聖アントニウス


  • 毎年1月17日がこの聖人の祭日とされる。

  • 四足獣の守護聖人であるとされる。そのため、彼の祭日は、いつも重荷を運ぶ動物やその番人、馭者の祭日とされ、
   この日はいかなる者も家に留まるか徒歩で外出をするものとされる、という説明がゲーテ『イタリア紀行』に載る。
   同書によれば、馬やラバが尻尾やたてがみをリボンで飾られて礼拝堂に引かれて行き、
   そこで大きな刷毛を持った僧侶に桶や盥から聖水を振りかけてもらっていたとのこと。



      参考文献
『イタリア紀行(上)』ゲーテ
最終更新:2017年06月13日 05:25