+ | デスペリオルと八部衆 |
【暗黒破壊神デスペリオルドラゴン】
多元世界に融合された9つの世界のあらゆる敵勢力が融合した秘密結社『Dimension Chaos』の首領。 その容姿、声、そして繰り出される超越した戦闘能力はかつての仲間スペリオルドラゴンと瓜二つとしか表現が出来ない。 『淘汰』、『憎悪』、『蛮勇』、『大罪』、『争覇』、『滅世』、『悪縁』、『不信』、そして『独尊』・・・と負の感情から生み出された、 目にした者総てを絶望感に追い込む負のプレッシャーを放ちながらも同様の方法で創製されていく 闇の力によって、自らの前に立ち塞がる者全てを『希望するな、息絶える刻まで絶望しろ』の言葉と共に スペリオルと時空の友として縁を結んだZEUTHメンバーに衝撃を与え、冥府と言う奈落の底に葬り去っていくのであった・・・
このデスペリオルドラゴンなる者の正体は、
「あのお方」に操るられたカイザーワイバーンことネオブラックドラゴンを救出する為に、 スペリオルによって放たれた黄金光によってスペリオル内における光と闇の均衡が崩れてしまい、 その際にスペリオルの闇の意思とも言える者が、スペリオルの黄金魂を放出してその身体を掌握した姿。 畢竟、スペリオルの中に潜む心の闇その物が具現がした存在なのであった。 己の身体を取り戻さんとする、黄金魂ことスペリオルは、ダブルオーと一時的ユニゾンを果たした 「スぺリオーライザー」なるで姿で光と闇の果てしなきバトルを繰り広げ、その結果 光の意思であるスペリオルと闇の意思たるデスペリオルが一つの器に見事調和した 黄金神スペリオルドラゴンZへ再誕する。
【創世神ズフィルード(エヴェッド)】
第六の世界出身で、その世界において自らを『創世神』と名乗る八武衆の一員。 普段は全ての守りに特化したエヴェッドモードで、巨大な顔のような姿になっていてあらゆる攻撃を防ぐ。 しかし本来の姿を解き放てば、それは逆転し全ての攻めに特化された、圧倒的な魔術などを駆使して戦う。 そんな創世神を名乗る彼の趣味は占いであるが、本編でそれを生かしているシーンは全く無かった。 自称、デスペリオルの右腕であり、その顔の大きさで偉そうに他の八武衆に号令を出したりしている。 ただ、最近はその八武衆が裏で陰口を叩いている事は、彼は知るよしもなかった・・・
最終決戦の際、ツヴァイザーゲインから顔面に秘孔を突かれた事により崩壊。
その最後は、デスペリオルに尽くした事を誇らしげにしつつ、ドヤ顔をしながら散っていったらしい・・・
【新世紀世皇ツヴァイザーゲイン】
八武衆メンバーの一人で、第四の世界出身の修羅で愛称は「ツヴァイ」。 機神拳、武機覇拳流、流派東方不敗、覇王究拳術・・・とあらゆる拳術の流派に精通しており 修羅界に居た頃はヤルダバオトとゾズマの師として、彼等を後の機神拳流及び羅刹拳流の指導者たる器に鍛え上げた。 しかし、『自ら修羅界の覇王となってこの修羅界に最強の拳聖として降臨する』という内なる野望を抑えきれる事は出来ず、 その後、修羅王エクスティムに対して反旗を翻し、一対一の決闘に挑むが、それに敗れて姿を晦ましていた・・・ (また、勝利者となったとはいえ、この闘いで負った傷が遠因となった修羅王エクスティムはその後病死したともされている) そして修羅界が多元世界の一角として融合し、再び歴史の表舞台に立とうとするツヴァイザーゲイン・・・ 彼はソルリアスと共謀して何を企む・・・?
