登場人物


+ 統一政府軍特殊戦隊ヴェルター
『機甲戦士ガンクーア』
特殊戦隊ヴェルターの一員で、皆に対して敬語で話す礼儀正しき機械生命体。
近距離、中距離の戦いを得意とし、スタンダートな戦い方をする。
近距離の必殺武装『ブリュンヒルデ・セイバー』はあらゆる敵を両断する威力がある。
元々真面目なので、ツッコミの役割などもたまに回ってくる。

リボーンズガンダムとの死闘の果てに、後一歩まで追い詰めるものの愛する者に対して攻撃を止め相打ちに。
最後はアストレールが暴走した時に発生した時空の歪みにより、それに飲み込まれる結末となった。


『機甲戦士ガンクーアC(キャノン)』
ブラッドテンプルから送られてきた追加武装『遠距離射撃用換装装備』を装着したガンクーアの姿。
中距離、遠距離の戦いを得意とし、アストレールやエステバリスXと遠距離で戦う時には用いられている。
実弾兵装、ビーム系武装、広範囲兵器、MAPWなどを多彩に射撃の扱いに長けていて臨機応変に戦える。
必滅射撃武装『荷電粒子砲』はあらゆるものを全て消し飛ばせる威力があるが、チャージが長い。
この武装を皆の為に扱えるようになる為、エステバリスXやアストレールからレクチャーを受けながら戦いに挑む。


『機甲重武装ガンジャイアント』
シャングリラとの決戦前の1週間の間に、ガンクーアがキャスモバーザムに頼み共に作り上げた重武装甲。
この装甲は変形が可能であり、ガンクーアCの遠距離射撃用換装装備から利用されて作られた装甲である。
(つまりガンクーアCに変形が可能という事であり、ガンジャイアントと両立されている)
近距離、中距離をコンセプトとした武装が用いられ防御面でも山下印バッチリとの事らしい。
山下印と名乗るだけあるが、キャスモバーザムのご好意(勝手)にとある秘密兵器も搭載されている。

その秘密兵器とはコードYaMaShiTaで機動される『LastOVErシステム』という。
ガンクーアの『愛』が動力となり、愛情次第でその力は無限大に増幅される。
このシステムを使い、ガンジャイアントはリボーンズガンダムとの死闘を繰り広げた。


『高速の剣士ノワール』
特殊戦隊ヴェルターの一員で、部隊の切り込み隊長的存在。
熱くなりやすい性格で、態度も生意気だが腕はいいルーキー。
過去の戦争で家族や友人を失っており、誰よりも平和を望む面も。
『戦うべき時に戦わなければ自分すら守れない』が持論。
戦闘においては二刀流や二挺ライフルでの接近戦を得意とする。


『運命の翼・デスティニー』
ノワールの新たな姿
ブルデュエルとの死闘で、一度は散ったが
ブラッドテンプル率いるザ・データベースに回収され新たな姿で復活した。
アンカーをはじめとするトリッキーな武器と引き換えに大型武器や飛行ユニットを得ている。
しかし、その体にはある枷が・・・

ブラッドテンプルとの最終決戦にて、枷が発動し操られてしまう。
しかし、自らの意思で対抗して動きを留めていた。
その後は枷を破り、フリーダムとの決戦に挑み、討ち取った。


『歴戦のメガセリオン』
特殊戦隊ヴェルターの一員で、部隊のまとめ役。
元々軍属だが軍人らしくない飄々とした性格の持ち主。
ライフル射撃の名手で、隊員のフォロー役でもある。


『紫電のメガセリオンⅤ』
名前の読みはメガセリオン・フュンフ。
メガセリオンが最終決戦装備ノートゥング‐フュンフ型に換装した姿。
両肩に装備されたバリアシステム『イージス』が特徴的で
ノルンという自律・実体シールドを射出することもできる。
また、汎用武器も追加装備しており攻撃力も大幅にアップしている。

