサンダは、現状に疑問を抱きつつ死を迎えようとした時、何かに囚われたが…。


『戦闘義体・ゾヌーダロボ』
バードマンが開発した巨大戦闘義体。
触れた物質を物質昇華させる特殊な能力が宿らされている。

+ 時空犯罪者
『時空犯罪者ソルリアス』
新西暦2424年における機械生命体であり、様々な次元を乱す時空犯罪者の一人。
エクスカイザーとは浅からぬ縁があり、度々相対する事が多くソルリアスがライバルと認めている。
彼の戦術はビームガトリングガンを始め、様々なトラップを駆使しながら相手を追い詰めていく。
この中では唯一、歴史を変える動機が薄いと思われる存在であるが…。


『ソルリアス レッドパワー・V-MAX』
本来はエクスカイザーとの決戦用に隠していた、ソルリアスの切り札。
これを発動する事によりボディの色が青から赤に変わり、機体性能が大幅に向上する。
ボディが赤くなるのは発熱現象であり、それを利用した必殺の一撃『オメガ・フェニックス』は、
対エクスカイザー用の必殺技であり蒼い炎が不死鳥の姿を象り、それを纏いながら目標に特攻する。


『暗黒仮面卿デスサイズ』
時空犯罪者に向けて武器を密売する仮面でその素顔を隠した死の商人。
本人曰く、それは呪詛を宿した仮面であり自らの手を以ってしても外すことは出来ないらしい。
今回、ある目的のためにソルリアスと結託。タイムスリップによる時空干渉行為で
ヴィルダークに修羅の辿る凄惨な未来を語り、ダークブレインにはバルドナ・ドライブを実現させるために
未来のタイムスリップに纏わるテクノロジーを供与して今回の一連の事件を引き起こした影の黒幕。
事件発生後も修羅・PsyArk・時空犯罪者サイドの三者三様の利害を黒子役として調整しながらも暗躍を続ける。


『第六天魔王・織田信長頑駄無』
戦国時代で一大勢力を誇っていた戦国大名で、自らを第六天魔王と称して天下取りの一歩前までに迫っていた。
しかし、敵味方の内外を問わず徹底した「弱肉強食」を良しとする冷酷非道な性格が災いしたのか
1582年、家臣の明智光秀の裏切りにあって死亡したと本来あるべき史実では記されていた。

しかし、デスサイズの介入によって時空の概念に興味を持った信長は、ガウェインから城を模した
超巨大タイムマシン『第六天魔城』を 買い取り、全時空を平定するという際限無く肥大化した野望の第一歩として
2015年の廃墟となったペンタゴンへ出現。配下の無明や凄之皇達を率いてガイアセイバーズ達と対峙する。


『疾速の凄之皇』
織田信長頑駄無に仕えし配下の武将で斬滅刃「氷鱗月」の使い手。
その一振りは眼前の敵を凍えさせる鎌鼬を放ち、氷結した刹那に疾風の如く一刀両断する一撃離脱戦法を得意とする。
凱皇との戦闘に敗北して敗戦を苦に切腹を決意した所を偶然ソルリアスと邂逅して
本人の義理堅い正確も手伝ってか彼の仲間となる事で本来辿るべき未来と別の流れを歩むこととなった。
また、「益荒男」と言う名の武将が彼の双子の弟にあたると当時の史実から明かされている。


『雌伏の無明』
織田信長頑駄無に仕えし配下の武将?で『獅子王刀』の使い手。
引き際を心得過ぎているのか『今は雌伏の時』と毎度言い放ち、撤退する時の手際の良さは時空犯罪者一である。
既視感があると思ったのならば、それは気のせいではなく、必然である。

+ ベリアル
『闇よりの暗黒大将軍』
最初にこの2015年の現代に出現した巨大なベリアル。
ベリアルとは死を超越した不死身の機械生命体。
どうして彼等は不死身で居られたのか・・・それは全てのベリアルという種族がオリジン・ローに眠る生命の起源の光を、
生命として共有していたに他ならない。故に無限の生命の源に繋がれたから死とは無縁で居られた。
しかしアレスオメガのリヴァ・イヴァの水を受けて彼自身が独自の生命を得たことで不死身の鎖から解放。
最期は不死身の倦怠から開放された境遇に感謝しながらヴァイシュラヴァと相討ち。
死という概念に満足しながらその生涯を閉じた。