ZEUTHのDimention Chaos要塞へ直接決戦に向かっている流れに便乗し、
遂に多元世界の覇者となるべくソルリアスや呂布らと共謀して反乱を発生させる。 修羅界に修羅王と言う絶対的存在が居たように、彼もまた多元世界における修羅王的存在を目指していたのだった。 ZEUTH・Dimention Chaos・自身の反乱軍と言う、三つ巴の勢力が決戦の地で入り乱れる中、 彼はズフィルードを葬り、自身の一番弟子であったヤルダバオトとの一対一との決闘を繰り広げる。 最期は、覇王究拳術、究極奥義『無想転生』を習得したことにより、彼と実力面で同じ土俵に立った ヤルダバオトとの死闘のさなかに敗北し、「我が生涯に一片の悔い無い」・・・と言い遺し、 天に瞬く死凶星を指し示したまま大往生を遂げたのであった。
【結晶騎士ラフトクランズ】
第五の世界出身で八武衆メンバーの一角を務める上級ベリアル。 『結晶騎士』という肩書きとは裏腹に、剣術はあまり使用する傾向は無く、騎士道精神から剥離した戦法を多用する。 彼は、戦いを通じて敵の命を奪う事に対して至高の快楽としている云わば『殺戮狂』というべき存在であり、 自分より強い敵と戦うよりも、それと反対に当たる弱者を一方的に容赦なく叩き潰す事を好む。 また、不死身の身体を持つベリアルしか存在しなかった第五の世界では他者の命を奪う事が果たされず、 多元世界へ融合した事により他者の命を嬉々として殺戮していることから、オリジナルのラフトクランズとは正反対の存在と言っても良い。
最終決戦に際し、謎の存在からアルティメット・セルの力を授けられる。
そして、一度は凱皇をも圧倒するが、神化した凱皇の力とアルティメット・セルの反動に耐え切れずに最期を迎える。
【紅蓮勇者王コンパチカイザーロア】
第三の世界出身で八武衆にメンバーの一人所属しているコンパチカイザーの父親。 風来坊な気質で息子を放置してまで、様々な世界を単独で旅し続けていたようでその旅した世界にて勇敢なる活躍でうち立てて行った。 数多の武勇伝・殊勲はやがて彼に対して『紅蓮勇者王』という二つ名を与えてしまう事になる。 しかし、それらの行動とは裏腹に息子に対する愛情は誰よりも深く、 名刀中の名刀『大張ノ太刀』を彼の誕生日プレゼントとして直接手渡していた。 そして、それを受けた彼の世界に存在する故郷のコンパクト・シティのTV局『TV COMPACT』は彼の紅蓮勇者王たる活躍を称えて、 自局制作の特撮ヒーロー番組『ザ・グレイトバトル』に彼の名を冠した『ファイター・ロア』という名の主人公を登場させた。 (コンパチがこのファイター・ロアへの憧れを執着して続けるのは、自分の父親に対する憧れがダブっていると言う見方も出来る) 普段の軽いノリとデタラメな口調でDimention Chaosに参加した理由をはぐらかしているが、何か思う所があっての事らしい。 勇気を『全を救う為に一つを切り捨てる覚悟』だと捉えており、その事をコンパチに諭しながらも、親子で考えの食い違いが発生し、 コンパチは偉大なる父という巨大な壁を乗り越えて行かなければならない運命を辿って行くことになる。
しかし、その裏でDCの特務部隊オリュンポスの襲撃で瀕死の重傷を負ったバードマンを助け、
彼にコンパチの身体と合体機能を付加した支援型戦闘機Gサンダーゲートの身体を与える等 敵にまわりながらも自分の息子に成長を促す働きを行っていた。 やがて、その息子は自身の片腕を切り落とす等少しずつ成長を遂げ、ZEUTHの戦力の一角として 八武衆等の脅威となり始めていたのである。 そんな折、切り落とされた片腕を修復しようとしていた所にドーベンウルフによってアルティメット・セルを 投与されてしまい、それ以前にアルティメット・セルを投与されていたラフトクランズと同等の状態に陥る。 そんな中、実の息子と親子同士の死闘を繰り広げ、多元世界以外の世界で発生している「破滅の雨」について語り この世界にその現象が訪れる前に、多元世界を統一しなければ滅びを迎えてしまうかも知れないという内心の焦りから DCに参加していたことを暴露し、アルティメット・セルの副作用で崩壊していく身体と共に実の息子の腕の中で 息絶えるという親バカであった本人にとっても本望な最期を遂げた。
【黒曜の闘神・呂布トールギス】
