→インドにあるムトフィリ王国は
ダイヤモンドを産するが、とある山中に
誰も底まで降りて行けないほどの深い峡谷があり、谷底に多量のダイヤがある。
人々はこの谷底に脂身の少ない肉を投げ下ろすと、この山地に住む白鷲がこれを掴んで
岩山の上まで持ち出してこれを食べようとする。人間がこの鷲を追い払い、肉を得ると
その肉にはダイヤが一面に張り付いているのだとか。
またある者は、白鷲が肉を食べたあとの排せつ物からもダイヤを得ると言う。
参考文献
『マルコ・ポーロ 東方見聞録』
最終更新:2015年08月15日 04:28