最終決戦にてヴェルターから離反することをブラッドテンプルに宣言する。
そして、最後まで隊長としてブンドール隊の指揮を執った。


『憂国の志士レヴリアス』
特殊戦隊ヴェルターの一員で、隊では珍しいスペースノイド
過去に壊滅したコロニー『アトリーム』の出身で、防衛隊に所属していた。
ステアードと呼ばれる武器を使用し、距離を問わず戦うことができる
生真面目な性格で悩みやすいのが玉に瑕。


『夜霧のソルヴリアス』
レヴリアスが最終決戦装備ソル・アーマーと合体した姿。
二機分の出力と、ステアードを連結した武器クリスタル・ハートを得た。
また脚部を変形させてMAPWの使用も可能となっている。

メンバーの中では早くから上層部に対する疑念を持っており一度は裏切ることも考えていた。
のちにブンドール隊の仲間とともに戦い抜くことを決意し、
ブンドール隊・ヴェルター・シャングリラとの三つ巴の戦いでも多数のヴァーサス生命体と戦った。


『冷血砲撃手エステバリスX』
特殊戦隊ヴェルターの一員で、この中のメンバーで最も冷静な判断を下す事が出来る人材。
『戦場における戦死は自己責任』という持論をモットーとしており、
戦場では容赦なく冷酷に敵を殲滅していく戦闘マシーンと化している。
主に遠距離からの砲撃を得意としており、場合に応じて
オールレンジ兵装『Xビット』や広範囲殲滅兵器『グラビティキャノン』を使用する。


『悪夢の白閃光アルストロメリアX』
エステバリスXが戦力増強のために『アルストロメリアフレーム』に換装した姿。
元々、このフレームは近接戦を得意とした高機動性能型フレームとして開発されていたが、
Xのオーダーにより遠距離狙撃用とした『フレームX型』として改修されたが、名残として両腕に近接戦用のクローが装備されている。
武装面ではXビットの増設やグラビティキャノンを連射可能・威力を増強させたグラビティランチャーが新たに実装された。

終戦後、ヴェルターに統合された統一政府の壊滅に伴い軍人としての職を失ってたが、
ブンドール隊の仲間たちと共に正しき自由ある再生とは何かを模索していく。


『LB・アストレール』
特殊戦隊ヴェルターの一員で、ヴェルターの中では唯一素性が不明な機械生命体。
遠距離の戦法に対してはエステバリスXに引けを取らず、凄まじく離れた距離から的確に狙撃が可能。
(最長約100kmから離れて敵を狙撃する事が出来る)
彼の扱う武器には謎の物質『マグニファイ』が使われており、射撃系攻撃を途中で多重屈折させたり、散乱させたり出来る。
クセなのか、語尾がよく伸びて喋る。LBとはロングバレルの略である。

終戦後、彼はかつての友としてリボンの墓標を造った。
アストレールはガンクーアの帰りを待ち、リボンとしての言葉を伝えれると信じてこれからも待っていた。


『白亜の戦艦ブンドール』
統一政府軍で使用されているシオザワ級戦艦をベースに建造された万能戦艦。
白一色の装甲に他の戦艦には無い独特のフォルムが与えられており、それは見た物を魅了させる姿となっている。
また、艦を制御する為の人工知能も搭載されており、ほんの少数のクルーで艦の運航が可能である。
ヴェルターの中核を為す艦として、ブラッドテンプルの手配されて来た。


『ヴェルター兵GN-XⅢ』
ヴェルターの結成の際に集められたエリート兵集団。
エリート出なので戦闘能力も高いが、プライドが高く油断しやすい面も。
主な武装は、銃と槍を融合させた『GNガンランス』で、この世界ではガンランスの量産が行われているようである。


『軍事長官バーストン』
ヴェルターの軍事的指揮をブラッドテンプルから委託された統一政府軍長官。
極度の軍国主義者で、味方の軍や民間人を巻き込む非情な作戦を採ることが多く、
無抵抗の敵兵士に対しても平然と攻撃する非情かつ傲慢な性格の持ち主。
また、非常に過激な発言も目立ち、常々『この非国民が!』がという言葉が口癖になっている。
しかし、その実態はブラッドテンプルの腰巾着なのである。

