男は某ハンバーガー店から帰宅したとこだった。
ガチャガチャと鍵を開けた。

男「ただいまー」

返事がない ただの一人暮らしのようだ。

男「........風呂入って寝よ....」

そういってコートを掛けようと部屋へ入っていく。

男「さて、大学が始まるまでどうするかな。まあ、明日考えればいいか.....ん?」

男は机のすぐそばに立派な革張りの鞄が二つ並んでいるのを目にした。

男「なんぞこれ。こんなもの俺もってなかったよな。宅配便かな...だが鍵かかってたし...こええな...」
男「とりあえず中身を拝見させてもらおうかね。」

ガチャ......

ギィー.......

男「おあ!?なんだこりゃ!?子供!?」

中には青い服を着た子が一人。男の子のようだが、よく見ると女の子らしい。
男は驚きのあまり動きがとまった。しかしすぐにもうひとつのほうもあけた。
もう一方のほうには緑色の服を着た子がいた。こちらはスカートであることや、髪が長いことにより
すぐに女の子だと理解した。

男「こっちもかよ......なんだよこれ....おい、大丈夫か?」

返事はない。それもそのはず。よく見ると間接が人間とは違うのだ。

男「オランダ妻なんか頼んだ覚えはないんだが....」
男「........」
男「......ちょっとだけ.....」

そういって頬をつつく

プニ...

やわらかい。

男「.....だめだ、理性を保て!」
男「........」
男「........」

男は無言で青い方を抱きかかえた。目線は胸に行っていた。

男「....やっぱりだめだ....おや?」

男はここで鞄に金色のぜんまいのようなものを見つける。

男「オランダ妻じゃなく、からくり人形なのか?」

そういいながら青い子の体にあるであろうぜんまいの穴を探す。
すぐに背中に見つけぜんまいを巻く。すると、

キリキリキリキリキリ...........

そんな音を立てながら青い子が立ち上がる。

男「!?」

やがてその子は眠そうな目を完全に開けてこういった。

蒼「あなたが僕のぜんまいを巻いてくれたんですか?」
男「え.....あ.....ああうん....」
蒼「はじめまして。僕はローゼンメイデン第4ドール、蒼星石といいます。」
男「えーと.....どうもこんばんわ....」
蒼「アリスゲームの説明の前にまず翠星石を起こしますね。」
男「こっちの緑の子のことかい?」
蒼「はい。」
男「わかった。」

そう言って男は翠星石のぜんまいを巻いた。

翠「うぅん...人間、お前が翠星石のぜんまいを巻いたのですか?」
男「うん、そうだよ。」

すぐに翠星石は蒼星石に気づき

翠「蒼星石も一緒でしたか。ほっとしたです。じゃあ私達のローザミスティカを護るですよ。ほれ、契約するです。」
男「はい?」
蒼「まあまあ、翠星石その説明は今するところなんだ。」

そして男はわけがわからぬまま二人の話を聞き始めた。