→子供が大変多く、名付け親になってくれる人の心当たりがなくなってしまった男が、
郊外に出て最初に行きあった人に名づけ親を頼めばよい、という夢を見て、その通りにする。
名付け親を引き受けた男から、死神を見るやり方と、それによって病人を助けられる水をもらう。
→子供の多い男が、往来で最初に行きあったものに名づけ親を頼もうとして出かける。
最初に出会った神様には、富める者を贔屓しているという理由で断り、
二番目に会った悪魔には、人間に悪さをするという理由で断る。
三番目に出会った死神に、誰でも分け隔てをしないという事で名付け親を頼む。
その死神は子供が大きくなった後、自分の立っている位置によって病人が生きるか死ぬかを
判別する方法と、生きる患者に対して与える薬草を教える。
参考文献
『完訳グリム童話集(2)』
最終更新:2015年06月02日 18:07