隕石

   球粒隕石は一度も融解されたことの無い、太陽系を作った物質がそのまま残されている隕石。
   無球粒隕石と鉄隕石は、球粒隕石が集まって天体になった結果、内部が解けて重い金属部分が中心部に集まり金属の核(コア)が形成される、
   またコアの周辺には岩石質のマントルが形成される、
   これらが、天体が衝突で壊れた場合にコア→鉄隕石に、マントル→無球粒隕石にそれぞれ変化する。


  • 隕石の年代測定を行った場合、一部の例外を除き、ほぼ全てが46億年前を示す事が知られている。
   このことから、太陽系の形成された時期が約46億年前であったと推定されていると云々。

  • また、鉄隕石や無球粒隕石も年代測定で約46億年前を示しており、惑星の成長開始が太陽系形成のかなり早い段階で
   始まっただろうと予測される根拠となっている。



      参考文献

国立科学博物館「大英自然史博物館展」図録
最終更新:2017年05月26日 23:05