登場人物


+ 日登ノ国の者達
『奥州独眼竜・伊達政宗頑駄無』
日登ノ国の奥羽国の領主にしてかつては東北一帯を治めていた戦国武将。
異国の事情にも通暁したナイスな伊達男で彼自身異国語交じりの言葉遣いを好む。
「独眼竜」の二つ名とその他の武将にはないオリジナリティ溢れるカリスマ性で
安土桃山の時分において強豪の一角としてその名を轟かせた。
中でも龍脈の恩恵を受けた六刀流を始めとする数多の剣技は他の武将を寄せ付けない戦闘力を誇っている。
関ヶ原の合戦で徳川家康に味方した経緯が生じて彼から大いに信頼されており、
今回の天上人討伐の参加に名乗りを上げたのは家康自身の意向と政宗自身が家康に抱く恩義の為とされている。


『琉球の覇将軍・桜花王』
日登ノ国から海を挟んだ島国・琉球を武力で統一した武人上がりの皇帝。
一人称は「小生」でやたらと覇気の高さを感じさせるテンションと倒置法交じりの
言葉遣いが特徴的で他の面々と異彩を放つ喋りが印象に残りやすい。
江戸幕府と琉球国は、盟約関係にありそれに基づき天上人討伐に自ら参加したが
本音は王という立場では決して満たせぬ己が闘争心を充たす戦の場を欲しているからである。


『黒衣の宰相・蜃気楼』
江戸幕府の重臣で開かれた当初からその超越的な手腕を大いに貢献させてきた経緯から
「黒衣の宰相」の二つ名で呼ばれるようになった王佐の才の持ち主。
口癖の「想像したまえ」の台詞と共に何かと相手に想像力を喚起させる振る舞いを
続けているので、蜃気楼自身が身に纏う漆黒の装甲の色の様にその本性が掴めないという
意味合いから上記の二つ名が名付けられた。ある意味では揶揄として成立している。
「戦の定石は権謀術数である」という本人のモットーに従って
毎度策略を大いに利用した戦術で優位に進めていく傾向が強い。


『特務隊長 影の陣』
幕府軍特務部隊の隊長。
特務部隊とは幕府の影となって主に隠密や内偵を担当する役目だったが
天上人襲来に際し主力部隊となる。
精鋭部隊の隊長を務めるだけあり腕は確かで生真面目ながらも気さくな性格
また、蜃気楼の個人的な部下でもあり過去に命を救われた彼に忠誠を誓っている


『鋼鉄磁偉倶』
幕府軍特務部隊の隊員。
装攻からくりと呼ばれる技術で強化されているサイボーグ戦士である。
小柄ながらその力は強く多彩な武器を持つ。
(なお、彼の武器に横文字が多いのは実は南蛮技術由来だから)


『剣豪 大雷雲』
日登ノ国のからくり人であり、旅していた最中に天上人の存在を知り幕府に協力する事となる。
まだまだ修練を積んでいる最中であり、未熟な自分を鍛える為に旅をしていた為か、実力は他の者に比べて低い。


『鎧武者 益荒男』
日登ノ国のからくり人であり、疾さを何よりも追及する男。『素晴らしい』は口癖。
抜刀術からの高速刀技の戦法を得意とし、その疾さは風をも裂くと言われている。


『鋼腕拳 武力大王』
日登ノ国のからくり人であり、かなりの寡黙。友人の形見の装飾品を頭部へ身に着けている。
格闘戦を得意としかなりの鈍重であるが、そこから生まれる破壊力は計り知れないものである。


『剣獣士 村雨』
日登ノ国のからくり人で、数少ない獣型の剣士。
斜に構えた性格だが熱くなりやすい面もあり、意外と短気。
戦闘では背中に背負った『村雨ノ太刀』を主力に獣型であることを活かした四肢の爪や牙も強力な武器となる。
余談だが獣型である事にコンプレックスがあり、迂闊に触れるとキレてしまう。


『疾風雷牙 村雨』
村雨が龍脈の力を借りて覚醒した高速特化形態。
この姿では力そのものは低下するがその分速度を活かした連続攻撃で補うことで戦闘力は強化されているといえる。
村雨ノ太刀は二刀流に分割され、それぞれ『疾風二刀流「不知火・雲龍」』となって両前足に装備される。


