- ゲーテ『イタリア紀行』に、「ケレス女神がこの地方に特に豊かな女神を垂れている」という評判を記しており、
シチリア島が特に農作物の収穫に恵まれていたと一般に認識されていた事が知られる。
。プリニウス『博物誌』第二巻に、シチリア島がイタリア半島から自然の力で「引き裂かれて」できた島である、
という記述があり、プリニウスはそのように認識していた模様。
- 同じく『博物誌』第三巻に、シチリア島が三角形をしているところから、
「トリナクリア」とか「トリナキア」といった古名があったとする記述もある。
また、シチリア島とイタリア半島との間の海峡が、
スキュラの棲む暗礁と
カリュブディスの渦巻の
ある難所である、としている。
参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅰ』
『イタリア紀行(中)』ゲーテ
最終更新:2017年06月17日 02:49