http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1190173585/(2ch過去ログ)

1名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:46:25.96 ID:OrNhlR7N0
誤解殺気「・・・・・・・(誕生日なのに今日も一人でネット・・)」
誤解殺気「あれ・・?なんだろう?このスレ・・・
     新ジャンル・・・誤解殺気?【お誕生日おめでとう】?」
誤解殺気「書き込んじゃおうかな~
     えと・・・・『何コレ?』でいいかな?
     いいよね?送信っ!!!」
誤解殺気「あっ、すごい。もうレスついてる!」
『ちょwwww怒らないでwwwwwwただ誕生日を祝おうとしただけなのにいっ!!』
誤解殺気「ネットでも誤解された・・・・OTL」

このスレは、一年前に誕生した新ジャンル「誤解殺気」の誕生日を祝うスレ
SS投下、絵投下、雑談、馴れ合い、議論、殺伐、なんでもありで楽しみましょう♪

物置@wiki 新ジャンル「誤解殺気」http://www18.atwiki.jp/takaharu/pages/461.html


2名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:47:36.57 ID:OrNhlR7N0
さて。まずは俺一人・・・まったりやるかな?

3名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:48:29.29 ID:Tw1bAZnx0
がむばって

4名前:(,,・ω・)◆Erimo/2pEY:2007/09/19(水) 12:49:53.05 ID:ZUfb9ZjGO?2BP(2775)
懐かしいと思ったら一周年だったのか

5名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:50:11.60 ID:OrNhlR7N0
誤解殺気「・・・・・・・(学校行ったけど、やっぱり誰も誕生日のこと言ってくれないよう・・・)」

鬱デレ「誤解殺気が私達のところに来ない・・・誕生日プレゼント用意したのに・・・欝だ・・・」
ほぼ無反応「…………」

 
7名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:50:54.63 ID:Xy3IQqxr0
お誕生日おめでとう!
記念に壁紙をつくってみましたー

http://www5a.biglobe.ne.jp/~yo-he-/kinenwallA.jpg
http://www5a.biglobe.ne.jp/~yo-he-/kinenwallB.jpg


8名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:51:42.07 ID:OrNhlR7N0
>>4
 時間がたつのは早い

9名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:53:46.11 ID:Tw1bAZnx0
>>7
ちょ・・・すごすぎるだろ・・・㌧

10名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:53:57.23 ID:OrNhlR7N0
>>7
仕事HAEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!
さてはお主、前々から用意していたな?
っつかまあ俺も誕生日おな・・プレゼント用意してるけど・・・100いったらうpろう
壁紙いただきやーす

11名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:55:42.05 ID:OrNhlR7N0
でもやっぱり誤解殺気のイメージカラーは黒か・・・・

12名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:59:10.98 ID:2xNJiiVf0
>>7
GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ええい!!頭が高い!!!控えおろう!!!!!

orzヘヘー!

13名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:59:42.96 ID:d5sxcI200
何コレ?

14名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 12:59:46.48 ID:OrNhlR7N0
誤解殺気「……………」

クラスメイト1「おい、お前渡せよ・・・」
クラスメイト2「やだよ。おい。3。お前が渡すんだ。」
クラスメイト3「うえっ・・・そ、それじゃあ・・・・・あのー・・・誤解殺気・・・さん?」

誤解殺気「あ?(わっ!なんだろう?もしかして・・もしかすると?)」

クラスメイト3「ひいぃっ!ご、ごめんなさいぃぃ―――――!!」

誤解殺気「あ・・・・(また・・・誤解させちゃったよ・・・・)」

 軽く鬱wそしてテンプレ的w

15名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:01:03.07 ID:OrNhlR7N0
>>13
ちょwwww怒らないでwwwwwwただ誕生日を祝おうとしただけなのにいっ!!

16名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:01:14.19 ID:Tw1bAZnx0
危ない目をしてる奴は純粋だってベンジーが
>>14
早く渡してあげてええ

17名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:07:57.35 ID:OrNhlR7N0
 飼育小屋にて
誤解殺気「虎吉・・・・」
トラ「ファボッ!?」(((((((( ;゜Д゜))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
誤解殺気「あっ・・・逃げないで・・・・」(誤解殺気、金網越しにトラの尻尾を掴む
トラ「きゅ・・・きゅううん?」(トラ、こびる 
誤解殺気「はあ・・・・私も、虎吉とお話できたらなあ・・・・」
 ポンポン
誤解殺気「?」
通訳「彼は、『尻尾は気になるので、触るなら背中でお願いします』と言っております。
   あと、お誕生日おめでとうございます。」
誤解殺気「通訳さん・・・」

 個人的には殺気組設定を通したい俺ガイル
 すまん。わからない香具師ら新ジャンル達が無人島にでぐぐってくれ

18名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:09:57.72 ID:OrNhlR7N0
っつからき☆すたの岩崎みなみは間違いなく誤解殺気
23話のBパート見れば解るはず

 
20名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:11:54.16 ID:2xNJiiVf0
この歯痒さがいいんだよな

 
27名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:16:42.48 ID:OrNhlR7N0
【岩崎みなみの日常】
みなみ「あの………これ…ハンカチ」

女子「え?あ、ありがとう。岩崎さんって見た目怖いけど、意外と優しいんだね?」

みなみ「…………別に」(踵を返して立ち去る

女子「あれ?私、なんか変な事言っちゃったのかな?」

男子「ばっか。『意外に』とか言うからだろー?岩崎って気難しくてプライド高いんだぜ?」

女子「え!?やっぱりそうだったんだ・・・・・ごめんっ!!岩崎さん!!」

みなみ「………(ああ・・・また誤解されてる・・・)」

 ほらね?

 
31名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:18:21.92 ID:2xNJiiVf0
>>27
ほんまやwww

32名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:19:44.65 ID:OrNhlR7N0
>>31
あとワイルドハーフの藤枝さんとか
知ってる?WILDHALF

33名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:21:47.23 ID:OrNhlR7N0
男だと桜蘭ホスト部の笠野田くんとか、エンジェル伝説の北野くんとか、探せば結構見つかるw

34名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:26:11.27 ID:OrNhlR7N0
ステレオタイプなツンデレ像

ツリ目、ツインテール、ニーソックス

ステレオタイプな誤解殺気像

長身、鋭い目つき、内気(口下手、自己表現苦手・・・)

だよな?

 
39名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:31:48.11 ID:hAqFXuXFO
ワイルドハーフって、なんかどう見ても絵柄が少女漫画のタッチだったなw


 
46名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:34:55.36 ID:OrNhlR7N0
出し惜しみするのはやめて出しますか。
らき☆すた終了記念、誤解殺気誕生日祝い。
長えので覚悟なされ。
気に入らなくてもそこはスルーの方向で頼むw

 
 
51名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:39:18.01 ID:OrNhlR7N0
世間的に誤解殺気はもうちょい評価されてもいいと思う。
まあ商業臭プンプンになってしまったツンデレみたいにしたくないって人もいるかも試練が

52名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:44:18.87 ID:OrNhlR7N0
誤解殺気「あの・・・メガネかコンタクトを作りたいのですが・・・」

医者「それじゃあ、まずは視力検査からですね?ここ、座ってください」

誤解殺気「・・・・・・・・はい。」



誤解殺気「・・・・・・・・・上」

 ゴゴゴゴゴゴ・・・・

医者「ちょwwwww怖wwwwwwwww」

誤解殺気「・・・・・・・(見えない・・・)」

看護婦「せ、先生!!他の患者さんが逃げ出してます!!」

医者「ひ、引き止めなさ

誤解殺気「(あ、わかった!)右!!!!!」

医者「ひいっ!!」

 近眼設定思い出して書いてみた

 
62名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:57:17.97 ID:OrNhlR7N0
この過疎っぷり。でもまあ一人ってのも
一人・・・一人なんだなあ・・・・


63名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:58:47.24 ID:Xy3IQqxr0
>>5
http://www.uploda.org/uporg1025541.jpg

64名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 13:59:04.41 ID:OrNhlR7N0
誤解殺気「あ、あの・・・・お誕生日会・・・・・」

ツンデレ「ひっ、な、なによお!!」
誤解殺気「あ・・・逃げちゃった・・・・」
誤解殺気「クラスの人、誘おうと思ってたのに・・・・」

65名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:00:27.20 ID:OrNhlR7N0
>>63
 キタ―――――――――(・∀・)―――――――――!!
 鬱デレwwwwwwwwwwwおういえ

66名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:02:27.28 ID:OrNhlR7N0
さて。もうあれだな。
なにふり構わずいくか
新ジャンルdeらき☆すた


67名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:04:49.61 ID:OrNhlR7N0
誤解殺気「・・・・・・」

クラスメイト1「ああ・・・いつ見ても凛々しいぜ・・・誤解殺気さん」
クラスメイト2「窓の外・・・遠くを見つめて、何考えてるんだろう・・・」
クラスメイト3「あんまり見つめすぎない方がいいよ・・・僕達まで目をつけられたら――――」
クラスメイト1・2「お、恐ろしいことを言うなっ!!」

誤解殺気「・・・・・・」

クラスメイト1「そういえばこの前誤解殺気さんが読心クールと一緒にいるとこ見たぜ?」
クラスメイト2「俺は隣のクラスの奴だけど、サトリと・・・」
クラスメイト3「もしかして・・・近いうちに何かが起こるのかも・・・」
クラスメイト1「何かって?」
クラスメイト3「さあ?」
クラスメイト2「いずれにしろ、俺達には計り知れない様な重大な問題を抱えてるのは確かだな」
クラスメイト1「ああ。なんかいつになく只ならぬオーラを放ってるしな」

誤解殺気「―――――はあ(もうすぐ文化祭・・・かあ。今年もクマさん、できたらいいなあ)」



  新ジャンルdeらき☆すた【~誤解殺気がもってけセーラー服を踊るようです~】

68名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:06:40.70 ID:OrNhlR7N0
誤解殺気「・・・・・・・・」

クラスメイト1(おい。早く言えよ)
クラスメイト3(や、やだよ。1が言ってよ)
クラスメイト2(誰でもいいから早く言えよ?それとも勝手に推薦しちまうか?) 
クラスメイト1(ばっ!そんな事したら俺達の明日は知れねえよ!)
クラスメイト3(うぅっ・・・去年はミスコン出てなかったから今年こそはっ、って思ったけど・・・やっぱり無理なのかなぁ?)

