登場人物


+ AT-Xキャラ一覧
『風の魔装剣聖サイバスター』
AT-Xの実質的中心人物を務める三代目リーダー。
元々は体制側としてグレートウォーに身を投じる一介の戦士であったのだが、
度重なる歴代AT-Xリーダーの戦死と本人自身が戦いの中でそれに相応しい成長を遂げた経緯を受けて
周囲のメンバーからの推薦を推されてグレートウォー終盤戦でリーダーとなった経緯の持ち主。
リーダーとなった者と自覚として広い視野での行動に努めてはいるが、
何かの拍子で本来の頭に血が上りやすい一面を垣間見せてしまう。


『精霊王ポゼッションサイバスター』
サイバスターがアストラナガンとの戦闘中にオリジン・ローの力の一端に触れ、
そこから生じた力と本人の魔力供給の契約先として実を結ぶ精霊サイフィスの存在が
サイバスター本人と一体化する「精霊憑依」との相乗効果で誕生したサイバスターの新たなる姿。
飽くまで精霊憑依による一時的な発動形態であり、戦闘終了後には元の姿に戻ってしまう。

この形態では対象をアカシックレコードの存在から完全抹消させてしまう
秘技「アカシック・ノヴァ」が限定的に発動できるらしいが・・・


『嵐の騎士トールギス』
AT-Xのサブリーダーであり切り込み隊長を務める騎士。
実力に裏打ちされた高いプライドを持ち、
生真面目な性格だが、決して気難しいという訳ではなく他のメンバーからの信頼も厚い。
グレート・ウォー最終局面にてついに宿敵ネメシス・グランゾンを追い詰めるが・・・


『神聖騎士グリフォントールギス』
トールギスが聖獣グリフォンと融合した最強形態。
グリフォンランサーを駆使した中近距離戦からグリフォンの嵐の魔法まで隙のない戦闘力を誇る。
しかし消耗も激しく長時間は戦えない諸刃の剣といえる。


『勇気の勇者ガオガイガー』
AT-Xのメンバーであり、勇気とその信念を大切にする機械生命体。
何かと熱い奴だが、一度信じた者に対しては勇気ある誓いと共に、裏切ったりする事は決してない。
仲間の為には命をも懸ける信念を持っており、グレートウォーの最中では
破壊力は絶大だが、己に負荷がかかる『ヘルアンドヘヴン』という必殺技を何度も使ってきた。
今はその必殺を封印しているが、DCとの戦いで再び解放する時が来るのではないかと考えている。


『勇気のガイガー』
ガオーマシンとファイナルフュージョンする前のガオガイガーの姿。
この状態の時は動きは身軽であるが、ガオガイガーの時のような力は発揮出来ない。


『星海の勇者スターガオガイガー』
ステルスガオーⅡを装着したガオガイガーの宇宙機動用の姿。
新たな武装の追加、プロテクトウォールの実装など、様々な面で強化されている。
中でもゴルディオンハンマーは、ヘルアンドヘヴン以上の力を誇り、そして負担もかなり減らしている必殺技だ。


『宇宙海賊ノヴァ』
AT-Xに協力する宇宙海賊団のリーダー。
宇宙海賊と呼ばれてはいるが弱者を襲うことはしない義賊であり、表向きは運送会社の社長を務める。
頭の回転や豊富な知識で参謀役を務める一方、知識源は「月刊・男の○○」という怪しい雑誌という一面も。


『断空牙ノヴァマックスゴッド』
オリジン・ローの力を借りて翼とダンクーガの称号を得たノヴァ。
ダンクーガは彼の祖先に当たり古代の勇者と謳われ、代々受け継がれている称号である。
強化当初は野生に押され口調も荒くなっていたが徐々に本来の冷静で理知的な面を取り戻し
獰猛ながらも冷静さを欠かないまま戦うという一種の境地へと至った。


『龍牙戦艦ドラゴンズ・ハイブ』
AT-Xチームが運用する龍を模した大型戦艦。
主砲のドラゴンズ・ハイブ砲の一撃は圧巻の一言に尽きる。
運用は「WILL」と呼ばれる人工知能が担当しており、
妙に巻き舌かつインパクトの有る喋り口調を披露しているが、
何気に演算能力はハイスペックなのだ。