かつて、キマイラ軍団に所属していた第七の世界出身の八武衆メンバーで一匹狼的存在。 スペリオルが介入してきたキマイラ軍団との決戦に彼の姿が見当たらなかったのは、 独自行動で第7の世界の地球にある『泰山』と呼ばれる場所に居たからである。 オリジナル同様に純粋な闘争本能の塊というべき侠で、八武衆メンバーになったのは より強き相手と刃を交える為以外の何物でも無い。 霊峰『泰山』にて伝説の武具『天玉鎧・真武』と本来はその世界を護るために存在する 『天の刃』たる存在に覚醒し、『玄武装』と呼ばれる形態に神化。 それでも尚、戦いを通じて己が魂の叫びを咆哮させるが為にその力を振るう姿、それは・・・ 一人の侠の揺るぎ無き信念と共にその名を轟かせる生き様を表現しているとしか言いようが無いのだ。
Dimention Chaos壊滅後、より強き敵を求めて放浪していたところをドーベンウルフと邂逅。
彼の誘いを受けて、Dimention Chaos-Xへ身を寄せることとなる。 その戦闘能力は、あの復活した黄金神スペリオルをいとも容易く葬り去り、ヴォーダの闇よりの亡霊軍団の ネオグランゾンと互角以上に戦いを繰り広げていた事から何の遺憾も無く発揮されており、筆舌に尽くしがたい。 ダンクーガさえも一時戦闘不能に追い込み、彼をも絶体絶命の危機に追いやるが Gクリスタルの力を解放してファイナルダンクーガと化した状態のダンクーガとの戦いで遂に斃れた。 辞世の句は 「我が魂は常に戦場にあり」。 これは、戦場以外に彼の魂の咆哮を満たせる場所が無かった事を暗に示しているのかもしれない・・・
【超絶武神グルンガスト終式】
八武衆の一員であり、第一の世界出身である斬艦刀一族の長。 その剣は正に『大きく、広く、圧倒的すぎた』と呼ばれる程の斬艦刀『全破斬/終式』を背負っている。 SRXの戦友、ダイゼンガーは一族の末っ子であるが『あれは弱い』と名を呼ばす一蹴している。 多元世界の戦いにおいて、SRXと初めて戦った時は彼を圧倒的な力で追い詰め、負傷させた。 また、剣を使わずに戦う時は本気では無く、彼の本当の戦いはその斬艦刀を手に取る時から始まるのであった・・・
彼は本当の八武衆では無く、ドーベンウルフの手駒として表を動いていただけであった。
しかし最終決戦で、ダブルオーやSRXの声を聞き、心の底でまだ少しだけ自我を芽生えさせる。 斬艦刀一族の集約された最強にして無敵の一刃『終式斬艦刀・不動明王剣』とその全てをSRXに託し、 最後の望み、『その手で我を討て』という言葉を言い放ちSRXの手でその命は断たれたのであった。
【謀略策士ドーベンウルフ】
最終決戦にて姿を現した真の八武衆。 様々な事象に干渉し、自身もグルンガスト終式やラフトクランズを影から駒として操るなど暗躍していた。 また、デスペリオルに対し対等に意見し、他の八武衆には存在を隠していたことから真にデスペリオルの右腕と呼べる存在かもしれない。 第一の世界出身とされているが謎が多く、また慇懃無礼で飄々としていて、何を考えているがわからないような性格。 エクスカイザー曰く『意図的に空気を読まない性質』
DC壊滅後に呂布ら残党をまとめて表舞台へと出てきた。
ゾンダーエプタを拠点とし、『破滅』をもたらし時計の針を早める為に暗躍を続けていた。 そして、手段の一つである時空浸食弾(ディメンジョン・イーター)を完成させる。 デスペリオルすらも影で操り、全てを掌の上で踊らせたかのように思われたが・・・
【邪悪生命体アルティメット・セル】
ドーベンウルフが戦うために変貌した邪悪な存在。 その正体は第九の世界の神話で謳われている邪神デビルガンダムその人であり、破滅を呼ぶ者であった。 力を完全に発揮できる半面、情緒や思考はやや不安定になっており、ドーベンウルフ時の知性はナリを潜めている感がある。 時空を歪める事が出来る能力を持ち、反射や断裂などのトリッキーな攻撃を持ち、 並みの亡霊では触れるだけで消滅してしまうほどの魔力波を放っている。
最後はガンクーアをはじめとするZEUTHの援護を受けたSRXの怒りの一撃を受け、
人格が崩壊、そのまま制御を失って消滅していった。 創られた時から破滅を願い、その為に呪われた生を受けた彼もまた、悲しい存在にすぎないのであった。
【自由の翼・ストライクフリーダム】
第二の世界出身で八武衆メンバーの一角を務める、元特殊組織ヴェルターの総司令官。 スペリオルと共にヴァーサス生命体と戦い、それを殲滅したかつての時空の友が何故Dimention Chaosに・・・?