サトリ「あのっ・・・読心クールさんと誤解殺気さんを呼んで欲しいんですが・・・」

クラスメイト1・2・3「ぎゃあああああああああ!!」(1・2・3、驚いて逃げ出す
サトリ「あれ・・・逃げられちゃった」
読心クール「おや?サトリ、そっちはHR終わったのかい?」
サトリ「あ、読心クール。うん。それで誤解殺気ちゃんにって―――――――あ、いたいた!おーい!誤解殺気ちゃーん!!」

72名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:08:21.14 ID:OrNhlR7N0
男「おい・・・あいつ何者だ?誤解殺気さんに親しげに手を振ってやがる・・・」
男友「ん?サトリ知らないの?殺気組幹部の」
男「殺気・・・組?」
男友「ああ。生徒会、PTAを顎で使い、関八州の極道を傘下に収めるという伝説の殺気組。
幹部の『サトリ』『通訳』『読心クール』は読心術の使い手で、
何をするか分からない側近の『ほぼ無反応』や鉄砲玉の『鬱デレ』に高い戦闘力を誇る用心坊『武士デレ』
さらにはペットとして『虎』がいるらしい・・・」

男「あのさ・・・」
男友「うん?」
男「さ す が に そ れ は 無 い 」
男友「う、嘘じゃねえよ!確かに生徒Aがそう言ってたんだって!!!」
男「もう一度言う。そ れ は な い」
男友「くう~~~!こ、後悔しても知らないからなっ!!」

 
76名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:09:47.69 ID:OrNhlR7N0
サトリ「ねえ~、ミスコン出ようよぉ。きっと誤解殺気ちゃんなら優勝できるよっ」(ニコニコ
誤解殺気「あ?(あ・・・恥ずかしいよ・・・私なんかが出ても駄目だよぅ)」
サトリ(か、顔、怖い・・・)(ガクブル
読心クール「ふむ。困ったな。私達は君を推薦しようと思ってるのだが・・・・」
誤解殺気「え!?」
サトリ(や、やっぱり怖いよぉっ)(ガタガタ
読心クール(サトリもいい加減慣れたらどうだ?心が読めるのだから敵意は無いとわかるだろう?)
サトリ(そ、それでも怖い物は怖いのっ!―――はうぅ)
誤解殺気「あの・・・私・・・クマさん・・・」
読心クール「ああ。クマのきぐるみ、か。去年もやっていたと言ってたね」
誤解殺気「うんっ」
サトリ「え・・・ミスコン出ない・・・の?」
誤解殺気「・・・・・・・・・・・・・・・・・(駄目だよ。私が出ても皆票なんて入れてくれないだろうし。意味無いよ)」

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

読心クール(う・・・やっぱりサトリの言うとおり・・・解ってても怖い・・・かも)
サトリ(で、でしょ!?)

 
80名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:12:38.27 ID:OrNhlR7N0
通訳「どうでした?」
読心クール「ああ。駄目だった。本人が恥ずかしがっててね。難しいかもしれない」
サトリ「誤解殺気ちゃんなら絶対優勝できるのにっ・・・勿体ないよ。あんなに可愛いのに・・・」
読心クール「まあ、誤解殺気は全校で知名度が高いからね。今更ミスコンで知らしめなくても、事実上の一位は変わらないだろう」
サトリ「あ、今(誤解殺気さんが意外に怖いから困らせたくない)って、読心クール」
読心クール「うっ・・・と、ともかく通訳。ミスコンは駄目だ。本人にやる気がない」
通訳「そうですか・・・残念です。私も期待していたのですが・・・(まあ丁度良いのかもしれませんね)」
サトリ・読心クール「「丁度良い?」」
通訳「ええ。実はさっき、ほぼ無反応さんが来て・・・・・・」


サトリ「ねっ?今度は私達も一緒にやるから恥ずかしくないよっ」
読心クール「うん。別に失敗しても皆で傷を舐めあえばいいさw」
誤解殺気「うう・・・でも・・・」
サトリ「恥ずかしいの?」
誤解殺気「・・・・・・・」(うん
サトリ「あのね。誤解殺気ちゃん。
私、思うんだけど、文化祭・・・やっぱり楽しまなきゃいけないよっ
私達も来年は受験だし、多分今年で最後になると思うの。みんなで本当に楽しめるのは。
だから――――
    私も本当は人前に出るのはちょっと恥ずかしいけど・・・一緒に思い出作ろ?」
誤解殺気「サトリちゃん・・・・」
読心クール「まあ気楽にやればいいさ。所詮は学生のやることだし。ちょっとくらい失敗したって多めに見てもらえるさ。」
誤解殺気「・・・・・・・・・・・」
サトリ「うんっ!皆で楽しく踊ろうよ?

        『もってけ!セーラーふく』っ!」
誤解殺気「―――――――――――――――――」(こく

81名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:13:51.77 ID:OrNhlR7N0
通訳「了解してもらえましたか。安心しました」

サトリ「誤解殺気ちゃんも頑張ってくれるって!」

読心クール「サトリは嬉しそうだねえ」

サトリ「ね、通訳さん?練習いつからっ?もう振り付け決まってるの?」

通訳「いえ・・・それなんですが・・・(まだ人数分集まらなくて)」

読心クール「なんだ。そうなのか」

サトリ「今のところ誰がやることになってるの?」

通訳「えっと・・・まず、発案者のほぼ無反応さん。それから鬱デレさん。

   そこに私達三人と誤解殺気さんで、現状六人です。」

読心クール「最低でもあと4人・・・か」

サトリ「それじゃあまずは人集めだね?」

通訳「そうですね。そうなります。」

 

84名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:16:00.52 ID:OrNhlR7N0
サトリ「それでね、皆で一緒にチアダンスしよ?って」
興味津々「チ…ア?チアって何だ?うまいのかっ!?」
腹話術「女人形『男君、チアって何?』
    男人形『チアって言うのはね、『チアダンス』の略だよ
        元々はアメリカンフットボールのハーフタイムに女の子たちが自身のチームを応援するためにダンスを踊ったことに由来するんだ。
        日本ではアメリカンフットボールこそ流行らなかったものの、チアダンス自体は広まって部活とかの応援に踊ったりするんだよ?
        ほら、こんなふうに』」
     ふいっふいっ(男人形、チアダンスを踊る
興味津々「おおー。面白そうだなっ!やるっ!私もやるぞ!!」
腹話術「女人形『私、チアダンス踊ってみたい!』
    男人形『ちょうど良かった。今サトリさんが誘ってくれてるよ?』」
サトリ「うんっ!それじゃあ興味津々ちゃんと腹話術さん、また放課後でねっ(で、でも腹話術さんの男人形がやたらと詳しくて驚いちゃった・・・・・みWiki・・・さん?)」


(^ω^)「ミスコン、ツンは出ないのかお?ツンなら結構いいトコまでいけるお」
ツン「ば、馬鹿ね!ああいうのは他薦されて出るもんなの!
   第一くだらないわよっ誰が学校で一番美人か?なんて。人それぞれじゃないっ
   ま、まあ、あんたがどうしてもって言うんなら出てやらなくてもないけど?」
通訳「彼女は『私はブーンがいればそれでいいの!それにミスコンなんて恥ずかしいし・・・』と言っております」
ツン(//////)
(^ω^)「なんだ。やっぱりツンでも恥ずかしいものなのかお?」
ツン「あ、あたり前じゃない!普通は恥ずかしいものなの!
   で?なんの用よ?通訳」
通訳「はい。実は―――――――――――――」

85名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:17:46.47 ID:OrNhlR7N0
 夕暮れ迫る午後の教室に鬱デレが一人

鬱デレ「あのひ~とはじ~くがぶれてない~♪(素敵)~~興味ねえや、そう思って消したぜ♪・・・・はあ
    明日からまた・・・バイト・・・・バイト・・・か・・・・・バイト・・フリーター・・・ワーキングプア・・・鬱だ」
 ガラララララララっ(教室の扉が開く
ほぼ無反応「…………………」
「……………」
鬱デレ「誰?その人」(鬱デレ、ほぼ無反応と一緒に教室に入ってきた人物に目をやる
ほぼ無反応「……………一緒に踊る人」
鬱デレ「…………そう」
「よろしくお願いします」(ぺこり 
鬱デレ「」(ぺこり
ほぼ無反応「……………」
「…………………」
鬱デレ「………………」
ほぼ無反応「……………」
「…………………」
鬱デレ「はあ………」
ほぼ無反応「……………」
鬱デレ「なんか…………………不安になってきた…」
「…………不安?」
鬱デレ「多分、当日私達は失敗する。失敗して、クラス、いや、学校中の物笑いの種になる。
    やがてイジメが始まって、靴を隠されたり机の上に菊の花が置かれたり…………そして最後には皆で自殺するんだ。
    錬炭自殺。先週の絶望先生みたいに……」
「………そんなこと…」
鬱デレ「?」
ひょおおおおおおお!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!!「そんなこと私がひょおおおおおおおおおおおお!!!!!!!させないカカロットォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」
鬱デレ(びくっ!
ほぼ無反応「気楽にやろ?」

86名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:20:16.38 ID:mRuULQvsO
おめでとう

87名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:22:05.75 ID:OrNhlR7N0
読心クール「部活やクラスの出し物とは別に、有志の人間を募って行う………つまりは比較的自由度の高い企画が立てられるんだね。
      そこで私達は『もってけ!!セーラーふく』を踊るんだが。」
嘘発見器「ふ~ん。おっもしろそうだねー」
読心クール「うん。だからね、君も参加してみないか?嘘発見器」
嘘発見器「え?いいの?いいのね?マジ!?
よしよしwよしよしよしwwwwwwwそこまで言うんならしょうがないw
それじゃあわが友、読心クールの為に一肌脱ぎますかっ!」
読心クール「ありがとう。恩に着

