朝の日差しと小鳥のさえずりで俺は目を覚ました。
横で一緒に寝ていた蒼星石はもう起きているようで、ベッドにはいなかった。
下に降りると、蒼星石は朝食の支度をしているところだった。
「あっ、マスター起きたんだ、朝ご飯もう少しだから待っててね。」

待っているとすぐに朝食が運ばれてきた、今日は和食みたいだ。
しかし豆腐・納豆・焼き魚・味噌汁・目玉焼き、そしてから揚げまで出てきた。
これは明らかにおかしい、ボリュームが半端じゃない。
「なぁ蒼星石、今日は多すぎないか?」
「そんな事ないよ、マスターには頑張ってもらわなきゃいけないんだから。」
でも今日は休日なんだから頑張る必要はない、そう考えていると蒼星石が続けた。
「蛋白質はしっかり摂らなきゃいけないんだよ。」
違和感は感じたが、とにかくまずは食べることにした。

「そうだマスター、午後から真紅のとこに行ってくるね。」
真紅・・・・その名前で霧が徐々に晴れてきた。
「真紅って・・・もしかして・・・・」
「マスターもたまには受けをやらないとダメだよ。」
そうか・・・それで頑張れなのか・・・・・
「ちゃんと食べ切ってね、マスター。」