→十二人の息子を持つ王様が、次の子が女の子だったら兄たちは殺してしまおうとする。
母親が兄たちを逃がした後、末の妹が兄たちを探しに出かける。末の弟の機転で再会を果たすが、
彼らが住んでいた魔法の家の花を摘むと兄たちは鳥になってしまう。
以下、
身内を人の姿に戻すの話型へ。
→七人の男の子ばかりをもつ父が、ついに女の子を授かるが、その洗礼のための水を
兄たちに汲んで来させようとし、その帰りが遅いため怒って「からすになってしまえ」と言い、
七人兄弟はみなカラスになってしまう。
成長してこのことを知った妹は旅に出て、兄弟たちがいるガラス山に到着、
再会したのをきっかけに兄弟は人間の姿に戻る。
→継母に魔法の衣で白鳥にされた兄たちを、妹が救う筋。
兄たちを見つけてからは上記KHM9、KHM25とほぼ同じ。
参考文献
『完訳グリム童話集(1)』
『完訳グリム童話集(2)』
最終更新:2015年06月03日 05:02