 じゃーっじゃらっじゃっじゃっじゃっじゃ 君に会う前の自分を忘れたみたいにー♪
読心クール「失礼。私の携帯だ」

 Pi
読心クール「はい。もしもし?ああ。鬱デレか。ああ。
      なに?そうか。
      ああ。ああ。わかった。」
 Pi

嘘発見器「どしたの?」


88名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:22:39.06 ID:OrNhlR7N0
読心クール「ん、その・・・言いにくいんだが――――――君、クビ」
嘘発見器(;゜Д゜)
    「え、何・・・・・・クビ?クビってあの?
     ・・・・・・・・・・
     ・・・・・・・・・・・
嘘ばっか~~~~wwww何冗談言ってるの?
嘘発見器に嘘は通じないよ~?ほらっ、こんなにアラームも・・・・」
アラーム「・・・・・・・・・」(ならねーよwww
嘘発見器(゜Д゜)
読心クール「いや、まあ驚かせて悪いんだが、もってけセーラー服は十人用でね。
      たった今ほぼ無反応が十人目を集めたというんだ。
      だから、その、嘘発見器のポジションはないんだ。あれは十人用でね」
嘘発見器「あのさ・・・」
読心クール「うん?」
嘘発見器「読心クールって苗字、骨川だっけ?」
読心クール「君は峰岸って感じだがね―――――――と、まあ冗談はここまでにして、それじゃあ悪いが補欠でいいかい?
      実際問題、もう開いてる所がないから・・・」
嘘発見器「・・・・・
     い、いいともさっ!うん!いいよ!後ろはまかせてよ!!!」
読心クール「そうか。悪いな。こっちの都合で振り回してしまって。
      はい。『もってけ~』の振り付け表とポジション表。一応不測の事態に対応できるようにしておいてくれ」
嘘発見器「了解~それじゃあ頑張ってね~(うああああああああ!!!読心クウルウゥ!!期待させといてそれはないでしょう!(泣)」
読心クール「うん。すまない」
嘘発見器「言葉に心がこもってないよ~(泣)」

89名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:23:36.18 ID:OrNhlR7N0
新ジャンルdeらき☆すたかららき☆すたに入った俺は、未だに峰岸が嘘発見器にあがががががっがが

90名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:25:28.53 ID:2xNJiiVf0
なんだ・・・?この胸の高鳴りは・・・・・・・・

91名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:28:25.72 ID:OrNhlR7N0
 飼育小屋前に誤解殺気が佇む・・・・
誤解殺気「虎吉」(網越しに飼育小屋の中の虎に触れようとする
トラ「ふぁぼっ!!∑(゜Д゜)」(トラ、飼育小屋の奥へ逃げる震える
誤解殺気「はあ・・・・・・・・」

 夕暮れの真っ赤な光に顔の半分を照らされて、誤解殺気はゆっくりとため息をつく
 ため息をつきながら、一年前のことを思い出していた。

 一年前の文化祭のことを・・・・

 あの頃の自分は一人ぼっちだった
 内気で口下手な性格に加えて、生来の人を寄せ付けない目つきと雰囲気の所為で
 入学してから未だに友達と言える人間がいなかったのだ。
 みんなが楽しそうに文化祭を企画するのを、たった一人で遠くから眺めていた
 その輪の中に入りたかったのに、どうしてもその勇気が出せなかった
 人と接するのは得意でなかったし気恥ずかしさもあったと思う。
 本当は皆と一緒に楽しみたかったのに・・・・・

 結局、文化祭にはクマのきぐるみの中の人として参加した
 それはそれで悪くはなかった。
 皆、きぐるみの自分を面白がってくれたし、文化祭を支える一員になれたと思うと誇らしくもあった。


92名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:29:14.70 ID:OrNhlR7N0

 あれから一年・・・・・・・・
 いろいろな事があって、いろいろな人と出会った
 友達もそれなりにできた。と思う
 ほぼ無反応や武士デレは自分の事を怖がらなかったし、鬱デレは彼女の方から友達になってくれた
 修学旅行の時に出会った、通訳や読心クール。そしてサトリの三人も自分の事を避けずに友達になってくれた・・・
 ふと、サトリの言っていた事を思い出す

 『私も本当は人前に出るのはちょっと恥ずかしいけど・・・一緒に思い出作ろ?』

 一年前の文化祭は確かに悪くはなかった
 けれど、今思い返すとどこか虚しさを感じた文化祭でもあった
 多分、あの文化祭は一人きりの文化祭だったのだろう
 クマとして参加した自分は、けれど誰にもその存在を認識されていなかった
 『クマのきぐるみ』の仮面に覆われて、『誤解殺気』という人間は文化祭のどこにもいなかったのだ
 『誰かと一緒に』ではなく『たった一人』で
 それはとてもとても寂しい事だったと思う。
 本当に楽しみたかったら、皆の輪の中に入っていくべきだったのに。
 友達がいないから仕方がない。恥ずかしがり屋なんだからしょうがない。
 そんな風に言い訳して自分は逃げていたのだ。
 恥ずかしいのは、人と接するのが苦手なのは、自分だけではなかったのに。

93名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:29:45.98 ID:OrNhlR7N0

 今日、サトリの言葉にそれを気づかされた。
 怖い顔をしてたたらを踏む自分を誘ってくれた。
 少し腰が引けていたのにも関わらず。人前で踊るのはやっぱり恥ずかしいのにも関わらず。

 今の自分は一年前の自分とは違うと思う
 一人ではなくなった自分が何をすべきかが、少しわかってきた気がする

 それをする恥ずかしさはある。失敗の恐怖だって。
 でも誘ってくれたサトリの気持ちに応えるために――――――――――――――――――

 誤解殺気は、小さな小さな決意を一つ
 自分には荷が重いかも、と思いつつ。
 飼育小屋を後にして
 一番星を見上げながら………

94名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:29:55.43 ID:gLzKvQ77O
b

95名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:31:18.15 ID:OrNhlR7N0
>>90
 長文過ぎてwww自分でわらっとるwww

96名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:33:56.12 ID:ClkNV1aW0
ガンバローネ-(*´・ω・)人(・ω・`*)ネ-

97名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:34:05.14 ID:2xNJiiVf0
>>95
HAHAHA
それもいいさ

98名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:34:19.06 ID:9f6PX5QCO
もう一年か・・・

99名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:34:46.82 ID:OrNhlR7N0
 次の日、放課後
 近づいているとはいえ、まだまだ文化祭は先の話であり授業は通常通り行われている
 よってHR後に、
誤解殺気、ほぼ無反応、鬱デレ、通訳、サトリ、読心クール、ツンデレ、興味津々、腹話術、ひょおおおおおおお!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!
の十人は使われていない多目的室に集まることと相成った。

読心クール「よーし。みんな揃ったみたいだね?
      それじゃあ聞いてくれ。私達は文化祭の個人発表の場『新ジャンル学園2007』で『もってけ!!セーラー服!』を踊る
      去年の『新ジャンル学園2006』は結構賑わってたけど今年もそうなるだろうね
      まあ周知の事実か。で、今日はそのポジション決めを行う。
      まずは一番動きの多い泉こなたのポジションを・・・」
誤解殺気「!!(来たっ)」
興味津々「はいはい!!私やる!!私やるぞ!!!」
ひょおおおおおおお!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!「いや!!私がひょおおおおおおおおおお!!やるぞカカロットォォォォォォォ!!!!」
誤解殺気「あ・・・・えう・・・・(みんな・・・やっぱり狙ってたんだ・・・)」
読心クール「困ったな・・・実は私もやりたかったんだけど・・・」
誤解殺気「あうあう・・・(や、やっぱり駄目かな?で、でも!サトリちゃんに応えるためにはっ
             そ、そう!頑張って私!張り切って!Yeah!――――――――)
    DA・・じゃなくて・・・あのっ!!私!!!!」

    ゾン!!ゴ・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
一同「!!!!!!!!!!!!」

ポジション:誤解殺気=泉こなた サトリ=柊かがみ ほぼ無反応=柊つかさ 通訳=高良みゆき
      ツンデレ=小早川ゆたか 鬱デレ=岩崎みなみ 興味津々=田村ひより 腹話術=パトリシア・マーフィン
      ひょおおおおおおお!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!!=日下部みさお 読心クール=峰岸あやの
      に決定

――――――――――――因みにこの日、謎の狂乱騒動が発生したために処分を喰らってしまい、彼女達の計画は数日遅滞してしまったらしいw

100名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:34:52.95 ID:agBGPIIw0
おー懐かしい
記念まみこ

101名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:35:46.31 ID:OrNhlR7N0
らき☆すた1話聞きながらやってるw
こなたがハルヒだw

102名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:38:11.00 ID:2xNJiiVf0
司会はてゅんデレでおk?

