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コンガ

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私の使用楽器

2006.11.15

音色に惚れ込んで一式買い替えました。

  • TIMBA Congas
    • 11" Quinto color:Salsa
    • 11 3/4" Conga color:Salsa
    • 12 1/2" Tumba color:Salsa

Requintoも欲しいなあ。Requintoでオーバーヒート。かっこ良過ぎる。

私の使用楽器(旧)

2002.5.14
追記 2003.9.4
追記 2003.9.18
  • LP Patato Model
    • Conga
    • Quinto
    • Tumbadora
の3つ。

LP
ラテンパーカッション社。プロが使うラテンパーカッションといえばまずこのメーカー。他のメーカー使ってる有名人ってシーラEぐらい。
Patato Model
もともとコンガって一人で一つずつ叩く楽器だったんだけど、パタートって人が3つのコンガを使ってアンサンブルの中で演奏するスタイルをつくりあげたらしい。大きいCD屋ならCD売ってます。でもマニアな人以外はピンとこないかも。ジャコパスのデビューアルバムでも買って帰ってください。きっとこのヒト、時代を画したんだわって思えます。
ちなみにパタートモデルはLP社の上から2番目のやつで、一番上はGiovanni Hidalgo(この世界で知らない人はいません)モデル。押しも押されぬ超一流メーカーのくせに、高級シリーズになるほどミュージシャンの名前つきモデルっていうのが笑える。情けないっていうよりは大らかなのね、きっと。そんなことくらいじゃビクともしないプライドなのかな。
Conga,Quinto,Tumbadora
コンガは2つの人も割と多いし、中には4つとかそれ以上並べる人もいるけど、僕は3つ。どのメーカーのカタログを見ても3つでワンセットになってるところを見ると、まずまず標準的なセッティングと言えます。

コンガの配置

自分から見て左が中くらいのコンガ 。こいつが一番色気のある音を出します。ギターで言えば3弦。


真ん中がいちばん小さいキント 。これは一番よく叩くやつで、位置的にもホームポジション。あんまり耳には残ってないと思うけど、ギターで言えば空ピック、ドラムで言えばハイハットにあたる音(「ツクパクツクトトツタットポンポン」の「ツク」)も通常はまめに入れてて、多くはキントで出します。


右側はいちばん大きいトゥンバドーラ 。通称トゥンバの音は推進力をもたらします。音程的にもまさにベース。あるいはバスドラム。


まとめてCongasとかCongaDrumsって言いますがもともとは別の楽器です。ちなみにラテン音楽ではコンガはパーカッションじゃなくてドラムです。


先程も登場のGiovanni Hidalgoは直径がそれぞれ2サイズくらい大きいのを使ってるみたい。それをいくつあるか分からんくらい並べてる。

ヘッド(皮)
何の皮が張ってあんの?ってよく聞かれます。カタログには Hand selected,natural rawhide head と書いてあります。headは張ってある皮のこと。rawhideを辞書で引くと「生皮」とあります。ほんと何の皮かな。ちなみに、プラスチックのヘッドもあります。皮のヘッドは湿気とか温度に左右されやすくて、ライブなんかだと照明の熱でどんどんチューニングが下がります。大坂城ホールの前でやった時なんか木の葉っぱからでる湿気でべろんべろんになった。で、調子に乗ってチューニングを上げてそのまま帰ったりすると、次の日には湿気も抜けて温度も下がって今度はパンパンに張った状態になってしまいます。しまいに割れるで。プラスチックヘッドはそんな苦労とは全く無縁ケセラセラ。チューニングなんて週に1回です。でもやっぱ皮のほうがいい感じなのよねぇ。値段高いけど。ここらへんの事情はテニスのガット(と呼べるのは天然物だけらしいけど)と良く似たものがあります。
チューニング
低いほうからA・C・Dにしてます。斎藤ノブの教則ビデオ通り。一番低い音を基準にすると、1度、短3度、4度の音ってことですが(スモークオンザウォーターの超有名なリフの最初の3つの音って言えばわかるでしょうか。キーは違うけど。あるいはカトちゃんの「ちょっとだけよ」の3つの音)、これはトゥンバ、キントのどちらをルートにしてもマイナーペンタトニックの一部になっているわけで、非常にフレーズがつくりやすいわけです。あるいは適当に叩いててもそれなりにかっこよく聞こえてしまうありがたいチューニングと言えましょう。そしてまたunder-ageではC、Cm、Amというようなとっても鍵盤楽器なスケールの曲が多いのですが、これまたスケール内の音になっててばっちりなのでした。パチパチパチ。
チューニングって結構大事で、同じフレーズでもチューニングひとつで何となくポップスにもラテンにもアフリカにもなります(イスラムの太鼓はキーが高すぎてちょっと無理かも)。ちなみにラテン系ではドミソにチューニングしちゃう人が多いような気がする。ライブではさっき言ったみたいに照明が当たって熱くなる上に、練習のときより思いっきり叩くので、1曲ごとにチューニングしないと、すぐ狂っちゃいます。微妙に狂っちゃうと、とっても収まり悪いです。華麗に盛り上げるつもりが「一人民族音楽」みたいになっちゃいます。だから「MCのないとこでチューニングなんかしてる場合か」なんて言わないで。
チューニング追記 2003.9.4
チューニングはその後いろいろと変わり、低い方から
A C D
だったのが、
E G A
(左記ではAが一番低い音だったのに!)を経て、現在は
F# A B
あたりに落ち着いています。このくらいになると皮も完全にパンパンに張っている訳ではないので、演奏中のチューニングの変化は小さくなってきました。それと皮の感触が良く分かるようになりました。始めて間もない人で「スラップ音が上手く出ない」なんて人は一度チューニングを下げてみることをお勧めします。
チューニング追記 2003.9.18
高いほうにスーパーキントを加えて
F# A C C#
なんてのも調性感がなくて気に入ってます。上2つが半音ってのがミソ、かなあ。
マイナーペンタトニック
別名ブルーススケール。知らない人はギターの人に聞いてみて。

スタンド

これがまた重い。

重い
コンガ本体より重い。

ケース

これがまたデカい。

デカい
練習スタジオや控え室でかさばる。
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