NPOまちづくり塾孫兵衛

NPOまちづくり塾は2004年1月に私の実家を改装し、開講いたしました。
開講しました理由は、駅前商店街があまりにも衰退し(駅前デパートが2社撤退、大型混合ビルの倒産、)空き店舗に葬儀屋の出店による商店街の分裂、これらが。駅の移転計画まで噂に上り、商店街全体が意気消沈し、何もかもが悪い方に発想を展開していく始末でした。その中でクリーニング店、布団屋、不二家、衣料品店、本屋、時計屋、喫茶店、すし店等々の店じまいが続きました。

真っ暗闇の商店街の中で何をなすべきか、暗中模索の中で、商店街に「夢と希望を作る」勉強会を始める塾の開催を思いつき「NPOまちづくり塾・孫兵衛」がはじまりました。

真っ暗闇の駅前商店街全体にビラを配り、募集を開始しました。参加者は2名でした。町中を駆け巡り8名の生徒を募集し、第1回目の塾が開催されました。
第3回目まで開催をいたしました。(塾生の年齢は23歳から79歳までで多士済々です。生徒の中身は商売人を初め、大学院の学生から、県会議員までです。)
お陰さまでまちづくり会社の役員の3分の2が塾卒業生で運営され、まちづくり会社ゼットやっぺい社(2005年に設立)は食菜館わいわい(年間利用者9万人に成りました)、駐車場の運営、NET販売わいわい水郷産直便を運営するようになりました。

そんな折に実家であり、塾でもあり、町づくり会社ゼット・やっぺい社の本社であった私の実家が隣からの失火により、全焼し、まちづくり会社の資料、塾の資料、パソコンの焼失等々により、何もかもが灰塵に帰してしまい塾の開催は不可能になりました。しかしながら、その間にまちおこし会社の運営の自立化や、まちのいろいろな実態がわかり始めました。事業の自立化と町の繁栄、農業の6次産業化、起業家育成(コミュニティビジネス)と若者の職場の確保、高齢化とコンパクトシティ化、福祉の利用と空き店舗対策等々問題が山積し、その対応策も12年間の実績を元に何処に問題点があるかが、少し目に見えるようになってまいりました。4回目からの塾の再開は問題点の解決と指導者の育成、をテーマに始め、街の中での数少ない成功者の参加を呼びかけました。

まちに夢と勇気を吹きかける塾の再開を目指します

現在、2016年12月開講に向けて第5回目を準備中です。




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最終更新:2016年10月03日 10:16