最終的にはヴェルター宇宙拠点・機動要塞メサイヤの司令にまで上り詰めるが、
シャングリラとの月面決戦でラ・ムーから放たれたゴッド・ラ・ムーの一撃により
死んだことに気がつかぬままメサイヤと運命を共にする。

+ 革命軍シャングリラ
『反逆の翼・ストライクフリーダム』
統一政府軍の元トップエースで現在は革命軍シャングリラに所属。
腐敗しきった統一政府に辟易していた彼は、シャングリラの挙兵と同時に統一政府軍から離反する。
トップエースとしての実力は健在で、他の兵士と比べ、一線を越えた高機動戦闘能力で数多くの統一政府軍を殲滅していった。
統一政府軍に比べて戦力の少ないシャングリラが序盤の6カ月でここまで奮戦することが可能であったのは、
一重に彼の裏切りが大きいだろう。

統一政府から離反後、当時から面識のあったブラッドテンプルを警戒しており、その為ブラッドテンプルが管理していた
超人機関ザ・データベースを潰すなど、裏で地球を自らの支配下に置こうとする彼の野望にいち早く気づいていた。
また、誰よりも地球の事を愛しており、地球側を裏切りながらもその行動は全て腐敗した統一政府を目覚めさせ、
ブラッドテンプルのような地球を狙う輩からの手から護るためでもあり、最終的に自身が反逆者としての業を全て背負って
討たれることを望んでいたともとれる節が見受けられる。

デスティニーに討たれながらも、ドラグーンでブラッドテンプルを討ち取り最期はかつての部下であった
ボチューンに地球の未来を託すことでかつての英雄は自身の戦いに終止符を打つのであった・・・


『雷光のラング』
シャングリラ幹部で『雷光』の異名をとる武人。
厳格な性格の武人で、相手を試すような言動をとる。
小柄ながらも怪力を誇り、剣術の腕も立つが
自らが認めた相手との戦闘以外では、興が乗らないと本気を出していない。
シャングリラの古参メンバーの一人でもあり総帥の右腕的存在。

宇宙戦へ移行後はフリーダム隊と行動と共にし、副官として活躍した。
最後はガンジャイアントとの戦闘に敗れ、彼を真の戦士と認めて散っていく。


『闇影の闘軍師・天(アマツ)』
シャングリラ幹部で『闇影の闘軍師』という二つ名を持つ参謀格。
一人称は『麻呂』で、怪しげな公家言葉が特徴で語尾によく『~でおじゃる』がつく。
非情な性格をしており、自らの策を成就させる為ならば如何なる犠牲も厭わない。
また、闇影の闘軍師という二つ名が指し示すように、
影で策を張り巡らしながら行動することを得意としており、
故に自分から進んで戦場に現れるような真似はしない。

シャングリラにおけるラ・ムー制御の総責任者でもあり、ラ・ムーを起動させるためにゾズマを生贄にする等
そのやり方は非道極まりなく、最終的には「破壊による再生が行われた後の世界を自身の色に染め上げる」という目的、
言わば再生後の世界に自身が王となって君臨するという野望を抱いてリボーンズらに協力するが、
志半ばでイデターンに阻止され、戦死した。


『羅刹拳ゾズマ』
シャングリラ幹部で『羅刹拳』という覇王の拳の名を持つ羅刹機。
他の幹部ほど多彩では無いが、『拳一点』においては全ての幹部の中では最大の力量を持っている。
常に慢心を得ず、向上心を目指す心がけがあり常に修業を行って自分を磨いている。
シャングリラの中ではつい最近幹部になったが、それ以前は幹部になる事を断っていた。
(向こうもヴェルターを設立し、状況が状況だから幹部になる事を引き受けた)
尚、唯一キャスモバーザムをまともな目で見ていて、彼の事はそれ以外にも色々知っている様子だが・・・。

