- 『グリム童話集』「泉のそばのがちょう番の女」〈KHM179〉
→国王が三人の娘に、父親を愛している度合いに応じて相応しい遺産を分けるといい、
どれくらい愛しているのかをそれぞれに表明させるが、一番美しい末の娘は
「自分の愛情は比べられるものがない」「どうしてもと言うならば、どんな料理にも味をつけられる
お塩と同じくらい好き」と言って父王の機嫌を損ねて放逐されてしまう。
この娘はのちに魔法使いの老婆に保護され、紆余曲折の末に両親と再会する。
参考文献
『完訳グリム童話集(5)』
最終更新:2018年06月05日 01:18