デスペリオルをスペリオル本人と捉え、時空の友として八武衆となったと本人は言うが、
それは飽くまで建前であり、その真意はデスペリオルに対して抱いていた「スペリオルであってスペリオルではない」 という違和感を己自身の目で確かめるためであった。 己の真意をガンクーアとの戦いで暴露した後、それを聞いていたデスペリオルによって処刑され、 最期はガンクーアの腕の中で息絶えた・・・
DCの崩壊を予見したり、GN粒子の特性にも他の八武衆よりも逸早く奥行った点で注目していた所から、
知性や先見の明を見る点においては多元世界屈指の有能な人物であったと思われる。
【運命に抗う者ASソルリアス】
SRXタイム 24の世界出身で、ガンクーアと同じくして八武衆では唯一オリジナルである八武衆の一員。 『終わりの始まり』である何かを知っており、F完結篇物語冒頭でダブルオーに意味深な言葉を残している。 自称『八武衆の中では一番弱い』と言い放っているが、実際の所は不明であり、24世界の戦いで分かるように実力はあるはず。 彼がこの世界に導かれた理由は定かでは無いが、少なくとも第八の世界に存在するエクスカイザーとの決着である事は間違い無い。 24の世界でエクスカイザーと相打ちになり、時空の狭間に落下した彼は何故再び世界に足を立てたのか。 そして本当に彼の目的は、『エクスカイザーとの決着』だけなのだろうか・・・その真意は謎である。
エクスカイザーとの最後の死闘は本当の敗北という結果となり、ソルリアスは満足のいく戦いだったと語る。
かつて『24』のエクスカイザーと相討ち、次元の狭間に彷徨っていた所を記憶があった時のスペリオルに、 『過去を清算する機会』を与えてくれたのだが、彼は自分を貫き通しそれを断った事があった。 そのまま死を迎える所であったが、リオンの話を此処で解釈するとそれは何と、各次元銀河の破滅のファクターを追う 『COMPACT』、『X END』で活躍した、コンパチカイザーと大張ノ太刀によりその身柄を救われたらしい。 そして連れられて来た先が何と、何の因果がそうさせたのか・・・『F』の第八の世界における2424年の世界であった。 第八の世界で安静にし治療している長き間に、『F』での第八の世界の展開へ繋がっていく話だった。 エクスカイザーとの全ての決着が決まり、全てが満足だと言いたげな彼の本来の目的・・・それは、 かつてと同じ行動をしていたら、かつての『相棒』と出会える事を何処かで信じていたらしい。 しかしその死闘を終え、エクスカイザーとの全ての決着が決まった時にそれは叶わぬ想いとなってしまった。 『SRXタイム 24』から永きに渡るソルリアスの全ての結末はこの死闘を終え、本当の意味で『終わり』を告げた。
【LAST・ASソルリアス】
『今』のエクスカイザーに己の全てを懸けて最後の戦いに挑む、ソルリアスの最終形態。 多元世界における様々な技術でSランク級武器をカスタマイズし、それを超える様々な兵器を持つ。 かつて『24世界』のエクスカイザーと戦った際のASアーマーをカスタマイズした『ASアーマーNEO』を装備する事で、 今回の姿となっている。それと同時にオメガ・フェニックスの強化版『ネオ・オメガ・フェニックス』を体得している。 一時的にとは言え、かつての時空犯罪者の一部は友と呼べる存在となっていた彼が、その友の形見として使っている武器もあり、 それらの武器は強力である。これらの武装と己の戦闘能力を駆使し、エクスカイザーに最後の戦いに挑む事になる。 また、エクスカイザーと戦う前に彼も『スペリオルに導かれた』と語っているがその真相は一体・・・ |
+ | Dimention Chaos特務部隊『オリュンポス』メンバー |
【鎧闘魔神OOアバランシュ】
Dimention Chaos特務部隊『オリュンポス』総責任者であり、後の『八武衆』と呼ばれる者達に匹敵する力を持つ謎の機械生命体。
