- 古代ギリシャの哲学者。
- 万物を構成する「原子」の提唱者として著名。
- プリニウス『博物誌』第十八巻に、以下の逸話がある。
デモクリトスが天空と大地の関係を研究していた際、裕福な市民仲間にその事を侮られ、
スバル星が昇る時期の後ではオリーブ油の値段が上がる事を予見して油を買い占め、莫大な富が転げ込んでくるようにした。
オリーブ油の代金を後悔しつつ渡す裕福な市民たちにその代金を返してやり、望むならいつでも大金を手にできることを
示すことでデモクリトスは満足したとか。
また後に、同じような実証をローマの哲学者セクスティウスも行ったとのこと。
参考文献
『プリニウスの博物誌 3』
最終更新:2016年10月15日 02:32