- ヘロドトス『歴史』巻二によれば、エジプト人はネコが死ぬと、
ブバスティスの埋葬所へ運んで、ミイラにして葬っていたという。
犬が死んだ場合には、持ち主が各自自分の町の墓地へ埋葬していたとのこと。
ネコと見られる小動物の足跡がついた六世紀末~七世紀初頭の
須恵器が発見されたという。
「杯身(つきみ)」と呼ばれる蓋付き食器の内側に直径約3cmほどの爪の無い肉球の跡が残っていたという。
ネコの日本への渡来は通常八世紀ごろ、奈良時代と見られるが、
この足跡をネコのものだとするなら大幅に覆るという。
(その他、
壱岐の
カラカミ遺跡から2100~2200年前、弥生時代のイエネコの骨が
発見されたという情報もあるようだが、良いソースが見当たらなかったので保留。いずれ)
参考文献
『歴史(上)』ヘロドトス
産経新聞2007年9月4日記事
最終更新:2018年01月01日 22:14