103名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:38:49.46 ID:OrNhlR7N0
かくしてカレンダーはめくりめくられ、遂に文化祭前日となった

  頑張って!張り切って!DA・ダーリン・ダーリン・プリーズ!
 ジイイイイ・・・・・

興味津々「ほえほえ~~・・・・」
 興味津々が地べたに転がりこむように座ったのを皮切りに、メンバー全体がポーズを崩し談笑を始める
ひょおおおおおおお!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!!「お疲れひょおおおおおおお!!!!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!!!!!」
読心クール「うん。もうほとんど完璧だね」
サトリ「誤解殺気ちゃん、お疲れ~」誤解殺気「明日、楽しみだね?サトリちゃん」
ツンデレ「ま、こんな物ね?当日は足引っ張らないでよ?」通訳「彼女は『ごめん。多分私が一番足引っ張ってるかも・・・当日うまくいかなかったらごめんね?ごめんね?』と言っております」
ツンデレ「ばっ!!そ、そんなこと言ってないわよ!!」
腹話術「男人形『女・・・実は話があるんだ・・・』女人形『え…な、なに?男君?(ドキドキ)』男人形『それが、さっきそこで耳に挟んだんだけど――――僕達出られないかも』」
興味津々「なあ!腹話術!男人形と女人形ってどうやって動かしてるんだ!?見せてくれ!」腹話術「ひゃっ!」鬱デレ「当日失敗できない当日失敗できない当日失敗するかも」ほぼ無反応「落ち着いて」

興味津々「ん?読心クールっ!なんだ?その箱?」
読心クール「おおっ。忘れていた。はい皆注目―!」
 パンパン(読心クール、手を叩いて注目を集める
読心クール「昨日衣装とポンポンが出来上がった。
      ――――――――――――――――――ほらっ」
 読心クール、衣装を広げる。胸に星のマークのあるノースリーブの衣装が現れる。
読心クール「因みに腹話術には特別製の人形を用意したよ」
腹話術「男人形『そう言う訳で僕達は出られない』女人形『そ、そんな!!嘘!!嘘よ!!』
    特別製右『ギーギギギ!!嘘じゃねえよー!!今回は俺達が、』特別製左『踊るんだぜ!!ひひひひひひひー!!』」
興味津々「やっぱり見せてくれ!その人形!!」ひょおおおおおおお!!カカロットォォォォォォォォォォォ!!「私にもひょおおおおおおおお!!カカロットおおおおおおお!!」腹話術(嫌
誤解殺気「うわあ・・・・(すごい。アニメと同じ衣装だ・・・)」鬱デレ「・・・・誤解殺気・・・著作権のことを気にしてるんだね・・・」
サトリ「良く出来てるねー。これって読心クールが作ったの?」
読心クール「いや。武士デレがね・・・

104名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:39:43.29 ID:OrNhlR7N0
>>102
 にゃるほど

105名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:44:31.18 ID:yrTxDysY0
絵師さん、俺んトコ覗きに来てくれてありがとう。
テンション上がりまくったよww
ぼかぁあなたのファンだぜぃ。

106名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:44:41.41 ID:OrNhlR7N0

裏方雑用「ほええー。器用なもんっすねえ」

武士デレ「や・・・ただ何もしないのも道に反する故、寝る間を惜しんで裁縫を学び、衣装と腹話術の人形を作ったでござる」

裏方雑用「やー。それじゃあ自分は必要なかったっすかねえ?
     っつか武士デレさん。将来用務員とかどうっすか?」

武士デレ「んむむ。はいとは言いたきことなれど、拙者武家の子なる故将来は家を担わねばならぬので・・・ごめん!」

裏方雑用「そ、そうっすか。」


   ってね。アニメ見てないから踊れないと言って裏方に周ってたんだ」

通訳「見ないと思ったら・・・そう言う事だったんですか・・・・」
ほぼ無反応「…………意外」


107名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:47:43.87 ID:OrNhlR7N0
 すっかり日が落ちても、文化祭前夜の新ジャンル学園の明かりは消えない
 サトリ、通訳、読心クールは、廊下に出て作業する各クラスの生徒を横目に帰途に就こうとしていた
サトリ「いよいよ・・・明日なんだね・・・(でも、やっぱり失敗、怖いよ・・・)」
通訳「そうですね………私も……少し怖い」
読心クール「おやおやwそんな調子じゃ先が思いやられるよ?大丈夫かい?」
サトリ「ど、読心クールは平気なの?」
読心クール「ん。まあ、気に病んでも仕方ないしねw」
通訳(肝が据わってますね・・・・ちょっと尊敬しちゃうかも・・・)
読心クール「いや。そんな褒めないでくれ////」
 作業する生徒達、半ば完成している出し物の大道具、そのほか廊下に散らばる種々雑多な物を避けながら三人は階段前に至った。
 軽く談笑しながら階段を降りる三人。と、背後から何やら騒がしい声が……
 『待って下さいよ~wwww校長wwwwwwww一緒に遊びましょー?
 男に五月蠅いからって追い出されて暇なんっすけどー、校長も暇っすよねー♪』
 『い、いやですーっ!!
  やあ!!こっちこないでー!!』
 『こら!君!ロリコン!!待たないか!!!』
 『きょ、きょーとーっ、た、たすけてくださーい!!』
 ドタドタドタドタドタ!!(騒々しい足音が響き渡る
読心クール「なんだ?騒がしいな・・・」
 ドタバタドタバタドタバタ!!(階段上部にロリ校長、それを追いかけるロリコン、さらにそれを止めようと追いかける教頭が現れる
ロリコン「っつか・・・ひい・・・ロリ校長、背ぇ低いのに足速ええええ!」
ロリ校長「やーーーーーーーー!!!!!」

  ――――――――――ドン!!

サトリ・通訳・読心クール「!!!!!」
 ―――――――――――三人に注意する暇はなかった
 唐突に背後に走る衝撃、崩れるバランス、回転する視界

108名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:47:50.32 ID:2xNJiiVf0
>>106
あ ちょっと読み易くナタヨー

109名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:49:19.85 ID:OrNhlR7N0
>>108
 あー。やっぱり間開けたほうがいいのか・・・
 ・・・・・・・・
 ん。スレ消費するかも知れんがそうしよう

110名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:51:29.92 ID:OrNhlR7N0
 ロリ校長とロリコンが階段上で彼女達の背中にぶつかったのだ
 追いかけっこをしていた二人がサトリ達に気づく余裕はなく、衝撃は威力を最大に保ったまま走り抜けた。
 最も衝撃から遠かった通訳が踏ん張ろうとするが、その甲斐虚しく三人は複雑に絡み合って階段を転げ落ちていった

サトリ「・・・・きゅう」

ロリコン「お、おい!だ、大丈夫かよ!?」ロリ校長「す、すすすみません!!」

 少し上の方からロリコンとロリ校長が息を呑むのが聞こえた
 体中のいたる所をぶつけたらしく、節々がいたむ。目をあけると踊り場側の窓が見える。
 立ち上がって応えようとするが――――――――――

サトリ「いたっ!!」

 腕に激痛が走る。今までに感じたことのないほどの痛みだ。いったい、何が起こったんだろう・・・・・

教頭「君たち!?大丈夫か!!!??」

サトリ「あの・・・・」

111名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:52:02.99 ID:OrNhlR7N0
教頭「これは―――――――――いや。大丈夫だ。立てるか?ああ。君たちも大丈夫か」

 教頭が階段を降りてきて、サトリ達に視線を走らせる。

 一瞬顔をしかめたように見えたが、気のせいだったかもしれない。

 表情を変えずに彼女は、三人を立ち上がらせた。

教頭「ロリコン、手伝うんだ。ああ、、医務室に運びに行く・・・・」

サトリ(――――――医務・・・・室?)

教頭(腕が折れている…………悟らせるとショック症状が起こるかもしれない・・・早く運ばないと・・・)

サトリ(!!!!!!)

 痛みで朦朧とした頭のサトリに衝撃が走る。

 心が読める彼女には、教頭が隠そうとする事実もわかってしまう。

サトリ(え・・・・それじゃあ・・・腕が折れたら・・・・)



 サトリの心は急速に暗闇に包まれていった……

112名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:53:20.87 ID:2xNJiiVf0
>>109
んーそうじゃなくて>>103が読みにくかっただけなんだけどね
でも>>107になったら十分読みやすいからおk

113名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 14:55:13.48 ID:OrNhlR7N0
『あのさ・・・私にできることが会ったらなんでも言ってくれよ。なんでもするから・・・・

 ―――――その、ホントごめん!!ほとんどあたしの責任だし・・・そんなに睨まれてもしょうがねえよな・・・・・・

 え?ああ。通訳とサトリの奴は医務室だ。ああ。行ってやってくれ』



 明日への期待と不安に胸を高鳴らせながら、昇降口で靴を履き替えていた誤解殺気の前に現れたロリコン

 彼女の持ってきた悪い知らせに誤解殺気の足が自然と速まる・・・・・・



 ガララララララララララ!!

誤解殺気「・・・・・・(あれ?サトリちゃんは?そ、それより松葉杖!?あ、あわっわっわわ・・・だ、大丈夫?)通訳さん?」

通訳「誤解殺気さん・・・」

 医務室の扉を開けた誤解殺気を迎えたのは、足にギブスを嵌めて松葉杖をついた通訳だった

誤解殺気「その足・・・チアは・・・・」

通訳「問題ないです。私たち二人が抜けた穴は校長と教頭が入ってくれることになりました。今、読心クールさんが体育館で合せてます」

誤解殺気(ぶんぶん

    「ち、ちが・・・(違うよぉ!!通訳さんは出れなくなるんだよっ!?)」


114名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:56:03.09 ID:OrNhlR7N0
>>112
 そうか。まあいろいろ工夫してみる

115名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 14:58:57.71 ID:2xNJiiVf0
>>114
てかまじwktk
神絵師さんが降臨してまじ手が震えてるんですが

116名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:00:09.33 ID:OrNhlR7N0
通訳「――――――
   私は大丈夫です。はい。いえ。そんな、やせ我慢なんて・・・
  (もともと裏方の仕事は好きだったから・・・
   後ろでお手伝いはできますし、踊れなくても十分満足なんです。ああ・・・そんな悲しそうな顔しないで・・・
   心が読めるのはやっぱり辛い・・・誤解殺気さんの不安と悲しみが直接感じ取れる・・・)」

誤解殺気「さ・・サト・・・サトリちゃんは?」

通訳「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 その言葉に通訳は、顔をうつむかせた
通訳「彼女は・・・」



サトリ「うぅっ!―――ひっぐ・・・やだ・・・出られなくなるなんて
・・・やだよお・・・・せっかく・・・せっかく誤解殺気ちゃんと一緒に踊れると思ったのに・・・ひっ、うっ」

117名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:01:23.78 ID:OrNhlR7N0
 医務室のベッドで、サトリは嗚咽を漏らして泣いていた。

 通訳も読心クールも文化祭で踊るのを楽しみにしていた。
 けれど、それはサトリの気持ちに比べれば大したものではなかったのかもしれない。
 サトリは今回集まったメンバーの中で、誰よりも踊ることを、いや。誤解殺気と踊ることを楽しみにしていた。

 彼女が初めて誤解殺気を目にしたのは、一年の夏休み前・・・
 威圧的な外見の所為で誰もが怖がってしまう隣のクラスの女子
 その心は、外見とは裏腹に、繊細で内気な少女
 出来るなら、彼女の望みを叶えてあげたい。みんなと一緒に笑いあいたい、彼女の望みを叶えてあげたい。
 初めて彼誤解殺気を知った彼女が抱いた気持ちが、それだった。

