サラミスの海戦


  • これに先立ち、アテネがデルポイに神託を求めたところ、「木の砦に拠れ」という答えがあり、
   これをアクロポリスの意味に解する人々に対してテミストクレスは船の意味と介し、
   海戦に至ったと言われる。

  • ギリシアの快速の三段櫂船がペルシア軍の船の側面に機敏に回り込み、舳先に装着された衝角で体当たりをかけて
   船体に穴をあける作戦が奏功し、ギリシア軍側の大勝に終わった。


  • プリニウス『博物誌』に、この戦いの際に、角の形をした星(=彗星?)が現れたと言い、
   これを「角星」と呼ぶという記事がある。

      参考文献

『図説ギリシア』周藤芳幸
『プリニウスの博物誌』


最終更新:2016年02月03日 05:04