『トロンベの弾丸アウセンザイター』
太陽系第三惑星・地球に住んでいる機械生命体。
医者を生業としており、年収は8000万Gで趣味は登山。
基本的に医者としてAT-Xの医療面のサポートが主ではあるが、
護身用にランツェ・カノーネと呼ばれる二丁拳銃を携行しており、
有事にはそれを用いた速射術で戦闘に赴くこともある。
キリマンジャロ登山中にDCによって囚われの身となり洗脳されてしまう。
その後、たまたま自分の私有地へ戦艦ごと落下してきたAT-Xチームと交戦するが
戦闘中に服従回路イエッサーからの洗脳を開放されたことでAT-X側に参入する事となる。


『黄金武者ギルガザムネ』
地球軍所属の守備隊隊長。
昔気質の頑固な軍人であり頭の固い一面もあるが市民を守ることに誇りを持つ武人。
一度はDCに洗脳され、AT-Xと敵対するもすぐに撃破され治療される。
これは自身の意思で服従回路イエッサーの支配に抵抗したことによるらしい。


『暴走野郎エヴァ』
一般人であり、気が弱い機械生命体。
あまり人と接するのが苦手としており、特異体質の心の壁『ATフィールド』が勝手に発生する事が度々ある。
しかし恐怖が絶頂に達したその時こそ、真の姿『コード・ザ・ビースト』が開放され、戦闘狂と化する。
(ちなみに、コード・ザ・ビーストが発動した時にはATフィールドが発生しないという欠点もある)
それを見込まれDCに一度、服従回路による洗脳で利用される事となり、AT-Xの面々と戦いを行った。


『暴走野郎エヴァ・F型装備』
キャニスがダイノ・アーマーを使い、エヴァ用に新たな追加装甲を作った事で新たな力を得た姿。
マステマという武装を扱い、射撃や近接攻撃など行う事が出来る。それにより様々な戦術に対応出来る。
そしてエヴァの『自分の戦い』を見つけた時、暴走人格と共生を果たし、二つの人格を同時に表へ出せるようになる。
それによりエヴァが遠距離射撃を、暴走人格が近接攻撃を行い、それぞれの長所を補いながら戦う事が可能となった。


『調律奏者ラーゼフォン』
記憶喪失の謎の少年。
出身はサイバートロン星だと思われるがそれも定かではない。
キリマンジャロから出撃する船に単身密航し脱出するも戦闘に巻き込まれ、その際AT-Xに拾われることとなる。
性格はやや気弱な面もある普通の少年で戦闘力も未知数。
時折謎の知識を発揮するが詳細は本人にもわかっておらず困惑することも。


『整備士キャニス』
AT-Xの整備士。見た目は強そうだが、整備しまくって鍛え上がった見かけ倒しである。


『整備士見習い・リオン』
AT-Xの整備士であるキャニスに自ら弟子入りを志願して整備士見習いとなった、惑星サイバートロン在住の一般市民の若者。
さして戦闘力や知性が飛び抜けて優れているわけでも無く、趣味の機械いじりを突き詰めていた所
グレートウォーの勝利に一介のメカニックとして貢献し続けていたキャニスの逸話に憧れを抱き、念願の弟子入りに成功する。

+ 運命十字軍 Destiny's Crusaders:通称DC キャラ一覧
『魔装機甲帥ネメシス・グランゾン』
運命十字軍 Destiny's Crusaders:通称DCの首領を務める者。
サイバートロンに古来より伝わりし神話、「金枝篇」に基づいて、
約束の地惑星サイバートロンの奪還を目指すレコンキスタ運動と称した反体制の武力革命を決行。
その結果がグレートウォーと呼ばれる三年間の内戦で会ったが、結果的に太陽系第三惑星へ敗走する。
そして、再度レコンキスタの成就を目指すべく蒼の星こと地球に潜伏して雌伏の時を送っている。


『狂魔竜剣士エピオン』
DC幹部の凶悪な剣士。
その正体は呪われし魔剣エピオンがトールギスの身体を乗っ取ったもの。
戦闘狂で強い相手との戦いを楽しむことが第一であり、ネメシス・グランゾンに逆らうことも少なくない。
また魔剣エピオンは器となる機械生命体を取り込むことでこの姿となるが
適合できない弱い者を取り込んでしまうと身体を維持できないという弱点も持つ