『怒涛の迅雷』
幕府に協力する大名。
冷静な切れ者なのだが口と態度が悪いのが欠点。


『司教 天海法師』
黒衣の宰相と呼ばれる幕府の参謀。家康の公私に渡る友人でもある。
その知識量は膨大であるが故に敵だけでなく味方からも恐れられるが本人は極めて温厚な性格。
しかし時折何を考えているかわからない面もあり、謎の多い人物なのも確かである。


『東照大権現・徳川家康頑駄無』
戦国の世を制した天下人にして江戸幕府の開祖たる時の征夷大将軍。
白馬に跨り童子切安綱を片手に徳川譜代名一同と共に戦乱の世から
徳川による覇道を斬り開いた大器晩成の英傑。
今は駿府城に大御所政治を取り為し、時に「徳田新之助」と偽名を名乗り
市井の間に蔓延る悪人の成敗に興を出していた。

天上人の襲来、再び家康にとって戦乱から安寧を斬り開く未知との戦が幕を開くのであった。

+ 倒幕血盟党・十本刀
『慟哭鬼・戦極明主十零頑駄無』
十本刀の頭目にして、「二天一流」を得意とする凄腕の剣客。
ニ本の斬滅刃を用いた剣術のみならず、武術にも精通しており、明より伝来した
「発勁」と呼ばれる武術を基に編み出した「龍脈発勁」の技の使い手。

かつては大雷雲の兄弟子として共に剣術の修行に励んでいた時期があった。
大雷雲と別れた後に暗殺剣の使い手としてある大名の下で糊口を凌いでいたが、
暗殺黙秘を良しとする主君の手酷い裏切りを受けて顔に大きな傷を負ってしまう。
それ故に以降は仮面を身に付けている。

十本刀を組織して本人が倒幕の先に目指す未来とは、
再び血で血を洗い流し合う乱世の再来・・・即ち、「戦国最興」。
戦国乱世の再来の為ならば天上人をも巻き込んで日登ノ国に血の滾りあう
地獄変へと塗り替えようと企むおぞましき魔物である。


『天覇絶槍の真田幸村頑駄無』
十本刀の先峰役、六ノ刀としてその名を馳せる日登一の兵。
燃えるような熱血漢にして愚直なまでに気真面目な性格。
元々は豊臣方に仕えていた武将であるが、十本刀の頭目にその実力を見抜かれて
十本刀入りを迎える事となった。
炎のように燃え滾るその闘志と二本の槍を駆使して幕府を大いに追い詰める事となる。


『百人斬りの百士鬼』
十本刀・五ノ刀として戦極明主十零に協力するからくり人。
彼もまた、戦極明主十零と志を同じくし戦乱の世を望んでいる。
百人斬りを達成した時に彼からスカウトされ、からくり人を斬る為に十本刀の一員となる。
その実力もかなりのものであり、戦法はあの益荒男の高速刀技を彷彿させるものがある。


『雌伏の裏音“無明”』
十本刀・四ノ刀として戦極明主十零に協力するからくり人。
彼が雌伏していた際に戦極明主十零と出会い、刀はただの飾りではない、戦で使ってこそその刃は生きる。
と、その言葉に導かれ彼に協力する事となる。今では十本刀の一員として、その刀『獅子王刀』を振るう。
引き際を心得過ぎているのか『今は雌伏の時』と毎度言い放ち、撤退する時の手際の良さは十本刀一である。


『炎剣の甲鬼』
十本刀・三ノ刀として戦極明主十零に協力するからくり人。
流れるままに生き、自由に過ごしていた彼は今の国の在り方にはなんの不満も無かった。
しかし甲鬼の扱う『炎剣』の力を見込まれ、戦極明主十零に十本刀へ誘われる。
その場で自分が何処まで行けるのか、限界は何処なのかを確かめる為に、その力は戦場で猛威を振るう事となる。


『白銀刃の怒宇勉狼』
十本刀の二ノ刀にして血盟党の最古参。
戦闘時には「喧嘩上刀」と呼ばれる白銀の斬馬刀を使用する。
口癖の「腹立たしい!」に代表されるように常に憤りを抱えている性格。
しかし本人の怒りのボルテージが上昇するに従って身体中の痛覚が
それに比例して鈍感になると言う特殊体質の持ち主。
それ故に、怒髪天を突いた際の彼を討ち取れる物は皆無と言われるほど
龍脈の加護である種の無敵状態が発動すると言っても過言ではない。