『抜剣騎士ゼノンマンサ』
最初にガイアセイバーズ本部を襲撃してきたベリアル。
老練なる騎士で剣術を駆使した戦法でD-3を死に追いやり
T-260Gをあと一歩まで追い詰めた。しかしアレスオメガに覚醒した
T-260の放つリヴァ・イヴァの水によって不死身の特性を失ってしまう。
汚名返上として次は修羅の民が占領する第六天魔城を急襲。
しかしマンダレーラの拳の前に死を迎え、死なぬはずのベリアルが死を迎えた。
この事実は修羅達にとって大いなる衝撃を与えた。


『闇よりの死神ミケーネス』
死神を彷彿させる巨大な鎌を携えたベリアル。
それもそのはず。かつてはヴォーダの闇の支配者であったアルティメギドに仕えていた
ヴォーダの闇の番人であったが不死身の鎖に繋がれたベリアルに転生した存在だった。
リヴァ・イヴァの水を受けて不死の制約から開放。
最期はソルリアスのオメガ・フェニックスの一撃で隠呼大仏とともに爆散四散する。


『毒々しいマルチヘッド』
過去の修羅界で遭遇した、多種の頭を持つベリアル。
それぞれの頭には意志があり、多種多様の人格を持つ。
口から吐かれる毒弾は、あらゆる装甲を溶解する事が出来る。


『神通力 隠呼大仏』
ソルリアスと相対した、インコの姿を模したベリアル。
見た目の胡散臭さとは裏腹に、神通力を扱い摩訶不思議な力で敵と戦う。
得意技は『けるる~唱和』という歌で相手の精神を揺さぶる。


『寡黙ハンマー・ドルーキン』
修羅王と相対した、寡黙なベリアル。
ハンマーを主軸とした戦いを行い、その体格を生かし振り回す。
ほぼ喋る事はなく、ただただ寡黙である。


+ その他のキャラ
『キングキャスモさよなライオン』
新西暦2015年における機械生命体であり、自らを『攻強皇國機甲』と言う、色々な意味で謎の存在。
胸のエンブレム『さよなライオン』は、エクスカイザーの胸のライオンと会話をする事が出来る(?)
とにかく確認を大事にするのか、聞いているのか?と、さよならしたいくらいに聞き返してくる。
一応、戦える事は戦えるが、ポポポポーン・ビームしか使えない。
本名は『さよなライオン・ひろし』とコンパチカイザーが呟いていた。


『流浪の旅人・諸葛亮孔明』
断崖海岸で旧友の墓参りをしているコンパチカイザーと偶然遭遇した謎の旅人。
どこか相手を食った態度と真偽が定かではない話を滔々と語ることで胡散臭い印象を与える物の
どういう訳かそれらの印象に反感を買っていたコンパチカイザーの感情を落ち着かせたりしまったり
本人の人心掌握術には計り知れない者を感じさせている。
また、墓石を損傷させてしまったお詫びに「大張ノ太刀」と呼ばれる古びた骨董品の太刀を
彼等に手渡すがその太刀は行方知らずとなっていた織田家の家宝であった事が後々判明する等
やはりどこかその全てに掴み所を感じさせない人物。


『魔に生きる者 ベルグバウ』
死を間近にし囚われたアレクサンダが、新たなる姿へと転生した存在。
その全ては謎に包まれており、唯一判明している事は『生』を感じた時に、そこへ現れるとの話である。
未知なる力を使い、圧倒的な力を持つその姿は、かつてのある『漆黒の機械生命体』を彷彿させる…。
モノリスと遭遇した事により、『火』の文明・ディーンの火の力を得た彼が行う事とは…。


『命を紡ぐ者 アレスオメガM.D.』
水の交わりに目覚め、新たな印『命』に目覚めたT-260Gの真の姿。
しかし戦闘を行う事は出来ず、基本的には命を与える事を可能とした存在である。
その力の一つ『リヴァ・イヴァの水』は、その場にいる全ての対象に『命の力』を与える事が出来る。
それは活力に溢れさせ力を漲らせたり、死者に命を与え蘇らせる事も可能としている。
ただしこの力を使うには、アレスオメガ自身の命を削る事となり、多用は出来ない様子。


『漆黒の堕天使ガリルナガン』
ガイアセイバーズの前に立ち塞がった謎の漆黒の機械生命体。
堕天使を思わせるフォルムとベルグバウの脳裏に浮かぶあの機械生命体の面影を残す。
それもそのはず。その正体はデスサイズがアストラナガンが遺せし「トロニウム・レヴ」を原材料に
そこに宿りしアストラナガン本人の残留思念に新規プロトフォームを組み合わせて具現化させた存在。
デスサイズの忠実な御使いであると同時に「アストラナガンに回帰する」という自身の目的を果たすため
ベルグバウに再三戦闘を挑むが神根島のSRXゲート内部の決戦で敗れ去る。