その姿は、ダブルオーを悪魔のような姿にしたものであり、ダブルオーと対になる『闇』を連想させられる。 彼もまたダブルオーと同じくして、何かの声によりこの多元世界という舞台へ誘われたのである。 『光と闇、陰と陽は決して交わらない』と言う言葉をダブルオーに残しつつ、圧倒的な力で彼を追い詰めた。 また、GN粒子のような赤い粒子で悪魔の翼のようなものを生やし、機動力や戦闘力を向上させる事なども出来る。 尚、ダブルオーのトランザムに対し興味を抱き、何やら彼は何かを考えてダブルオーとの戦いはトドメを刺さずに去って行ったが・・・
ダブルオーがDCの本拠地に進入して、そこから脱出しようとした時に、再びその脅威は現れた。
何故生きていたのか。彼自身は『俺はお前の心の『闇』だ』と意味深な言葉をダブルオーに放っている。 『真鎧闘魔神』として再誕した彼の力はダブルオーを認める事により、更に飛躍している。 あれから『GNデスペリオル・エナジー』を完全に扱えるようになり、一章の時より力をかなりつけた様子だ。 そして何やら、ダブルオーのGNドライブを無力化する事が出来る『何か』を身に付けたらしいが・・・
ドーベンウルフとの決着の後、ダブルオーの未来を切り拓く力と己の存在を懸けて死闘を繰り広げた。
闇の孤独、その中で生き、独りで戦った者に与えられた力で、ダブルオーのGNドライブを最初は停止させるが、 想いの力がダブルオーの方が勝り、最後の最後でダブルオーに敗れる。 そして光と闇の共存を否定していた彼だが、最後はダブルオーの存在を認め、元に在るべき場所へと還って行った。
【甦生の魔剣王エピオン】
第一の世界でゼロに敗れた切り裂きエピオンがヴォーダの闇から新たなる姿と共に復活した姿。 復活前よりも感情の起伏が激しくなっており、特にゼロに対しては彼を憎むあまり狂気が激しくなった。 以前よりも魔剣ヴァーンズィニヒを格段と使いこなしている上、ゼロに対する憎悪から生み出される復讐心が原動力となった。 その化け物じみた戦闘能力は魔竜騎士にランクアップしたゼロを遥かに凌駕している。 暴竜カイザーワイバーンを彷彿させるエピオンワイバーンと呼ばれる双頭竜の姿に変化することが可能で、 その際にはそれぞれの口から雷と暴風を光線として放つ。
口癖は『絶望が貴様のゴールだ!』
【邪龍機デビルドラグーン】
甦ったエピオンが魔剣の導きと共に得たパートナー。 ゼロが操るマルスドラグーンに似たフォルムをしており、マルスドラグーン同様 『龍機』と呼ばれる大型機械生命体であることに違いない。 三つの起源内の一つ『ヴァーンズィニヒ』から放たれる力を制御可能とする物を資格者と選んでいるようで、 エピオンが選ばれたのもその為だと思われる。 真・雷鳴斬(ネオ・サンダーバリアント)のデビルドラグーン版とも言うべき 真・暗黒斬(ネオ・ダークネスバリアント)を使ってゼロのマルス・ドラグーンを完全に無に還した。
【悪夢の翼・デスティニー】
第二の世界出身のDimention Chaos特務部隊『オリュンポス』のメンバー。 期待のルーキー的存在で、実戦経験は浅いが潜在能力は高く評価されている。 多元世界の発生による争いに対して怒りを覚え、DCによる、戦いを終わらせるための戦いを目指していた。
オリュンポス決戦時には突撃部隊を率いてガンクーアと対峙するが
戦闘中のガンクーアの説得を受け、何が正しいのかわからないまま撤退し、姿を消す
【大剣刃ソードダンサー(F完結篇版)】
多元世界になり、第二の世界から現れた大太刀を片手で軽々と扱う機械生命体。 Dimention Chaos特務部隊『オリュンポス』の一員であり、レジスタンス活動していたSRXを追い詰める程の実力を持つ。 SRXのZ・Oソードの破壊に成功するが、次に現れたダブルオーのトランザムに圧倒され敗北する。
【紅の凶馬ガンダムヴァサーゴCB(F完結篇版)】