『ダークアイ シャドーデビル』
DCの研究者であり、見た目の怪しさと共にいつも怪しい実験を行っている。
研究者ながらもその身で戦闘も行い、戦いの中で自らの手でサンプルを手に入れようとしている。
最近は何やら、何かの怪しい『骨』を見つけたらしく、それの復元作業を行っているらしいが…。


『魔往機クロスボーンズ』
DCの本拠地にして移動戦艦エア・クリスマスの艦長を務める者。
元宇宙海賊出身だが、ある日を境に魔力の虜となり自らを
「魔の道を往く者」、魔往機と称するようになった経緯を持つ。
宇宙海賊船の船長を務めた経歴から艦船指揮を通じて会得した瞬間的判断能力と
魔道術を取り入れた独自の戦術でAT-Xの前に立ち塞がる。


『降誕せし魔王X END』
キリマンジャロの最終決戦で魔剣エピオンと共に滅びたクロスボーンズ。
その後彼は何の因果か宇宙より帰還したオリジン・ローの降らせた光を浴びて
再びこの世に生を受けると同時にそのオリジン・ローも彼の掌中に収まってしまった。
DCの壊滅と方を知らされ、彼は本来自分が目指していた「魔道の追求」という初心を思い出して
オリジン・ローから得た力の片鱗を携えて魔王たるこの姿へと転生した。

その目的は、七大時空起源の「魔」の印を持つアストラナガンを殺戮することで
己自身が魔の「印」を司るマギ・デウスに成り代わって全ての機械生命が魔力を行使して
魔力からより良き未来を創りだすという己の野心を叶えるためにある。


『策謀射手ドーベンウルフ』
DC幹部の参謀役。
実戦では豊富な火器を使用しそれなりに実力も持ち合わせている。
慇懃無礼で嫌味な性格の元テロリストであり、頭の悪い者を見下している節がある。
特に首領であるネメシスに対しては愛想を尽かしかけて辛辣にあたり、さらには独自の思惑で動いているようだが・・・


『古の恐竜ガルガウ』
聖地・ダイノ古代境にて、シャドーデビルが発見した骨により復元された古の恐竜。その名をガルガウザウルスという。
古代の恐竜という存在なだけあって、凄まじい怪力を発揮し、ダイノ・アーマーにより更に力が増幅される。
攻防とかなりステータスは高いが、唯一の欠点はスピードであり、速さに翻弄される事がある。
しかしこの恐竜の知能は優れており、戦いの中で戦い方を学習していく。

+ 七大時空起源の集いキャラ一覧
『全知全識のアウネカリスM.D.』
全てが謎に包まれた七大時空起源の集いと呼ばれる集いの長を務める『知』を司りし機械生命体。
自らを「機械生命の始源(α)と終焉(Ω)を識る者」と称して、
透徹し切った知性とそれを裏付ける膨大な見識で機械生命体を見据えながら、
七大時空起源の抱えし目的の為を遂行している・・・


『心信のアストレアルM.D.』
七大時空起源『心』の印を持つ機械生命体。
一員の中でも明るい性格をしており、仲間の事を信じている稀な存在。
争う事をあまりよしとしないが、戦うとなれば七大時空起源を名乗る存在なだけあり、かなりの実力を持つ。
彼のマギカ・マギウスに当たるのはリヒトカイザーであり、ソルの闘志について知る者の一人である。


『剛脚のアストラルゼウスM.D.』
七大時空起源『脚』の印を持つ機械生命体。
その一言一言放たれる言動は中二病を匂わせる存在であり、何を考えているか分からない。
一員の中ではかなりの物理戦闘タイプであり、その脚から繰り出される一撃の破壊力は計り知れない。


『斬魔閃士アストランM.D.』
七大時空起源『刀』の印を持つ機械生命体。
非常に寡黙な性格で主に精神統一し心を乱さぬように徹している。
手持ちの堰月刀と背中のプラズマウイングによる剣撃戦を得意とし、さらに足に装備された巨大な剣を切り札とする。


