戦国BASARA/エロパロ保管庫

光秀×濃姫(不倫モノ)2

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 乳首をいじっていた手で手首をつかまれた。乳房への愛撫がなくなり、濃姫は
安堵と疑問を同時に抱く。光秀は濃姫と視線をしっかりあわせたまま、まだおかしそうに
笑って、つかんだ女の手を己の下腹部へ運んだ。暗いなかで何をされているのか分からず、
されるままだった濃姫は、のちに小さな悲鳴をあげた。
「さわられると気持ちがいいのは、女も男も同じなのですよ」
 指先に粘液があたった。目を凝らしてみると、濃姫の手は隆起している光秀の男根に
触れていた。涙のごとく垂れている先汁が指先にあたったのだと濃姫は思いながら、
男根を見つめた。それは今までに見たときより、ずっと獰悪で禍々しく見える。
 濃姫の動揺を気に留めず、光秀はつかんだ手を自身にこすりつけて上下に動かし始めた。
意思と関係なく手を汚されるその動作は、なぜだかこれまでに光秀と行ったどのようなことよりも
淫らで背徳的に感じられて、濃姫は男の下半身から顔へと視線をうつした。
光秀はかるく目をつむって、口から熱い息を出していた。見ている方が次第に
切なくなってしまうほど、苦しみもがいているようにも、その反対のようにも見える。
光秀のその表情が思いがけないものだったので、濃姫はしばらく見つめていた。
 するとしばらくして、開いていた乾いた男のくちびるが音もなく「帰蝶」と動いた。
声は聞こえなかった。もしかしたら本人にしか聞こえない声で呟いたのかもしれないが、
濃姫はそのくちびるの動きと、眉間にうっすらと刻まれたしわに訳もなく愛おしさが込みあげてきた。
 無抵抗だった女の手が、急に動いて自身を包み込んできたので、光秀はまぶたを
持ち上げて濃姫を見た。彼女は目をあわせたが、すぐに己の手があるところを見る。
「……こう?」
 言いながら、濃姫は自由だったもう片方の手も光秀のそれに添える。両手でにぎって
擦りはじめると、男の熱さが手のひらから感じられた。
「そうです……、あ、あぁ……」
 息が肌にかかる。彼の手はもう濃姫の手をつかんでいなかった。だが彼女の繊手は
彼女の意思でうごいている。光秀は片方の手を濃姫の頭の横に付き、もう片方の手で
彼女の胸部をさすった。のばした親指の腹で乳首をおさえて捏ね回すと、
男をにぎっている手に一瞬、力が入った。濃姫の反応に気を良くして、光秀は何度か
同じことをくり返してたのしんだ。しかしすぐに濃姫も慣れたようで、ほとんど反応を
示さなくなると、今度は少々不機嫌そうに乳首を強くつまんだ。
「ひゃんッ!」
 緩やかな刺激のあとに突如襲いかかってきた強い刺激に、たまらず高い声を出していた。
慌てて口をとじるが、光秀は含み笑いをしている。嫌な予感がした。
濃姫はそれを見なかったことにして手を動かすが、光秀の指はまだ彼女の乳首をつまみ、
指の腹でつぶしたりねじっている。
 息を飲み込む音に似た声が、がまんする濃姫の口から漏れるたびに
光秀をにぎる手にも力がこめられる。必死にたえる濃姫の顔を、光秀はうっとりした顔で
見つめている。

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