ζプロローグζ

かつて数多くの悪の秘密結社や影で暗躍する者達が蠢いた『混乱の時代』と呼ばれる時代があった・・・。
やがてその混乱の時代は豪腕総裁マクロスが結成した『特務機関X』の設立によって、
数多くの秘密結社は壊滅して終わりを迎えていた。

それから数十年が経ったある日の出来事。
コンパチカイザーと言う有る機体は古くから親友で稀代の科学者と呼ばれたバードマンの邸宅に呼ばれた。
しかし、バードマンは突如、現れた特務機関Xの部隊の銃弾に撃たれ、
彼の発明品が内包されれたマテリアルも奪われてしまう。
かくしてコンパチカイザーの戦いが始まったのであった・・・。



○特務機関X
数十年前にマクロスの手によって組織された機関。
彼らの活躍により混乱の時代が終結したと言っても過言ではない。
バードマンの家を襲撃し、アルティメットセルを内包したマテリアルを強奪したがそれには訳があった・・・。
ヴァサーゴの手によって総裁のマクロスが死亡した為、現在は暫定的な形でHi-νガンダムが総裁代理を務めている。


○PsyArk
ここ数年で新設された秘密結社。
特務機関X壊滅までは余り目立った行動は見られなかったが、
水面下にアルティメットセルの開発や本拠地『バベルの塔』の建設などで虎視眈々と準備を整えていた。
『首領・仮面のサキエル』の元、彼が従えている『マスターハンド』と『クレイジーハンド』という
二人の幹部が面となって行動をしている。
主戦力はアルティメットセルを軍事転用したメタルビーストシリーズで、一般兵士の類は存在していないと思われる。


○アルティメットセル
バードマンの手によって開発された脅威のナノマシン型金属細胞。
特筆すべき点は、「自己再生・自己進化・自己増殖」という脅威の三大理論を兼ね備えている所である。
また、一度死亡した機械生命体を甦らせる力を持っているようであり、
その証拠としてクレイジーハンドこと闇魔神はアルティメットセルの力で生き返ったという旨の発言をしている。


○コーヒーショップ・バンプレスト
コンパチカイザー達が常連のコーヒーショップ
特にここで淹れられているコーヒーは絶品の一言で、D-3も『何か精神的に回復するものがある』と述べている。


○混乱の時代
十数年前に悪の秘密結社や影で暗躍する者達が蠢き、人々の平和と治安を脅かし続けた時代。
しかし豪腕総裁マクロスが結成した特務機関Xの活躍によってほとんどの組織が壊滅し、混乱の時代は終わりを告げた。


○大張ノ太刀
コンパチカイザーが流浪の武器商人 孔明リ・ガズィから譲り受けた大剣。
普段は鞘に収まっており、大剣自身が鞘から引き抜く使い手を唯一の所有者だと認めない限りは、
如何なる怪力の持ち主であっても引き抜く事が出来ない。(大張ノ太刀に何らかの意思が宿っていると思われる)
コンパチカイザーが唯一の所有者になってからは、
一振りで目の前の敵を瞬時に薙ぎ払っていく等その力を遺憾なく発揮している。


○バベルの塔
PsyArkの本拠地で過去に宇宙開発公団が建造した軌道エレベーター施設を再利用して作りかえられた。
バベルの塔という名前は軌道エレベーター施設が塔の形を模していたのでそれを元に
『首領・仮面のサキエル』が名づけたと言われているようだ。
その他、軌道エレベーターの機能は修復されており、
地下にもメタルビーストやアルティメットセルの生成プラントが建造されている。
また、このバベルの塔の頂上の宇宙ステーションには、
衛星軌道上から地球を攻撃可能とする砲台『レナトゥス・アーク』が設置されている。

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最終更新:2009年07月10日 00:01