アマツの陰謀に嵌り、全能超神ラ・ムーにフェードインしその命がラ・ムーに囚われた。
しかし終戦間際に孟獲との最後の対面を果たし、全てを話した後に彼の石破天驚拳によって巨神と共に散っていった。


『ミンチドリルのコレン・カプル』
革命軍シャングリラに所属している『ミンチドリル隊』の隊長。
隊の部下は兄弟と思っており、適当だが部隊はちゃんとまとまっている。
巨大武器『ミンチドリル』を片手で扱い、その破壊力は壁をも砕くほどの武器である。
しかしコレン・カプル自体の力量もある為にその破壊力は正に2倍と言っても良い。
尚、このミンチドリルに名前をつけているようで『ビッグデュオ・ミンチドリル』と言うらしい。

コロニー落とし失敗後の奇襲時に孟獲と一騎打ちし、敗北と共に死を以って最後を迎える。


『蒼穹の決闘者ブルデュエル』
シャングリラに所属する兵士で元は統一政府軍でノワールの同僚だった男。
真面目で正義感が強くヴェルターに配属される前のノワールからも信頼されていたが、
それ故に腐敗していく統一政府には疑念を隠せなくなっていた。
更に憧れの存在として尊敬していたストライクフリーダムがシャングリラに離反したということを耳にした彼は
ヴェルデバスターと共にシャングリラへ寝返る事を決意し、ヴェルターと敵対する道を選ぶ。

ヘブンズベース攻略戦にてかつての同僚、ノワールと戦い相打ちとなる。
統一政府軍時代はノワールの理解者であっただけに、最期に力に対して盲心的なノワールに警告を発していた。


『爆撃狙撃手ヴェルデバスター』
シャングリラに所属する兵士で元はブルデュエル同様統一政府軍でノワールの同僚だった男。
会話に『~的な』といった表現を多用するなど軍人でありながら軽いノリの口調を使っており、
悪く言えばチャラチャラした印象を与える。
狙撃のセンスは確かであったが、言動や思想が浮ついていた事をブルデュエルに利用されて
流されるままにシャングリラに寝返ったが、本人はさほど気にしていないようだ。

ヴェルターとの月面決戦でデスティニーによって捕虜となってしまった彼はその場のノリで
破壊と再生をめぐるリボーンズらとの最終決戦に参加し、そのままブンドール隊のメンバーと行動を共にした。


『大剣刃ソードダンサー』
シャングリラ、フリーダム隊に配属された奇妙な剣士。
片手で扱うには大きい太刀を軽々と扱い、剣技に関してはかなりの腕前。
『忠誠を見せるには行動で示す』がモットーであり、怪しげな奴だがフリーダムには忠誠を示している。

シャングリラとの月面決戦において、アルストロメリアXとの戦いの果てに破れ死亡した。


『革命軍兵ザクⅡ』
革命軍シャングリラの名も無き一般兵。
一人一人の戦闘能力は低いが、数においてはザク軍団と呼ばれるほどに統一政府軍を圧倒しており
それを利用して物量戦で挑んでくるパターンが多い。


『革命軍エリート兵ザクⅢ改』
革命軍シャングリラのエリート兵で主にシャングリラ拠点であるゲンガナムの警備を任されている。
エリートだけあって、一人一人の戦闘能力はヴェルターのメンバーと互角に戦えるほどの手練の集まりであるが
その分、一般兵にあたるザクⅡより人数が少ないためにこれまでの戦闘であまり姿を現していなかった。
武装面においてはメガ粒子砲を始めとしたザクⅡには見られなかったビーム兵器を多数装備しており、
高機動戦闘に対応する事を主眼にした武装プランが練られている。


『唯一神αアジール』
唯一神を自称するシャングリラ総帥。
過激な思想の持ち主でその片鱗は演説の時に用いられる、
『○○は死ぬべきである』『地獄の炎の中に投げ込む』等といった言葉使いから垣間見える事が出来る。
現在の腐敗しきった統一政府に不満を持つ者達をその過激的思想で味方につけ、
月面都市ゲンガナムを拠点に革命軍シャングリラとして決起するのであった。