 だから、文化祭でその望みが実現するのを手助けできるのを彼女は心待ちにしていた。
 望みが叶う瞬間に、当人と一緒に踊れる。それは彼女にとって、とてもとても嬉しい夢の中のような話であった。

けど、それはもう叶わない・・・・・・・

『・・・・・・・・・・通訳さん?』
『誤解殺気さん・・・・・・』

サトリ「!」

118名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:03:12.81 ID:OrNhlR7N0
 とめどなく涙を流す中、閉め切ったカーテンの向こう側で扉の開く音の後に話声が聞こえてきた。声の主は誤解殺気・・・・
『さ・・サト・・・サトリちゃんは?』
『彼女は・・・』

 足音が近づいてくる・・・

サトリ(だ、ダメ・・・泣いてる顔なんて見せたら・・・)

 とっさに片手で涙をぬぐう。しかし、真っ赤に泣きはらした目を元に戻すことはできない
 シャッ!という音とともにカーテンが引き開けられる

サトリ「ご、誤解殺気・・・ちゃん」

誤解殺気「サトリちゃん・・・・・・(泣いてる?)」

サトリ「だ、だいじょうぶ!ちょっと目にゴミが入っただけだから・・・」

誤解殺気「・・・・・・・・・・(嘘・・・泣いてた・・・)」

サトリ(やだっ、そんな・・・そんな・・・心配そうな・・顔しないでよお・・・)

誤解殺気「・・・・・・・・」

サトリ「ご、ごめ・・・ごめ・・・っう・・・えっ、えっ

    殺気・・・・ちゃん・・・一緒に・・・一緒に踊りたかったよぉ・・・

    うえええぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・ああ・・あああーーーーーー!!!」

 号泣し始めるサトリ

119名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:04:08.59 ID:OrNhlR7N0
 さっきまで泣いていて、もう涙なんて出ないと思ったのに、後から後から涙が出てくる。

 もう踊れないと知った時の谷底に突き落とされるような衝撃と、暗澹とした気持ちを思い出して、さらに涙がでてきた

 階段を転げ落ちる前までに感じていた喜びと期待も思い出してしまい、さらに涙が流れ出した 

 その頃にはどうしても戻れないと知ってさらに涙があふれ出した

 涙で視界がぼやけている。白っぽい蛍光灯の光がにじんだ世界で影が動く。



不意に、体が温かく力強い物に包まれる



サトリ「うぇっ?」

 誤解殺気が自分の事を抱きしめている

誤解殺気「・・・・・・・・・(ごめんね)」

誤解殺気「・・・・・・・・・(楽しみにしてたよね?)」

誤解殺気「・・・・・・・・・(でも、私にはかける言葉がみつからない・・・・こんなに友達が悲しんでるのに)」

誤解殺気「・・・・・・・・・(こうやって、抱きしめてあげる以外には・・・何をすればいいかわからない)」

サトリ「ひっ・・・あうぅ(誤解殺気ちゃん・・・・)」

120名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:05:00.46 ID:2xNJiiVf0
>>118
助けてマスター!

121名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:05:27.54 ID:OrNhlR7N0
 サトリは、自分に心を読む力があるのを喜んだ。

 ぼろぼろにささくれた自分の心に、誤解殺気の暖かい労わりの心が流れ込んで、優しく包み込んでくれる。

 少しずつ、サトリは落ち着きを取り戻していった。

誤解殺気「・・・・・・・・・(踊れなくなった人に、こんな事は言えないから心の中だけで言うけど、
               人前に出ることだけが文化祭じゃないんだよ?裏で支える人達も立派な文化祭の参加者なんだよ?

              私も・・・・そうだったから・・・・)」

サトリ「そうだね・・・・ありがとう・・・・」

誤解殺気「大・・丈夫?」

サトリ「うん。もう、大丈夫。

   今回は一緒に踊れなくなっちゃったけど、これでもやれる事はあるよね?

   だから、心配しなくて大丈夫。もってけ!セーラーふく、一番近い席で見ててあげるね?約束」

誤解殺気「―――――――――――うんっ!約束だよっ?」

サトリ「えへへ。そう。約束」

誤解殺気「約束♪約束♪」

サトリ「約束っ♪」

122名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:07:44.36 ID:OrNhlR7N0
>>120
 バーボンバーボンバーボンバーボオオオオオン!!!! 

123名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:08:58.04 ID:2xNJiiVf0
>>122
そうかお前も変なテンションか

だめだだめだ涙とwktkがとまらない

124名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:08:58.57 ID:ClkNV1aW0
「サトリ」や「クール」の性質がちゃんと活かされてるな

125名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:09:05.91 ID:OrNhlR7N0


通訳(どうやら、丸くおさまった・・・みたいですね?)

カーテンの向こう側から聞こえてくる二人の楽しそうな声に耳を傾けて、通訳はホッと息をつく

後は文化祭で『もってけ!!』を成功させるだけ。

 二人の抜けた穴にはロリ校長と教頭という信頼できる代打が入ってくれたし、他の皆の踊りも完成している

 なにも不安材料はない



通訳(そのはずなのに・・・・・なんだろう・・・この胸騒ぎは・・・・)

126名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:10:51.62 ID:OrNhlR7N0
 あと、どれほど耐えられるだろう?
 階段から落ちた時、私はすぐにその場を立ち去った。通訳とサトリには隠し事はできないからだ。

足の捻挫は時間経過とともに酷くなっている

でも、私が抜けるわけにはいかない。校長と教頭の記憶力と呑み込みの早さ。これは稀有のものだ。
 私の思いつく限り、他に今から一から始めて本番に間に合う人間はいない。
 つまり、これ以上代わりはいない

一人も欠けることは許されないのだ。

―――――――――――――――――っ!

 足首がうずく。

痛みに顔をしかめる。

ほぼ無反応がこちらを見ている。隠さないといけない。―――――――良かった。どうやら気づいていないようだ

 頼むっ。本番まで、もってくれ・・・・・・・・

127名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:11:44.09 ID:OrNhlR7N0
コメ感謝だぜ?
そして・・・


 九月の終わり

 残暑は最早遠い昔となり、秋らしい穏やかで涼しげな風が太陽の光を和らげるなか新ジャンル学園の文化祭が幕を開ける―――――――――

128名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:12:13.66 ID:vk9KpT+t0
水さす様でアレなんだけどさ







嘘発見器は?

129名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:12:41.51 ID:OrNhlR7N0
渡辺さん「あれれー?ふぇぇぇーん 私のお弁当がないよぉ~」

ハイテンションカオス「ウォンパッパ!!」

渡辺さん「あ~!私のお弁当~!待て~!」


 『ご来場の一般入場者の方々にお知らせします。例年、文化祭では盗難が大変多くなっております。貴重品は必ず身につけてお楽しみください』


サヤカ「ミキ!ミスコン参加するなら絶対優勝しようねっ?はい!飾りの花持って?」

ミキ「ミギーミギ―!!!」

サヤカ「まっ、ミキのエキゾチックな魅力の前には誰も叶いっこないけどね~♪」

ミキ「ギャーギャー!!!」

130名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:12:58.68 ID:2xNJiiVf0
>>126
>>128
UAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!

131名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:14:15.83 ID:OrNhlR7N0
>>128
 もうちょい待っておくれ。すぐに・・・くくくく

132名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:17:03.07 ID:2xNJiiVf0
>>131
策士めーっ!!

ってか>>1のが終わったらここに投稿したい既ジャンルがあるんだがいいか?


133名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:25:33.35 ID:2xNJiiVf0
保守

134名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:29:26.22 ID:XOlqhR6V0
2:41「我々は大勢であるが故に問うが・・・花もってる方って人間じゃないよね?仲間??」

都市伝説の男「はっ?んな訳ねーだろ?池沼がっ。クラス全員ブスの奴らだよ。」

2:41「池沼だなんて酷いなー」

都市伝説の男「っつか早く男のところへ行け。いちいち付きまとうな。鬱陶しい」

2:41「言われなくてもそうしますよーっだ」

男友「おい、都市、お前誰と話してんの?」

都市伝説の男「るせー」

ネコミミ「ちょっ、男友!早いよ!歩くのが!」

カノッサの者の男「都市め・・・・虚空と話すとは・・・やはりアルムゾンとっ!?」

海馬そのまんま「アルムゾン?下らん下らん!非ィ科学的だあああ!!」

>>132
どうぞー
 策っつか規制が・・・一回再起動させた

135名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:29:53.19 ID:XOlqhR6V0
♪「~~~~♪」

花「…………」

♪「♪」(花に水をあげている

花「………………………ウフフ~」

♪「~♪・・・・!?」



 『また、校内で不審者をみかけた方は、至急B棟一階の文化祭実行委員本部までお知らせください』



136名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:30:48.00 ID:XOlqhR6V0
素直ヒート「男をォォォォォォォォォ好きだぁァァァァァァァ!!」

素直クール「好きだ。結婚してくれ」

素直ヒート「なにを!!男!!!!それじゃあ私と墓の中まで!!」

素直クール「来世でも」

素直ヒート「一億と二千年経ってもおお―――――――――――!!!!」

男「こらこら喧嘩はいくないぜ?」


六甲の天然水「ここが新ジャンル学園やで~?こなちゃん?」

こなちゃん「おおー。ここが噂のー!いやー、なんて言うのかなー?感無量だよ六甲さん!」

『それでは皆さん―――――――――――存分に文化祭を楽しみましょう!』

137名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:31:14.07 ID:2xNJiiVf0
>>134
裏ジャンルワロタwww

おk

138名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:32:38.96 ID:XOlqhR6V0
アナウンサー「さああ!!やってきました!第3回ミス新ジャンル学園!!!
       わたくし今回初めて実況を任されましたアナウンサーです!正直体が緊張でこっちんこっちんですが、こっちり・・ではなくきっちり最後までやらせていただきやすっ!!
       そして解説は!!」

