アル=フワリズミー

  • 九世紀ごろ、イスラム圏のバグダッドで活躍した数学者。

  • ユークリッド幾何学などのギリシャ数学、およびインド数学などに通暁し、
   0を用いた十進位取り記数法をアラビア圏に初めて紹介した。
   また、「アルゴリズム」はこのアル・フワリズミーの名前から取られた言葉。

  • 著書に『ヒサーブ・アル=ジャブル・ワル=ムカーバラ(アルジャブルとアルムカーバラの計算の書)』がある。
   数学史上最初の体系的な代数学書であり、代数学を表す「algebra」はこれを語源とする。


      参考文献

『数学の想像力』加藤文元


最終更新:2013年10月20日 01:44