第三の世界出身のDimention Chaos特務部隊『オリュンポス』のメンバー。 第三の世界においても闇魔神やダークブレインと面識があったそうだ。 目的の為ならば手段を厭わない冷酷な性格で、敵を葬る際には、 友軍を巻き添えにしてでも標的の掃討を遂行する恐ろしさを秘めている。 サテライトランチャーでダンクーガ達の殲滅を試みるが、 断空剣を犠牲にしてそのマイクロウェーブを体内に取り込んだダンクーガの断空拳を受けて爆死。
【魔弾の射手アシュセイヴァ-(F完結篇版)】
第一の世界出身のフリーの傭兵でかつてはデスティニーに雇われていたこともある。 その際、同じ銃器使いのドーベンウルフと交友が出来た繋がりで多元世界誕生後は Dimention Chaos特務部隊『オリュンポス』のメンバーとして雇われることになった。 フリーの傭兵ながらも、『一点の汚れもない美しい世界を作る』という理想を抱いていたようで、 その為にはDCが多元世界を統一することで新たなる秩序を創り上げるという手段に理解を示していたらしい。 卓越した戦闘能力でコンパクトシティを瞬く間に制圧し、コンパチカイザーを敗北させ、バードマンを殺害した。 しかしダブルオー達が駆け付けたことで形勢逆転し、最期は自身に正義がある事を声高に主張しながらも コンパチカイザーのカイザートルネードを受けて死亡した。
口癖は『その命、神に返しなさい』
【巨物強襲ザンザ・ルブ】
第八の世界の別世界から現れ、無法を働くDimention Chaos特務部隊『オリュンポス』の一員。 圧倒的な体の巨大さ、そしてG・アタッチメントアームと呼ばれる武具で様々な戦闘を行う。 しかしその頭の悪さ故に、エクスカイザーの知能による戦法によってアホみたいに簡単に敗北していった。
【紺碧の化蟹アシュタロンHC(F完結篇版)】
第六の世界出身の機械生命体でDimention Chaos特務部隊『オリュンポス』の一員。 ゲーム感覚でしか戦いを捉えることしかできず、戦闘行為を繰り返し敵を倒していくことにで 自分自身が更に強くなっているというゲームで言えば経験値を積んでレベルアップしていくともいえる行為に 己自身の戦いの喜びを見出している幼稚な部分が彼の人格の多くを占めている。 羅王山の頂上におけるヤルダバオトとの戦いで、ヤルダバオトは自分と本質的に同類と断じながらも、 それを見事に論破され、彼の放った真覇猛撃烈破を受けてこの物語からゲームオーバーとなっていく運命を辿った。
【邪女帝アウルゲルミル】
第五の世界出身の上位ベリアルでDimention Chaos特務部隊『オリュンポス』の一員。 その術の多さは多彩であり、邪術などの陰の方面である術を多く扱う事が出来る。 しかしアナザーゼロによる必殺の一撃で仕留められる上に、アバランシュに封印されてしまった。 正に、歳には勝てなかった結末となる。
【クローン兵士ベルゲルミル】
Dimention Chaosが使用するマシンナリー・ソルジャーと呼ばれるクローン増殖によって量産される兵士。 このマシンナリー・ソルジャーは多元世界へと融合していった全部で十個の世界から 様々な機械生命体の戦闘データを寄せ集めて創造されている故に戦闘中のダメージは マシンセルを使用することである程度再生可能等、戦闘能力というポテンシャルだけを見れば一般兵にしては最高クラスである。 しかし第六の世界に登場したアナザーゼロのようにクローン故に長く生きる事は出来ないので 所詮は使い捨ての存在である。 |
+ | その他のキャラ |
【紅蓮の雷鳥・Gサンダーゲート】
Dimention Chaosにて開発されたスパーク搭載型新型戦闘機。 エネルギーを纏い、音速の壁を突破した速度で敵に突貫するゲートブレイカー、 サンダースマッシャーと呼ばれる新兵装を装備している。 実はバードマンのスパークが移植されており、コンパチカイザーは 死んだ筈の親友と敵対するなるのだが・・・