なんか偉そう「諸君?美人は好きか?ならば私を見たまえ。

       解説の『なんか偉そう』だ。」

      【歓声あがる】
アナウンサー「大人気ですね?なんか偉そうさん」

なんか偉そう「ふん。当然の反応だ」

アナウンサー「おや、自信満々
       それでは早速一人目行きますか!!!
       えーっと、1年3組の―――――――」

ネコミミ「あれ?男友、一年三組って・・・」

男友「ああ。あそこは―――――――――クラス全員ブスの!」

アナウンサー「ミキさん!!クラスメイトであるサヤカさんの推薦です!!!」

ミキ「みぎゃああああ!!ぴぎっぴぎっ!!」

ネコミミ・男友(・´ω`・)

       【ブーイングあがる】
       【ゴミが投げつけられる】
       【興奮したミキが壇上から飛び降りて吸血行為を開始した】

139名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:34:51.12 ID:XOlqhR6V0
 体育館
 A棟とB棟の間の中庭に設けられた特設ステージの方から、騒々しい音が轟いてくる。何か事故でもあったのだろうか。
 今回、『もってけ!セーラーふく』はクラスや部活の枠にとらわれない、有志の人間を募って行う個人発表『新ジャンル学園2007』において行われる。
 ミスコンにも使われる中庭の特設ステージで行われる個人発表。毎年、芸自慢や思い出作りの為にかなりの数の生徒が参加し、文化祭での3大イベントだか4大イベントのうちに数えられているらしい。

 誤解殺気達は自分達の発表を前にして、使われていない体育館で最後のリハーサルの真っただ中であった

教頭「それじゃあ皆、最後に一回踊って・・・・」
ロリ校長「きょーとー!みてみてー!腹話術の人形おもしろいよー!」
興味津々「あっ!!私にも見せろ!」
腹話術「~~~~~~(汗)」
教頭「だめです校長。勝手にとっちゃダメでしょ?」
ツンデレ「なんか・・・大丈夫なのかしら?」
鬱デレ「ああ・・・やっぱり失敗して物笑いのタネ→自殺コースだ・・・」
ひょおおおおおおお!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!!「そんなことさせないってひょおおおおおおおおおおおお!!!カカロットォォォォォォォォォォォォォォ!!いってんだろーがああ!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!!!」
鬱デレ(びく!
誤解殺気「・・・あう・・みんな落ち着いて・・・」
鬱デレ(びくびく!!「誤解殺気に睨まれた・・・・ここは死ぬしかない・・・」
読心クール「鬱デレ落ちつ

      ―――――――――――――――っ!」

140名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:35:40.74 ID:XOlqhR6V0
誤解殺気「どう・・・したの?読心クールさん?」

読心クール「いや・・・大丈夫。なんでもない・・・」

ほぼ無反応「…………………」



読心クール(ほぼ無反応がこちらを見ている。隠さないといけない。――――――良かった。どうやら気づいていないようだ

       頼むっ。本番まで、もってくれ・・・・・・・・)

 足の捻挫はどんどんひどくなっていた。

 しかし、これ以上代わりはいない。本番直前にして今から教えてできる人間などいはしないのだ。ここで彼女が抜けるわけにはいかなかった。

 だから、読心クールは痛む足を必死になって隠して、誰にも悟られないようになるべく顔に出さないように、練習を続けていた。

 足の痛みは通常ならすぐにでも病院へ行かなければならないほどにまで大きくなっている。

 危険信号が、ジャージの下、包帯を巻いた足から放たれている

 そして―――――――――

141名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:37:16.97 ID:XOlqhR6V0
読心クール「それじゃあ皆、ともかく一回チアの衣装に着替えて通しで――――――――――――――



     !!!!!!!!!!!!!!

      ああっ!!」

 読心クールの足に今までとは比べ物にならない程の痛みが走る。

 たまらず声をあげて体育館の床に倒れこむ。顔には苦悶の表情が刻まれる。

 激しい痛みで、何も考えられない。

 みんなが騒いでいる。

 床の震動が近づいてくる

誰かが走り寄ってきて、ジャージを捲り包帯を外した

 

教頭「これは・・・・・どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!!!?」

 しゃがみ込んで読心クールを介抱する教頭の視線の先には、真っ青に変色した足首があった

142名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:38:34.06 ID:XOlqhR6V0
教頭「ともかくすぐに医務室に・・・」

読心クール「待って・・・くだ・・さい・・・大丈夫。できます・・・」

教頭「そういう問題じゃない。今すぐ処置をしないと取り返しのつかないことになる。」

読心クール「でも・・・それじゃあ『もってけ~』がっ・・・代わりに踊れる人なんてもう――――」



 読心クールは、不安そうにこちらを見守る他のメンバーを見た

 これまでも問題は起こった。けれど、これはまさに『絶体絶命』といった状況。

 なんとか状況を打開できる方法を見つけようと頭を回転させるが、痛みの所為でうまく考えられない

 みんなの不安が心に流れ込んでくる・・・・



教頭「誰か――――ああ、鬱デレ、運ぶのを手伝ってくれ」

読心クール「平気です。たかが捻挫ですから・・・・さあ、皆、私は大丈夫。それより早くリハーサルを・・・

――――――つっ!!!」

教頭「もう一度言う。今すぐ医務室に行くんだ。捻挫を甘く見るな。」

143名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:40:13.04 ID:XOlqhR6V0
 他のメンバーも徐々にこの最悪の状況を把握していった

 彼女達の心にあった不安が――――――もう出場できないことを知り、今までの苦労が、期待が、水の泡に帰してしまうのだと悟り―――――やがて絶望に変わっていった。

 その様子が、心の読める読心クールには、手に取るように感じられた。

 苦悶の表情がさらに険しくなる。

 足の痛みではなく、心の痛みで・・・・・・・・・・

読心クール「大丈夫。心配・・・しなくても・・・捻挫は問題にならない。それに代わりなんて他にはいないんだ

(すまない・・・みんな、ここまで来たのに・・・せっかく・・・頑張ったのに
 もう・・・駄目かもしれ―――――――

 Do the impossible See the invisible ♪ WOW!!WOW!!FIGHT POWER!!
 Touch the untouchable Break unbreakable ♪ WOW!!WOW!!FIGHT POWER!!!

読心クール「私の・・・メール・・・あ・・・すみません・・・」

 体育館を覆い始めた暗澹とした空気を、メール着信を告げるメロディが切り裂く。
 教頭に携帯電話をとってもらい、読心クールはメールを開く

144名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:41:36.40 ID:XOlqhR6V0
『はいダウト~~~♪嘘発見~~~~♪
 ププー(>ω<)駄目だよ?代わりがいないなんて嘘ついて皆を困らせちゃ☆』

 メールの内容に一瞬読心クールの頭がフリーズする。
 
  が、やがて、ゆっくりと、彼女の頭は、痛みと絶望の中、思い当たる人物の名を――――導き出す

ピーピーピーピー!!!

 開け放された体育館の入口の方からけたたましい電子音が鳴り響く。
 メンバー全員の視線が入口に注がれる。

嘘発見器「あー・・・読心クール大丈夫?なんかすごい辛そうだけど?」

 外から入ってくる強い昼間の光を背景に、メンバー唯一の補欠『嘘発見器』が入り口に立っていた

145名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:42:43.66 ID:2xNJiiVf0
キタキタキタアアァァァァ!!!!

146名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:42:59.74 ID:XOlqhR6V0
読心クール「嘘発見器・・・どうしてここに?」

嘘発見器「あー!!まさかとは思ってたけどやっぱり忘れてたー!!」

読心クール「ああ・・・・そう言えば・・・君は補欠・・・だったか」

嘘発見器「あれから全然連絡ないからさー。暇で暇でしょうがなくて、なんか全ポジション覚えちゃったよ。」

教頭「君は・・・踊れるのか?」

嘘発見器「―――――――――・・・あーっと・・・
    何?誰にも言ってなかったの?私のこと?酷いな―」

読心クール「いや・・・その・・・本当にやってるとは思わなくて・・・」

嘘発見器「やれやれ。なんかねー。その足は友情をないがしろにした天罰かな?かな?
    ま、どっちにしろ、安心して休みなよ?
    ここからは私が、ね?」

読心クール「そう・・・・か・・・・そうだな。
     ―――――よしっ、後は頼んだっ!わが友、嘘発見器!」

嘘発見器「うんっ!後ろは任されよっ!わが友、読心クール!」

 嘘発見器は読心クールを助け起こすと、ちょっとほほ笑む。
 読心クールは少し驚いたような顔の後、それに応える。

 ――――――――――――――――――――――――――メンバーが、揃った

147名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:44:16.33 ID:aCaoffOpO
懐かしい新ジャンルを見たな

148名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:48:11.43 ID:2xNJiiVf0
盛り上がってまいりました!!

149名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:51:11.07 ID:hAqFXuXFO
規制きつすぎワロタww
しばし待たれい

150名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:52:00.94 ID:2xNJiiVf0
>>149
おう

151名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:52:44.72 ID:ClkNV1aW0
投下数だけでなく投下容量も関係してるんだっけ
もっと濃いレスか軽いSSでも挟んだ方がいいかな

152名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:55:43.32 ID:0EY2G0HB0
>>151
成る程。つまり雑談と平行しながら(ry

153名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 15:56:59.27 ID:2xNJiiVf0
>>151
ううう・・・夕方だからSS師少ないし・・・
しかもおれもうすぐ学校いかなきゃなんねぇし・・・・・・





UBOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!

154名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:57:32.44 ID:0EY2G0HB0
ポジション:誤解殺気=泉こなた、ロリ校長=柊かがみ、ほぼ無反応=柊つかさ、教頭=高良みゆき
      ツンデレ=小早川ゆたか、鬱デレ=岩崎みなみ、興味津々=田村ひより、腹話術=パトリシア・マーフィン
      ひょおおおおおおお!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!!=日下部みさお、嘘発見器=峰岸あやの


通訳「そうですか。読心クールさんの代わりに嘘発見器さんが・・・・やっぱり・・・

   ―――――いえ。ただ、階段から落ちた後、すぐに読心クールさんが見えなくなったので、もしや、と思って―――――ええ。はい。はい。

  それでは健闘を――――え?サトリさん?