ヴェルターとの月面決戦後、切り札であるラ・ムーをリボーンズに奪われた上に
破壊による再生の一環としてシャングリラ拠点のゲンガナムごとリボーンズの操るラ・ムーによって粛清された。


『全能超神ラ・ムー』
月面の地層奥深くに眠っていた謎の超古代兵器。
シャングリラ側の切り札であり、これを発掘した事で統一政府に対しての宣戦布告を決意したと言われている。
これを起動させるためには機械生命体のスパークを『フェードイン』させる必要があり、
言い換えれば生贄を捧げることで覚醒する仕組みとなっており、本編ではゾズマの体内のスパークをフェードインすることで起動した。
その装甲は通常の攻撃では傷一つ付けることが出来ず、その武装に秘められた力は一瞬にしてヴェルターの宇宙拠点
『機動要塞メサイア』を消滅させたのであった。
解析作業中に製造元フューリーと記述されていたらしいが詳細はこの世界の技術では解明できなかった。

圧倒的な戦闘力でブンドール隊を苦しめるも、最期は体内に取り込まれたゾズマのスパークを孟獲に葬られて
ゾズマによって道連れという形で崩壊していった

+ 超人機関ザ・データベース
『ヴェルター総統ブラッドテンプル』
特殊戦隊ヴェルターの創設者で統一政府軍准将の階級の持ち主。
ヴェルターのメンバーからは『閣下』と呼ばれている。
ヴェルターの活躍と共に統一政府内での発言力も高め、ヴェルターと言う組織を拡大させていく。
しかしその裏で謎のプロジェクトを進行させているだとか、彼もまた今の腐敗した統一政府に
不信感を抱いているといった情報が錯綜しており、謎の多い人物である。

実は裏で戦闘の身を目的とした究極の生命体「ヴァーサス生命体」を裏で創造しており、
その為に数多くの命を犠牲にしてまで創り上げていた。
ヴェルターがシャングリラとの月面決戦で敗北後、最後の策としてヴェルター全軍にヴァーサス細胞を散布して
自らの手駒を全てヴァーサス生命体化させることでシャングリラに再び決戦を挑もうと試みるものの、
それに反発したブンドール隊の離反やシャングリラの急襲も相俟って
最期はストライクフリーダムの放ったドラグーンによって座乗艦ドゴス・ギアのブリッジを討ち抜かれて死亡した。


『ヴァーサス生命体バロンズゥ』
超人機関ザ・データベースがヴェルターの指揮の元、極秘裏に創造した完全生命体。
感情に左右されず、怜悧、残忍、戦うことが全てというコンセプトで生み出され、それ以外の事を知らない。
周囲の物質を分子分解・再構成することで異形とも言える様々な形態に変貌することを可能としており、
作中の描写では機械生命体を捕食することでそれを体内に原子分解することも可能とするらしい。
フィンによる遠方攻撃や手足を伸縮自在に操る攻撃でストライクフリーダムらを苦戦させるが、
最後は体内のコアを破壊されて崩壊したに見えたが・・・

後にストライクフリーダムがメンデルで交戦した個体のデータをもとに創造された別個体が登場
しかしGピンチクラッシャーによってあっけなく撃破された。


『改造兵士アインス・トルーパー』
超人機関ザ・データベースがヴァーサス生命体のDNAを一般兵士に投与して創造した改造兵。
有機物と機械が混ぜあった様な不気味な外見が特徴。
ヴァーサス生命体同様に周囲の物質を分子分解・再構成することで戦闘を行い、
薬物投与等で感情を感じさせずにただ戦闘の駒として扱えるように洗脳されている。