『閃光の陣 クリアリア』
十本刀の一員としての影の陣であり、本来の姿。
正式名称は「テムジン・クリアリア」。
徳川家ではなく蜃気楼の個人的な部下であった彼は主君とともに幕府を裏切り純白の真の姿を現す。
影の陣として封じていた実力を発揮しており幕府に対する大きな壁として立ちはだかることとなる・・・。


『裏切りの蜃気楼(十本刀ver)』
かつては幕府で黒衣の宰相と呼ばれた重臣は倒幕側へと寝返った。
以降は十本刀・一ノ刀として倒幕側の軍師を務める。
配下の零影が持ち帰った天上人の素性を下に、軍事的に圧倒的菜不利を理由に
日登ノ国の「開国」を進言。しかし、天上人の徹底的排斥を断固とする
家康を中心とした「権現攘夷派」の意思に拒まれてその地位を失う。

戦うだけでは、この国を護れない。そう義憤に駆られた蜃気楼は幕府に対する謀反を決意。
一度既存の幕府を外部から掌握する事で、天上人へ日登ノ国を開国。
白と黒、その対極が鬩ぎ合う中でこの国に住まう民を活かし続ける為の妥協点を探るべく
敢えて敵の軍門に配下の影の陣と共に下る事となるのだが・・・。


『奴隷機兵・真機奴』
Dr.ゴードンによって人工的に開発・量産された奴隷機兵と呼ばれる機械生命体。
機械的に正確無比な抜刀術で並みのからくり人を凌駕する兵法をプログラミングされている。
捕縛した日登ノ国のからくりの魂魄を移植した事により龍脈の気の力を動力源。
この真機奴を量産するにあたって必要な魂魄を、ゴードンは配下のガレアンに無差別的に
からくり人を拉致。そして、その身体から抜き取って奴隷機兵の身体を通して
忠実な傀儡として使役するという残虐な行為が背景に存在している。

+ アズガルド銀河帝国
『超艦長キャスモギラーガ』
アズガルド銀河帝国・キャスモ皇帝の皇位第一継承者であり、本名はキャスモドドドリランド・ギラドーガ。
他の者達とは違いちょっと怪しい口調をしつつ、親しみやすい存在である。本人曰く『隣に居る感じだな』。
趣味はスロットを打つ事だが、実機を買うだけでギャンブルはしない様子である。


『超銀河船長キャスモギラーガ』
自らの意思に目覚め、生きるものの命を救う為に船長となったキャスモギラーガの永居フォーム。
そしてキャスモ自身は皇子としての責任、罪を償う為に、真機奴達に銀河の海を見せたいという事で、船長となった。
この姿になってからは『ビックリドッキリツール』という様々なカラクリが仕込まれており、状況に応じて様々なツールを使う。
永居フォームとは、永らく居続けてスワセンという意味合いがあるらしいが、本当はただのフルクロスコスチュームというらしい。


『宇宙の魔王アズガルドン』
帝国に対する反逆罪で囚われてしまったキャスモギラーガ。
その無謀に対する処罰として彼自身をDr.ゴードンの手によって
巨大汎用拠点防衛型マシン・スレイヴァー「アズガルドン」の生体コアへと移植されてしまった後の姿。
ネーミングの由来はアズガルド(キャスモドン語で最強の意)に初代キャスモ王家の当主、キャスモドンの名を合わせて作られた造語から。
武装は双刃の槍と剣、何より恐ろしきはゴードン自身が心血を注いだ開発した
「ブラックホールクラスター」なる人工的発生させたブラックホールを敵に向けて発射する驚愕の兵装が胸部に搭載されている。


『剛腕副提督アフラ・グニス』
天上人ことアズガルド銀河帝国キャスモ艦隊の副提督。
質実剛健で武智共に優れた帝国屈指の英傑。
彼の最終兵装「アルテア・キャノン」の一撃は都市部を一撃で灰燼に帰すに恐るべき威力を秘めている。
その手腕を買われてキャスモギラーガの右腕として皇帝の命を受けたが・・・
キャスモ皇子の馬鹿さ加減に何かと苦労を強いられる貧乏クジを引かされている。