  ――――――――はい。いますよ。一番前――――――はい。一番前の席です。ここからだと良く見えます。

  はい。それでは頑張ってください。」

 
156名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 15:58:58.38 ID:0EY2G0HB0
 Pi

 携帯電話を切った通訳は『ほっ』と息をついて、窓の外に目をやる
  空は雲ひとつなく、遠くを飛ぶ飛行機の音がかすかに響いている。
 下の方では、中庭の特設ステージで生徒が芸をやっている。ハレ晴れユカイを踊る六甲の天然水とダディ少女と青髪少女に、集まった観客が湧きかえっていた。

 ここはB棟三階にある用務員室。

 夜間は宿直室として使用されているこの部屋の座敷からは、中庭に設置された特設ステージが一望できる。
 観客席で騒ぐ客たちも、ステージで踊る生徒もよく見える。

サトリは最前部の席で一人ちょこんと座っている。

通訳「ふふっ」
 その姿がなんだか妙にほほ笑ましくて、ちょっと笑ってしまう。

 と、廊下の方からガタガタと音がして勢い良く用務員室の入口が開かれた。
 通訳は窓から目を離して振り返り、座敷からは一段低くなったリノリウム張りの土間、入口のある部屋の方を向いた。

157名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:01:36.26 ID:0EY2G0HB0
ロリコン「ちょwww重いっwwwwwwなんっすかこの機械wwwwwwすげー疲れる」
裏方雑用「おらおらおらーwwwwwつべこべ言わずとっとと働くっすwwwwwwwww」
武士デレ「うむ。しっかりと通訳達に怪我をさせた罪を償うでござる」
ロリコン「や、マジ勘弁して下さい。ほんと私もそうは見えないけど結構気にしてるんで」

 ロリコン、裏方、武士デレの三人が、なにやら大人一人入りそうな大きさの機械を三人で用務員室に運びこんできた。
 そのまま土間を横切り、机がかたされて何もない座敷にどっかと機械をおろす。通訳は窓際で、機械の大きさに少し目をまるくした

ロリコン「おー、通訳。こんちゃーっす」
武士デレ「もう皆の出番は回ってきたでござるか?」

通訳「いえ・・・『もってけ!セーラーふく』は次ですね」

裏方雑用「お、それじゃあ間にあったっぽいっすね?
    通訳さん、ちょっとどいてもらっていいっすか?この機械を窓際に置かないといけないんっす」

武士デレ「それがし、先ほどから気になっていたのでござるが、その機械、一体何用にござるか?」
通訳「ロリコンさんは『私も気になってた~』と。因みに私もそうですが・・・」

裏方雑用「これはあれっす。着せ替えカメラ、っすよ?なんか読心クールさんがハイスペックロリさんに作ってもらったらしいっす」
ロリコン「うはwwwwwwマジかよwwwwwwwっつかでけえwwwwwwwwこれぜってー着せ替えカメラじゃねーよー」

裏方雑用「や、なんか21世紀初頭の技術じゃこれで精一杯らしいっすね。
    ともかくこれで、踊ってる間に衣装ををチアガールの奴に変換させるっすよ。照準合わせるのに遮蔽物のない上方からの方がいいんっすね。」

通訳「それでこの部屋に・・・・・・」
武士デレ「ううむ、なんとも芸の細かい・・・」

ロリコン「それより窓の空いたところから下見ようぜー。ここはあれだな。いわゆる『特等席』」

158名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:02:51.42 ID:0EY2G0HB0
 その言葉で、四人は窓際に寄って特設ステージを眺める。
 ハレ晴れ愉快は終わり、いよいよ誤解殺気達の出番が回ってきた。
 アナウンサーの実況が高らかにひびく。

 と、最前部に座っていたサトリが、こちらを振り返り通訳達に気づく。
 笑いながら元気良く手を振るサトリに、通訳達も同じく笑顔で応える。
 元気そうなサトリの様子に通訳は心から安心した。

――――――――――サトリさん。誤解殺気さんを、皆を、見守ってあげてください

 声は届かないだろうが、通訳はそう呟いた。聞こえなかったはずだけど、サトリは力強く頷いていた

159名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:04:20.27 ID:0EY2G0HB0
クラスメイト1「さっきのハレ晴れユカイは良かったけど・・・」
クラスメイト2「畜生っ!全体的に今回は外れかぁ!?」
クラスメイト1「っつかあのミスコンは伝説になるな・・・精神的ブラクラ的な意味で」
クラスメイト3「うあああ~~~誤解殺気さん、なんでミスコン出なかったのぉ~~(泣)
クラスメイト1「言うな!!やっぱりあんなチャラチャラしたもんは嫌いなんだよあの人はっ」
クラスメイト2「はあ、俺・・・なんか絶望してきた・・・・」
クラスメイト3「あ・・・それ僕も・・・・・」
クラスメイト1・2・3「・・・・・・・・・・・鬱だOTL」

アナウンサー「さあー!なんか珍獣騒ぎミスコン騒ぎミキ騒ぎだのいろいろありましたが、さっきのダンスで皆癒されたかー!?
       癒された―?オッケー!!それじゃあ次行ってみようっ!」

160名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:05:14.45 ID:0EY2G0HB0
クラスメイト1「おい。次始まるぜ?」
クラスメイト2「はん。もう興味ないねっ」
クラスメイト3「うあ~誤解殺気さんなんで出なかったんだよ~(泣)
クラスメイト1「お前そればっかりだなw」
クラスメイト3「見たかったよ~誤解殺気さんの水着姿~~~人語を解さない女子の水着じゃなくて~~~~」

アナウンサー「えーっと、今度も同じくダンスです!それも総勢十人!しかも同じく京アニ作品っ!
       らき☆すたは『もってけ!セーラーふく』っ!!どうぞ!!」

161名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:06:12.06 ID:0EY2G0HB0
クラスメイト1「――――――おい・・・あれ、誤解殺気さんじゃねーか?」
クラスメイト2「まさか・・・ミスコンだってチャラチャラしてるのに、こんなオタク文化まっしぐらなダンスをあの人が踊るかよ」
クラスメイト3「あ、こっち見―――――――――――――――」

クラスメイト1・2・3「!!!!」

クラスメイト1「こ、、こここっこおっこおこここここここのがたがたがたがたがたがががががががああがががが」
クラスメイト2「ちょwwwwおちおちおち落ち着けwwwwwwこのれれれれれれのれれれーーー!!おっぴあ」
クラスメイト3「この裂迫の気はまさしく!!!!」

   誤解殺気さんが出ている!!!


162名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:07:29.90 ID:0EY2G0HB0
男友「なに!?マジか!?嘘じゃない!?ホント!?え?ホントなの!?」
ネコミミ「どしたのー?」

男「ご、誤解殺気さんが!?」
素直ヒート「なんだとォォォーーーーーーーーー!?」
素直クール「なに?」

生徒A「マジか!?ついに殺気組が動いたってのか!?」
邪気眼「ふっ、ラグナロクが近いのね・・・」

トラ「ふぁぼ!?ふぁぼふぁぼふぁぼ!?」
同僚「ちょwwwどうしたwwww虎吉wwwww落ち着けwwwwwwww」

 情報は、携帯のメールを通じて瞬く間に学園を駆け巡った。
 この一大サプライズニュースに騒然となる生徒達。
 しばしの混乱の後、すべての生徒はある答えに行きつく

 ――――――――――――――――――――今すぐ中庭特設ステージへっ!!―――――――――――――――

163名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:08:55.42 ID:2xNJiiVf0

GO!!WOW!!FIGHT POWER!!

164名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:09:54.54 ID:0EY2G0HB0
『らき☆すたは『もってけ!セーラーふく』っ!!どうぞっ!!』

誤解殺気「・・・・・・(わわ・・・いよいよだよぅ・・・)」
ロリ校長「どきどきわくわく」
ほぼ無反応「…………(……………)」
教頭「なんとか、ここまでこぎつけられた・・・良かった」
鬱デレ「あれ・・・・・・なんか震動が・・・」
ツンデレ「べ、べつに震えてなんかないわよ!!」
興味津々「おおー、人がいっぱいいるぞー?」
腹話術「特別製右『ギギギギギwwww緊張するのうwwww緊張するのうwwwww』
    特別製左『ひゃひゃひゃひゃひゃwwwwなんだそりゃwwwwおめー、それ、はだしのゲンじゃねえか!』」
嘘発見器「読心クール・・・医務室から聞こえるかな?」
ひょおおおおおおお!!カカロットォォォォォォォォォォォォ!!「・・・・・・・震えが・・・止まらない・・・これは・・・武者震い?」

165名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:11:16.19 ID:0EY2G0HB0
 それぞれの思いを胸に、紆余曲折を経て集まったメンバーは舞台の袖から現れる。
 現れたメンバーを見た観客が、沸き立つ

誤解殺気「!!!!!」

 途端に、誤解殺気の頭に悪いイメージが浮かび上がる。大勢の観客のプレッシャーをもろに受けてしまったのだ

誤解殺気「(ど、どどど、どうしよう・・・ふりつけ、忘れちゃわないかな?もしもこけちゃったら・・・誰も喜んでくれなかったら・・・ああ・・・怖い・・・)」

 胸の中で臆病風が台風の様に吹き荒び始める
 心臓の高鳴りが、すべて悪い方向へと誤解殺気に影響する。
 今にも駆け出して逃げ出したい。どこか遠くへ隠れたい。そんな誘惑が、ムクムクと湧き上がる。

誤解殺気「~~~~~~~~~~っ(><)」

 ―――――――――誤解殺気ちゃん・・・

166名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:11:44.57 ID:ClkNV1aW0
「ウォォォォォォォォォォォォ!! 何だか分からんが興奮して来たァァァァァァァァ!!」

167名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:12:30.26 ID:0EY2G0HB0
誤解殺気「!?
     ―――――サトリちゃん?」
 声が聞こえたような気がしてふと観客席の方に目をやると、最前部にサトリが座っている。

 どこまでも優しい、透き通った笑顔で何事かを言っている。

 周囲のどよめきにかき消されて声は聞こえなかった。
 けど、なんて言ったのかはわかる・・・・・

――――――――大丈夫。私がここで見ててあげる。

 不安が、消しとんだ。

 心臓の高鳴りは彼女の心を高ぶらせ、先程までの逃げ出したいという欲望がきれいさっぱり消えてしまった。
 それどころか、むしろ踊るのが楽しみになってくる。
 心に暖かな物が流れ込んできたような気がして、今なら何でもできそうな気持になってくる。