『白之追跡者Mr.X』
アホンダラ・カランダラという偽名を通じてソルリアスに接触してきた謎の機械生命体。
全身を白い甲冑で包み隠し語尾に「~アル」と妙なノリと変な言葉遣いが特徴的。
その正体は何と正体を隠してソルリアスに接近してきた彼の長年の宿敵・エクスカイザーであった。


『破滅尖兵群EVA』
バルドナ・ドライブの暴走で絶望の未来に飛ばされたガイアセイバーズ一部メンバーが遭遇した謎の敵。
絶望の未来とはオリジン・ローを手にしたデスサイズによって惑星ガイアースをZEROにするという彼の野望が成就した未来。
至高神ZEROとの最終決戦でこれはオリジン・ローとスペリオルのご神体を掌握した時間軸に存在する
デスサイズによって産み出された事がエクスカイザーの推理によって明らかとなる。


『転醒の霊帝ケイサル・エフェス』
前作SRX ZEROの最後の標的となったジンルイの怨念の化身。
ケイサル・エフェスとはジンルイのまつろわぬ怨霊の化身の集合体の事を指す名称。
それ故にジンルイの怨霊が複数存在すればそれらは全て「ケイサル・エフェス」としてカウントされる。
(時系列を鑑みてSRX ZEROのケイサルと今作のケイサルは同じ根源を利用した別個体である)

本作のケイサル・エフェスはデスサイズが「ディスの心臓」と呼ばれる霊的永久機関を
ベルグバウへ強制的投入。彼を器としてケイサル・エフェスの再臨を企んだが、
アストラナガンの加護と集積に利用したまつろわぬ怨霊の絶対値が不足したことも会って失敗。
このケイサル・エフェスは生霊王ディス・アストラナガンの一片として取り込まれてしまう結果に終わった。


『終焉よりの至高神ZERO』
ガリルナガンが修羅界へと旅立ち不在となったガイアセイバーズ本部から
奪取していったモノリス(オリジン・ロー)を、そしてデスサイズが神根島のSRXゲートに眠りし黄金神スペリオールの神体を掌握した。

最後にジンルイのまつろわぬ怨霊を宿したデスサイズがオリジン・ローと
黄金神スペリオールの神体と三位一体の融合を遂げて誕生した至高なる存在。

その全容は、全身が光り輝く巨大な体、6枚の巨大な翼に長い首と西洋竜を彷彿させるフォルム。
頭部には天使の輪のような複雑な形状の角、鋭い爪を持つ6本の指のある腕、長く伸びた足など、神々しくも禍々しい姿をしている。

これは黄金色に満ちた神々しいスペリオールのご神体にジンルイの怨念を宿したデスサイズやオリジン・ローという異物が混ぜ合わさったことで
神々しさと禍々しき要素の二律背反の因果を背負った宿命を具現化させた結果なのだ。

オリジン・ローの光とスペリオールの神体に宿りし黄金力を根源に
「有から無に還す力」「無から有を創造する力」の二律背反する因果の力を自在に操作しながら、
かつてケイサル・エフェスが目指した「全てをZEROに帰す」という終焉による結末を実現すべく、
最後の敵としてガイアセイバーズの面々の前に立ち塞がる。

また、「至高神」として自らを神と標榜した理由はかつてスペリオールが
自らを「神」と称してオリジン・ローの力を以ってしてジンルイを滅ぼしたことに対する意趣返しであってそれ以上でもそれ以下でもない。


『???』
新西暦015年における修羅界と呼ばれた時代。
そこで繰り広げられたガイアセイバーズに修羅とベリアルの三つ巴の決戦を見届けた紅の修羅神の魂。
それは凱皇達が生を受ける前に存在した紀元前の時代に活躍した「北斗修羅神ヤルダバオト」と思われるが・・・。


『魔の放浪者アストラナガン(ZERO2版)』
至高神ZEROとの決着後、ベルグバウから離脱し霊体となって再びその姿を現した。
全ての役目を終えたアストラナガンは、ベルグバウと孔明に今後の事を託す事となった。
そしてオリジン・ローを元の時間軸に戻し、彼はついに眠りに付くかのようにその姿を消していったのであった。


『鋼の拳 凱皇』
新西暦015年における修羅の滅亡が回避され、新西暦2015年にて修羅の未来が続いた凱皇の新たな姿。
エピローグにてガイアセイバーズと出会い、共にコーヒーを飲む事となり時を越えた再会を果たした。


『生霊王 ディス・アストラナガン』
※全シリーズ共通設定『時空起源の『闇』・マギとマギウス』参照。

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最終更新:2016年04月10日 19:40