名前を当てて撃退する

  • 『グリム童話集』「がたがたの竹馬こぞう」〈KHM55〉
   →粉ひきの娘が小人(コボルト)に助けてもらい王の妃になるが、
    その代わりに子供を差し出す約束をしてしまう。
    小人は3日のうちに自分の名前を当てることができたら約束を反故にしてやってもよいというが、
    思いつくどんな名前も当らない。が、あちこちに派遣していた部下の一人が、小人が独り言に
    自分の名前を歌っているのを聞いて報告したので、それを言うと、小人は腹立ちまぎれに
    自分の体を自分で割いて死んでしまう。


      参考文献

『完訳グリム童話集(2)』


最終更新:2015年06月06日 01:19