【霊帝ムゲ・ゾルバドス】
次元銀河の冥界とも言えるヴォーダの闇の支配者で「霊帝」として君臨し、死霊達の行く末を管理する冥府の王。 現世である次元銀河の神にあたる存在がガンエデンならば、霊帝はヴォーダの闇のそれに該当する存在と言っても過言ではない。 無量大数に存在するまつろわぬ霊の力を司ることから、ある意味「負の無限力」そのものであるとも言い切れる。 そしてそれらを駆使して死者を蘇生させ、若しくは死霊を操った攻撃で生者をそこから生み出される冥界の深淵へ埋没させていく。 SRXゲートという冥府への門によって多元世界とヴォーダの闇の通路が繋がり、ヴォーダの闇は多元世界との 融合を始めた。そして、それを阻止すべくSRXゲートの破壊の為に戦うZEUTHの前に現われ敵対する事になる。 生きとし生ける者のみが持つ、輪廻転生から解脱し、冥界を統べる者である故に彼に対しては「死」という概念が一切通用しない。 この強大な敵にZEUTHはどう立ち向かうのか・・・?
【幻魔皇帝アサルトバスター】
突如、ZEUTHに所属しているゼロの前に姿を現した闇よりの僕。 語尾に「~なのだ」とつける口癖があり、ゼロの父親ファルコガンダムがかつて使用していた、 雷龍剣と対の関係にある武器「嵐虎剣(ストームソード)」や幻術による知謀と言った手段で、 ゼロを初めとしたZEUTHの面々に立ち塞がっていくであろう強敵。 また、倒されても幾度と無く再生する脅威の能力も持ち合わせている。 9つの世界を旅していた頃のスペリオルを妨害していたネオブラックドラゴン同様に 「あのお方」と呼ばれる存在からの使命を元に行動しているようで、時空起源:闇の力を得たゼロの勧誘を試みたり ネオブラックドラゴンのようにスペリオルを敵視しているような言動もする等・・・彼の素性には謎が多い。
【終末の化神ジェネラルΖ(ジオング)】
黄金神スペリオルカイザーの半身である、暴竜カイザーワイバーンをネオブラックドラゴンに変貌させ 間接的に誕生させたデスペリオルドラゴンを通じて「Dimension Chaos」を結成させ、それらを裏から操っていた全ての元凶。 ネオブラックドラゴン・アサルトバスターの両名が呼んでいた「あのお方」とは、このジェネラルの事である。 その正体は、次元銀河の中に存在するあらゆる世界の機械生命体から生み出される負の感情(悪意や恐怖など)が 機械生命体の感情をエネルギーに変換することで、理論上それによって無限とも言える力を得る事が出来る 半永久動力機関「ソウルドライブ」を通じて一つに結集、その結果から誕生したのが、このジェネラルであり、 ムゲとは異なり、機械生命体の叡智から誕生してしまった「負の無限力」そのものといえる存在。 ジェネラルの行動原理はただ、「森羅万象として存在するあらゆるものを滅亡させる」という純粋な破壊衝動のみしか存在せず、 そこから導き出される結果はただ一つ、次元銀河内に存在するすべての平行世界の破滅であり、現にそれをジェネラルは 無限に生み出されるエネルギーから放たれる「破滅光デスレイン」、またの名を「破滅の雨」によって、 次元銀河に存在する全ての平行世界を破滅させてしまうという前代未聞の大破局を引き起こしてしまった。 更に恐るべきことに、その戦闘能力はあのガンエデンすらも軽く凌駕するほどの破壊力を秘めている上、 時の観測者として君臨するゼロカスタムを戦闘不能に追い込み、 あの放てば銀河の理が変わるとも言われているアストラナガン・マギ・デウスの最大能力と互角以上の力を保持している まさしく、カタストロフィーそのものを具現化してしまったと言っても差し支えの無い物であると言っても過言ではない。 |
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