168名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:14:05.91 ID:0EY2G0HB0
誤解殺気は目を閉じて、サトリに誘われてから昨日までの事を思い出す。
やがて。ゆっくりと呼吸を吐き出し、吸い込み、目を開ける。

そして―――――――――――ただ一言

ありがとう

 と、ささやく。

サトリが頷く。『うん』という声が確かに聞こえた・・・・・・・・・・・・・

空を行く飛行機の音の上に、テープの余剰部分の「ジイイイイーーーーー」という音が重なる。
そして、踊りが始まった。

誤解殺気とサトリと皆の「もってけ!セーラーふく」が―――――――――――――――――――

 新ジャンルdeらき☆すた
 http://jp.youtube.com/watch?v=n9JAj0KdO4o


169名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:15:13.83 ID:0EY2G0HB0
次で最後。コメしてくれた人たちマジ感謝っ!
誤解殺気愛してるぜ!新ジャンル皆愛してる

170名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:18:06.71 ID:2xNJiiVf0
俺新ジャンルやめられないな、もう

171名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:20:17.35 ID:Mk12Y7KgO
最近の新ジャンルスレの少なさには嘆いています

172名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:20:42.73 ID:ClkNV1aW0
( ゚∀゚)o彡°

173名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:21:38.40 ID:2xNJiiVf0
おっちょうど新ジャンル雑談が1000いったぜ

174名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:25:22.50 ID:oHKkTVSS0
みんな、本当は怖くてたまらない。自分で何かをするのも、人の輪の中に入っていくのも・・・・・

何もしないで人と関わらないで生きていけたら、どんなに楽だろう?

だけど、それはできない。

やっぱりそれは、どこか空虚で寂しくて、つまらなくて悲しいから・・・・

だから、怖くても一歩を踏み出すんだね?

もしもその時に、隣で支えてくれる人がいたなら、それは本当に幸福なことだと思う・・・・

一人じゃないと思えば、怖さも恥ずかしさも少し楽になるから。

サトリさん、誤解殺気さん。そして皆さん。心から成功を祝福します

   
―――――――――――おや?アンコールの声が聞こえますね?

裏方さん。私は下に降りてサトリさんと一緒に・・・え・・・ロリコンさんと武士デレさんも・・・って裏方さんまで・・・・
わかりました。はい。それでは一緒に行きましょう


新ジャンルdeらき☆すた【~誤解殺気がもってけ!セーラーふくを踊るようです~】 了


175名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:27:48.55 ID:oHKkTVSS0
新ジャンル「誤解殺気」誕生日記念とらき☆すた終了記念

っつからき☆すたに入ったのは新ジャンルdeらき☆すたからだったな。
もう一回言うけど皆コメ感謝!救われたよっ

176名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:27:53.45 ID:2xNJiiVf0
>>174


おおおおおつうううぅぅぅかああぁぁぁぁれえええぇぇぇぇぇちゃあああああぁぁぁぁぁん!!!!!!111




177名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:29:51.08 ID:2xNJiiVf0
>>175
お前の才能に乾杯


てか急に新ジャンルスレ増えてないか?

178名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:29:52.13 ID:Mk12Y7KgO
>175
お疲れ様

途中で泣いたわ

179名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:30:49.50 ID:vk9KpT+t0
おつ。
超おつ。

180名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:31:25.71 ID:Qp/CQL7P0
おつかれええええええええええええ
素敵な文章ありがとう

181名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:31:34.05 ID:Xy3IQqxr0
ひたすらに乙! たくさんの材料をお見事な調理でした!
そっかー
らき☆すた知らんで描きまくったあの数十枚にはそんなバックストーリーがwww

また夜に、スレ残ってたらー  ノシ

http://www5a.biglobe.ne.jp/~yo-he-/kinenA.jpg

182名前:>>132:2007/09/19(水) 16:34:11.80 ID:2xNJiiVf0
>>181
UOOOOOOOOOOOO!!!!!!!HOSYUSITEYANNYO!!!!!!




てか既ジャンル投下しずらい・・・・・

183名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:34:42.20 ID:oHKkTVSS0
>>176‐181
 どもっす!!(><)
 ああ・・・書いてよかった・・・・っつか大量投下は初めてじゃwwww
 新ジャンルスレの住人皆にGJ!
>>181
 うはwwwwwwGJ!!やっぱ誤解殺気は私服がいいす

184名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:36:48.56 ID:2xNJiiVf0

既ジャンル「純粋幼女」


幼「・・・・・じーっ」
誤解殺気「・・・?(この子・・・どこからきたんだろう・・・・?)」
幼「・・・・じーーーーーーーーーっ」
誤解殺気「・・・・・・・・・・・・?(それに・・・この子・・・・私を怖がってない・・・?)」
幼「・・・・・・・・っ♪(だきっ)」
誤解殺気「・・・・・っ?//」
幼「んふーっ♪(スリスリ)」
誤解殺気「・・・・・・・・・あの・・・」
幼「?」
誤解殺気「・・・・私のこと・・・・・怖くないの・・・・・・?」
幼「・・・・・・めはこわい」
誤解殺気「・・・・・・・・・・(シュン・・・)」
幼「でも」
誤解殺気「でも・・・・・?」
幼「でもおねぇちゃん、とってもいいにおいする♪おひさまのにおい♪
  いいにおいするひとにはわるいひといない♪♪」
誤解殺気「・・・・・・・」
幼「んふーっ♪♪(ギュー&スリスリスリ)」
誤解殺気「・・・・・・・・・ありがとう・・・・・///(ナデナデ)」
幼「えへへー♪♪」


185名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:37:03.95 ID:hAqFXuXFO
【岩崎さんと藤枝さんと北野くんと笠野田くんと誤解殺気さんを一つの部屋に閉じ込めてみたw】
楽屋前
裏方雑用「ふいー……集英社さんと白泉社さん。それから角川書店さんに言って四人を借りてくるの大変だったっすよ~」
こんこん
裏方「皆さ~ん。出番っすよ~?」
ガチャ…
誤解殺気「ひゃっ、ひゃい!?」
藤枝さん「え……あ……///
いきなり開けるな!は、恥を知れぇ!!」
笠野田くん「あ、ああっ!?」
北野くん「き、ききっ、キエエーーーー!!!」
みなみ「……………………」
ゾン!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドドドドドドドドド…………………………

男「おい!どうした!?裏方!!おい!!!返事しろ!!裏方!!裏方あぁーーー!!」

裏方雑用は三日間生死の境をさ迷い、この企画はお流れとなった………


186名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:39:19.98 ID:2xNJiiVf0
がこーいってくらぁ!!!!



ほぉしゅっ!!!!!!




187名前:広報◆kITQmLkLN6:2007/09/19(水) 16:43:57.00 ID:oHKkTVSS0
>>181
この流れなら言える
漫画化するなら許可要らない

誤解殺気「・・・・・・・・」
 
 おお、誤解殺気さん!

誤解殺気「こないで・・・きもちわるい・・」

 OTL

188名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:46:31.50 ID:2xNJiiVf0
>>187
ちょwwwwwwww

189名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:46:44.54 ID:Mk12Y7KgO
>187
怖いのは顔だけでかなり優しい誤解殺気さんに
そう言われるとはかなりひどいんだな…

190名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:47:49.50 ID:6apTNQg/0
>>187
何wwwwwwwwwwwwwwwwww様wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
原作者wwwwwwwwwっすかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


191名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:51:03.02 ID:Mk12Y7KgO
>190
美容師さん落ち着け

192名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:51:42.55 ID:2xNJiiVf0
だれだ!!!?
>>187の誤解殺気さんを見て勃起した奴は!!!!!!!!?

193名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:54:15.36 ID:2xNJiiVf0


194名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:54:45.56 ID:Qp/CQL7P0
絵師さん戻る夜までちゃんと保守せねば・・・!!!

195名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 16:56:48.61 ID:ClkNV1aW0
悪魔「おい、そこの女。 強く願っている思いがあるだろう。 願いを叶えてやるから魂を…ヒッ」
誤解殺気「!?(願い………)」
天使「懲りずにまだ勧誘してるんですか? また男さんに…ヒッ」

誤解殺気「(ある!! 私はみんなとお喋りしたり遊んだり普通の事を)」
 ゴゴゴゴゴ

誤解殺気「あ、あの、願いって」
悪魔「ひいぃっ!ゴメンナサイゴメンナサイ」
天使「だだだ大悪魔?修羅?ななんでこんな大物が」


 デュクシ!! デュクシ!!

男「すまない。2人には人を見た目で判断しないよう、きつく言っておく」
誤解殺気「あ、(あの人私の目を見て話してくれた)」

196名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 17:06:00.42 ID:r6Ecwg6eO
>>195
最強の一般人懐かしいなwww

197名前:サザソのトリヴィア:2007/09/19(水) 17:06:48.19 ID:BztEqk4W0
んもう!秋まで時間ありすぎるね!

198名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 17:10:41.00 ID:52hu5kLSO
保守

199名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 17:13:10.42 ID:5T4naxfC0
最強の一般人「…………」
誤解殺気「…………」

男友(通りすがり)「な、何だこの気は!?」


こうですか!?わかりません><

200名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 17:20:23.46 ID:Qp/CQL7P0
ほしゅですよ

201名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 17:29:14.82 ID:52hu5kLSO
保守

202名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/19(水) 17:30:56.64 ID:r6Ecwg6eO
なんか偉そう「おいそこの女!喜べ!貴様を私の舎弟にしてやろう!!」

誤解殺気「(舎弟って、一応友達なのかな?)……あ」

なんか偉そう「ん―――ヒッ!!?えぐ、あ……ま、まあいきなりパシリとかは良くないよな!
こ、今回はきさ……貴女の分も私が直々に買い物をしてやろう!!」

誤解殺気「え……それは、悪……」

なんか偉そう「ま、待て!!早まるな!解った!焼きそばパンもつける!!
だから私の頭を割らないでくれ!!」

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最終更新:2007年11月12日 10:40