『地獄大元帥 Dr.ゴードン』
キャスモ艦隊に配属された老練なる科学者。
蒼ノ星に眠りし龍脈ことライフストリームの研究という使命を帯びてマザーバーンへと
転属させられて来た。本人は科学技術で進歩してきたアズガルド銀河帝国にとって
非科学的エネルギーの集合体とも言える龍脈の存在は、自分達にとって
「未知との遭遇」に成り得るのではないかと大いに期待を寄せている。
艦隊最高齢と言う立場から時にキャスモ皇子の諫め役となる立場もままあるが
本人は内心不満を募らせている。


『狂戦士ガレアン』
キャスモ艦隊の科学者でゴードンの弟子。
慇懃無礼で飄々としているがひとたび戦闘になると自身のダメージも省みず狂ったように暴れることからその二つ名が付いた。
実は痛覚がなく無茶な戦闘を行うのもそのせいである。


『忍ノ風魔零影』
かつて、江戸幕府に滅ぼされた忍の風魔一族、最後の生き残り。
産まれの一族を滅ぼされた彼が抱くのは幕府と時の将軍徳川家康頑駄無に対する途方無き怨嗟と悔恨。
その無念を晴らすべく天上人側に寝返る蒼ノ星のからくり人が彼、風魔零影である。
実は彼の行動にはまだまだ数多の目的が・・・。


『瘴鬼イズラフェール』
蒼の星からの裏切り者である仮面の第一級犯罪者。
「神の腕」と呼ばれる謎の技術で龍脈の力を制御することができ、圧倒的な戦闘力を以って江戸城を陥落させた張本人。
冷徹な性格ではあるが何故かキャスモには気を許し対等な友人として接しているフシがあるが・・・?


『刈り取る者ヘルサイズ』
キャスモギラーガに同行する機械生命体。いつも手持ちの鎌の輝きを保持している危ない奴。
近距離から遠距離まで戦闘をこなし、鎌一本で多彩な技を繰り広げる。


『破壊狙撃主ショックウェーブ』
初めて幕府側の目前にその姿を現した人型機械生命体の天上人。
不言実行タイプの性格で口はあまり饒舌では無いコミュ障寄りの性格。
趣味は狩りでこれまで多くの星の機械生命体を狙撃の腕でハンティングして来た。
赤い単眼に片腕のレーザー銃と蒼ノ星側の文明とは相反するルーツを醸し出す
外見をしている宇宙よりの侵略者。


『強顎のバイオティラノ』
キャスモ艦隊の一員でラプター隊の親分。
面倒見がいい豪快な性格で部下からは絶対的に尊敬を集める。
戦闘では牙や爪といった肉弾戦から切り札バイオ粒子砲での遠距離戦までこなせ見た目と裏腹に万能タイプなのである。


『子分のバイオラプター』
バイオティラノの取り巻き子分。ガヤ担当。


『生き残りのバイオヴォルケーノ』
龍脈の力に触れ復活した、バイオラプターの新たな姿。
尊敬していたバイオティラノの為に、復讐心を持って幕府の連中と戦う。
実力は前の姿よりそこそこ強くなっている。


『アズガルド親衛隊兵キャニス』
アズガルド銀河帝国親衛隊に所属するエリート処遇兵。
基本的に皇帝が直々に管轄しているデスキャンサー要塞周辺の防衛が主任務となっている。
エリート待遇と言えども、「任務の致命的失敗は死を以って償わなければならぬ」
という不文律の元で内心では戦々恐々の不安を抱えている者は多く、
過去に親衛隊長を務めていたアフラ・グニス決死の行動も相俟って
最終的に帝国からの離反者も多く輩出してしまった。


『皇帝キャスモ・ズール1世』
アズガルド銀河帝国の皇帝にしてキャスモギラーガの父親。
性格は尊大にして悪辣非道だが、息子にはやや甘い。
キャスモ王家の掲げる「弱肉強食」の原始的な大義名分を元に
これまで多くの外宇宙の惑星を侵略・滅亡に追いやって来た事に起因して今の銀河規模の帝国へと拡大し続けている。
蒼ノ星には、「ライフストリーム」とアズガルド側で定義されているエネルギー群を手中に収める為に
マザーバーンを旗艦とするキャスモ艦隊を派遣した。