『无限拳アクエリヲーレM.D.』
AT-Xに整備士見習いとして志願した一般市民の若者リオン、その正体は・・・
何と七大時空起源『拳/信』の印を併せ持つ機械生命体だった。
『拳』の印は意志に応じて無限に伸び行く無限拳(むげんぱんち)を活用するスキル、
『信』の印は自分が無条件に接した相手を信用させる効果を秘めている。

通常一体のマギ・デウスにつき一つの『印』を誇示するのが原則であるが
このアクエリヲ―レは因子の五大要素の一つ「水」の交わりによって、
異なる二つの印を併せ持つことに成功した唯一のマギ・デウスなのだった。
全体的に無機質なコミュニケーションを良しとする七大時空起源の中では終始一貫して丁寧語を用いるなど、
対人折衝能力は七体の中では上位に位置している。


『暴食の冥王アルティメギドM.D.』
七大時空起源『神』の印を持つ機械生命体。
ほかのメンバーと異なりヴォーダの闇の番人という特別な立場から中立を保つことも多い。


『魔の放浪者アストラナガン』
七大時空起源『魔』の印を持つ機械生命体。
DCとの最終決戦の際に現れ、ネメシス・グランゾンからオリジン・ローを奪取。
その地点で既にアストラナガンは七大時空起源の一員から離れており、独自で行動を行っている。
何やらオリジン・ローを消滅させる可能性を探っており、彼の行動は少しずつ明らかになる。


『術式兵装アストラナガンM.D.』
魔の叡智、その力の一つ『闇の呪文(マギア・エレベア)』により『術式兵装』の姿となった、アストラナガンの力の一つ。
この形態になれば物理的な力は勿論、魔力も格段に跳ね上がり普通の機械生命体ではまず太刀打ちできない。
これはまだマギア・エレベアによる呪文の一つであり、アストラナガンには様々な魔の力が秘められている。


『御使い達のアンゲロイ』
御使い達という名称とともに七大時空起源によって使役される者達。
実はそれぞれ七つの印を持つマギ・デウスごとに色違いの御使い達が控えており
このアウネカリスの配下として登場したアンゲロイは全て灰色で彩られた個体で知能指数が最も高い群体。
初見における戦闘ではアウネカリス同様に透徹した戦略と比類なき戦術で雑兵とは思えぬ戦闘能力で
リヒトカイザーやヴァルヴレイヴを始めとしたマギウス、AT-Xメンバーを圧倒した。


『魔従者アンゲロイ・アルカ』
『魔』のアストラナガンに仕えしアンゲロイの個体。
実はそれぞれ七つの印を持つマギ・デウスごとに色違いの御使い達が控えており
このアストラナガンの配下となるアンゲロイ・アルカは彼自身の漆黒の装甲を反映した黒一色で彩られている。
他の御使い達とは一線を画した老練なる戦闘経験と魔術を用いた戦法で生き延びた唯一の個体。
唯一のアストラナガン配下の御使いとして、七大時空起源を離反した彼を縁の下の力持ちとして支え続ける
老執事として孤独なるアストラナガンと行動を共にする。

+ その他の機械生命体
『革命機人ヴァルヴレイヴ』
龍牙島の地下にあった謎のエネルギー資源「オリジン・ロー」。
それを開放してしまったAT-Xに対して突如、戦闘を仕掛けてきた「マギウス」と自称する謎の機械生命体。
光を固形化する謎の硬質残光能力を駆使した戦闘を仕掛けてくる今はまだ謎が多き機械生命体。
果たして彼は敵か味方か・・・


『闘志戦士リヒトカイザー』
クロスボーンズの急襲により、ピンチになったAT-Xの面々を救った謎の機械生命体。
かなり前向きな性格をしており、どんな窮地でも決して自分を崩さない振る舞いを見せている。
闘志エネルギーにより強さは引き出され、燃え盛る闘志次第では無限に戦い続ける事が出来る。
ヴァルヴレイヴとは協力関係にあり、『オリジン・ロー』について何かを知っている様子だが…。
そしてこのリヒトカイザーには『ソルの闘志』を開放する事により、新たな姿を見せる事が出来る。


