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タンバリン

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タンバリンを見るポイントは3つ。形状、鈴の材質、穴の高さと列数。


形状

形状としては、おなじみの輪っかのやつと三日月型がオーソドックスで、他にはその中間の楕円をつぶしたようなのとか、アメフトのボールみたいにとんがったやつのまん中に握り棒をとおした(○○○○マークみたいなやつ)のもあります。三日月型は重心あたりを握ることになるので振りやすく止めやすいかわりに、リーチが短いので小技は効かない。輪っかのは振りにくく止めにくいものの、練習しだいで安定したストロークと微妙なコントロールが効きます。でもカバンに入らないのが落とし穴。ちなみに木製では複雑な形をつくるのは難しいらしく、まん丸以外は見たことがない。

Data

僕が持ってるのはこれだけ。

  • MINELの楕円形
  • KIKUTANIの木製
  • LPの木製
    (Love Love Fire Special)
  • RhythmTechの三日月型
  • REMOの木製皮つき

値段

本当に高かったのはLPの何でもないやつ(下記「Love Love Fire Spacial」参照)。高いだけのことはある。



鈴の材質:

鈴の材質としては、よくある銀色のヤツとブラス製の2つ。ブラスのほうが音が重くて艶があります。でも値段が高い。僕のRhythmTechのは6000円か7000円くらいした。


穴の高さと列数

穴の高さと列数ってよくわからないと思うけど、鈴が入ってる穴の高さは微妙に色々あって、穴が高い方がまわりにあたらない分サスティンが長くなります。また、鈴が2列になったやつと1列のがあって、1列のやつは音の鳴るタイミングが1箇所なのでテクニカルなプレイ向き。2列の(そして当然ながら多くの場合穴の背が低い)やつはジャカジャカとストロークを刻むのに向いてます。それが薄型になると、音は短くタイミングは近くということでシャープな印象になってきます。物理的に分かりやすい世界。


最近はシングル穴の木製がお気に入り。シャープなストローク用に前から欲しかったMINELの薄い楕円形のやつを最近買ってごきげんです。さらにLPの木製(シングル穴)を衝動買い。かなりいい音してます。


リムのところを指でこすって鈴を震わせる人がいるけど、僕はできないので、それに関してはよく分からない。


コーラスなんかしながら、ももの横のところにタンバリンを当ててる人がいるけど、あんまり勢いよくやると青あざになっちゃうので、せめて皮を張ったやつにしといたほうが安全です。パンパン鳴ってかわいいしね。4分音符で鳴らすなら皮つき。


Love Love Fire Special


追記2003.9.18

冒頭にも載せたLP社製のタンバリン。ごくごくフツーの木製でごくごくフツーの鈴がついていますが、素晴らしく澄んだ音色。さすがLPと唸ってしまう。ボディはやや太めで、穴も一列なので穴の背が高いせいか、かなりサスティン(音の持続時間)が長いです。


Under-ageのセカンドアルバムに入っている"Love Love Fire"という曲のために買ったもの。


写真で黒く写っているのは東急ハンズで買った発泡ゴム(両面テープ付き、厚さ約1cm)を貼り付けたもの。グリップは安定するし汗をかいても滑らないしで、もうこれなしにはタンバリンは考えられません。勝手に実用新案とか申請しないでね。

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