その身体はこの銀河を無限に覆い尽くす「暗黒物質」で形成されており、
仮にその身体を失ったとてズール本人のスパークが現存であれば
それを中核に周囲の暗黒物質を吸収して幾度も自己再生を繰り返す事が出来る異能の存在。

+ その他の味方・敵キャラ
『武者 頑駄無』
世界の広さを知る為に旅をしていた最中、幕府側の者達と出会い戦いの中へ身を投じる事となる武者。
その刀技は幕府の者達に勝るとも劣らず、しかしあまり殺生を良しとはしていない。
本来の名は『古谷(フルヤ)』という。


『旅人の虎輝』
旅の途中で幕府の者達と遭遇し、なんとなくが理由でついていくからくり人。
あまり戦闘に長けている訳ではないが、その二刀流のスタイルは相手を翻弄させる。


『真実の探求者 アストラキ・マギ・デウス』
虎輝の求める真実に至った時、本当の自分に覚醒し真SRXタイムの世界における『マギ』へ至った新たなマギ・デウス。
戦死した桜花王に託された想いと、その刀と共に新たな『炎回転刀技』を会得し、更なる戦術の幅が広まった。
同じくしマギカ・マギウスとして覚醒した蜃気楼とは、マギ・デウスとマギカ・マギウス間の知見共有能力及び、
目前にある事象の真実や本質・3秒前の未来が見通せる『真眼』が発現した。


『蜃気楼 ~想像の先導者ギアス・マギカ・マギウス~』
幕府軍、開国派、十本刀、アズガルド銀河帝国、キャスモギラーガの旅団・・・その全ての勢力を渡り歩いた蜃気楼。
自覚こそ無かったが、彼は「想像」という手段を用いて真実へと至ろうとするもう一体のマギ。
そう、彼こそがマギ・デウスの対となるマギカ・マギウス。その境地たる存在へ虎輝と共に覚醒した。
使用範囲と防御機能が飛躍的に進化した絶対守護領域。マギ・デウスとの知見共有能力による的確な戦略指示。
戦術と戦略、攻めのアストラキ、守りのギアス。デウスとマギウスの二人が揃ってこそ、この世界のマギとして真価が明らかとなるのだ。
過大とも言える遠回りな趨勢を強いられた蜃気楼。
実はその険しき人生の道のりこそが本人をマギカ・マギウスとして覚醒させる最短の近道であったと全てを終えた後に彼は気付くのであった。


『巨大城塞艦「XVⅡ」』
突如、駿府沖に落下してきた外宇宙の未知のテクノロジーによって
建造された要塞の機能も併せ持つ巨大戦艦。
自律型人工機能XVⅡがこの戦艦の管理を一律に担当している。
更に驚くべき事に、この戦艦には巨大宇宙鉄人へのトランスフォーム機能「ワンセブン・フォーメーション」が組み込まれている。
この戦艦の正体は、遥かな何億光年の彼方、幕府軍同様にアズガルドの侵略と日夜戦い続ける
「チタウリ」と呼ばれる異星よりの義勇軍によって建造されたうちの戦艦の一隻。
どういう運命かワープ機能の故障と計算間違いもあってこの蒼ノ星に落下して来たのである。

そして、幕府の征夷大将軍・徳川家康頑駄無とXVⅡとの会談を通じて
天上人を打ち払うまでの間は一時的に盟約関係を結ぶ事が両者の間で締結された。


『浪人武士の龍将』
関ヶ原の合戦での敗北を機に兄弟共々浪人へと落ちた武将。
口調は「~でござる。」で一人称は拙者。
弟の飛将とコンビで兵糧目的で様々な国の村を襲撃していた。
兄弟で合体する事で「龍将飛将」と呼ばれる形態を発現することが可能。


『浪人武士の飛将』
龍将の弟であり、常にテンションが高く腰を振ってるよく分からない奴。
兄の事を尊敬しているという割とどうでもいい情報がある。


『龍脈皇ユダ』
龍脈を閉じるために光臨した存在。
瞬獄と破山という二振りの刀と光の衝撃波、さらには天候までもを自在に操ることができる。
聖書における裏切り者「ユダ」を名乗り、
自らがすべてを治めることで龍脈に関する一連の戦いを終わらせようとした者。

彼の名は天海僧正。
またの名を「明智光秀」という。

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最終更新:2015年08月14日 15:55