『闘志皇帝ソルカイザー』
リヒトカイザーがカイザーファルコンとソルの闘志を同調させ闘志合神した姿。
限界無き力・ソルの闘志を燃やし続ける事で、ソルカイザーの戦闘力は果てしなく上昇していく。
これまではビーム主体の戦い方であったが、この姿になるとパンチや武器なども駆使して戦う。
必殺の『カイザー・ソル・ブレード』は闘志エネルギーの塊・闘志の炎そのものから作られるものであり、
闘志の炎の燃え方次第では、その大きさまでもが変化し威力が増大する。


『審判代行者プロヴィデンス』
ドーベンウルフの正体で「神」の印を持つマギウス。
慇懃無礼だったドーベンウルフ時とは打って変わって尊大で芝居がかった口調となっている。
「ZERO」の心臓と呼ばれるものを狙い暗躍する。

その正体はジンルイでありケイサルから切り離された意識端末の一部。
ZEROであるケイサル・エフェスへと至り全てを無に還すためだけに行動していたのである。


『魔弾の射手アシュセイヴァー』
地球圏統一国家軍所属の少佐待遇の軍人。
銃火器を使用した射撃精度の高さと語尾に「~しなさい」と言い切る命令口調が特徴的。
新兵時代に自らの教官を務めていたギルガザムネを尊敬しており、
その縁から彼の息子に当たるドラグナーを副官として重用していた。
統一国家政府のAT-Xを排斥する法案の可決に伴い、龍牙島を襲撃。
戦いの最中ラーゼフォンが何気なく発した尊敬するギルガザムネが既に死んだという言葉に動揺したまま、
止めようの無かったラーゼフォンの光の剣に貫かれて死亡する。

アシュセイヴァーの戦死は、ラーゼフォンにとって初めて自らの手で殺めてしまった犠牲者として、
ドラグナーにとって恩義のある上官を殺された遺恨として両者にとって決して忘れ得ぬ事実を産んでしまった。
この悲劇は彼等をいかなる運命へと誘うのだろうか・・・


『紅竜騎兵ドラグナー』
地球権統一国家軍所属の少尉(後に中尉)。
アシュセイヴァーの部下でありギルガザムネの息子。
後にガルガンを拾ってさらに成り行きで地球を離れAT-Xの協力者となる。
戦闘では父親譲りの剣術と喧嘩殺法を得意とする。

DC戦役で父と上司を失い、表面には出さないよう飄々とした風を演じているが内心複雑な模様。


『太古の脈動ガルガンサウルス』
プロトガルガウの本来の姿であり、そして本来の名前がこのガルガンサウルスという名である。
あの戦い以降からドラグナーと出会い、共に居る事で友人関係を築き上げていたのであった。
ダイノ・アーマーを脱ぎ捨てた事で力は多少落ちたが、その分本来の素早さは上昇している。
更には太古の恐竜の力もあってか、相変わらずその怪力も計り知れないものである。


『一般市民アクシオ』
地球に住んでいる一般的な機械生命体の機種。
地球を統治する地球圏統一政府は志願制の軍隊制度を採用しており、
軍へ志願する者達は当然ながら一般市民出身である。
根は善良な者達が多いが、服従回路イエッサーを埋め込まれた個体たちは
闘争本能が三割増しに強化されているようだ。


『「無」の魔装機帝ゼルヴォイド』
一万年前、オリジン・ローを簒奪してZEROへと至ろうとしたが、
志半ばの成就寸前においてアストラナガンとアルティメギドに阻止されて、
己の身をゲートと呼ばれる牢獄へ投獄されていた禁忌を犯した者。
彼のこの所業が原因で七大時空起源は銀河の辺境の地球へオリジン・ローを封印することを決定したという背景要因が存在している。
また、その際にマギの心臓『ZERO』に触れたことで『全てを無に還す力』の片鱗を会得してしまった。

それから一万年後、再びZEROへ至ることで永遠の命を会得する永遠のZEROへ至ることを、
目的に脱獄。脱獄した果ての???との戦闘を経て一万年後の自分の末裔がアストラナガン達と同様、
マギの名を持つ「マギア・ムンドゥス」へ覚醒している事実に絶望して最期はZERO至ること無く無へと還された。