+ 三大ババノカバチ
『空翔る下っ端ボチューン』
革命軍シャングリラの下っ端であり、立場はザク軍団と大して変わらない。
彼の特徴である口調『~こそが、~の、~だったら、~が~』という口癖は毎度聞かされる。
尚、武装は実剣しかなく、しかも下手すればザクより弱いかもしれないという説がある。
イデターンとは仲が良く、かつてもう1人の友とこの3人で『三大ババノカバチ』と名乗っていた事があるらしい。
(尚、ババノカバチとは『大馬鹿者』という意味らしいがボチューン、イデターンは気づいてない。 語源:キャスモドン語)

フリーダムの意思を継いだ彼は、その自由の名の下に世界再生の為に様々な事に挑戦しようとする。
また、ババノカバチとしてこれからもイデターン、キャスモバーザムと共に馬鹿をやっていくのであった。


『伝説の機兵?イデターン』
革命軍シャングリラの一員であり、ボチューンとは大の仲良し。
自らの事を『キング』『伝説の機兵』と言い張り、圧倒される謎の威圧感を出している(アホすぎて)
近接戦を好み、アホだが割りと強い。しかしふざけているのか本気なのかは分からず、実力は不明。
また、無意味な地形召喚をする事ができ、その内容は地面が突き上がり、その上で桜吹雪を舞わせると共に目立つ事である。
更には会話をする時には必ず、部屋が暗くなり自らにスポットライトが当たる謎の仕様が待っている。


『伝説の機兵キング・イデターン』
北の国と呼ばれる場所の王『キングガンダム1世』の息子であり本来の名を『キングガンダム2世』という。
イデターン装甲の時、青いサングラスを外すとこの姿を見せる事が出来る。
通常時は格闘技が得意だが、本来の姿に戻れば剣技に長けていてその刃の鋭さは全てを薙ぎ払う程である。
この戦いの真実を見る為に戦乱に足を踏み入れ、ヴェルターの仲間と共に行く末を見届けようとする。

全てが終えた後、混乱している機械生命体を落ち着かせる為に北の国の総力を挙げ世界再生の手伝いをしている。
また、ババノカバチとしても相変わらずの活躍を果たしこの3人はこれからも馬鹿を続けながら世界再生の為に働くのだった。


『山下名人キャスモバーザム』
革命軍シャングリラの一員であり、こいつが三大ババノカバチの最後の1人である。
イデターン、ボチューンとは『親友』と書いて『暴れキャラ』と読む無理矢理な感じなアホキャラ。
火吹き野郎と名乗っていて通称『ヒフキー岡田』とも呼ばれているらしいが、それはただの一部だけである。
しかしアホながらも戦闘能力に関しては中々のものであり、イデターンの戦闘は大体彼に教わったものである。
(主に火を噴く攻撃、ド接近の格闘法で戦う。イデターンの師匠らしいので彼より強い)
余談だが山下名人という名の由来は、登山した後下山する時はどんな山でも5秒で下れるから山下名人と言うらしい。

本来の名を『超錬拳バーザム』と呼ばれる、時空神と呼ばれた機械生命体を超越した存在であった。
このVSの世界に現れたのは、蒼、赤、黄の紋章を調べる為に、そして黄金神を蘇らせる為に現れたのであった。
終戦後、死んだと思われてた彼は生きており世界再生の為に、ババノカバチの皆とブンドール隊と共に働く。
残り僅かな命というのは実は本当の事であり、最後の最後まで彼らしく馬鹿をやり、皆には内緒にして明るく振舞った。


『伝説機兵Gピンチクラッシャー』
三大ババノカバチが究極危機的最終決戦兵器と名づけられた、3人乗りの巨大ロボット。
スーパーピンチクラッシャーとピンチバードが合体する事により、その姿を現す。
その力は変わっており、状況が危機的なほど機体の性能がアップしていくと言う謎のロボットである。
スーパーピンチにイデターン、そしてピンチバードにボチューンとキャスモバーザムが搭乗し、
実質はスーパーピンチを操縦するイデターンだけでも動かす事が出来るが、3人居た方が真価が発揮される。
(1人でも十分なほど強く、3人乗りで尚且つかなりの危機だとその実力は100億ババノカバチ(謎の単位)になる)
必殺技は、威出汰庵我究極奥義『KING OF IDE-TURN GREAT PINCH BOMBAYE』(ラストチャンスソード)

