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男「ごちそうさまでした。二人とも旨かったよ。ありがとう」

男は二人の頭を撫でる

蒼「えへへ////どういたしまして///」
翠「これから毎日作ってやるですよ////」
男「じゃあお礼に片付けは俺がやるよ」
蒼「悪いよマスター。家事は僕達の役割なんだよ」
男「だが全部二人にやらせるのは紳士たる俺の心が許さないんだ」
翠「そこまでいうなら片付け手伝わさせてやるです」
男「ありがたい」

流し台にて、男が皿洗い、蒼星石が皿拭き、翠星石が皿運びとそれぞれ担当した。

男「で、その柴崎さんの家は遠いのかい?」     ジャー・・・
蒼「ううん、ご近所さんだよ」           フキフキ・・・
男「ふぅん、俺もあいさつに行ってもいいかな?」  ジャー・・・
蒼「うん、でもマスターいいの?」         フキフキ・・・  
男「なにがだい?」                キュッキュ・・・
蒼「忙しいのかなって思って」           フキフキ・・・
男「いやぁ、まだアルバイトも始めてないし、大学もまだ始まんないから暇なんだ」 フキフキ・・・
蒼「う~ん・・・でも僕達外でこの格好だと目立っちゃうよ」      フキフキ・・・
翠「そんなの人間が翠星石たちを抱き上げて行けば問題ないですぅ♪」  ガチャガチャ
男「翠ちゃんご苦労様。抱っこしてくのは別にかまわないが、その服で出られるとちょいと困る」 フキフキ・・・
翠「なら人間のコートを着てけば一件落着です」    オワッタ
男「それでいい?」
翠「しゃーねーです」
蒼「ごめんねマスター」

男はまだ引越しの片づけの途中のダンボールからコートをひとつ取り出し、それと昨日まで着ていたコートを持ってくる。

男「おーい二人とも、これに包まってくれぇ」
翠「ぶかぶかですね」
男「ごめんな、ちょっと我慢してくれ」
蒼「それにマスター、なにかおかしくない?」
男「ん?」
蒼「マスターの分のコートのことだよ」
男「なあに、二人を抱きかかえていれば寒さなんて気にならないぞ」
翠「あったりめぇですぅ♪こんなにかわいい双子を抱っこできるんです、少々のことは我慢しやがれですぅ」
男「よし、行くか!」
蒼(大丈夫かな・・・)

男は扉を開ける

男「・・・・」
蒼「・・・すごく寒いね・・・」
翠「・・・ちょっとセーターだけじゃ無理ですね・・・」
男「なんともないさ!」
蒼「やっぱり無理だよ、僕達は片方に二人で包まるから」
翠「そうですね。人間、風邪ひかねえようにさっさと着るです」
男「うう・・・すまねえ」

男は蒼星石からコートを受け取りそれを着込んだ。一方蒼星石は翠星石のコートにもぐりこんだ。
男は双子の包まったコートを抱きかかえた。

蒼(あったかいや・・・それにちょっとマスターの匂いがする♪)
翠「さあ、人間行くですよ」
男「ああ、道案内頼むね」
翠「蒼星石たのむですよ」

蒼(・・・はあ、まだ出会って一日も経ってないのにこんなに親しくなれるなんて)

翠「そーせーせきー?」

蒼(マスターのこと好きになっちゃったかもしれないや・・・)

男「おーい、道案内頼むよ」

蒼(翠星石はどうなんだろう・・・もし翠星石もマスターのことを・・・)

男「そーせーせきさーん」

男が蒼星石の頭をぽんぽんする

蒼「ひゃっ!」
翠「どうしたですか?道案内してやってくれです」
蒼「え、あ、ああうん。えっとね・・・まずそこの道をまっすぐ行って、次にあそこを曲がるの。そしたら・・・」
男「よし、わかった」

男はそう言うと双子を抱いたまま歩き出した。