『零帝の眷属ヴォルクルス』
ケイサル・エフェスが自身の一部であるまつろわぬ悪霊の塊をアストラナガンの放った魔力の塊を器に生み出した眷属。
死神を彷彿させる上半身とサソリのような下半身を合体させたキメラチックな外見が特徴。
まつろわぬ霊の機械生命に対する『憎しみ』の怨念が表出されておりそれを糧とした魔術攻撃を放ってAT-Xメンバーを苦しめた。


『???/術式兵装サイバスターM.M.』
サイバスターの中に眠る、謎の存在。
彼自身は『自分自身』『もう一つの可能性』とサイバスターに伝えている。
性格は正反対だが、その戦い方はサイバスターと酷似しており、そして『闇』を連想させられる。
アストラナガンが与えたきっかけ、果たしてその結末やいかに…。

その正体は『シュロウガ』という名であり、アストラナガンが『マギアの印』をサイバスターに刻んだ事で生まれた、もう一つの存在。
そして宇宙の魔を意味する『マギア・ムンドゥス』そのものであり、第三のマギの存在。その『可能性』そのものである。
サイバスターと共に共生する事となり、『闇の呪文(マギア・エレベア)』として彼の力となった。


『生命の起源オリジン・ロー』
惑星サイバートロンに伝わりし神話・金枝篇において生命の起源と伝承される意識を持ったエネルギー集合体。
神話で伝承される通り、作中においても死者の残骸やそのスパークの残留思念から「限りなくそれに近い新しい生命」を誕生させることもあれば、
既存の機械生命をワンランク上の次元に引き上げる進化を促す役目も担っていることが明らかにされている。
このオリジン・ローについては各勢力において見解の相違が発生しており、

アウネカリス曰く、「機械生命そのもののバックアップ」(有事に備えて自らの手で管理)
アストラナガン曰く、「争いを撒き散らす諸悪の根源」(オリジン・ローそのものの破壊を画策)
ヴァルヴレイヴ曰く、「封印されたままでなければならないもの」(地球への再封印)
プロヴィデンス曰く、「ZEROへ至るための鍵」(我欲によるオリジン・ローの悪用)

…と、それぞれが良しとする目的を実現させるために混沌としたオリジン・ロー争奪戦が展開されている。
本作に登場する機械生命体達の争点には全てこのオリジン・ローが関係しており、
良くも悪くも意志の不明確なオリジン・ローによって各々の動静が翻弄されていると言っても過言ではない。

全てが終わりし未来、このオリジン・ローはどのような形でその結末を迎えるかは誰も知らない。


『零なる帝ケイサル・エフェス』
マギの心臓「ZERO」の正体にして七大時空起源達が最も復活を恐れていた存在。
かつて、オリジン・ローの力で生命と自我を受けた機械生命体の始祖達とそれらを創造しながらも、
機械生命体達の独立戦争の中で滅亡していった「ジンルイ」と呼ばれる汎用型有機生命体。
このケイサル・エフェスの正体はその「ジンルイ」と呼ばれる生命体達の怨念や集積したそれらの悪霊が「全てを無(ZERO)に帰す為」の存在として具現化されたものであった。

滅び去った者達の怨念が集積したある種の思念体とも言える存在であるが為、生きとし生ける者のみが持つ、輪廻転生から解脱した境地にある。
それ故に死へ追いやるなど滅ぼす事が出来ぬことから機械生命体の始祖「スペリオール」はオリジン・ローの「無(ZERO)から有にする」力の特性を利用して、
このケイサル・エフェスをマギの心臓「ZERO」というオブジェに作り変えることでこれを封印してしまう。

また、二度とこのケイサル・エフェスが蘇らぬようにスペリオールは、
同志であった七大時空起源達にマギの心臓「ZERO」の管理を、そしてオリジン・ローを遥か遠く離れた銀河の辺境の星・地球に封印することで、
二度とこの存在を蘇らぬように措置を施した筈であったが・・・何の因果かマギの心臓「ZERO」から本来あるべき姿を取り戻してしまうのであった。

輪廻転生から解脱しているが故に彼に対しては「死」という概念が一切通用しないこの「全てを無(ZERO)に帰そうとする」最後の敵に対してAT-Xはどう立ち向かえばいいのだろうか・・・?

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最終更新:2015年12月08日 07:28