+ その他のキャラ
『阿修羅王・孟獲ガンダム』
単独でシャングリラの部隊を撃滅している阿修羅神拳の使い手。
阿修羅神拳を極める為の旅をしていた所、戦いには無関係な人々まで巻き込んで戦いを仕掛ける
シャングリラの部隊と遭遇し、以来シャングリラを壊滅させる為に戦う事を決意した。
また、阿修羅神拳とは、あまりの破壊力の故に使いこなせる者が居らず封印されていた不敗の拳法であり、
拳によって阿修羅の頂点を極め、阿修羅王の称号を得た彼のみが使用する事が出来るのである。

山下名人から覇王究拳術や流派東方不敗の奥義を伝授され、最大の好敵手であったゾズマの死を経験した彼は
仲間たちと共に世界の再生に関わりながらも、更なる高み・・・そう、戦いの神である阿修羅の頂点を目指して
より一層の成長していくのであった。


『漆黒の軌跡アストレアル・M.D.』
ゾズマが持つアストラナガンの魂と、その器であるアストレールが一つになった真の姿。
この姿がアストレールの本来の姿であり、そして本当の名をアストレアルという事が明らかになった。
本作中で戦闘する事は無かったが、その冥魔の力『テラ・マグニファイ』の力を宿している。

リボーンズの最後の瞬間に立会い、ガンクーアのブリュンヒルデセイバーを受け取る。
そしてリボーンズではなくリボンとしての言葉を聞き、ガンクーアに伝えようとするもののそれは叶わなかった。


『ドジっ娘オペレーター・リボン』
ブンドール隊にオペレーターとして配属された新メンバー。
軍属では珍しい女性型で、自分の力を少しでも今の戦況打開に貢献できないかと思い志願した。
性格はポジティブ思考でややドジな面は目立つが、職務に対する姿勢は真剣そのもので、的確な伝達をメンバーに促す。
またガンクーアに対して恋心を寄せる一面も・・・


『再生の使徒・リボーンズガンダム』
リボンが隠し持っていたもう一つの姿で表裏一体の変形でこの姿を現した。
実は機械生命体では非常に稀な男性と女性の二つの性別を持ち合わせた両性具有の存在であり、、
リボンとして行動するときは女性としての一面が強調されるのに対して
リボーンズとしての正体を現した際は男性側としての面が露わとなる。

その正体は、各世界のアストラナガン『マギ・デウス』を調節する存在である
『マギカ・マギウス』(リヴァーレのポジション)にあたる存在である事が判明する。
この世界のマギ・デウスと違い、既に自分の存在に気づいていたリボーンズは、
世界の行く末を見届ける為にリボンとしてヴェルターに潜入するが、躊躇の無い核攻撃やアプリリウスコロニーへの
コロニーレーザー砲撃と言った非人道的行為を繰り返していくこの世界の住人に絶望する。
絶望したリボーンズは、戦争という非効率的な手段でしか自らの意思を伝達できない,この世界の住人を
創造的破壊の原理に基づいて抹殺し、そこから自らの手で争いを起こさずに互いの意思を伝達可能とする
対話に長けた新種の機械生命体を創造していくことでこの世界を戦争の起こらない平和な形へ再生していく
『破壊による再生』を行う事を決意し、その為の手段としてシャングリラによって起動させられた
ラ・ムーをハッキングして自らの手中に収めるのであった。

ラ・ムーやアストレアルらを味方につけて破壊による再生の成就を企むも、
ブンドール隊の妨害に会い失敗に終わる。
そしてガンクーアとの死闘の最中、彼に愛の告白をして最終的に相討ちとなってしまい、
最期を看取りに来たアストレアルに対してガンクーアに対する遺言を伝言して逝く。
その最期の言葉はリボーンズとして発したものではなく、リボンの率直な気持ちが言い表された物であった・・・

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最終更新:2015年08月14日 17:17